分からせるために必要なこと④
まず、作戦ってか俺のやることは一つ。
とにかく隠れながら、ベアーイーター共に攻撃を仕掛けること。
その間、侯爵令嬢ちゃんはなるべく元来た道を戻った場所で、『念話』と俺の『五感共有』で情報を得つつ、待機だ。『念話』は繋げたままでも、どうやら魔力を回復するのに集中するのであれば、ギリギリ回復するらしい。なんか魔力濃度だかってのが、この辺、微妙に高いんだってよ。そのおかげでもあるらしい。
俺は天井から、ぼろんと『触手爆弾』を投下する。
ブクブクと膨れながら空中で破裂し、巣の中に酸霧が広がり、ベアーイーター達に降り注ぐ。
「!?」
突然のことに二体のベアーイーターが、動揺していた。
――しゅうしゅうと音はすれど、肉が泡立つような音ではない。酸の毒性は強くはしてあるが、霧状ではそもそも威力が分散してしまうようだ。
やはり粘度を高くして霧状にせず、直接ぶつけるべきだろう。
二体のベアーイーターは警戒態勢に入り、巣を縦横無尽に這い回るが、逃げていく様子はない。あくまでクイーンの護衛というわけか。
そこら辺は、侯爵令嬢ちゃんとラフレシアが問題ないと言っていたけど、正直、侯爵令嬢ちゃんの方に走っていくんじゃないかとヒヤヒヤしていた。
まあ、だったら外で煙玉入れた時に出てくるよなって話なんだが。
……このまま『触手爆弾』でダメージを稼ぎたいが……そうすると直接ぶつけないといけない。二体の奴は無理だな。狙うとしたら、未だとぐろを巻いて動かないクイーンだろう。
(クイーンを直接狙う)
(了解。ただ、警戒している今、それをやると見つかると思うから気をつけて。上位種なら、あんたを引きずり出す力を持っているかもしれない)
アントベアーも『潜土』を持っているっぽく、ならばそれを捕食するベアーイーターが対応する力を持っていてもおかしくない。
死者の森でアンデッドを捕食していた蛙と同じだな。
その面倒くささは骨身に染みるほど理解している。
このまま攻撃していって、相手が俺を見つけられないなら確実に土中に手を加えるだろう。
俺は渾身の『触手爆弾』をクイーンに向かって叩きつけた。
クイーンの胴体の分厚い甲殻にぶつかった瞬間、破裂したが広がらず、べっとりとした液体が張り付き、じゅうううっと恐ろしい音を奏で出す。
甲殻を順調に溶かしていっている。これならば、肉まで到達するだろう。致命傷にならなくても柔らかい肉が露出すれば、俺の『侵蝕』の力が及ぶ。
――だが、順調にはいかない。
『触手爆弾』を投擲した時に、一瞬だけだが触手を出したのだ。それを警戒していた二体のベアーイーターに察知されて――地面に潜り込んで追いかけてきやがった。
すっごい心がドキドキするな。
幸い、完全に地面に埋まっているならば感知されることはないようだ。ベアーイーターが近くを通り過ぎて行っても気付いた様子はなかった。それだけ地中内での『潜伏』の隠密効果が高いってことだな。
ただ、これ以上身体を晒せば、居場所を確定されて雑にでも攻撃を仕掛けてくるだろう。
だから今はクイーンへ与えたダメージが蓄積していくことを待つべきだ。
――けど、不意にカシャンと音がする。じゅうう、という酸が甲殻を溶かす音がその落ちたような音がした方に『ついていって』いた。
おい、待て、もしかして甲殻を分離したのか?
がしゃがしゃじゃらじゃらと音が聞こえてくる。どうやら、クイーンが動き出したらしい。
こっそり目だけ出し、確認すると暗闇の中でクイーンがとぐらを解いていた。
――さっきちょこっとだけ確認して、少しでかいくらいかな、と思ってたけど……改めてみたらなんかデカすぎないか? この場にいる二体の上位種だって、通常種より同じくらい……いや、多少長くて六メートルか……目測だからなんとも言えないけど、最大で八メートルくらいだ。
でも、クイーンは明らかに十メートル以上――太さだって直径一メートルやそこらはある。
加えて身体に纏う甲殻は、身体の一部というよりかは鎧を纏ったかのように何層にも重なり合うような鱗が覆っている。
だからだろう、動く度にがしゃがしゃと音を立てている。
どちらかというと蛇に近くなっている気がする。
ムカデの足ももちろんあって、――けれど使うことはもはやないのか、足というより針のように雑に身体から生えていた。
顔もデカくて、なんというか、まるで……竜だ。
(――竜もどき)
《……竜もどきかあ》
侯爵令嬢ちゃんとラフレシアが同時に呟く。
(なんじゃ、竜もどきって)
(竜になりかけの個体って言われてる)
《進化の方向性が『竜』に向かってる個体だね。マスターが進化した時にワーム系への進化とかあったでしょ? あれと一緒で他種族に舵を切り出してるっぽいね》
(完全に竜ではない?)
こそっとラフレシアに思念だけ通じるように訊いてみる。
《産まれてる別個体がそうでもないから、まだ完全ってわけではないみたい。実際、本当になりかけでまだ前の形状の名残があるし。もう一度進化すれば、もしかしたら遺伝情報も最新のものに切り替わるかもね。……まあ、今の状態でも産まれる可能性はあるけど》
うーん、やばそう。
んで、竜についてちらっと聞いたら、ブレスっていう魔法に起因する力をあるから、ほぼ確実に魔法系の力はあるってさ。
つまり、――――現在進行形で土がぐらぐら泡立っている――昔デカ蛙にやられた『大地操作』をやられております!
俺は為す術もなく、引きずり出され大地に降り立つ。
即座に『発光』の球体つき触角を垂らし、巣を照らす。
――やっぱり溶かしていた甲殻は分離されてしまったようだ。鱗の数枚が地面に落ちて、じゅうじゅう空しく溶けている。もう! そういう肉体操作できるから、上位種って嫌い! しかも新しく甲殻が生えてきてるし! 本当面倒臭い! ブーメラン刺さってるって? 知らねえよ!
まあ、幸い分離した部分は柔そうな感じがするから、張り付いて無理矢理引っぺがすことが出来るかも。
クイーンが身をくねらせながら、蛇のように突っ込んで来る。重そうな見た目のくせして、とんでもなく俊敏だ。顎の下についたぶっとい顎肢が展開され、俺を串刺さんとしてくる。
俺は触手を駆使し、とっさにその場から大きく跳び退く。
巨体が火花を上げながら、通り過ぎて行くのに若干の恐怖を覚えながら、次の行動を――移す前になんか俺の身体にぶっ刺さったようで揺れてしまう。
見ると身体の側面に細い針状のものが甲殻を突き破って刺さっていた。……これ、クイーンの足だな。ただ、クイーンに繋がっているわけじゃなく、射出したっぽい。もはやムカデ足が足じゃなくて武器と化しているのか。……こっち方面に雑に射出したっぽいな。すぐに生えてきてるし。飛び道具持ちとか予想外も良いところなんだが。
(大丈夫!?)
(問題なし。刺さっただけだ)
侯爵令嬢ちゃんが心配してくれたけど、俺としては軽傷も良いところだから、そう言っておく。引き抜き、適当にそこら辺に放っておく。
クイーンがぐりゅんと滑らかにカーブして、こちらを振り返り、軽くとぐろを巻くようにして鎌首をもたげた(腹は鱗状じゃなく、甲殻だな。鱗より薄そうではある)。その左右にお供のベアーイーターが並ぶ。
さて、軽く交えてみたが……まあ、なんとかはなりそうだな。クイーンもクイーンと呼称しているけど、『王種』ではないっぽいし理不尽さは感じない。まずはお供のどちらかを切り崩そう。逃げるにしても、まずあいつらをどうにかしないと侯爵令嬢ちゃんがこの巣を越えられないからな。
――『触手爆弾』の酸は、クイーンには効果が薄いけどお供には刺さるはず。小さいから当てづらいけど、頑張って当てていこう。
他には『発電器官』による電撃も、たぶん通るはず。
あとは、ワームくんの噛みつきによる甲殻の破壊も有効かも。ただ、それはお供限定だが。クイーンはデカすぎるし、甲殻のパージがあるから効果は薄いだろう。
ちなみにワームくんの牙は意外に硬い。勇者の村にいるクレナイちゃんっていう子が俺のワームくんを調べたんだが、なんでも牙が銅とエナメル質が合わさった合金となっているのが分かったらしい。いわゆるオリハルコンだ。
まあ、さすがに伝説上の物質並の硬さとは言えないけど――その牙は剣と打ち合えるほどだそうだ。
そんな牙を使って、チェーンソーの刃を一新した。
ただ、残念ながら牙を引き抜いて即時再生しても材料不足やエネルギー不足だとただのエナメル性の牙になっちゃうから量産は出来ない。
それにオリハルコンの牙は成形が中々に難しいから戦闘中に新たな武器などを造ることはまだ無理だ(その関係でお城でチェーンソーを造った時は牙を使えなかった)。
壊れればそれまでだけど、たぶんこの強化ならお供達程度の甲殻ならズタズタに出来る。
身体に一機だけ仕込んでいるから、然るべきに出して奴らを引き裂いてやろう。
『触手爆弾』を一つ生成し、お供の一体に向かって投げ付ける。
しかし、ベアーイーター達は一斉に動き出し、『触手爆弾』を俊敏に躱しながら突っ込んできた。お供共のムカデ足が横に伸ばされ、まるでノコギリ刃のようになる。触れたら、瞬く間にズタズタになるだろうが――残念ながら俺は即死でなければ致命傷はなんら問題ない。
俺は一体に向かって飛びつき、奴らに比べれば薄い甲殻や豚肌をぐちゃぐちゃにされながらも触手を上手く使って絡みつく。
「!?」
胴体にしっかりと張り付くと、ベアーイーターが嫌がるように身体をばたつかせる。その程度じゃ俺は引き剥がせんぞ。
触手で胴体を締め付けつつ、『発電器官』のプラグ二本をベアーイーターにつけながら、放電。
派手に紫電が迸る。何気に効いているようでベアーイーターの身体がビビビビと小刻みに震えていた。
チェーンソーで斬りつけたくもあったが、クイーンが顎肢を伸ばしてきたので断念した。代わりにお供の胴体に『触手爆弾』を叩きつけ、離れる。
じゅうう、と音を立てながら甲殻を溶かしていく。――多少、痛覚があるのか肉には達していないが、「しゃー」みたいな鳴き声(?)を上げながらゴロゴロと転げだす。なんとか酸液を地面で拭おうとするが、生憎と生半可なことじゃ取れないぞ。
あれは放っておいても問題ない。次は――。
そう思っていると、クイーンが俺に向かって口を開けていた。噛みつかれるのか、と思って、もしそうなら逆に口の中に突っ込んでやろうと思っていた。
だが、その時、侯爵令嬢ちゃんの『念話』の声が響く。
(ブレス! 避けなさい!)
(マジかよ)
クイーンの口から、どす黒い霧状の何かが噴出してくる。毒か。――俺は色んな毒を持っていて耐性もあるけど、他者のものは例外だ。普通に同じような酸でもダメージを受けてしまう。
それを分かっているから、余裕をこいているヒマなんてなかった。
幸い、ブレスは魔法っぽいものだからか『大地操作』の効果が切れて、地中に逃げ込むことが出来た。
でものんびりはしていられない。ブレスを吐き終わったら、『大地操作』は再開されるだろうから、ブレスの影響範囲から逃れないと普通に死ぬ(どんな効果は分からないが、ろくなものじゃないのは確かだ)。
――クイーンのブレスは仲間にはほとんど影響がないのか、ブレスを直に浴びたっぽいのにお供に何かしら起こった様子はない。
そんでやっぱりというか、すぐに『大地操作』が発動して俺は地中から吐き出されてしまう。
と、同時にクイーンの尻尾が俺が現れた場所に向かって振り下ろされる。
――頭良いね。初めからブレスを地中に逃げて避けられることを想定していたのだろう。でも、引きずり出すことも簡単だと分かっていたからか、それを込みで感知やらなんやらで網を張っていたってところか。
触手を駆使しつつ跳び退くが、――後ろ脚が叩き潰されてしまう。見事にぐっちゃりお尻と後ろ脚がなくなっちゃったよ。
(ちょっと!?)
(あー大丈夫大丈夫)
(そうは見えないけど!?)
(心配すんな。ちょい小さくはなるけど問題ない)
俺はそう、侯爵令嬢ちゃんに言って即時再生をする。でも、身体は一回り小さくなってしまった。
まあ、即死しなかったしチェーンソーは無事だから良いや。
ちなみにだが、潰されると分かった瞬間に体内の酸の濃度を上げたから、その体液を浴びたクイーンの甲殻は溶けているよ。
向こうも甲殻を分離出来るから、問題ないけど追撃は出来なくなっていた。
うーむ、能力的に向こうに多少軍配が上がるかな。けど、覆せるほどだ。そういう意味では五分五分だろうな。それに五分五分であるのは、相手に味方がいることが前提だ。
ちらり、と先ほど酸液を当てたお供のベアーイーターを見やる。
もう甲殻を溶かし、肉まで到達している。それでもなお溶かし続ける酸に、ベアーイーターはビクビクと瀕死状態だ。すぐにでも『侵蝕』をかけたいが、ブレスがほんのり残っているから下手に手出しはしない方が良い。
(……ブレスの連続使用はあるか?)
(可能性はあるけど、低いわ。少なくとも味方にダメージを与えないように内在魔力を多めにしてるはずだから、今みたいに守るためにやることはあっても無闇矢鱈にはやらないはず。知能が高いみたいだし、あんたに地中内に逃げられることを想定しているなら魔力の無駄使いはするべきじゃないって判断をしているかも)
うーん、つまりは仲間のことを考えているからこそ、手出しがしにくいって感じか。だとすると俺の『侵蝕』を使って操っちゃうと形振り構わなくなるかもしれないのか。
(あの瀕死の奴を操る時には連絡する。んで、そいつを使ってもう一体かクイーンの足止めするから、そん時はよろしく)
(了解。準備はしておく)
有利になっても勝てるとは限らない。むしろ相手が形振り構わなくなる可能性だってあるからな。
そういう意味では、たとえ瀕死にしたとしても油断してはならない。起死回生は十分にあり得る。勇者の村が襲われた時、瀕死にした蜘蛛脚があるゾンビに一歩間違えれば返り討ちにされそうになった過去があるしな。
だから、そのときは一気にたたみかけてやるのだ。
仕上げをやるぞ。
『触手爆弾』を生成し、瀕死になっているベアーイーターに向かって、比較的遅く放物線を描くように投げ付けた。
やはりクイーンの行動は早く、瀕死の奴の盾になるように自らの身体で『触手爆弾』を受けた。同時にムカデ足の針を乱射して、俺の接近を牽制してくる。さらにもう一体のお供も急接近してくる。
ムカデ足弾の乱射は続いているが、普通に弾きながら近づいてくる。
俺はムカデ足弾の猛火に動きを止められていると、お供が俺に巻き付いてきた。
悪手だろう――そう思って、『触手爆弾』やら何やらで反撃しようとすると――クイーンが口を開いてきた。
……あらま、向こうもたたみかけてきたのか。足止めして地面にも潜らせず、仕留めるつもりか。
ああ、それは不味いなあ。
――そっちがな。
俺は巻き付いてきているお供の口を、触手で無理矢理こじ開け、ワームを突っ込んでやった。『侵蝕』もせずに突っ込んで操るとなると、動きはかなり鈍いが、俺を隠すようにするぐらいなら十分余裕がある。
そしてクイーンに俺が見えなくなったであろう瞬間に、地面へと潜り込み、奴に向かって行く。
(良い感じに無事な方の制御を奪えた。クイーンの方に攻撃をやってもいい)
(オーケー!)
そう侯爵令嬢ちゃんが言うと、すぐさま巣に入ってきた。
「――!」
クイーンが侯爵令嬢ちゃんに気を取られる。
俺は奴の死角――それも瀕死になっているお供に触手をつけることに成功して、『侵蝕』でほぼ一瞬にして制御を奪ってやった。
ここでチェーンソーの出番だ。にょきっと背中から生やして、触手で掴んでおく。
触手を伸ばし、クイーンの背中に張り付き、そして『触手爆弾』を鱗に向かって叩きつける。
どじゅうう、と音と共にクイーンが「!?!?」と困惑したようにしながら、とっさに鱗を剥がし、即座に再生する。
そんな再生したばかりの鱗に向かって、俺はチェーンソーの爆音を響かせ、回転する刃を思い切り押しつけた。
やはり狙い通り、再生した瞬間はまだ硬度が安定していないようで、容易くズタズタに引き裂くことが出来た。
そのまま露わになった肉にチェーンソーの回転刃を押し込むと、肉を即座に挽肉にして血を噴水のようにまき散らせていく。
クイーンが「んぎゃああああぅ!」みたいなすんごい悲鳴を上げて、転げ回りそうになる。だから俺はすぐさま背中から跳び退いた。
ちなみにチェーンソーの一部にはしっかりと俺の刺胞触手を絡ませておいたので、痛みは万倍にもなるだろう。
「――ちょっ――トドメはそっちで刺しなさいよ!?」
さすがの侯爵令嬢ちゃんも、やたらめったら暴れるクイーンには近づけないらしい。
うん、これはこれでちょうどいいかな。お供もクイーンも全部、俺がトドメを刺せるな。正直、一体くらいは侯爵令嬢ちゃんが倒しちゃうかもとは思ってたんだ。
「うー!」
俺は頷きながら、『触手爆弾』をニュッと生やすとクイーンに向かって何度も何度も叩きつけていく。
そうして一分程度、連続で叩きつけていると――――そこには溶けかけた大きな肉の塊が残るのみだった。
動きはもうないが、無駄に生命力が高いのか魂は抜けていない。
……このまま放置は哀れだから、ひと思いに命を絶ってやろう。
俺はクイーンの頭に張り付き、『侵蝕』で制御を奪った瞬間に、肉体をぐちゃぐちゃに改変させて生物としての命を終わらせた。
『レベル51に上がりました。『擬態』の熟練度が上限に達しました。条件を満たしました。『体色変化』を取得しました。『性質変化』を取得しました。『触手爆弾』の熟練度が上限に達しました。『毒性操作』の熟練度が上限に達しました。『神経毒』の熟練度が上限に達しました。条件を満たしました。『出血毒』を取得しました。――条件を満たしました。『毒性操作』『粘液』『神経毒』『麻酔』『出血毒』を統合し、『薬毒』に出来ます。統合しますか?』
あー、統合、久しぶりだなあ。もちろんイエス。
『確認しました。『薬毒』を取得しました。――進化条件を満たしました。以下に進化可能です。『グリム・リーパー』『フォールン・エンジェル』『マッド・ドクター』『バッド・ナース』『ジト』』
そんな機械的な声を聞きながら、俺は侯爵令嬢ちゃんと共に息をつくのであった。
次回更新は11月28日19時の予定になります。もしかしたら23日10時頃に更新が出来たらするかもしれません。




