7、更なる強さへの1歩
書き直しや書き加えをしているので改めて読んで見て下さいね。
特に5話は間違って書いている途中に投稿されたので変な感じになってしまいました。
続きを書いているので改めて読んで下さい。
次の朝、誰かが体を揺すってくる。
「う~~ん、何なんだぁ」
「もう朝よ、起きて」
「もう朝なのか?まだ眠たい」
欠伸をしながら目を擦る。
「朝ご飯はどうするの?」
「食べる!」
「今日は焼き魚だよ」
「美味しそうだ」
「「いただきます」」
手を合わせて食べ始める。
「やっぱりお米がないと物足りないな」
「仕方ないよ、市場やお店でも売ってなかったもん」
「目的の1つはお米だ!この世界にあるか分からないけど」
「私も食べたいし、それいいかも」
話をしながら食べ終わる。
「今日は試したいことがあるから試してみるよ」
「私は何をしたらいい?」
「お前は先ず魔力を感じる所から始めろ」
「感じるって?」
「まず、目を閉じろ」
千影は目を閉じる。
「まず1つ目、自分の心臓の音に耳を傾けながら血の流れを感じろ」
「2つ目、血の流れとは別の流れを感じろ、それが魔力だ」
「3つ目、魔力を放出する感じで生活魔法で水を出してみろ、イメージが大事だからな」
「最低でも、そこまでは出来るように頑張ってくれ」
「頑張ってみる」
「じゃあ俺は少し外に出てくるから、これ渡しておく、魔力をこの指輪に通すと念話が使えるから」
「念話ってあの念話?小説とかで出てくる喋らなくても会話出来るようになる奴!」
「そうだよ」
「ありがとう♪これでいつでも話せるね♪」
千影はとても嬉しそうだ。
「魔力を操れるようにならないと使えないよ」
「テンション下がること言わないでよ~」
「じゃあな、頑張れよー」
俺は外に出た、出た後は忘れずに入り口の空間を歪める。
しばらく歩いていると開けた場所に出たので試してみよう。
目を閉じ、血と魔力とは別の流れを探す。
1時間くらいたった頃。
「見つけた!」
見つけた流れを血の流れに合わせて全身に流す。
その瞬間!力が溢れてくる。
【身体強化(闘)】を取得しました。
俺が探していた流れとは闘気の事だ。
「予想どうり!まだまだ!」
更に俺は闘気と魔力を1つにするため集中する。
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あれからしばらく時間が経ち、もう夜になってしまった、それでも俺は続ける。
あと少しで何かが掴めそうだ。
その時、頭に太陰太極図のマークが頭に浮かんだ。
太陰太極図とは白と黒の勾玉を重ねり、丸い円になった感じのやつだ。
太極太極図をイメージしながら魔力と闘気を合わせる。
合わせた瞬間、自分の全てが作り変えられてゆく。
全身に力がみなぎり全能感を感じる。
「【森羅万象】を取得しました」
神の力を手に入れた事により【鑑定眼】が【神眼】に超越しました。
「【身体強化(魔)】と【身体強化(闘)】を1つに超越します。」
「【超越強化∞】に超越しました。」
「【超越強化∞】は神気を操ることができ、【森羅万象】は全てを創造でき天変地異を起こす事も出来ます。」
「2回目の超越を確認しました、LUK以外のステータスに10000のボーナスが付きます。」
「3回目の超越を確認しました、LUK以外のステータスに20000のボーナスが付きます。」
神の力まで手に入れたのは予想外だけどやっぱり…………。
最高だーーーーーーー。
テンションが高いまま俺は武術を覚えるために動画で見た武術の型をうろ覚えだけどやってみた。
ついでに闘気による攻撃も練習する。
しばらく続けていると刀術の時と同様に動きが変わる。
「【武術 Lv.1】を取得しました。」
「【闘気術 Lv.1】を取得しました。」
更に【武術】のスキルによる動きを頭に記憶し、スキルに頼らず動けように続ける。
しばらく続けていると…………。
「【武術】スキルのレベルが上限に達しました、限界を超越します」
「【武術】スキルは【武神】スキルに超越しました」
「【闘気術】スキルのレベルが上限に達しました、限界を超越します」
「【闘気術】スキルは【闘神】スキルに超越しました」
「4回目の超越を確認しました、LUK以外のステータスに40000のボーナスが付きます。」
フゥーーーーーーー、息をゆっくり吐く。
よしっそろそろ帰るか、そういえば近くに湖あったような?、汗を流して帰ろう。
湖に向かう途中、いくつかの魔物の足音が近づいてくる。
今日は運がいい、実験材料が向こうから来るなんて。
俺が試したいのは感知と威圧のスキルが手に入れる事だ、森羅万象を使えば簡単にスキルも作り出せるがあれは反則だ、ヤバい状況になるまではあまり使いたくない。
俺は目を閉じ集中しながら気配を探る。
【魔力掌握】のスキルで魔力を完全に操り霧のように極限まで薄く伸ばす。
「【魔力感知 Lv.1】を取得しました」
「【気配察知 Lv.1】を取得しました」
…………………見つけた!…………数は………12匹か……。
上手く気配を消しながら俺を包囲している。
すぐに【神眼】でステータスを確認した。
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グレイウルフ Lv.24
HP=6000
MP=1800
STR=3780
VIT=2400
AGL=5300
INT=1700
RST=2800
LUK=25
スキル
【遠吠え】
【噛みつき】
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グレイウルフ Lv.30
HP=8300
MP=2600
STR=4320
VIT=3000
AGL=6000
INT=2300
RST=3000
LUK=30
スキル
【遠吠え】
【噛みつき】
【高速移動】
【集団指揮】
称号
【群れのボス】
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昼と夜じゃ魔物の質がやっぱり違うな、昨日戦った3匹のゴブリンはLv.7が一番強かったけど、今俺を包囲してる魔物はLv.20以上の奴ばかりだ。
Lv.30の奴が群れのボスだろう。
まぁ、俺の相手にはならないけどな。
魔物の集団が俺に襲いかかろうとした時。
俺は敵に殺意と魔力による圧力をぶつける。
「【覇気】を取得しました」
魔物達は押さえつけられたように身動きが出来ず、気絶している。
「あれっ威圧のスキルじゃないんだ?」
疑問に思いながら気絶した魔物にトドメを刺して血抜きをする。
タタタタッタッタッターーーーーーーー
タタタタッタッタッターーーーーーーー
タタタタッタッタッターーーーーーーー
タタタタッタッタッターーーーーーーー
タタタタッタッタッターーーーーーーー
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14回も頭の中でレベルアップ音が流れやがった、うるさ過ぎる!
「よしっ血抜きは終わったし収納してさっさと汗を流しに行こう」
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汗を流して帰って来た。
「ただいま~」
「お帰りなさい、帰ってくるの遅かったけどなんかあった?」
「魔物の肉が手に入った」
「食べられるの?」
「お前は気付いてなかったみたいだけど宿屋で食べた料理は魔物の肉を使っていたよ、あの美味しかったステーキ」
「嘘っ!本当に?」
「あぁ」
「まだ解体してないから手伝ってくれないか?」
「いいけど初めてだから時間かかるよ」
「明日にしようか」
「ご飯出来てるよ」
「ありがとな」
「まだ出来ること少ないし食事くらいはしないと」
「食べようぜ」
「うん♪」
俺達は食事を食べた後、今日の成果を話し合う。
「今日は覚えたいスキルがあったからいろいろ試して覚えることが出来たよ、ちょっとシャレにならないくらい強くなってしまった」
「そこまで言うななんてヤバそうだね」
「まぁそのおかげで危険は少なくなるしお前も守れる、明日からお前を強くするために側にいるんでよろしくな」
「うっうん」
千影は顔を赤らめて頷く。
「私の方は魔力をどうにか感じる事が出来た、残念ながらスキルは覚えることが出来なかったけど」
「続けるしかないよ、そろそろ寝よう」
「そうだね」
「「お休み」」
【ステータスについて】ーーーーーーーーーーーー
ジョブ=【】《》
その者が最も適した職業が記される、ジョブのレベルを上げることによってジョブがクラスアップしステータスが劇的に上がる。
《》で|記された職業は固有の職業でジョブレベルが無い代わりに厳しい条件を満たす事によってクラスアップする。
固有職は条件が分からないので条件を満たした奴はあまり存在しない。
クラスアップしてもクラスアップ前に覚えたスキルは使えるし引き継ぐ。
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HP=体力、生命力、無くなると死ぬ。
MP=魔力の量、無くなると気絶する。
STR=力の強さ、物理攻撃力に影響する。
VIT=相手からの物理で攻撃された時による耐性。
AGL=速さ、攻撃や移動の速さに影響する。
INT=魔力の強さ、魔法の威力に影響する。
RST=魔法で攻撃された時による耐性。
LUK=運、様々な事に影響する。
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固有スキルーーーーーーーーーーーーーー
固有の職業でしか得られないので他のスキルと比べると強力なスキルが多い。
パッシブスキルーーーーーーーーーーーー
常にスキルが発動している。
発動を止めることも出来る。
アクティブスキルーーーーーーーーーーー
自分の意思で発動しないと効果を発揮しない。
【スキルのレベルについて】ーーーーーーーーー
レベルが上げるとスキルの効果が上がり、熟練することによってレベルはあがる。
∞=スキルのレベルが上限に達し上限を越えた最強の証、限界が無い。
普通は上限に達することはなく、人生を終える。
超越者だけのスキルレベル
10=神皇 級
9=超越神 級
8=邪神 級
7=神、女神 級
前人未到ーーーーーーーーーーーー
6=達人級
5=上級
3~4=中級
1~2=初級
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