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【超越者は神さえ越える】  作者: †漆黒†
第1章【さっそく逃げる】
2/10

2、最初の行動

魔方陣の光に包まれた後、気付けば周りはお城のような所だった。


「何なんだここはっ!」


「どこなのよっ!ここっ!」

「さっきまで教室だったのにっ!」


「すげぇ~~、お城みたいだ~!」


クラスの連中は混乱している。


「うるさい連中だな」


意外に俺は動揺していなかった。


多分、異世界ものの小説ばかり読んでいたせいだろう。


こうゆう時は説明してくれる人がいる筈だ。


「皆さん、落ち着いてください!」


突然のその声に、シ~ンと静まり、声の主にみんなが注目した。


そこには清楚系の綺麗なお姫様がいた!


みんなが見惚れる中、お姫様が話し始める!


「皆さん、突然の召喚すみません」


「ここはアースガルド王国、私はこの国の第二王女シルヴィア=アースガルドです」


「私達の国は魔王軍になかなか勝てず魔王軍に対抗する為に召喚させてもらいました」


「すみませんがどうか力を貸して下さい!」


綺麗なお姫様はみんなの前の方にいたイケメンの生徒の手をとり言った。


「いいですよ、僕達に任せて下さい!」


イケメンの生徒は顔を赤らめながらあまり考えず答えた。


「ありがとうございます、詳しい話しは国王の所で話しますのでついて来て下さい」


その時、一瞬目が合った気がするけど多分気のせいだろう。


ぞろぞろとみんなが姫様の後ろからついて行く。



みんなが移動する中、俺は。ーーーーーーーー









少しイライラしていた。


「あのバカ、あまり考えずに答えやがって!誰も反対する奴はいないのかよ!」


「だかテンプレな展開だな、まずは現状把握(げんじょうはあく)だ」


俺は迷わず頭の中で(とな)える!


「ステータスオープン!」


唱えた瞬間!


目の前にゲームでお馴染みの画面が現れた。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



名前【睦月(むつき) 深夜しんや】 Lv.1


ジョブ《超越者(ちょうえつしゃ)


HP=1500


MP=1500


STR=500


VIT=500


AGL=500


INT=500


RST=500


LUK=10


固有スキルーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


【潜在能力∞】【超越記憶】【超越成長】

【鑑定眼】【メニュー】


パッシブスキルーーーーーーーーーーーーーーーーー

【自然治癒 Lv.1】【魔力回復 Lv.1】【無詠唱】



アクティブスキルーーーーーーーーーーーーーーーー

【空間魔法 Lv.1】


称号ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【超越せし者】【運のない男】《異世界人》


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



おぉぉぉ!なんか凄いぞ!……運が低いけど…………。


とりあえず他の奴を見て比較してみよう。


頭の中で鑑定と唱える!


もちろん、残念イケメンに鑑定を使ったみた。







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前【西園寺(さいおんじ) 光輝こうき】 Lv.1


ジョブ《勇者》


HP=5000


MP=5000


STR=5000


VIT=5000


AGL=5000


INT=5000


RST=5000


LUK=77


固有スキルーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【鑑定】【限界突破】【聖剣技 Lv.1】【聖魔法 Lv.1】

【カリスマ】


パッシブスキルーーーーーーーーーーーーーーーーー

【全能力増加 Lv.1】【体力増加 Lv.1】【魔力増加 Lv.1】

【剣術 Lv.1】

アクティブスキルーーーーーーーーーーーーーーーー

【聖剣技 Lv.1】


称号ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【勇者】【残念イケメン】【異世界人】


ーーーーーーーーーーーーーーーー


な ん だ と………。


俺より強いんですけど!…………。


奴は赤い**かっ!!



そんな事より自分の事だ!


俺の予想が正しければ、ここから出て行く必要がある。


国王の話を聞いてから判断するけど準備はしておこう。


まずは、自分の存在を隠すため魔法を使う。


空間魔法を応用して俺の周りの空間を(ゆが)めて光学迷彩みたいに見えなくして気配も遮断(しゃだん)しておこう。


魔法は基本想像力が大事だ、魔法を使うために自分の中の魔力に意識を集中していく………。


「多分これだな」


体の中心に魔力を感じる、その魔力を血管みたいに全身に広げ(まと)う。


「【身体強化(魔)】【魔力操作】取得しました」


あとは自分の周囲の空間を(ゆが)めて周りの風景に違和感が出ないよう合わせる想像をしながら魔法を放つ。


「【空間掌握 】取得しました」

「【気配遮断】【魔力遮断】取得しました」

「2つを合成します、【完全遮断】になりました」


空間を(ゆが)めてるから気配や魔力も()れないはずだ。


結果は成功した!誰も俺に気付かない。


体から魔力が消費される感覚が気持ち悪いけど………。


そういえば、頭の中で声が聞こえたけど、こんなに簡単にスキルが手に入るとは思わなかった。


ゆっくり出来る時にスキルの確認をしよう。




とりあえずこの国の王に会いに行くみたいだからついて行ってみるか。


歩き出そうと思ったら一人だけ女子のグループから仲間外れにされてる女生徒がいた。


たしか、クラスの女子にいじめられていた奴だ。


名前が思いだせない。


見た目は(つや)やかな長い黒髪がキレイだが目元まで前髪が伸びてて顔が隠れて暗い感じだ。


丁度いい、ここから逃げる時、一人くらい仲間が欲しいから話しかけてみるか。

一般的な平民のステータスーーーーーーーーーーー

HP=200

MP=50

STR=100

VIT=100

AGL=50

INT=50

RST=50

LUK=50



Fランク冒険者の平均ステータスーーーーーーーーー

HP=500

MP=100

STR=200

VIT=200

AGL=100

INT=75

RST=75

LUK=50

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