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1、突然
いつもの朝、耳障りな音が鳴り響く!
「はぁぁ…もう朝かよ、あんまり寝れてないのに……」
眠たそうにしながら着替えて学校へ行く。
俺の名前は睦月 深夜 、18歳の高校生だ。
顔は平凡、少しぽっちゃりしてるし彼女もいない。(悲しい)
昨日はスマホで毎日の楽しみの小説を読んでいて寝るのが遅くなったんだよなぁ。
「やっぱり異世界ものは最高だ♪」
ぼんやりと小説を思いだしてるうちに教室に入り、友達に挨拶して席に着いた。
それから間もなく先生が来て出席をとろうとしたら突然、床に魔方陣が現れ光に包まれる!
ピキーン!
その時、頭に稲妻が走った!(雷じゃないよ)
「この展開はまさか!」