時計
掲載日:2014/01/23
私は毎晩時計に問う。
今何時?
時計は答えない。
朝?昼?夜?
時計はチクともタクとも言わない。
まだ今日なのか?
明日だ。
時計はここばかり答える。
そんなところばかり答えなくていい。
お前が問うたんだろ。時計が笑う。
待ち構える太陽の攻撃に備えて、私は布団を被る。
押し寄せてくる明日、押し寄せてくる時間、
破壊と創造の嵐の中で私はただ嬲られているだけの私を、時計はまた腹を抱えて笑うだろう。
私が笑うなと時計を叩けば、上から太陽がにやりと笑って僕の腕をめった刺しにするだろう。
時計は毎晩私に言う。
お前が昨日恐れていた明日はお前が今後生大事に抱えている今日なんだぞと。
それでも私は明日を恐れる。
新しいものは要らない、古いものは壊されたくない。
ただ、過去と変わらない今を愛していたいから。
拝読ありがとうございました。眠いです。




