誰も世界を平等だなんて思ってない
私はこの世界が嫌い。大嫌い。
この世界は平等じゃない。誰も平等だなんて、思ってない。きっと。
重い病気にかかって苦しんでる人が、この世界にいる。
何の病気にもかからず、日々を平凡にすごしている人が、この世界にいる。
神様はいじわるだ。こんなのってない。
ひどすぎる。
この世界には、裕福な人がいる。
この世界には、貧乏な人がいる。
この世界には、病気の人がいる。
この世界には、健康な人がいる。
この世界には、この世界が平等だと思ってない人がいる。
この世界には、色々な人がいる。
でも、誰も世界を平等だなんて思ってない。
思ってるわけない。誰も。
もしこの平等じゃない世界が平等な世界になったなら、私は神様を信じる。
もしこの病気が治るなら、私は神様を信じる。
もしこの病気で私が死ぬのなら、私は神様を、憎む。
この世界を、憎む。
もし明日私が死ぬのなら、明日この世界を終わらせたい。
この世界に大切なものはない。
この世界に大切な人はいない。
私というこの世界の、私だけの中心がない世界なんていらない。
私が死ぬのなら、この世界のものも人も全部なくなってしまえばいい。
私の今までの苦しみを、味わってほしい。
そして、みんな死んでしまえばいい。
この世界は、平等じゃないから。
私が平等にしたげる。
みんないなくなったら、みんな平等でしょ?
私が死ぬのに、幸せに過ごしてる人が生きてゆくなんて、そんなのイヤ。
そんな世界になるのなら、全部なくなってしまえばいいんだ。
私がいない世界なんていらない。
だってこの世界に大切なものはないから。
この世界がなくなっても、私は後悔しない。
誰もこの世界を平等だなんて思ってないから。
この世界は平等じゃないから。
読んでくれてありがとうです。
暗い話ですけど、暗い気持ちにはならないでくださいです。
感想お願いしますです。
悪いとこドンドン言ってくれて構わないです。
よろしくです。