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9話 現れていく小崎の本性

 最近は生徒会選挙のことや勉強で部活動に集中することができない状況になっている。実は横山先輩の話を聞く前から少し生徒会について野球部の先輩から聞いた事もあった。俺がクラス推薦されどうしようか悩んでいる時に話をした。確実ではないが情報を少しずつ収集していた。

「清洲先輩、ちょっと生徒会について聞きたいことがありまして。時間いいですか。」

「あんまり詳しくないけど一応聞いとこうか。」

「ありがとうございます。僕がクラス推薦されたことは知っていますか。このままだと本当に生徒会に入ることになる可能性が非常に高いです。ですので、万が一の為に生徒会はどんな事をするのでしょうか。」

「生徒会が何をしているかか。うーん、あんまり分からないけど聞いたことあるか、この学校の生徒会は学校で校長程の権力があるらしい。そう聞くとこの学校の生徒会は非常に特殊だな。」

「校長と同じくらいの権力を持っているのか。それは言い過ぎではないですか。」

「噂だ噂。事実とは限らねーよ。でも生徒会の権力はすごいものだと思うぞ。」

少し盛りすぎだと正直思った。でも生徒会はこの学校にとって重要な立ち位置にあると話の内容から伝わってくる。でも一つ気になる点がある。そんなに生徒会の権力が強いの何故学校が成り立っているのか。普通の高校なら生徒会は生徒を代表として働く機関だ。だがこの高校は違う。生徒会が生徒の代表ではなく、学校の代表であるということになる。その目的は何か?一体何の為に?答えはいくつかあると思うが、「生徒の自主性」を上げようとしているのが一番の答えだろう。「自分達でこの高校を創り上げろ」と言いたいのだろうか、それとも先生のやる気がないだけなのか。真相は分からない。そう考えていると、

「着替えるのが遅い。はよしろ。」

一年生は慌てて部室から出る。しかし手遅れだ。遅かったからなのか、山ランをさせられることになった。

しかも今回は全員揃って走らないといけない。1人でも抜けることは許されない。結局全員揃って走ることはできずリタイヤした人が何人かいる。山ランが終わったところで小崎が現れる。そして俺達の前で

「ダメだ、明日も走らす。こんなにリタイヤがいるのは異常だ。タイム全員が切れるまでやらそうか。」

倒れ込む一年が多い中、明日の練習も山ランが確定する。どうやら着替えが遅くて機嫌を悪くしタイムを切れなくさらに悪くなったようだ。

「明日から早く着替えるぞ。」

一年生のみんなで反省して明日の練習に備えた。

そして次の日、小崎の言う通り一年生だけで山ランをさせられる。この日は昨日と違って気温と湿度が高い。汗がいつも以上に出てくる。走れない人はもうすぐに倒れそうなくらいフラフラしている。俺も走りは苦手ではないがこれはキツすぎる。今にも足が攣りそうだ。実際2、3人足を攣って抜けている。ようやくの思いで10周を終える。その後、部室に入りアンダーシャツを変えている時

「荷物は出してきてないのか?」

着替え終わって野球道具を持って部活から出てきた数人に小崎が聞く。

「はい。」

「先に出しとけよ。当たり前のことちゃうんか。」

俺達の今日の練習は山ランだ。道具なんて必要無いに決まってる。この時に嫌な予感がしたがその予感が当たってしまうようだ。

「明日も山ランや。準備もできひん奴が試合に出れるか。」

そう言って明日もまた山ランが決定した。3日連続、おそらく初めてのことだろう。まだ練習というスタートラインにも立てない。

そして3日目、今日は野球道具を出してから山ランに挑んだ。しかし、予想外のことが起きる。

「市川、南原、野瀬はバッティングその他は山ラン。

あと道具は要らん。勝手に出すな。」

昨日と逆のことを言われてしまった。野球道具を出しても出さなくても俺達は怒られる。ならどうすれば良いのだろうか。

(怒りを俺達にぶつけてくるな。)

絶対機嫌が悪いから俺達でストレス発散しようとしている。それに、3人はバッティング練習できる。

部活はこんな感じでただただ早く山ランから解放されたいと思うようになった。そして、横山先輩の話を聞き俺はあいつに痛い目にあわせようと決心することになる。

「まずは生徒会に入ってからだ。生徒会に入ってから勝負だ小崎。」

時計の針は止まることなく、時間が進んでいくのと同時に生徒会選挙までの時間が徐々に近づいていく。

雨見零です。このエピソードはとても時間がかかりました。同時に投稿も遅くなっていきました。最近は日焼けで首が痛くなったり、足がつったり良いことがなくて気分があまり乗りません。これから良いことがあると良いのですが。理不尽スクールライフも次回で10話です。

生徒会選挙の結果はどうなるのでしょうか。イベントが1つ終わろうとしています。内森の計画は上手くいくのか。どんな変化をもたらすのか、次回の生徒会選挙当日のストーリーを楽しみに待っていてください。次回は1週間以内に投稿予定です。

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