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8話 生徒会の存在

 僕は3年選抜進学クラス1組の横山 雄星。生徒会長を務めている。今回の生徒会選挙はなんだか面白くなりそうな予感がした。珍しくスポーツクラスからの推薦された生徒が生徒会選挙に来るなんて思ってもいなかったからだ。実際2、3年生はどちらも不信任で終わっている。「この一年はなんだか面白そうだな。」

「ええ。きっと何か隠れた才能があるのでしょう。」

「生徒会に新たな風を吹かす存在かもしれないな。」

この内森蓮という1年はどんな奴だろうか。生徒会選挙が楽しみだ。

 学年信任投票も終わり、生徒会選挙が3日前まで迫ってきた。

「いよいよ選挙当日が近づいてきたな。このまま生徒会に入るんじゃね。」

「うるさいぞ。俺は入る気はねーよ。」

「内森、これが最後のチャンスかもしれないぞ。そんなんで良いのか?」

「俺をどうしても生徒会に入れたいみたいだな。代わりにお前がいってもいいんだぞ。」

「それは無理な事だな。」

周りの奴らはもう関係無い話だからな。俺は次がラストの勝負になる。選ばれない方法を考えていると1人の生徒が教室に入ってくる。生徒会長の横山先輩だ。

「内森はいるか。ちょっと話があってな。」

「おい呼ばれてるぞ。これは生徒会からも推薦されていることだろ。早く行けよ。」

「分かったよ。行くから。」

これ以上うるさくしても意味ないだろう。俺はすぐに返事をし横山先輩の元へ行く。よく見ると後ろには副会長の島津先輩やその他生徒会、それに一年生の学年信任投票で信任だった3人もいる。

「俺について来い。」

そう言われ俺達は横山先輩について行く。そして生徒会室に到着する。

「これから生徒会について話がある。」

どうやら俺達3人を生徒会に興味を持たせる為に呼んだのだろう。

「クラス推薦された3人は生徒会に入る気はないだろう。十分分かっている。だが今回の生徒会に立候補した人数が例年に比べて少ない。少しでも生徒会に積極的になって欲しいんだ。」

まあ予想はついていた。だが俺は生徒会に今のところ興味は無い。

「生徒会は嫌だと思うだろ。でも良い事だってある。例えば成績は他の生徒より少しプラスになる。特に生徒会長の座はとても優遇される。」

ごめんだが成績が上がるだけでは興味を持たない。

「それにこれは君たちの今後の学校生活にも影響する事がある。」

(学校生活に影響が出る?一体生徒会に何がある。)

そう思って横山先輩の話に耳をかたむける。

「校則や行事の内容、上手くいけば自分の理想の事だって出来る。」

この話を聞いた瞬間、俺の生徒会に対する意識が変わる。

(校則を変える、理想の事…これはチャンスか。)

俺はここで横山先輩に質問をする。

「横山先輩ちょっと良いですか?」

「なんだ。」

「理想の事と仰りましたが、それは先生や学校に影響が出てしまうような事でも可能ということでしょうか?」

「ああ、上手くいけばな。」

これは嬉しい誤算だ。

「つまり悪い言い方をすれば支配する事ができるという事ですね。」

「本当に悪い言い方だがその通りだ。校則は基本生徒会が毎回変えていることが多いからな。自分達のやりたいような学校生活のために学校を変えてしまった先輩もいたそうだしな。」

貴重な情報が手に入った。俺は生徒会に積極的になった。マイナスで捉えていた生徒会、思ったより悪く無いのかもしれないと心の中で言った。

「もう質問は無いか。時間をとって悪かった。各自元に戻ってくれ。」

そう言われ、俺は生徒会室を後にする。教室に戻った直後早速俺の元に牧が来た。

「何かあったか。」

「生徒会の勧誘だ。あまり好感は持てなかったが話はたくさん聞かしてもらった。」

「そうか。まあ選挙もすぐだし頑張れ。」

「励まして無いだろ。」

今話した事は嘘である。俺は生徒会に入ることを決めた。生徒会に入ればこの学校を変えることができる。それは生徒会にしか出来ない事である。生徒会という権力を使って学校そのものを変えてしまう事ばかり考えてしまう。選挙では絶対勝つという気持ちに俺は変化し選挙当日が来るまでワクワクで過ごした。

雨見零です。とうとう生徒会選挙編も終盤に入りました。ネタバレになりますが次回は生徒会選挙に部活の話を挟みながら話を進めていこうと思っています。生徒会選挙まであと少し。一体どうなっていくのか、最初の大きなストーリーはどんな結末になるのか、自分もなるべく早く投稿できるよう全力を尽くします。

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