CLUB ETERNAL
R15含みます!!
いじめ関連な小説なのでご注意おねがいします
ここで働きだして1ヶ月がたった。
結局
親が探しに来るとか
警察がやってくるとか
そんな事なんてことはなく。
毎日1000円だけ店からもらって
それを食事や日用品として使っている。
今日は給料日だ。
私の源氏名が呼ばれて
店長の元へ行く
ここの店は昼から夜中の1時まで営業をしていて
私は オーラスで毎日働いていた。
週1の休み。
指名もとって シャンパンもおろしてもらったりして
通常なら 封筒にパンパンにお金がと言いたいところだが。
現実はそんなに甘くない。
薄っぺらい封筒に
5000円冊
なのに借金は全然へっていない。
何故なら 利子というものがついていて
それを返してるだけな状態ということ。
「はぁー」と
ため息がもれる。
いつまで私はこの生活を続けていかないといけないんだろう。
いっそうこのまま消えてしまいたい
って強く強く願う。
でも、
そんな事をする勇気等なくて
働き蟻のように
毎日 働く。
生活をする為
裕福になる為
そんなんじゃなく
ただ自分がつくってもいない借金の為だけに。
そんな生活を
気づいたら3年続けていた。
黒服「南さんーご指名で」
私は南と言う名前でこの店のNo.1になっていた。
名前を変えることで過去の自分をわすれれた。
借金は半年前に全て返し終えた。
最初はここから早く抜け出したいと
ただがむしゃらに働いていた。
でも、
今はこここそが私の居場所とおもえるほどになってしまったんだ。
1匹狼でやってきた私
裏切られてここへきた私には
この世界は
男を騙しお金を得て
女同士は皆影ではライバル同士
私にとっては
ある意味 天職なのかもしれないと思っていた。
だからこそ
No.1でいつづけれるのかもしれない。
ある日
すごく変わったお客さんが来た。
私の顔をジロジロとみてくる。
「そんな見てー変なもんでもついてますか?」
と営業用スマイルで話す
「い いや」
と相手は答える
年齢的には同世代ぐらいの人
まぁ いいやって思って
きにしないでおこうと思ったら
急に
「もしかして 奈緒ちゃんじゃないよね?」
と。
その名前 かれこれ3年は呼ばれていない名前。
(そうだ 私はそんな名前だった)
と思った瞬間
「お前キモいんだよ」
「オエ 菌がうつるからどっかいけ」
「よくその顔で生きてれるね」
等の 過去に言われてきた事 やられてきた事が
フラッシュバックのようにせまってきて
涙が溢れ出て
過呼吸をおこす。
こんな過去捨てて
せっかく新しく生まれ変わったのにと
おもいながら
私は 意識を手放した。
読んでくださりありがとうございます。