基礎魔法訓練終了
7日目、今日の訓練次第で切り上げるかどうか何だけど、Eチームから周るか
「ミネルヴァ、行くぞ」
「了解しました。」
空を飛んでEチームの方へ向かう
「主、私はフェンリルと話をしてもよろしでしょうか」
「それは構わないけど、喧嘩はしないでね」
Eチームのもとへ着いた。
「先生、女神様 おはようございます。」
Eチームの生徒たちは今日も元気だ。
「さっそく、今日の訓練を始めるぞ」
強化ゴーレムを作り出した。
「『重ね』を使った魔法でゴーレムを攻撃、何重にしているかはゴーレムの頭に数字で表示されるから全力で取り込むように」
1年生からゴーレムに攻撃をする、発動時間が掛かるがしっかりと2や3の数字がでる二重や三重という意味だ 1年生の仕上がりは上々のようだ。
次に2年生と3年生、こちらは1年生とは違い3や4、5を出す生徒もいた 基礎はこのくらいでいいだろう、対校戦の競技も過去の情報からみて基礎魔法がメインだから十分だろう
「Eチーム、お疲れ様でした。基礎魔法訓練はこれで終わりです。2年生と3年生には応用編になるのだが自分だけのオリジナル魔法を作り出すくらいかな これは1年生にも言えることだが魔力コントロールの訓練は毎日すること」
「ということでゴーレム演習始めるぞ」
「「「 え、え〜 」」」
俺は強化ゴーレムを10体そしてドラゴンゴーレムを作り出した。
「死ぬ気で頑張れよ」
強化ゴーレムは倒されたがドラゴンゴーレムには傷一つ付けれずEチームは敗北した。怪我人は治癒科の生徒が回復してくれる。サバイバル中に治癒科の生徒も同じような訓練をしていたため、魔力量も増え魔力コントロールも上達している
「トーマ、やりすぎじゃないのか」
「ホワイト、まだ序の口だよ 生徒たちはまだ人と戦っていないのだから」
これなら大丈夫そうだな
「明日、全チーム合同の演習を行う、敵はドラゴンゴーレム1体にするから各自どう倒すか 考えておくように」
「先生、明日が最後ですか?」
「それは君たち次第かな、今日の反省点を考えてドラゴンゴーレムの攻略を考えてくれ」
俺とミネルヴァはEチームを後にしてD、C、B、Aと周りサバイバルの成果の確認と演習、どのチームも同じくらいだが、バランスブレイカーが2人ほどいた 言うまでもない姉さんたちだ アンジェ姉さんはレイピアに火魔法を七重に重ねて強化ゴーレムを核ごと焼き貫くしアルティ姉さんは四重なのだが各種属性魔法を同時展開して発動するなど、転生前の世界においては賢者クラスの実力を発揮している。
俺とミネルヴァは拠点に戻り、明日の演習後の食事を作っている。と言っても魔法で野菜の皮を剥き、具材を切っている。ミネルヴァには生地作りを頑張ってもらっている 最初は力の加減がわからなかったようだがすぐに調整している。一晩で104人分+αの食事が完成し、マジックバックに収納した。




