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次の日

次の日から俺は剣を振り、筋トレを始めた 両腕、両足には重力魔法で負荷をかけているため効果は近いうちに出るだろう


「おい、泣き虫そんなことをしても無駄だぞ」


またヌケだ、相手する時間が無駄だから無視をする


「欠陥品の癖に調子に乗るなよ」


今回は騎士が使う、剣で襲ってきたが今回は足を引っ掛けて、こかした


「お前が調子に乗るなよ」


ヌケは泣き出し、城の中へ面倒くさいことになりそうだ


「兄上、トーマにいじめられました」

「よくも、ヌケをいじめたな欠陥品」


なぜ欠陥品と呼ばれるのかよくわからないが確かこいつは第2王子のダラマだ ヌケより5つ年上の12歳


「なんかよう?」

「それが兄に対する返答か」

「兄らしいことをされた覚えがないが」


殴りかかってきた、障壁を張り ヌケと同じように顔から打つかり、気を失った


相手をするのが面倒くさいので自室へ帰る


「なんで、壊れないのよ 昨日、破った服も元に戻っているし」


部屋から女性の声がする


「侍女が人の部屋で物色か」


証拠もあるし、逃げれないだろう


「欠陥品のあんたじゃ、私の顔も知らないでしょ 目が見えないのだから」


欠陥品と呼ばれる理由は産まれ付き目が見えないからだった、だがゼルディスの記憶と魔力を取り戻した、今は目が見えている 後で目に修復魔法でも使うか


「見えているぞ」


影魔法『影縛り』を使い拘束する


「何これ、動けない」

「誰からの命令だ、王妃か、兄弟の誰かか?」 

「・・・・・・・」


だんまりか


「お前、1人いなくなっても誰も心配しないだろ」


影魔法で作った空間に捕えた、侍女を収納する、時間が停止した空間で、ただの暗闇だけの空間だから死ぬことはないだろう


夕方頃、国王陛下に呼び出された 金髪の威厳のありそうな男がこの国の国王で、俺の父親エルストだ


「トーマ、呼び出された理由がわかるか?」

「いえ、まったく」

「ダラマとヌケをいじめたそうではないか」

「あ〜なるほど、俺が悪いことにしておきたいみたいですね 目が見えない相手に対して毎日、いじめていた相手の肩を持つのですか ちなみに昨日から目は見えていますが」


国王は驚愕していた


「それと、毎日部屋の中を壊していた侍女を捕まえたのですが 誰の手先かわかりますか」


影魔法の空間から捕らえた侍女を引きずり出す


「国王陛下、誰の手先でしょうか? その者を粛清しないとなりませんので」

「そんな、侍女なぞ、知らん」


逃げたな、王妃の可能性が高いな


「それともう、欠陥品ではないので 次に言ったやつは腕の1本くらい折ってもいいですよね」


捕らえた侍女の片腕に重力魔法で威力増した拳を振り下ろし、折る、正確には砕くだな


「それと陛下、6年経ったらこんな国さっさと出ていってやるよ 俺の邪魔をするな」


脅しを込めて玉座の周りを風魔法で破壊する


長い1日だ まったく






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