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那朗高校特殊放送部!

那朗高校特殊放送部~わらしべ倉井さん編~

作者: 那朗高校特殊放送部

今回の登場人物:倉井雪絵、与那嶺瀬奈、霜月詩酉、白金春人、紅葉黑音、その他生徒

筆者:倉井雪絵


11月。


ハロウィンやら文化祭やらが終わったのに、冬休みやクリスマスは遠く、

気温の低さも相まって、いまいち盛り上がりの無い時期。


私は今年受験生だから、最後の追い込み期間として、盛り上がりとか言ってる時期では無いのだけれど。


というわけで今まさに特殊放送部の部室に向かっているわ。

受験生なのに何で部室に行こうとしてるのかって思うのは無理も無いかもしれないけど、

あそこは自習するのに丁度いい場所なのよ。



部室はグラウンドからは距離があって、それなりに静かに勉強のできるスポット。

遠くに聞こえる吹奏楽の演奏を聴きながら部室に入ると、そこは無人。



放課後すぐに向かえば部室に誰も居ないのはよくある事だし、寧ろ勉強するならその方が良い。

そう思いながら、自分の席に向うわ。


別に私の席がある訳では無いのだけれど、なんとなく定位置みたいなものはあるのよね。


で、その席に座るために椅子を引いたら、


「…………は?」


そこにはひと房のバナナ。

椅子の座面に横たわるように落ちている。



何故?

という感想が出る前にうっかり声が出てしまうほどの衝撃、というか困惑。


どうして!?

なんでこんなとこにバナナがあるのよ!?


実際この部室は集まる時に菓子を持って来て、皆でつまみながらダラダラする事はあるけれど、

ナマモノは初めてよ!?

摘まみ上げてみると、それは食品サンプルとかそう言うものでは無く、紛れもないバナナ。

別に腐ってるとか、そう言うのも無さそうね…


「…どうすればいいのかしら」


ここに放置しておくわけにもいかないし、かといって部室に冷蔵庫は無い。

…となると、家庭科室かしら…


家庭科室に預けておく旨の書置きをしておいて、バナナを摘まみながら部室を出る。





------------------------------


「…」


挿絵(By みてみん)


はぁ…


立派な房のバナナを持って学校の廊下を歩くというビジュアルがシュールこの上ない。

変に隠すのもアレだし、堂々と持ってると、周囲の視線が刺さりまくる。

というかこのサイズのバナナなんて隠しもてないし。


すれ違う生徒が例外なくこっちを不思議そうに見てくるわ。

不思議なのはお互い様よ…





「誰かいるかしら?」


家庭科室のドアを勢い良く開けと、

中に居る沢山の生徒の視線が向く。

…誰かいるかって言いながら開けたけど、料理部は居たわねそう言えば。


相手の返答を聞く前に部室に入って、部長か、副部長を探す。


「ちょっとそこの冷蔵庫に保管しておきたいものがあるのだけれど」


既に周りの生徒にはバレバレなバナナを見せつける。

廊下じゃ随分と浮いていたナババだけれど、料理部が活動してる家庭科室だと、食材が並んでいる分

いくらかはマシね。


「あっ、それ…!」


そんな中、何処かからか聞き覚えのある声がする。


「そ、それ私のバナナです…」

「ん?あぁ、これ、与那嶺のだったのね」


正直夏輝の仕業だと思ってたわ。

特殊放送部の意味不明な出来事の7割はアイツが原因だもの。


「今日の部活で使うのに部室に忘れちゃって…」

「ああそうだったの、じゃあこれ」


与那嶺にバナナを手渡すと、なんだか肩の荷が下りたような気がするわ。

皆の前では見せないけど、ため息吐きそう…


「じゃあ私はこれで帰るから」


部室に戻ろうと踵を返した途端、


「あっ、ちょっと待ってください…」


と与那嶺に声をかけられる。


「何?」

「その…これを霜月先輩に渡してきて貰えますか…」


なんて言いながら与那嶺は教室の隅に消えて、戻ってきた時には、


「…えぇ」

「こ、これなんですけど…」


与那嶺が両手で大切そうに、いや、重そうに抱えてきたのは、立派なダンベル。


「なんでこんなものが…」

「まえに漬物を作ってた時に借りて、そのままだったんです…」

「そんなの後で返しなさいよ…」

「でも確か先輩今日筋トレするって言ってたような…」

「あー、はいはい、届けてくればいいのね」


漬物石代わりにダンベルって、この子もアイツも何考えてるのかしら。

というか、アイツも受験生のはずだけど、普通に部活出てるのね。



「あ、あと、お礼にバナナ一つ…要りますか…?」

「え、えぇ?ま、まぁ、頂くわ」



------------------------------



「…」



はぁ…


何で私は後輩のパシリみたいなことしてんのかしら?

それは私が今特にタスクを抱えて無いからに他ならないのだけれど。

特に意識はしてないけど、ダンベルは片手で持ってるし、なんならちょっと腕を上げて持ってる。

よくあるトレーニングしてる人みたいな持ち方ね。


まぁとにかく、そこらの生徒に脳筋だと思われないように、さっさと武道場に運びましょう。


…与那嶺に貰ったバナナはどうしようかしらね…廊下で食べるのは校則違反だし、部室に戻ったら食べようかしら。





「霜月ー?居るかしら?」


武道場に付くまでになんだかんだ片手でずっとダンベルを持ってたせいで左腕がパンパンよ。

これは自業自得だけど。


「ん?あぁ、なんだ倉井か」


道着でやってきた霜月は、汗で少し髪の毛がしんなりしていた。

それだけでも案外印象変わるわね…横に広い髪型してるからかしら?


「与那嶺から預かりものよ」


タスクは無いにせよ早く部室に戻って勉強を始めたい私は、単刀直入に本題に切り込んで、

さっさとダンベルを預けようとする。


「あ、それは…」

「あなたに借りっぱなしだったらしいわよ」

「ああ、確かにそうだな」

「今日使うかもって話だったから返しに来たわ」

「おう、サンキューな。いやまぁ、放課後でも良かったんだがな」

「は?」

「筋トレするって言っても、校内じゃもっといい器具あるからさ…」

「はぁー…」


思わずため息。

ダンベルどころかバーベルもあるわよねこの学校には。


「確かにそうよね…じゃあ私は帰るから」

「あぁ、与那嶺にはありがとうって伝えといてくれよな!」

「それは自分でやんなさいよ…」


呆れてヤレヤレと古典的なジェスチャーをしていたその時、

"グウゥゥ"と、何処からか腹の虫が聞こえる。


「あ、あはははは…」


音の主は聞かなくても分かる。

この目の前で苦笑いしてる霜月ね。


…丁度いいわ。


「これ、いるかしら?」


そう言いつつ霜月にさっき貰ったバナナを見せる。


「与那嶺に貰ったバナナなのだけど」

「バナナ…?あいつ料理部だったかそう言えば」


部室のゴミ箱は生ものはNGだし、出来れば早めに処理しておきたかったの理由の一つね。


「いいのか?」

「まぁ、元々私のでもないし」

「じゃあ遠慮なく貰ってくぞ、エネルギー補給に丁度いいからな」

「じゃあ、与那嶺には直接あなたが伝えておきなさいよ」

「あー、わかったわかった。じゃあ代わりと言っちゃなんだが…」


そう言いながら霜月は、武道場の隅に消えていった。

お礼とか別に要らないのだけど…


「あー、ほらこれ、これなら部室でも食べれるだろ?」


と渡されたのはチョコレート。

見ると、それは中々お高めなチョコだとわかる。

何故そんなものを持っているのかは置いておいて、


「これ、結構高い奴じゃ無かったかしら?」

「いやー…これかなり甘い奴だろ?貰ったはいいけどあんまり得意じゃなくてさ」

「あぁ、そういう。勉強に糖分は重要だし、ありがたく貰っておくわ」

「倉井あそこで勉強してるのか」

「受験生だしね。っていうかあなたはちゃんと勉強してるの?」

「当然!」



そうしてダンベルとバナナがチョコレートに変わった私。


にしてもなんだかどっと疲れた気がするわね…

実際左腕はとても疲れてるけど。



とりあえず部室に戻りましょう。


武道場から部室まではまぁまぁ遠くて、沢山の生徒とすれ違う。

とはいえバナナとかダンベルとかそういう意味わからない物は今は持ってないから気にならない。


部室に着くまで暇だし、貰ったチョコでも食べてしまおうかしら。

包装を解いて、中身を取り出す。それなりな値段のチョコだけあって、綺麗に並べてあるわね。

そこから一つ摘まんで口に放り込む。


途端、チョコレート特有の濃厚な甘みが…ああいや、こういう実況は要らないわよね。


ともかく、そんな事をしていたら、突然後ろから誰かに声をかけられたわ。


「ちょっと」

「ん?」


振り向くとまるで決めポーズのようにスッとした出で立ちで立っている一人の女子。

その腕にしっかりと縫い留められた"風紀委員"の腕章が、これからやってくる面倒を知らせている。


「げ、富士…」


彼女は富士 美鈴。

黒く長い髪と、高い身長にモデル体型。

凛とした目つきと、いかにも風紀委員長、といった出で立ちだけれど、

特にそう言ったことは無く、普通の風紀委員の一員。


「廊下では飲食は禁止ですよ!」


下手に違反が見つかると、生徒会に報告が入って特殊放送部の評価が下がるし、それが積み重なれば予算が減ったり、監査が入ったりする。

面倒くさいわね…という心の言葉を心の中だけに押しとどめながら、

手にしたチョコの箱を鞄にしまおうとする。


…あ、いや待った。


…たしか彼女、かなりの甘党だった筈…


交渉を持ちかけてみる価値はあるかもしれないわね。

さっきもいったけど、委員長とかでは無いから見た目の割にそこまで厳格では無かったはず。


「あなたもいる?」


「は?そんな事で私を懐柔なんて…」


箱を見せただけで、そいつの動きが止まる。

やっぱり知ってるのね。このチョコの価値を。


挿絵(By みてみん)


ここはもう少し押してみるべきね。


「もう一個、それで手打ちにしない?」

「…」

「あなたは何も見ていない、気がついたら手にチョコを持ってた。勿論私も何も見ていない。回りには誰にも居ないわよ?」

「…」

「まぁ、別にいらないなら処分は受けるけど」

「わかりました。今回は見逃しましょう」


交渉成立。

私はそのまま彼女に近寄って、まるで粉の取引でもするように、

物を見せずに受け渡す。

今後の事も考えて、色をつけて3つ。


これが交渉と言うものよ。


「じゃ。私はこれで」


目的を終えて、お互いに背を向けて去ろうとした時に、何かが落ちる音がする。


ふと気になって確認したら、そこにはもう彼女の姿はなく、

代わりに白い何かが落ちていた。

私には見覚えなは無いからきっと彼女のなのだけど…


「ちょ、ちょっと…?」


声をかけてももう反応はない。

どんだけ去り足早いのよ…


仕方ないからそれを拾い上げると、それは某携帯ゲーム機だった。

ストラップが虚しく揺れてる。

大方誰かが持ち込んでたのを見つけて没収したって所ね。

不幸なやつ。


「…」


でもこのストラップ、なんか見覚えがあるような…


「あっ」


思い出した。

これ白金のね。


アイツ何やらかしてるのよ…

会ったら返すついでに色々と言ってやらなきゃダメね。


まあとにかく、次会ったら渡そうかしら。

今の所何かを渡したら何かを貰ってるし、わらしべ的な報酬を貰ってもいいかもね。




----------------------------------





「あっ!倉井先輩!」


会った。


まさか部室に着く前に会うなんて思いもしなかったわ。

なんとなく予想付いてたけど、案の定暗い顔をしてる。


「先輩聞いてくださいよー、さっき風紀委員の先輩がですね!?」

「あなた先輩に愚痴る気?」

「あ、いえ、そういう訳じゃ無くてですね…?」

「完全に愚痴の勢いだったけど…」


これから続く内容が予測できるからそう思うのかもしれないけれど。


「あなたが取られたのはこれでしょ?」


もったいぶっても仕方ないし、ポケットから先のゲーム機を取り出す。


「えっ、どうして先輩が…!?」

「取り返したのよ」


実際はチョコで買収してたらいつの間にか落ちてただけだけどね。


「返して欲しい?」

「は、はい!それはもちろん!」

「えぇー?どうしようかしら?」

「ちょっ!えぇ!?」


さて、この見返りに何を要求しようかしら。

何か特別に欲しいものがある訳じゃ無いけど。


「何か代わりにくれたらいいわよ」

「えぇー?…それじゃあ…」


白金はブレザーのポケットを漁って、何かを取り出した。


「これで…」


出して来たのは500円硬貨。


「いや、そういう生々しいのはちょっと…」


こうなってくるとちょっとカツアゲみたいじゃない…

別に上納金たかろうとしている訳じゃ無いのよ?


「ってなると…これですかね」


そう言いながら次に出して来たのは、きらきらした水色とピンクのグラデーションの、ガラスのキーホルダーだったわ。

修学旅行で沖縄に行った時に見たような気がするわね…


ちょっとただ返す見返りとしては上等過ぎないかしら…?


「いいの?ただあなたにゲーム機返すだけなのに」

「実はこれ、お土産屋で買ったはいいんですけど、その後別のお店でお土産のお菓子のおまけで付いてきたんですよねー」


あははは…と苦笑いを浮かべる白金。


「なんかそのお店、私も知ってる気がするわ…」


私も、キーホルダーじゃないけど、ちょっとしたイヤリングを付けてくれたお土産屋があったことは覚えてるわ。

それでサービス成り立ってるのかと思ってたけど、今年も続いてたのね。


「で、処分するのももったいないですし、先輩にあげますよ」

「それ在庫処分に私を利用してるんじゃ…」

「そ、そんな事無いですよ!?」

「というか、2つあるなら彼女にでもプレゼントしたらいいじゃない。おそろいよ?」


彼にそんなロマンチックな考えがあるかは分からないけど。


「それは…ほら、どうせなら一緒に買いたいじゃないですか」

「…それもそうね」






---------------------------------




部室に帰る途中、キーホルダー越しに窓の外を眺めてみる。

すりガラスの様になってるから、外の景色は見えないけど、陽光が透き通ってそれなりに綺麗ね。


だからといってどうなるものでもないけれど。

既にスマホにも財布にもキーホルダーは付いてるし、ジャラジャラと沢山付ける趣味は無い。


かといって白金と同じように、捨てるのもアレれだし…


キーホルダーを持て余してチャラチャラとキーホルダーの音を鳴らす。

鳴ってるのは鎖だけど。



で、ついに部室に帰って来たと思った時、


「あ、倉井さん」


また後ろから声をかけられる。

声の主は振り向かなくても分かる。


「あぁ、紅葉ね」


うちの部長、紅葉黑音。

幼馴染だから創部以前からずっと聞きなれた声。


「今から部活?」

「え?えぇまぁ、そんな所よ」


実際はちょっと前に一回ここに来てるけど、何もしてないから実質今まからみたいなものよ。

ところで紅葉、私と二人でいる時だけタメ口なのよね。別に平時からタメでいいのに…


「あ、それ…」


何てことを考えていたら、どうも紅葉の視線は私には無さそうな…

私の手元…?


「琉球キーホルダー!倉井さん持ってたんだ」

「え?そうだけど…?」


紅葉の視線は、さっき貰ったキーホルダーに向いていた。

持ってたというか…今さっき貰ったというか…


「それ、去年の修学旅行で買おうか迷ってて、結局買わずに帰っちゃった奴…!」

「へぇ…そうだったの」


修学旅行では一緒の班だったけど、お土産は個人で選んでたし、知らなかったわ。


「やっぱり今見ると綺麗…買っておけば良かったかなぁ」

「そうなの?…要る?」


白金自身もそんなに使ってなかったのか、かなり綺麗なままのそれを紅葉の前で揺らして見せる。


…ああいや、白金の修学旅行は先月だったから使って無いのは当然よね。

そんな私の提案に、紅葉は表情を崩しながら、


「え、いいの?」


と目を輝かせてくる。

私から持ち掛けた&紅葉に弱い&キラキラした態度に弱い、な3倍弱点を食らったら今更断る事も出来ず、

というか別に断る理由も無いし。


「ええ、勿論」


そう言いながら、ピンクと空色のガラスキーホルダーを紅葉に手渡す。

受け取った紅葉は、


「倉井さんありがとう!」


と、さっき私がやってたように陽の光を透かして見ながらとても嬉しそうにしてるし、

キーホルダーも私の元に置いておいて腐るよりはいいでしょうね。


「ま、紅葉が喜んでくれるなら何よりね」

「あ、そうだ!先生に提出してない書類あるの忘れてた!」

「え?あ、あぁ、それは大変ね」


何そのタイミング!?

ま、まぁ、提出物は大切よね…


「キーホルダーは大切にするね!」

「走ったら危ないわよ!」


主に風紀委員に見つかるリスクが。


とまぁ、そんな事を言いながら走って消えていった紅葉。


見返りは…貰ってないけど、紅葉が喜んでくれたならま、それでいいわよね。

笑顔が一番の宝物、なんてクサい考えは持ってないけど、かといって無価値だと吐き捨てる冷酷さも無い私としても、

こんな日もあっても良いんじゃないかしら?位に感じられる満足感はあったわね。


挿絵(By みてみん)


なにはともあれ、ひと段落下したし勉強に戻ろうかしら。


部室に戻ればそこは無人。

荷物置き場にも何も増えて無いのを見る限り私があれやこれやしてる間に来た人は居ないようね。



バナナが転がっていた席に座りなおすのをちょっと躊躇した私は、その隣の席を引く。

すると、


ゴトリっ…


と何かが落ちる音が。


「…?」


見ると、赤い何かが転がっていた。

それは、


真っ赤なリンゴだった。



「もうやらないわよ!!!」

三条「ちわーっす、…居るのは倉井だけか」

倉井「何か文句でも?」

三条「ああいや別に、さてと…うわっ!何だこのリンゴ!?」

倉井「リンゴ?知らないわね」

三条「なんで椅子にリンゴが乗ってんだ!?え?何だこれ?」

倉井「さぁ、あんたが見つけたんならあんたが何とかしなさいよ」

三条「そ、そうだよな…ちょっと家庭科室行ってくるか…」

倉井「…(面倒ごと押し付けたけど、まぁ、いいわよね)」

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