表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
記憶喪失彼女  作者: 四季 冬潤
第一章 ~記憶喪失彼女の保護~
5/5

第五話 危険フェイズ突入

前回までのあらすじ


リア充爆発しろっ!!

 まだだろうかと、時計を見た瞬間。

 ピンポーン♪ と、玄関のチャイムが鳴った。サラも急な音にビクッとはしたものの、怯える事は無かった。どうやらだいぶ恐怖心は薄らいだようだ。


 荷物を受け取って(大量だったので配達員さんと一緒に運び込んだ。その間サラは部屋でおとなしくしてもらっていた。やっと恐怖心が抜けてきたようで何よりである。だがその後、すっごいウルウルした瞳で見つめられたが。)、中身を取り出していく。一部の食料品はまだ来ていないが(魚類など)、サラ用の服は来ているので着てもらった。俺はファッションセンスは無いので、無難に白のワンピースなどの飾り気のない物にしている。サラ自体はきょとんとしている。


 さて、今から寝るまで何をするか。はっきり言ってすることが無い。そうだ、日本語でも教えて……って、サラは言葉という概念すら理解できていないのだった。これはどうしたものだろうか。俺に言葉の概念なんて教えれないぞ。仕方がない、とりあえず積極的に言葉を使うようにして、ジェスチャーも交えてみよう。


 そして今は日曜日の昼。俺がとった行動はほぼ功を奏した。今では彼女は挨拶などといった日常生活最低限程度は言葉を使えるようになった。

「とーま、これ、なに?」

 ご覧の通りである。

「これは焼きそばって言う食べ物だ。うまいぞ」

「うん!」

 なんというか、見た目にそぐわず、精神的にかなり幼い印象を受ける。記憶をなくしたことによって精神もリセットされてしまったのかもしれない。

 おいしそうに焼きそばを食べるサラ。俺も焼きそばを食べる。今回は手作りである。

 うん、うまい。キャベツと豚肉、玉ねぎの比較的具の少ない焼きそばだが、充分おいしく仕上がっている。

「美味しいね、とーま!」

「そうだな」

 何とか会話が成立するようになったので、多少なら離れても問題なくなった。長時間は慣れるとグズリ出してしまうのだが。

 さて、午後からは何をしようか。正直に言って、ゲームにははまってほしくない。なので、また無難にテレビでも見ておこうか。

 こうして午後の計画を立てたところでインターホンが鳴った。ネット通販で取り寄せたものが来たのだろうか。追加で食材を買っておいたのだった。

「はーい、どちら様……」

 扉を開けて、誰が来たのかを見ると、それは、俺の幼馴染の二人だった。

「こんにちは、冬馬! 誘いに来たよ! ……って、え!?」

「おっす冬馬! 遊びに行くぞ! ……え?」

 先に喋ったのが絹澤(きぬざわ)(かなえ)で、後に喋ったのは(もぎき)(れん)。二人とも俺の背後のサラを見て固まってしまっている。

「とーま、だれ?」

 ついでにサラも怯えてしまった。俺の後ろに隠れている。

 さて、どうしたものだろうか。

どうも、四季冬潤とかいう者です。


すんごいカオス☆


ちょくちょく書いていたものがやっと完成したので上げました。

次回は未定です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ