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記憶喪失彼女  作者: 四季 冬潤
第一章 ~記憶喪失彼女の保護~
3/5

第三話 そして、純潔は守られる

前回までのあらすじ


美少女を保護(?)した安田冬馬は家に連れて帰り、食事としてカップラーメンを食べています。

 カップラーメンを食べ終えたので、まだ食べている最中の少女を横目で伺う。おしとやかにラーメンをすする彼女。すごく、扇情的です……。

 離れても大丈夫だろうかと、少女には申し訳ないが試しにラーメンの容器を捨てるために立ち上がろうとしてみる。俺が離れようとしているのに気づいた彼女は、フォークをほっぽり出して俺に抱き着いてきた。ダメらしい。

「だ、大丈夫だ。いなくなりはしないから」

 そう言うも、彼女に言葉は通じていない。一人になる恐怖からか、また怯えだしてしまい離れる様子は無い。


 ……冗談抜きで、学校はどうしよう。この調子じゃ家に置いていけないぞ……。

 そんなことよりも、とりあえず今だ。俺は指をさして、ラーメンを食べるように訴える。30秒くらいたって、彼女はおずおずと食事に戻った。先ほどよりさらに密着している。俺は異性として見られていないのか。いや、それ以前に『異性』という概念すら消失しているのかもしれない。とにかく、この少女……ああもう、呼びづらいな、オイ。とりあえずとあるアニメの似た容姿のキャラの名前をとって、便宜上『サラ』と呼ぶことにする。サラをほおっておいたらマズイ。俺が見ていないと何が起きるかわかったもんじゃない。


 そうこう考えている内に、サラはラーメンを食べ終え、汁も飲み切っていた。俺はサラの食べたラーメンも持ち、ゆっくりと立ち上がる。サラもくっついた状態でおずおずと立ち上がる。右半身が幸せです。

 台所まで行って汁を捨ててカップを捨て、箸とフォークを洗う。その後、俺が寝室として使用している6畳の部屋へ行く。サラをひとまず俺の使用しているベットに寝かしつけ、それからネット通販でサラ用の衣服も購入しよう。ベットにサラを横たわらせ、俺もベットの縁に腰かけるとサラに服の裾を引っ張られた。サラの頭を撫でてやると、すぐ眠りに落ちた。


 寝息を立てるのを確認してから俺はベットを離れ、パソコンの電源を入れる。そしてネット通販サイトにアクセスし、サラ用の服を3着づつとコート、インスタント製品を購入。合計で7万が飛んだ。服代恐るべし。


 その後は風呂を沸かし、入浴してから軽ーくPCゲームをして9時過ぎに寝た。

どうも、四季冬潤とかいう者です。


最近仕事以外で外に出ていない気がします。


次回は7月28日(日)の17時に投稿予定です。

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