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きゅうけいさんは昔を懐かしむ

 かわいいシルヴィアちゃんが街に出て、再び一人のお部屋。

 アイテムボックスの魔法を使いまくったせいで、お部屋のインテリアは現在ほぼなし状態になっていた。なんというか、山賊の道具を全部くすねちゃったみたいな感じ。


 とりあえず、土や石で荒れてしまったところをなんとか修復っぽくして、再び家具をいくつか置く。うーん……やや殺風景だけど、ミニマリスト感あって、これはこれでいいかな?




 シルヴィアちゃんがいない間……私は、料理を作ろうと決めていた。追加で素材が手に入ると分かれば、バンバン使っていきたい。


「まずは……エプロン着用!」


 山賊チームにも料理係がいたのか、案外あのむさいヤツが料理できるのか、ちゃんと使用感があるエプロンがあった。ちなみにもちろん洗いました。


「そしてそして! なんと見つけてしまったのです!」


 憧れの、銅鍋セット! きらきらの新品!


「んふ、んふふふふ……」


 もうね、これをにやけずにいるとか不可能ですから! 日本ではとてもではないけどキッチンが広くないと、こういう複数の大きさの銅鍋をずらーっと並べて料理とかできなかった。

 それにしても……いい色! 道具が良くなっただけで、上手くなったような錯覚とか、あるよね?

 ……あるよね? ね?


 と、弁解をしつつも、私はその道具を使って料理をすることにした。


「パスタといえば……やっぱりアレ!」


 そうそう、ナポリタンってナポリにないんだっけ? ちょっと聞きかじりな話だけど、ああいうの、現地の人的にはカリフォルニア寿司って感じなのかしら。

 ああいうのも、和洋折衷って感じだし。心は広く、何でもアリでいたいよね。と、一番好きなお寿司がサーモンの私が思うのであった。カリフォルニア寿司、一度は食べたかったなー。


 ってわけで、トマト系にしたい。あんまりナポリタン関係ない話だった。そういえばトマト現地の人は使うんだっけ? まあいいや、トマトがあったのでトマトを使いたいと思います!


 で、今日もパスタっていうかスパゲッティにしようと思ったけど、今日は……マカロニ! ぎざぎざ斜めカットマカロニを見つけたので食べてみたい!

 オサレなお店では……なんだっけ、ラザニアじゃなくて、なんだっけ? まあいいや、とにかくギザ(なな)マカロニを使って、パスタというふうにしたいと思います!


 まずトマトをどぼどぼーっと鍋に入れて、ずばばーっと生活魔法でカット。そしてニンニクの皮をびりびりちぎった後、生活魔法でカット。あとちょっぴり唐辛子を入れて、玉葱の不要な部分を外して入れて、生活魔法でカーット! 涙ももう出ない!

 魔力がありすぎて、生活魔法で一通りのことがなんとかなる。調整もめっちゃ楽。これナイフいらないのでは? ていうか、もう料理の練習とかいらないのでは……? この生活魔法、日本に持って帰れないかな? お店を開けるよ私。


 と思ったけど、塩加減とかの味付けと、コンソメ調味料がない分は味付けが自分のセンスなので困る。カットできるだけでシェフは無理だった。

 前の、すっごい味の足りないリゾットを思い出す。……これは、コンソメ、作らなくては! なんか、肉と野菜と煮て、澄んだスープ作るのよね。あれ、ブイヨンだっけ、忘れたけど……ほんと大変だね! 完成調味料万歳。

 ……ってわけで、じっくりゆっくり、それっぽいものを作る。結構時間かかりそう。




 ……。……あー、それにしてもシルヴィアちゃんかわいかったなー。神の造形かー。あれでレベル四千の古竜ってんだもん、産まれた瞬間に勝ち組だよー。

 あれで性格もいいっていうんだから、最初だけは最悪だったけど、でも……とってもいい出会いだったなあ。

 やっぱり私じゃ、人間の街には入れないよね。シルヴィアちゃんが来てくれて本当によかった。そういえば、ハイポーション十数本程度でロッキングチェアって足りたのかな?

 ……心配になってきた。こっそりついていきたかった、すっかり保護者気分。シルヴィアちゃんレギュラーのお遣い番組、ひとりでも行けるもん放送開始。毎日かじりついて見ます。

 視聴率は毎日10%を超え、大天使シルヴィアちゃんが国民的アイドルになるのに時間はかからなかったのでした———




———と、いろいろ妄想してたら、いい香り。そろそろいいかな? コンソメ的なそれっぽいものをなんとか作って、トマト鍋に入れて、塩胡椒ゴリゴリ、そしてオリーブオイルを大量に入れて、加熱。どんどんいいにおいがしてくるよー。

 ギ(シャ)ロニを茹でてお湯を捨てたら、ねっちょりはりつかないようオリーブオイルをかけて……よーしよしよし。


 混ぜて、ちょっと生ベーコン削って切って……って、シルヴィアちゃんが帰ってきた。ああ、もうそんな時間かー。ってまあなんちゃってコンソメ作ってたから、そりゃ時間経ってるよね。

 ちょうどいい。んっふっふ、久々に一緒の食卓だ!


「おかえり! ちょうどできあがっているところだよ!」


 ルンルン気分で銅鍋を机の上に置く。すると……




「ただいま!」




 ———ッ!? ほああああっ! め、めっちゃ笑顔が! シルヴィアちゃんの笑顔があっ! か、かわいいぃっ!

 いけないいけない。これはもう、ホントやばい。今回ばかりは女でよかった。男だったら浄化して灰になってた。

 それぐらい、シルヴィアちゃんの全力の笑顔は破壊力あった。このレベル九京のベルフェゴールを心臓発作で討伐できるぐらい攻撃力あった。

 こっちに来て初めての、命の危機だ。

 それぐらい、シルヴィアちゃんの笑顔は……尊かった。


 へ、返事返事!

 私も釣られてすんごい笑顔っていうかだらしないレベルのデレデレ顔になってるかもしれないけどっていうかなってるけど!


「一緒に食べよぉ〜!」

「はいっ!」


 あーもー天使。天使じゃなくて竜だけど天使ちゃん。

 私はお皿に、ぽちゃぽちゃとそのトマトソースマカロニをかけていく。

 なんでもいれちゃえ精神で、ショリショリとチーズを削っていく。


「……これ、きゅうけいさんが作ったんですか?」

「そうだよ。なかなか作り方が分からず試行錯誤なんだけどね、ばんばん入れちゃえって感じで、合いそうな食材を入れてみた!」

「パンチェッタ・ペンネアラビアータですよね、お店で出せそうなぐらいの料理で驚きました……」


 あっ! そ、そうだった! そんな名前だった! いやそんな仰々しい名前のもの作ったつもりないんですけど!? 人間の私より明らかに詳しい!


「ペンネの柔らかさもいいし、パセリやガーリック、オニオンもカットに雑さがないし、組み合わせに適当さもない……パルミジャーノ・レッジャーノも、こんなに潤沢に。手が込んでいて、怠惰の大罪の料理だなんて誰も信じませんよ、すごいなあ」


 ……というか……シルヴィアちゃん、顔と力だけじゃなくて、頭の出来までも、ひょっとしなくてもめっちゃいいのでは……?


「て、照れるよぉ……料理は素人で、カットは生活魔法任せなの。じゃ、食べましょ」

「はいっ!」


 シルヴィアちゃんの笑顔の「はいっ!」を聞く度に、あまりのかわいらしさに悶えてしまう……! いけない、いつまでも真っ白になってないで、食べないとね!


 まずは一口! ……あっ、おいしいじゃない。なんか普通においしいね、私偉い。これはいいんじゃないでしょうか!

 ぶっちゃけ手元にあった素材がとてもいいものだったからというのが理由だと思うけどね!


「おいしいです……!」


 ハイ笑顔いただきましたー!

 あーもー幸せ。料理を作った私の全てが報われた感じで幸せ。


「よかったー! 生まれて初めて料理出来て良かったって思ってるよ!」

「お、大げさすぎですよぉ!」

「ううん、そんなことないよ、シルヴィアちゃんがもう好きすぎて悶々としちゃってるぐらいなんだから!」


 勢い任せに喋ると、シルヴィアちゃんが顔を赤くしてもじもじとしながら、


「あ、ありがとう、ございます……」


 なんてはにかみながら言うもんだから、もうね、たまらない。


「これ、本当に人間の街でお店出せるレベルでおいしいですよ、きゅうけいさんはどこで料理を習ったんですか?」

「あ、えっと、ベルフェゴールになる前に、ちょっと……。その、話していいかまだ私の中で決めかねているので、聞かないでもらえると嬉しいかな」

「あっ、すみません! もちろん話したくないのなら、絶対に無理に聞いたりはいたしません!」


 やっぱりいい子だね、シルヴィアちゃん。


 そんなわけで、私は大変幸せな昼食時間を堪能したのだった。


 -


「まずはご報告から。あの……ハイポーションを売ったら、エクスポーションだと言われたんですけど……」


 えっ!? あ、そっかあれはレベル九京のままで作ったんだった。魔力が入りすぎてしまって、うまく誤差が調整できなかったのかな。


「売れたの?」

「そ、それはもう高めの金額……いえ、エクスポーションにしては安めの金額で……すみません、あたしの判断で」

「安めの金額なのは、あまりよくなかったかな?」


 私の一言に、シルヴィアちゃんがしゅんとうなだれる。


「あまり安く売って、不当廉売で街の経済を乱したり、ポーション生成を生業としている人の生活基盤を壊してしまわないか心配だし。次からは、エクスポーションにしないように気をつけないといけないなあ……」


 予想外の事態が起こっていた。ミーナちゃんと会話していたときの懸念だったので、気をつけなくちゃいけない。

 私がぼそぼそ呟いていると、シルヴィアちゃんはぽかんとした表情をした。


「あ、あの」

「どうしたの?」

「えっと、今の話……ポーションの錬金術師のことを心配して、安く売ったことをよくなかったと言っているのですか?」

「え? それ以外に理由ってないと思うけど……」


 なんといっても、いくらでも生成できるから在庫の心配はないわけだし。

 シルヴィアちゃんは、私の話を聞いて、「ああ、きゅうけいさんだなあ……」と、なんだかとても優しい目で言われた。

 ……ちょっとまって、妹系ひまわり天使スマイルキャラかと思ったら、そんな見守るような慈愛に満ちた女神のスマイルもできるとか反則ですよ!?


 なんだか幸福感でとてつもなく恥ずかしくなってきた。ので、話を先に進める。


「え、ええと、それで椅子は」

「はい、ポーションの金額が上がったことで、無事に全種類買うことが出来ました!」


 シルヴィアちゃんはそう言って立ち上がると……床に、三つのロッキングチェアを出した。三種類、しかも全部寝れそうな横に倒れているタイプの……!


「こっちが元と同じタイプで、こっちはきゅうけいさんに合うかなって、かなり高かったソファタイプです。あと珍しくて買っちゃったんですけど……」

「と、籐家具だっ!」

「えっ」


 私はシルヴィアちゃんの説明を切って、その椅子に近づいた。


「これもお店で!?」

「は、はい。オリエンタルラタンタイプのロッキングチェアです」

「懐かしいなあ! 籐家具の椅子あったんだよねー、なんだかずっとお気に入りでね。そうだ、【ハイドレベル:1】」


 シルヴィアちゃんがびっくりとびはねているけど、私はそんなことより大興奮で籐部分の背中の感触を確かめる。壊さないように、でも弾力を確かめるように。……ああ、いい感じになってる……。


「大満足。【ハイドレベル:9999】……いやあ、本当にありがとう! これ一目見て気に入っちゃった!」

「えと、その、どういたしまして。きゅうけいさんが喜んでくれて嬉しいです」


 もーっ、甲斐甲斐しいこと言ってくれちゃって……!

 私は、早速わくわくしながら座る。


 ……ああ、いい……。

 しっかりとした作りなのに、包み込むような優しい曲面。物心ついた頃から家にあった、もう二度と味わえないと思っていた籐のお気に入りの感触。

 ちゃんと足も、ゆらりゆらりと揺れる。


「……ああ……。…………」


 私が夢心地で揺られていると、隣から「……くす」と、おかしそうな声が聞こえて、私は思わず顔を向けた。


「あっ、すみません!」

「ん? いいよいいよー、どうしたの?」

「だって、きゅうけいさん、あまりにも気持ちよさそうで。こうやって見ると、ああやっぱりベルフェゴールなんだなーって思えて」

「ベルフェゴールになる前から休憩大好きだったからね」


 私はくいっと立ち上がると、手の平を上にして、椅子を指して勧めた。


「シルヴィアちゃんも、籐の椅子座ってみてよ」

「えっと、いいのですか?」

「そもそも椅子が三つあっても、三つ同時に座ったり出来ないからね」

「あっ、それもそうですね、ふふっ……じゃあお言葉に甘えて」


 シルヴィアちゃんが、籐でできたロッキングチェアに座る。そして、ゆらり、ゆらり……と揺れている。


「……あ、気持ちいいですね……。思ったより、しっかりしていて……でも見た目以上に弾力があって……」

「でしょ?」

「はい…………ああ、こんなに優しい感触なんですね……気持ちいい、なあ……」


 ……シルヴィアちゃんが、籐家具の魅力に目を閉じていて、なんだか自分のことのように嬉しくなる。


「……幸せ、です……」


 昔、核家族化して離れたおばあちゃんの家を思い出した。

 こういうロッキングチェアタイプじゃないけど籐の椅子があって、私はあれがとっても好きだった。子供だから、郷愁感みたいなのを実家には当時感じていなかったけど、でもおばあちゃんちの椅子に、いっつもしがみついてた気がする。

 もううろ覚えだけど……いっつもそこで寝ていて、お母さんは優しい顔で笑っていたし、おばあちゃんも自分の手持ちの家具に夢中な孫に、微笑ましい顔を向けていた。

 ある意味、嫁姑の仲を繋いでくれたのが、その椅子だ。


 ま、お母さんは、まさかそれから私がどこに行ってもグースカ寝ている子供になるとは思ってなかったわけだけどね。


「…………」


 ……きっとお母さんも、おばあちゃんも、こんな気持ちだったんだろう。

 誰よりも可愛い、目に入れても痛くない可愛い子。その子が、寝ている姿。


 子供の寝ている姿の、セピア色の心が躍る郷愁感。

 感情の奔流で泣きたくなるほどの、あまりに穏やかな、その時間。


「…………」


 祖母は、翌年に亡くなった。

 私は、未だに人生で一番だったというほどの金切り声で泣いた。


 戻らない、時間。


「…………」


 寝ている、姿……って


「……あれ? シルヴィアちゃん……?」

「…………すぅ、すぅ…………」


 ね、寝てたーっ!?

 なんだかすっかり自分の世界に浸りきってしまってたら……シルヴィアちゃん、本当に寝てたよ!


 ……まあほら、食べたばっかりの後って、眠たくなるよね。特にほら、麺類とか。うどんとかスパゲッティとか。ペンネとかもきっとそう。

 きっと、疲れる事もあったんだろうね。


 ……気持ちよさそうだなあ。


「レベル4000の、古竜シルヴィア・ドラゴネッティ、か」


 二度と手に入らない可能性すら考えていた、ロッキングチェア。

 まさかの、翌日昼には持ってきてくれた。

 しかも、三種類も買ってきてくれた。


 そして、籐家具。

 二度と手に入らないとしか思ってなかった、お気に入りの籐家具。

 ラタンのロッキングチェア。和洋折衷の家具。オリエンタル家具が輸出入を繰り返していることを、シルヴィアちゃんの買ってきたものは示唆していた。

 これ以上ない、大収穫だ。


 間違いない。

 醤油と味噌も、どこかにある。


「……ほんと、ありがとね。私には勿体なさすぎる出会いだよ」


 天使の寝顔のシルヴィアちゃんの髪を優しく撫でて、私は隣にあった大きなソファタイプに座った。

 こっちは……控えめに言って最高だった。


「うっわ……これめっちゃ気持ちいい。ダメ人間もといダメ魔族まっしぐらの、ロッキングチェア完成系の一つだ……」


 ゆらり、ゆらり。


「———あ、やば……」


 うつら、うつら。


「……きょうも……おひるねしちゃう……」


 ゆらり……ゆらり……


(……ほんと……全てが贅沢な、休憩生活だなあ……)


 うつら……うつら……


 ……。……。




 - - - - - - - - - -


 ———懐かしい日々。


 風の声 夏の木漏れ日 縁側に

 優しい椅子と 子と母ふたり


 -


 たまえちゃんは、かわいいねえ……


 ええ、お母さん。手のかからない子供で……




 気に入ってくれてうれしいねえ……


 ふふっ、本当にお気に入りみたいで……




 ……この籐椅子ね、わたしが死んだらねえ……


 もう、そういうこと言わないでくださいよ……


 - - - - - - - - - -




「……ん……」


 ……あ……寝てた、私……。


「……あはは、今日もおひるから寝てたねー」


 なんだか、懐かしい夢を見ていた気がする。……あれ、ちょっと寝てるとき涙出てた? 目ヤニになっちゃう、顔を洗った方がいいかなー。

 それにしても、ロッキングチェア素晴らしい。シルヴィアちゃん様々だ。


 足下を見ると、ゆらり、ゆらりと三つの椅子が揺れている。

 三つ買ったからね。




———三つ?

 え?

 あれ?


 三つとも……揺れて、る?




 私は、左側を見る。


 シルヴィアちゃんがいる。


 ……私は、恐る恐る、右側をゆっくりと見た。




「……すぅ……。……んっ、……」


 そこには……銀髪のミディアムヘアで浅黒い肌で耳の長い、体のラインは出るところ出てて、なのに顔は幼さが残るという遺伝子の理不尽を感じるレベルの美少女が寝ていた。

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