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きゅうけいさんは村長の家にお世話になる

 け、結構難易度高いですね今回のミッション!

 まさか、サキュバスのみなさんがそこまで大変なことになっていたとは……!


「リックさん、無理を言っているのは承知なのですが、どうにか協力していただくことはできないでしょうか」

「いえ、会わせるだけならもちろんいいのですが、その……相手がどう出るかわからないですし。大丈夫かなと」


 あっ、こちらをちらちら見てる! そ、そりゃそーですよね……普通入れるだけで無理ってもんですよね、ああもう変身魔法がないのが恨めしい……!


「あの……でしたら、厚かましいお願いですが、暫くここに居させてもらってもいいでしょうか。あたしたちみんな強いですけど、今寝泊まりする場所がなくて。もしも魔族が来たら、簡単にあたしたちの力で追い返してしまえますから」

「それは願ってもないことです。村の者には俺から直接伝えましょう」


 一人称が俺だけど丁寧語なマッチョ村長リックさん、いい人だね! ニコニコしながら奧さんのパトリシアさんがしなだれかかってて、大変お似合い夫婦です!


「みんな、いいわよね?」

「おっけーだよシルヴィアちゃん!」


 リーダーのナイス判断に、みんな頷く。

 ちなみにイデアさんのおうち、あれは臨時で立てた小屋なので、出てくる際に荷物は全部ぽぽんと収納魔法のアイテムボックス内に収めちゃってるらしい。さすがイデアさん、できる筆頭眷属兼保護者さん!


「えっと、ここでおやすみするのー?」

「そうだよーミミちゃん」


 ミミちゃん、お部屋をさっきからぐるぐる見渡して「ふえー」となんとも微笑ましい驚きと感動の混ざったような声を出していてそんな姿ももちろん天使ちゃん!


 あ、キャシーさんが興味深そうにミミちゃんを見ている。


「あの、その子も、その……魔族、なんですか?」

「そだよー。ちょーかわいいのミミちゃん」

「そ、そうなんだ……えっと…………ミミちゃん?」


 おおっ、犬耳美少女キャシーさんが、ちびっこピンク魔族のミミちゃんにコンタクトを取ったぞっ!


「うん、おねえさんは?」

「私はキャシーっていうんだ。この家の一人娘だよ」

「わ、えっとえっと、おせわになります!」

「うん、よろしくね」


 ああっ、キャシーさんが恐る恐るミミちゃんの頭を撫でましたっ! ミミちゃんニッコリスマイル入りましたーっ! そして魔族独自の黒白目が閉じられた顔によりただの全身ピンクのちびっこ美少女が現れます! キャシーさんもミミちゃんの天使ちゃん度を受けてスマイル入りました〜〜っ!


 やりましたッ!

 主に私がとうとぬッ!


 第四章、完ッ!


「なんだかきゅうけいさん、笑顔でぴょんぴょん飛び跳ねてテンションアップしてるんですけど、この人いつもこんななんですか?」

「大体いつもこんなです。明るくてちょっと間抜けで、あと料理が上手いあたしたちの中心人物が、きゅうけいさんですよ」

「なんだか変わった魔族さんね……」

「ふふっ、あたしたち自身も『変わった魔族だなあ』っていつも思ってますから。……みんなきゅうけいさんみたいな魔族だったらいいんですけどね」


 おおっ、今日はシルヴィアちゃん、私持ち上げすぎじゃないですかね! このままいくとテンション上がりすぎておかしい人になっちゃいます、踊っちゃいますよ!


「うへへ……あっ紹介いただきましたんで、せっかくだし料理とか作っちゃったりしてもいいですけどどうです? お口に合うか分かんないですけど、竜族の村では好評でしたんで!」

「ほお、きゅうけいさんは料理が出来るのですか。それは是非とも食べてみたいですね、お前もいいよな」

「もちろんよ、私もきゅうけいさんの料理、楽しみにするわ」


 やったね! おいしいものがんばってつくらなくちゃ!

 といったところで、この辺の食べ物がどういうものか聞いておかないといけない。酢のものとかすっごい癖あるもんね、あとブルーチーズ。ゴルゴンゾーラは慣れてないと、あれなんていうんだろ、臭いというより塩辛いというか、独特のきつさ感じるんだよね。私ニョッキとか好きだけど。にょきにょきニョッキ! おいしいよ! ぎざぎざマカロニことペンネだっけ、あんなのの中にないかなー。

 っと、そうだ、料理でしたね。


「参考にこの辺で食べられているものってどんなものか教えていただけます?」

「この辺は、やっぱり肉に味付けしたもの、肉を野菜で挟んだものが中心かしら。あとは豆を煮たりするわね」


 そうなんだ! やっぱこの辺り、豆って強いよね。ごはんパンとかじゃなくて豆でお腹膨らませるタイプだったかー。

 でもお肉がありなら、結構いける気がする。


「おっけーおっけー、まーかせて! ルマーニャ付近のおいしい食材つかっちゃうよ!」


 食材がいいから、大体何作っても失敗しなければおいしい! ありがとう食材!

 料理はね! 一に食材二に愛情だからね! まあ塩を入れすぎたりしてダメにしちゃうけどね! 逆に砂糖を入れすぎても意外とダメにならないんだよね。

 ま、そんなわけで料理スタートいたします! お台所へゴー!


 ……ってわけで、やってきました台所。

 一言で言うとですね、超素敵。

 木造建築ログハウスの綺麗なおうちに、魔石でできたコンロみたいな設備、木で出来たまな板、そしてキッチンナイフはちゃんとありました。そこら中に調味料が綺麗に配置されてあって、木目の食器がずらりと並んでいる。お客様用って感じ。

 いやほんと、これ高級別荘ですわ……。


「やるきがでちゃう! がんばります!」

「うふふ、楽しみにしてるわ」


 ニコニコ顔のパトリシアさん、腕を後ろで組んで……斜め後ろで待機。


「……あの?」

「どうぞ?」


 あ、ひょっとして私の調理風景見る感じですね? おっけーです、ちょっと恥ずかしいけどやってやりましょうじゃないの!


 まずは宙空からぽぽんと出したお肉のかたまり。そこに生活魔法で綺麗にカットされる姿をイメージして、ぺぺんとステーキサイズにカットしちゃう。

 そして塩コショウをさらりと撒いて、オリーブオイルをフライパンにだばだばと投入!


「あら、それは?」

「オリーブオイルなんですけど、ひょっとしてこっちはあまり使いません?」

「聞いたことないですね。あ、どうぞどうぞ」


 そうか、これも……多分エクストラバージンとかじゃないタイプだよね、あれも独特の香りなので苦手な人は苦手かもしれない。

 大丈夫だろうと祈りつつ、にんにくを出してさくっと皮を剥いて、フライパンの上に落として魔法でカット、みじん切りの完成です。本当に魔法とイメージ力の相性良すぎる。ありがとう今まで私に見られ続けていたCGの数々。イメージ魔法、使うの楽しすぎる。


「……器用に魔法を使うのですね」

「うへへ、こういうの得意なんです。お洗濯もお掃除も、すっかり得意になっちゃいましたっ!」

「そうなんですか。……魔族といっても、本当にこの人一人全然違うのね……」


 フライパンに火をつけて、じゃーっと焼いちゃう。そして本日ソースは、多分大丈夫だと祈りつつ、バジルをソースにしていきます!

 なんとか、なんだっけ、エメラルドジャムじゃなくて、忘れたけどおいしいよ! 私は初めて食べて、すぐに気に入ったからね! 周りでも不評な人は……い、いなかったはず!

 確か、エスカルゴとかに比べたら受けはよかった! ていうかエスカルゴはまず見た目がエスカルゴすぎて庵奈とかダメだった! おかげで私は二個食べちゃったけどね!


「えーっとパトリシアさん、このソース食べてもらっていいです?」

「ええ。……! まあ、変わった味だけどおいしいわ!」

「ほんとですかっ! よ、よかったー。これがいけるなら、結構いろいろいけそうですね。トマトとかも大丈夫です?」

「酸味のある野菜よね、食べるわよ」


 やったね! 私はそれを聞いて、トマト煮をすることを決意する。

 細長いトマトを皮とか取って入れて魔法で煮つつ、そして塩と、なんかスパイスいれます! いい感じになった中に、おにくのかたまりブロックをどーん! そして蓋をして……ここからは、魔法防御を詰め込んで、ぱんぱんに密閉しながら火を入れますとも。

 そう、これがトマトと野菜とあとなんか白ワインとか赤ワインとか適当に入れた牛スネ肉の圧力煮込み! ええ、ええ! 圧力鍋ですとも! めっちゃふつーの銅鍋ですが、レベル九京の魔力にかかれば隕石でも穴が開かない鍋に早変わりです! やったね!


 そしてお次は、やっぱりペンネ! もう名前を間違えません! ペンネ・アラビアンナイト!

 ……あれ、これ絶対間違ってる気がする。だって前に同じ間違え方したから。


「……て、手際がいいわ……作る量とスピードが速いですね……」

「いえいえ、魔法のおかげですから! 前までは魔法が使えなくて手作業でやってたので、随分技術もないのに楽してるなーって思いますとも」


 そんな会話をしつつも、木の器にどんどんお肉を取り分けていく。そしてお次は野菜類! ぽぽーんとキャベツを出しては、さくっとまるまる一発千切り! 気持ちいい!

 どんどん乗せていこうねーおいしいからねーキャベツは焼肉系のお友達だからねー。


 鍋の方はもうちょっと待ってね。ってうちに次にいきます! お次はどーしよ、ブルーチーズでさえなければあんまり癖もないし、パルメザンでジャジャーンなリゾット、いっちゃいますか!


 そしてオリーブオイルとバターを出して、ごはんをだばだばーっと。


 さーて次は…………。


 …………。


 ……。


 -


 がっちりとまでいかないものの、ゆるく湯気が出る程度に固めていた銅鍋の魔法を解除して、蓋を恐る恐る開ける。

 中にある肉をフォークでつついて……あっこれは絶対おいしい!


「イエーイ! 完成しましたっ! 私がおなかすいたっ!」

「楽しみね!」

「俺の魔族ってやつのイメージが完全に変わりましたよ」

「すごいなあ、きゅうけいさん」

「へえ……これがパオラの言っていたきゅうけいさんの料理……」

「でしょ、私も驚いたんだから」


 あ、あれ!?

 後ろを見ると、作業に集中していて気付かなかったけどみんな来てました!


「あ、あはは……いやーてれくさいですなー……。そ、そんなことより食べましょ食べましょ!」


 私はお皿に料理を盛って、テーブルへ運ぶ! おてつだいエッダちゃんと……ミミちゃんがお手伝いしてくれてもうその一生懸命さに顔がデレデレです!


「それでは皆、いただこう」

「いただきまーす!」


 リックさんの声を聞いて、みんなで一斉にフォークを持ち出す。

 この肉は……軟らかい! 最高! 私やりましたね!


「きゅうけいさん、ペンネ・アラビアータやリゾット・アラ・ルマーニャにジェノベーゼなどは以前より作ってましたが、これ風味は少し独自のものですがオッソ・ブーコですか!? 仔牛は買ってなかったはずですが、いやむしろ成体の脛をあの薄い銅鍋で、この短時間でこの濃い味と柔らかさの肉を!?」

「えっ、今日作ったのそんな料理なの!?」

「いやいや知らないで作ってたんですか!? 材料も時間もとても完成までの流れが分からないですよこれ!?」


 ありがとうシルヴィアちゃん、恐らくカケラも聞いたことない料理です。これ圧力鍋で作る牛スネ肉の煮込みとかそんな感じの名前の料理のつもりだったと思います。

 オッソ・ブーコ? いやほんと、シルヴィアちゃん何かにつけて知識量凄くない? もう今度から知らない料理は適当に作ってシルヴィアちゃんに見せれば料理名教えてくれるんじゃないかな。


「ていうか作り方知ってるのならシルヴィアちゃんも作れるんじゃ?」

「…………。……生活魔法、竜族はできる人少ないんですよ。微調整が難しいので、手先を動かすことになるんですが、その……結構きゅうけいさんのやってる魔法って繊細で難しいんですからね。誰でもできるとか思わないでください」


 あ、シルヴィアちゃん本気で恨みがましい目で見られちゃった。ごめんなさい。


「……おいしい、おいしいよきゅうけいさん!」

「キャシーさん、よかった! お口に合うか心配だったので」

「もうね、どれもこれもおいしいの! 食べたことない料理なのにおいしい! ステーキぐらいだよ、見たことあるの! お母さん完全に負けてるんじゃないの」

「あ、あはは……いや、ほんと、正直ナメてましたごめんなさい。所詮魔族とか思ってました、今かなり打ちのめされてます。美味しいです、きゅうけいさん。是非とも家にいる間に教えてくださいね」

「わわっ、もちろんです!」


 やった、美人のママさんと距離つめてもらえた! かわいいママさんとのお喋り権ゲットしましたーっうぇへへへへ。

 パトリシアさん、犬耳ほんわか美女って感じでね、超素敵なの。即アイドル間違いなし。私はもうこの短時間で完全に好きになったね。旦那さん羨ましい!

 あと旦那さんも超かっこいいのに腰が低くて素敵! なんていうか男前な俺様系でも相手を敬えないと急に「あ、やなヤツ」とか思っちゃうんだけど、この人はもうその辺が完璧です。奧さん羨ましい!

 いい夫婦だねー。


「あの、おかわりいただけますかぁ?」


 そしてエッダちゃんは早い! ほら、イデアさんがびっくりし……て……。


「本当においしいわ、私の分もあるかしら?」


 ……こ、これは……! 間違いない!

 胸に栄養が行ってるコンビ……!


 あ、キャシーさんとシルヴィアちゃんの目が合ってる。あっ、お互い握手した。

 二人の友情は育まれた! やったね! いや私もそっちに入れてくださいっ!


 そんなこんなで仲良しみんなで晩ごはんは終わったのだった。

 あと気がついたら、どうも多いなと思ったらどんどんお客さんがきていた。あっ向こうのぺたんこ犬耳ちゃんもかわいい! 向こうの人はセクシー!

 あと……あっ君はエッダちゃんのおっぱいガン見した子だね! 名前は忘れちゃったけど! ちなみに彼、イデアさんのおっぱいをガン見してるけど正直他の男性もチラチラ見てたし、何と言ってもイデアさんだし彼を責めることは出来ない。


 あ、でもよく考えたらイデアさんこの中で一番レベル低いんだ、子供にだって押し倒されかねない。イデアさんのことは本気で護らなくちゃね。

 まあ今の状況、イデアさんが男に対して主導権取りすぎレディ状態だったから起こってるわけで、ちょっと自業自得な部分もあるけど……。


 -


 すっかりたくさん作った料理もなくなって、就寝時間! そう、最大の娯楽タイムこそが就寝時間! テンションもあがるね!


「えっとえっと、寝させていただけるんですよね!」

「もちろんです、大きなベッドが数台ありますが、どうしましょうか」

「わーわー、どうしよっかな! えーっと……って、ベッドが大きめ? どれぐらいでしょうかっ」

「あれは……そうですね、横に成人男性で三人は眠れるぐらいですね」


 三人……! それは、それはもちろん!


「シルヴィアちゃんエッダちゃん、一緒に寝よう!」

「ふふっ、そう言うと思ってました。ええ、いいですよ」

「わぁい、きゅうけいさんと一緒ですぅ!」


 やった! おっきいベッドで眠るやつ、ずっとやってみたかったんだ!


「では、私とパオラとミミで眠る?」

「男が三人並べるほどなら、大丈夫そうね。ミミちゃんはそれでいい?」

「うん、いいよ」


 あっ、向こうもあれはあれでいいな! ミミちゃんがセクシー二人に挟まれて羨ましいし、ミミちゃんを抱き枕状態にして眠ったら絶対幸せな夢見られそうで羨ましい!


 と思っていたら、腰にあの幸せな感触が……!


「えへへ、きゅうけいさんと一緒のおふとんだぁ」


 え、エッダちゃん……! 天然小悪魔エッダちゃんの攻撃により、向こうチームの誘惑が断ち切られました!


 キャシーさんに案内されて、客間の奥の就寝所に入る。ベッドは……すごい、でっかいのが四つ並んでいた。

 男三人とか言ってたけど、詰めると五人ぐらいは行けそう。二十人ぐらい寝泊まりできる予備の部屋が村長の家に……ほんとすごいわこの家、ちょっと素で高級別荘すぎてびっくりしてる。


 そしておふとんは……きもちいい! 洗い立てというか、あまり使ってないベッド。これは素晴らしいですうへへへへ……。

 私はお布団の中に潜り込んでいき、おふとんとベッドの間に挟まって平泳ぎして感触に満足する。コレみんなするよね? ……しない?

 そして私がガニ股魔族になってるうちにエッダちゃんがもぐりこんできて、ぎゅっとしがみついてきた……!

 その感触に悶えていると、後ろからシルヴィアちゃんが私の手を繋ぐ。


「それじゃ、あたしは随分飛んで疲れましたし、先に寝ますね」

「あっ、そだったね! ほんとお疲れ様! シルヴィアちゃんは本当に、頼りになったよ!」

「十分食事でお礼になりましたよ、どういたしまして」


 そして、目を閉じるシルヴィアちゃん。その目はもう、今日は開くことはなかった。働きづめで、しかもこの大人数のパーティを引っ張って……本当にお疲れ様。シルヴィアちゃんは大好きだけど、それ以上に尊敬してるよ。


 と、右手の感触とともに優しい気持ちになってるところに、左側面から破壊力満点のプレス攻撃が、腕の締め付け攻撃との連携で襲いかかってくる……!


「えへへ……きょうはきゅうけいさんをお助けできて嬉しかったですぅ……」

「エッダちゃんも、ありがとね」

「私もおいしいごはんたくさん食べることが出来て、しあわせですよぉ……ああ、満腹でもう睡魔が……えへ……おやすみなさいぃ〜……」


 そしてむぎゅっとしがみついたまま、エッダちゃんの寝息が聞こえる。


 そしてようやく、この状況がものすごくヤバイことに気がつく。何がって、感触とか匂いとか幸せすぎて睡魔が襲ってくる暇がないの。しょっちゅう夢の中でエッダちゃんが何かしてるのか、ぎゅうぎゅう抱きついてきてやばいの。


 隣のベッドに救いを求めて見ちゃったのも失敗だった。ミミちゃん、イデアさんのおっぱいの間で寝てる。私あのしっかり首が固定できる柔らか枕知らないんですけど、どこで買えますかね。

 ……どうしよう、相乗効果で心臓ばっくんばっくんいってる。


「これ、眠れるかな……」


 あはは、どうやら完全に覚醒してしまった。

 きゅうけいさん、ベルフェゴール人生最大のピンチかもしれません……。


 ……まあ、朝までこの幸せを堪能してるのも、いいかもなあ……。

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