目指せ理想のオタクライフ
俺、秋山律は日本有数の高校に進学した高校1年生である。
そしてオタク生活を目標とするオタクである。
そんな俺は今隣の席の白星美波に尋問されている
彼女は学園でもまだ入学して間もないのにお姫様やら神など信仰している人がいる人の人気ものだ、そんな人からの尋問の内容は
「なんであなたがそこの座席なの」
というものだ。理不尽極まりない
「なんでと言われても学校が決めた座席なんだから仕方がないだろ」
「そうね、確かに普通の学校なら私もこんな事言わない
だけどこの学校は違うあなたも高校の説明書でも見たわよね
この学校は入試の点数上位3名はクラスの席を選べるって」
「あぁ、そうだな」
確かにこの学校は入試の点数上位3名は1位から順に
1位 確定で1席選べる 2位 2席選べる(1位の人と被った場合の配慮 被らなかった場合は2席からランダム)
3位の人も以下同様だ
「私は2位で2席を入学式前に選ばされた」
「白星さん2位なのかさすがだね」
「ありがとう、話が戻るけどその時先生は確かに1席分しかメモをしなかったの」
この人は尋問に慣れているのだろうか、2次元のような感じではじめはちょっとワクワクしたが今はまずい
「へぇ、そうなんだ。それがどうかしたの」
「つまり1位の人が私と同じ席を選んだのよ、1位のほうが優先されるから必然的に私はもう一つの席になる」
「...」