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ジジイの異世界記  作者: パパちゃん
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時の旅人、光と闇編16

「初めまして! 僕、ジョニーです! 僕、貴方の大ファンで… ダーク…」


「ジョニーさん!」


マルスが連れて来たジョニーが興奮して話しマルスに口を押さえられている。


「ジョニーさん、魔王様です!」


「そうだった、魔王様、お会いしたかったです…」


ジョニーはマオウの手を握り嬉し泣きしていた…


「おい、マルス、コイツの情緒は大丈夫なのか?」


「はい、すぐに感動するタイプなんで気にしないでください…」


マルスは呆れている。

マオウはマルスとトキ、オオトリとで釣りに来ていて、そこにジョニーが現れたのだった。


「お主は黄色じゃな…」


トキとオオトリはジョニーから溢れ出した黄色い粒子を吸収して満足していた。


「なあ、お前ら、俺が何者か知っているんじゃないのか?」


マオウが怪訝な顔をする。


「僕達の探している人物の可能性はあります。

ですが、確証がないのです…

確証がもてれば、そのときにお話しいたします…」


マルスが言う。


「そうか、仕方がない…」


マオウはやれやれといった感じだ…


「妾達は弟子を待たせているから先に戻っておる…」


トキはオオトリと転移で帰って行った。

マオウ達は釣りを続けて楽しみ、マルスとジョニーを連れ食事に行き宿に泊まった。


翌日、再び釣りに出掛けていると…


(魔王様、ヤバいです…)


オオトリから緊急の念話が入る。


「何かヤバいらしい… 国に戻るぞ!」


マオウはマルス達に告げてオオトリの元に転移する!

そこは、ミャーダ国の森で、オオトリやインパルス、シュテン、カエン、フー、アズマ、マリーはもちろん、ミゲルやマロニエルも、ダムダが率いるダーク天使と戦っている!


「ぐわあー!」


そしてトキの悲鳴が響く!

ダムダに捕らえられダークマターを注入されているところだった!


「トキー!」


マオウは叫び飛び出す!


「もう、来てしまいましたか…」


ダムダが嫌そうな顔をした!


「貴様ー!」


マオウはオリジンソードを抜きダムダの目の前に転移して斬り、トキを救出する!


「トキ、大丈夫か?」


「王よ、すまない…」


トキは気を失う。

マオウはアルス達の元にトキを転移させる。


「お前、なぜトキを狙った…」


「ミスティ女王が、大量に勇者を召喚して勇者軍を作りたいそうで、召喚の成功率を上げるために時空龍が欲しいと望まれましたのでいただきに上がりましたしだいです」


ダムダは悪びれることなく説明し始める…


「しかし、貴方は凄いですね。何をやったか知りませんが、そのドラゴンに奴隷術を掛けられませんでした。

仕方がないので侵食させていたところだったのですが…」


「お前は悪害でしかない。今ここで処分してやる…」


マオウの怒りはMAXとなっていた。


「うおおおー!」


マオウは神速でオリジンソードを振りダムダを細切れにする。


「マルチバースト!」


至近距離でMAXのマルチバーストを放つ!

ダムダは塵も残さず消滅した…

だが、どこからともなくダークマターが発生して集まりダムダを形成していく…


「さすがです。防御する暇もありませんね…

こんな方と戦うのに、勇者を何人集めても無駄なのに…

ミスティ女王は魔王様を舐め過ぎですね…」


ダムダはやれやれといった感じで呆れる。


「お前が一番舐めているのだろう! シャインボール! スーパーノヴァ!」


ダムダは強固な結界に閉じ込められ超新星爆発をくらい消滅する!

だが、再びダークマターが集まり復活する。


「キリがないな… だが、何度でも消滅させてやる!」


マオウはダムダが完全に消滅するまでさまざまな事を試してやろうと思っていた…


「まあ無理だと思いますけどね…

ですが、貴方と長々と戦うのは得策ではありません…

時空龍は諦めます。

代わりに私が勇者を召喚をする事で手を打つ事にいたします… ではまた…」


ダムダは一方的に告げてダーク天使達を連れて消えた…


「逃げられたか…」


マオウは呟き、トキの元へ転移する。


「少し入ったな…」


マオウは手を翳してダークマターを吸い出す!


「魔王様、そんな物を吸収すると…」


マルスが心配する。


「こんな物をそこらに漂わせる訳にはいかないだろう…」


マオウは仕方がないといった感じだ。


「とりあえず城に戻る…」


マオウは全員を連れて城に転移する。


「王よ、すまなんだ…」


元気になったトキが謝る。


「大事に至らなくて良かった…」


マオウは安心する。


「オオトリ」


「はい、私達が合同で森で訓練していたところ、突然、ダムダとダーク天使が50人現れて襲って来ました…

ダーク天使はそれぞれが魔神ほどの強さがあって、私とトキは余裕だったのですが、弟子達が苦戦して、サポートしながら戦っていましたら、不意を突かれダムダにトキが捕まり、そのとき魔王様が現れました」


マオウに呼ばれたオオトリが説明した。


「そうか、もう少し警戒しておくべきだったな…

トキ、オオトリ、シュテン、そして鬼人達は欲深い人間達からしたら喉から手が出るほど欲しい存在だ…

奴が何故、闇商人を気取って遊んでいるのか分からないが… 本当に厄介だ…」


マオウが呟く…


「おい、担当者、奴はどうやったら倒せるんだ?」


マオウはレッドに聞く。


「それが、わからないの…」


レッドは困る。


「そうか、サタンと戦ったときは俺にもそこそこの力があり、奴に肉体を与えて人にして倒した…

今回はその手は使えない… どうしたものか…」


マオウは困っている。


「まあ良い、ダークマターが尽きるまで消滅させ続けてやるか…」


マオウはなんの作も思いつかなかった…

レッドも心配そうな顔をしている。

何故かジョニーだけがマオウをキラキラした目で見ている。

ジョニーは確信に迫る何かが見られるかも知れないとワクワクしていた。


「おい! ブルー! どう言う事だ! なぜ俺を誘わない!

俺がどれだけダーク…」


突然、黒い粒子が現れて声が聞こえて来る。


「トキ!」「オオトリ!」


2人は粒子の亡者で集めるのに必死だった…


「バカ! 僕はブルーじゃない!」


マルスも叫びながら粒子を撒き散らして消える。すると言いかけていた声が止まった…

しばらくすると…


「魔王様、私、ブラックと申します…」


黒装束の男が跪き泣いている。


「なあマルス、お前の友達の情緒はどうした? なぜ俺を見てなく…」


マオウは困る…


「僕達の世界の伝説の英雄に似ているからです…

僕ももしかしたら本人じゃないかと思っています…」


マルスが困った感じで説明した。


「いや、他人の空似だ… 俺はただの破壊者で英雄ではない…」


マオウは英雄視されるのを嫌っていた。


「それに俺はザ、ワールドという世界から来たらしい…」


そう言った。


「それがですね、余す事なく、全ての仲間に問い合わせてみましたが、ザ、ワールドといった宇宙は存在しないのです…

僕以外にも未来を覗ける者がいますが、全ての世界を覗いても、ザ、ワールドになる宇宙が存在しないのです…」


マルスが困った顔で説明する。


「うん? どこか別のお前達の知らない世界なのではないのか?」


「確証がない今、説明は出来ませんが、僕達は全ての宇宙を把握しているのです」


「そうか、宇宙を見守り管理する者だったな…」


「ソウソウさんは言っていました。

ゼン全能神達の宇宙とはステージの違う宇宙だと…

そんな事はありえないのですが、魔王様が僕達の想像する人ならあるいは…」


「まあ、そのうち解るときが来るのだろう…」


マオウは仕方がないといった感じだ…


「私もしばらく置いてください…」


ブラックが頼む。


「ああ、ゆっくりしていけ…」


「なあ、黒、お主のが一番良い味がする気がするんだが…」


トキは粒子グルメになっていた。


「それはそうです。私が魔王様に一番近しい存在だと思っていますから…

私、管理者を辞めます。魔王様、1番の配下にしてください。

管理者を辞めてしまえば存分に力をふるえます。

ダムダごとき一瞬で葬り去ってやります!」


ブラックは暴走している。


「「ブラック! 駄目だ!」」


レッドとマルスがハモって叫ぶ!


「それ、僕も考えていたんだよね…」


ジョニーも呟く…


「なあ、なんでジョニーだけ、普通の名前なんだ?

マルスはブルーなんだろう?

お前、イエローとかじゃないのか?」


マオウが言うとマルスが気まずい顔をする。


「カラーを名乗れるのは一族の中でも才能のあるエリートだけなのです…

僕、凡人なんで…」


ジョニーが寂しそうに答えた…


「そうなのか… なあ、俺はなぜエメラルドなんだ?

ブラックが近しい存在なら黒系統じゃないのか?」


マオウが聞く。


「それはですね…」


ブラックが説明し始めると、マルスが口を押さえて止める。


「それもいずれ…」


マルスは困る…


「やはり妻達に関係があるのか… 俺は力を失い、妻達が支えてくれている…

どおりで俺の力はどこか借り物のような気がするのか…」


マオウはガッカリとする…


「いいえ、私の力は貴方の力でもあります。

そして、貴方の力は世界そのもの…

借りているとは思わないでください…」


突如、ミャーダがエメラルドに光り輝き、姿が代わり何かに取り憑かれた感じで話し出す。

それを観たマルス、レッド、ジョニー、ブラックが跪く…


「みなさん、どうか、今しばらく、この人をそっとしておいてください…

この人も、あの世界の人達もまだ知るときではありません…

よろしくお願いします」


エメラルドに輝く美しい女神はそう告げて消えた…


「「やはり本物だ…」」


ブラックとジョニーは抱き合い泣いている。


「解っていた事ですが…」


マルスも感動していた。


「私、どうしたら…」


レッドは困惑している。


「なあ、今のはなんだ?」


マオウが聞くが…


「今は…」


マルスは答えない…


「そうだな、奴もそう言っていたな… ただ何か懐かしい感じがしたな…」


マオウは懐かしそうな顔で天井を見上げた…


「私を魔王様の配下にしてください!」


ブラックは申し出る…


「ブラック、今じゃない… 僕達はいずれ魔王様と一緒に戦う。

そのときまで管理者を続けなければならない…」


マルスがブラックに教える。


「未来視か… そうしないとまずいのか?」


「たぶんな…」


マルスとブラックが話していると…


「配下になどならなくて良い。お前達はいつでも遊びに来ると良い。

時も次元も関係ないのだろう?」


マオウが言うと…


「はい、必ず!」


ブラックは熱い。


「のう、ブラック、妾とオオトリの3人でチームを組まないか?

妾は解る! ブラックは特別だと…

妾は竜人族で1番の配下、オオトリは鳳凰人族で1番なんじゃが…

人族1番のトシゾウとははぐれてしもーてな… 主なら人族1番に…」


「はい! 私をチームに入れてください!」


ブラックが頼むと、トキとオオトリが満面の笑みでブラックの手を取り握手をした…

トキとオオトリはブラックが見えないところで悪魔のような笑みを浮かべて、ブラックを何処かに連れて行った。


「大丈夫ですか?」


マルスが心配する。


「問題ないだろう? どうせ力を分けてもらおうと思っている程度だ…」


マオウは気にしなくて大丈夫だと思っている。


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