創造神編
「ワシの宇宙には、1つ近づいてはならない星があるんじゃ…」
ソーが擬態で現れ話し出す。
「それは2人で話をしたい、場所を変えよう…」
魔王がボソボソと呟くと…
「駄目です! ここで話を聞いてください!」
エルザが強く言うと、その場に居た妻達が頷く。
「私も話が聞きたいわ…」
ゆきみが言うと、高次元の出身者は興味深々だった。
「仕方がない、続けてくれ…」
魔王がソーに話すように促す…
「この宇宙はワシの父とも言うべき存在、クロンギアが創造し、ワシら3兄弟も生み出された…
星を創り人も創った。星々は増え人も増えた。そして莫大な信仰心は神気を生み宇宙は神気で満たされ、ワシらは莫大な神力を得た。
世界は循環しこの上なく上手く回っていた…
じゃがある日、クロンギアは言った「この世界は失敗だ、無に帰し創り直そう…」と…
ワシも兄弟も反対し対立した…
ワシらはワシらの創りし神や人間が可愛かったのと、ワシらですら殺そうとしていたからじゃ…
説得を試みたが、クロンギアは聞く耳を持たず、宇宙を消し去ろうとした…
兄弟3柱力を合わせ戦った…
兄2人はお主の様に強かった!
戦う術を持たぬワシはサポートと封印に徹した…
兄達は倒す気でいたが倒す事は出来なかった…
じゃが、相当なダメージを与えてくれたおかげで隙を突き封印する事ができた…
兄2人の命と引き換えじゃったが…
それがクロンギアを封印した星、クロンギア星だ…」
「そのままの名か!」
ついつい突っ込んでしまう…
「そして平和が訪れて、ワシはワシの宇宙をいくつも創った。お主が10階層宇宙と呼んでいた宇宙や妻達のいた宇宙だ… 高次元とまではいかないが、皆、それなりに良い宇宙だ…」
ソーが満足そうに言う。
「ああ、俺達も感謝して満足している」
魔王が言った。
「じゃが最近のヘルメスの異常発生はもしかしてと思い、封印も心配じゃし、クロンギア星を調べたいんじゃ…」
「そこで、俺に調べに行けと…」
魔王が聞く。
「そうじゃ…」
「最悪の場合は戦うのか?」
「仕方がない… 全ての宇宙の猛者を集め挑むが、お主とお主の部下達以外はたかが知れている。一般的な人の持つ加護で最高位の導者レベルが数万人いる程度だ…」
ソーはガッカリする。
「そうか… 敵はクロンギア1柱だけなのか?」
「いや、その昔調査したときは禍々しい生物がウジャウジャといた… ワシが結界を張り星から出られない様にしているが、今どうなっているか、想像も付かない…」
ソーが残念そうに話した。
「解った、俺が調査をしてこよう… 何かあったときは妻達を頼んだぞ?」
「ああ、出来る限りの事はする。じゃが、もしクロンギアが復活しお主が殺されたら、高次元は愚かワシもそして全ての次元の宇宙が消える…
そう言う相手だ… 迂闊に死ぬな…
酷な事を言うが、妻や主の民のため、最後まで足掻いて活路を見出してくれ…
それとな星は消滅させないで欲しいんじゃ…」
ソーは辛そうな顔で言った…
「そう案ずるな… 先ずは偵察だ、今回は慎重に行く。俺は命に替えても妻達だけは護りたい!」
魔王はソーと全員の顔を見て宣言した…
「ときに、ソーの兄達の名は?」
魔王が聞いた。
「ハイとローだ… じゃか、残滓も無い… ワシも徹底的に探した…」
ソーは悲しそうだった。
「そうか、残念だ…」
ソーとの話は終わった…
高次元宇宙では有名な星で座標はオペラが直ぐに手に入れた…
「駄目だ! 今回は誰が何と言おうと1人で行く!
お前達、自分達の立場が解っていないのか?
お前達を連れて行くと言う事はハンディを背負って行くのと同じだ!
宇宙の最大の危機なのに、お前達の弾除けとなって俺が殺られても良いのか?
創造神クラスの魔神が出るかも知れないのにそんな危ない橋は渡れない…」
付いて行くとごねる妻や愛達に力説していた…
皆、納得のいかない顔をしていたが、これは譲れない事だった。
「さて行くか…」
「本当に1人で行くの?」
ゆきみが聞く。
「俺と同等の力を持つ者がいるのか?」
魔王が聞き返す。
「それは…」
愛も言い淀む…
「1柱、紹介したい女神がいる…」
ソーがそう言うと…
その場が光り輝き、1柱の女神が現れる。
「創造神ハイの娘、ギアでございます…」
美しい女神が挨拶する。
「そうか… で、何の様だ?」
魔王は興味無さそうに聞く。
「いや、何の様だと言われても… 調査に同行させようかと…」
ソーがビックリする…
「何かあったら、コイツを盾にして逃げれば良いのか? それとも俺を護れるほど強いのか?」
魔王が聞くと、その場の全員が驚く!
「何を言っておるのじゃ? お主が護るのじゃ… お主は女性に優しいのだろう?」
ソーが呆れる。
「連れて行く理由が解らない… それと、俺が優しいのは巨乳美女にだけだ… とにかく俺は1人で行く… 足で纏いも貧乳もいらない…」
思いっきり断る。
「じゃが、封印が後どれほど持つのかはワシかギアでないと解らないんじゃ…」
ソーが困った顔をする…
「仕方がありません…」
ギアが巨乳になる。
「俺は天然物が好きなんだ…」
魔王は呟いた…
「妙な事に拘らないでください… もともと大きいんです! 邪魔だから小さくしていただけです!」
ギアがムッとして教えた。
「どうもコイツとは気が合わない… 一緒に行きたくはない…」
魔王は何か近づきたくないものを感じていた。
「まあ、失礼な! 私だって貴方なんかと行きたくはありません!」
ギアは怒っている。
「気があったな… 俺は1人で行く… じゃあ!」
魔王は1人、さっさとオペラ星に転移し雷電王で出発する。
紫電シリーズの最新型の小型宇宙戦闘艦だ!
「お待ちなさい!」
ギアが追って来た…
「創造神だからって不法侵入は許さない! 強制転移!」
「ちょっ! まっ…」
ギアは消えて行く…
「超魔神域!」
魔王はギアが入り込まない様に結界を張る。
すると、
「ドンドンドンドン!」
何者かが結界を叩く音が聞こえる…
だが、魔王は聞かなかった事にする。
雷電王は急旋回を数回繰り返し、光速航行に入る。結界を叩く音も消えていた。
ほどなくし目的の星クロンギアに到着する。
「インビジブルモードにして、結界を飛び超え… られないか… 面倒だな… 仕方がない…」
雷電王の外に出て、雷電王をアイテムボックスに収納する。
宇宙空間にヨレヨレの女神が漂っていた…
「ギア、何をしている? 宇宙遊泳か? 楽しいか?」
魔王はギアを揶揄う。
「楽しい訳ありません! 貴方が乗せてくれないから!」
恨めしそうな顔で見ているがスルーだ…
「さて、ではな…」
ギアに手を振り結界を越える…
敵を感知しながら地上に向かう。
「まっ、待って…」
ギアが追って来る…
「お前、ストーカーか? 付いて来るんじゃない!」
ギアに言う。
「好きで追っかけている訳じゃないわよ!」
ギアが怒っているが、魔王は無視して、どんどん進んで行く…
空から見る限り相当進んだ街が幾つもある。
「おい! 付いて来るんじゃない! 解散!」
「嫌よ! 護ってよ!」
「嫌だ! 俺はお前が嫌いなんだ!」
「酷い! 女神に向かってそんな事を言う? 持っと大切にして!」
「お前と話ていると何故か疲れる… さっさと帰れ、ではサラバ!」
魔王は。一気に飛ぶスピードを上げ、置き去る。
魔王の本気の飛翔にギアは付いて来られなかった…
「やっと静かになった… 封印を調べるのはギアに任せて、街にでも行って… ちっえ、仕方がない…」
独り言を言っていると、魔王に向かって来る6人を感知する。
「見た目は人っぽいと言うか、悪魔っぽいな… だが、魔族が悪魔化したものとも違う… ハイデビルヒューマンとでも言う存在か…」
敵を待ちながら分析する。
「さて… おい! って、ちょっ、話も聞かないのか…」
いきなり攻撃を受けた。
「ヘルファイア!」
地獄の炎が敵を焼く!
だがトドメを指すには至らず、黒炎を消し、傷を再生した。
「仕方がない、派手な魔法は目立つから使えない…」
そっとジェネシスを抜き、6体を次々と斬り裂いて行く!
敵の再生スピードも速いが、それを声粉々に斬り刻み、破滅の光で消滅させた…
魔法で、今戦った連中と同じ感じに変装する。
そして街に降りて行く。
街と言うより要塞だった。
大きな施設が立ち並び、皆、同じ軍服の様な物を着て歩いている。
店やなども無く子供すらいない…
一際大きな施設に潜入する。
地下には大きな工場があり、凄まじい数の培養ホッドがあり中には、先程戦った連中やこの要塞で見かけた者達と、同じ物が培養されていた…
「この星の住人は自己繁殖出来ないのか! エッチな事を出来ないなんて!」
スケベ大魔王は、瞬時に理解して、驚愕し、思わず叫んだ…
「誰?」
そう声を掛けたのはDr.バーンにそっくりな女だった…
「お前は何故こんなところにいる!」
魔王は思わず叫んだ!
「私はここの管理者よ?」
Dr.バーンにそっくりな女が話すと…
「どうしたの?」
「どうしたの?」
「何があったの?」
「大丈夫ぶ?」
「あれ、何者?」
Dr.バーン、そっくりな女が次々と集まって来る…
「クローンと言う奴か…」
そう呟くと…
「ねぇ、貴方何者? なんで私達の事を知っている様な口調なの?」
クローンが質問する。集まったクローン全員が興味深々だった。
「いいだろう、話てやろう、だがお前達にも話を聞かせてもらうぞ?」
そう言うとクローン達は頷き、食堂の様な場所に案内する。
魔王は魔法を解き、人の姿を見せるとクローンは凄く驚いていた。
「お前達にそっくりな女、Dr.バーンが宇宙を… 実験を繰り返し、人工魔人を… そして最後に俺がトドメを…」
バーンとの戦いを話して聞かせた…
「それはオリジナルね… 数十年前にここを出て言ったの… いろんな物を持ってね…」
クローンが教えた。
「お前達は何者なんだ?」
そう聞くと…
「さあ、この星の生態を維持するための管理者、オリジナルが何時、何の目的で私達を造ったのかは知らないわ… 何故出て言ったのか? その目的も解らない…
私達は寿命で減った自分達と、この星の生命体、ハイクローンの繁殖と維持が使命なの…」
クローンはそう説明した。
「そうか、お前達は何のために存在する? なぜ、あの怪しい生き物を増やしている?」
魔王が怪訝な顔で言う。
「いすれ訪れる終焉の日のために、この星を護っているの… 貴方みたいなイレギュラーからね… 死になさい!」
部屋全体に凄まじい電流が流れクローン達も全員、蒸発し消滅した…
「そうか、ここはそういう場所か…」
魔王は理解した。この星は消滅させなければならないと…
クロンギア星、上空に転移する。
「強制転移!」
魔王はギアを呼び寄せる。
「なっ、何…」
ギアが驚く!
「この星を今から破壊しようと思うが良いか?」
ギアに聞く。
「駄目に決まっているじゃない! ソー様が星は破壊しないでと頼んだでしょう! クロンギアの封印が解けるわ!」
「なら、封印をし直せ! この星の全てを根絶やしにしてやる! 超神力開放! 究極魔人変! プラネットサンダー…」
「まっ、待って! 封印が不安定なの! あまり刺激を与えないで…
それに、私では封印を掛け直す事など出来ないのよ…」
ギアがガッカリしながら説明する…
「何をしに来たんだ、役立たずが… 何をどうしたらいい? はっきり言ってみろ…」
魔王はガッカリして呆れる。
「それが解れば苦労しないわよ…」
ギアが困っていた…
「だが、戦闘は避けられないか…」
夥しい数のハイクローンが迫って来ている…
「究極サンダーブレイク! 究極インドラの光! ファイナルアタック!」
ハイクローンは次々と焼かれていく! だが、次々と現れ襲ってくる!
「ちょっ、魔王、めっちゃっヤバいわ!」
ギアが焦っている…
「ギア、早く帰れ! フルバースト! 究極破滅の光! 究極ハルマゲドン! 究極メテオ!」
魔王も全力だった!
ギアを強制転移する余裕もない…
とめどもなくハイクローンが現れ襲ってくるからだ。しかも1体1体が魔神級の強さと再生力、中には中位に、そして上位に匹敵する強さの物までいる。
それが何億万体と襲ってくる! それはまさに数の暴力だった!
「こい! 究極雷神! グレートデスターマークⅩ!」
数万体の雷神を呼び、盾と砲台変わりにする。
グレートデスターも砲台だ!
膨大な数を遠隔操作するが、向きと発射命令だけを出す。細かい戦闘で雷神が敵う相手ではなかった。
ツイン魔導バスターライフル!
ハイメガ魔導キャノン!
フルバースト!
グレートデスターマークXもハイクローンに向かい波状攻撃を仕掛ける。
だが雷神も次々と破壊されていく…
グレートデスターも攻撃を受けボロボロになっていた…
「仕方がない! プラネット…」
そう叫んだとき!
魔王が突き上げた右腕が吹き飛ばされる…
「何故、魔神化したヘルボーグがいるんだ…」
あの手間取って倒した、ヘルボーグ魔神がいた… それも複数…
魔王は瞬時に腕を再生する。
「うおおおおー!」
ジェネシスを振り回し次元斬を飛ばし斬り刻む…
「魔王、怖い…」
ギアを見ると震えて泣いていた。
「結界の調査は終わったのかー!」
魔王が叫んで聞く!
「終わったわ…」
ギアが泣きながら呟く…
「そうか、なら頃合いだな…」
大破したグレートデスターと回収可能な雷神を収納する。
「究極サンダーブレイク!」
目の前の敵を消滅させ… クロンギアの結界の外に雷電王を出しギアを連れて転移する。
「少しヤバかったな…」
魔王は冷や汗を拭う。
「少しどころじゃないわよ! 魔王ー、怖かったよー」
ギアが抱きついて泣いていた…
「ギア、風呂に入れ…」
魔王が呟く…
「なんで?」
「いろいろ出ちゃっているからだ… もう、クロンギア星からはかなり離れた… 安心して入るといい… なんなら洗ってやるが…」
「えーん、お漏らししたなんて恥ずかしくて生きていけないよー」
気の強いギアもさすがにお漏らしは恥ずかしかった様だ…
ギアを風呂に連れて行く…
「どれ、俺が洗ってやる!」
既に変態大魔王だった。
「ここか? ここが良いのか?」
「魔王、そんな事をすると… ああー!」
だが、流石にするのは不味いと我慢した…
「我慢しなくても良いのよ?」
ギアは言うが…
「それは、ほら… やっぱり…」
「でも凄い事になっているわよ?」
魔王のソレを見て、ギアが驚く!
「大丈夫だ、風呂から出たら転移するし、俺には妻がたくさん… ギア、そんな事をすると…」
ギアにサービスしてもらいwin-winな関係だった。
風呂から出て、転移して家に戻る…
「すまんカリス、エリカ、ケイコ、フランソワ、ジェーン… グレートデスターマークXと究極雷神は殆どが大破した…」
「いいんです、魔王様が無事なら…」
カリスが言うと、ケイコ達も頷く。
「それはそうと、魔王様とギア様、雷電王のシャンプーの匂いがします…」
アコが気づく…
「激戦で物凄く汚れた、風呂ぐらい入ってくる! 安心しろ、ヤってはいないから…」
そう言うと…
「ええ、いろいろされましたし、してあげましたが、してはいません…」
ギアが赤い顔で教える…
「もう、1番偉い女神様に何をしているのよ…」
ゆきみが呆れていた…
「いや、ちょっとだけだ!
だいたい俺はコイツが好きではない… 少し洗ってやっただけだ…」
魔王の目が物凄く泳いでいた…
「酷ーい! 嫌いだなんて! 私をもて遊んだくせに!」
ギアが言う…
「お前だってノリノリだっただろう…」
「だってあんなところを触るから…」
「仕方がないだろう… お漏らしを流さないといけなかったから…」
ついつい口が滑る…
「ああー! 言ったなー! 魔王なんか大っ嫌い!」
ギアが叫ぶ!
「そうか、俺も嫌いだから丁度良かった…」
そうやって言い合っていると…
「そろそろ本題を…」
ソーが呆れていた…
「ああ、駄目だな…もう詰んでいる… 俺と同等の者が後数人いないと、あの星すら攻略出来ないし… グロンギアは俺では太刀打ち出来ないだろう…」
魔王が下を向き顔を左右に振った。
「そんなにか!」
ソーが驚く…
それから皆にDr.バーンのクローン達がいる事や、ハイクローンの強さ、ヘルボーグ魔神が数体現れた事を伝えた… 全員が驚愕の表情を浮かべていた。
「ヘルメスもクロンギア星の仕業だったのですか?」
マーリンが聞く。
「そうだろうな、世界を滅ぼすためか、情報を集める端末みたいな物なのか… 両方かもな…」
「Dr.バーンって何者だったの?」
愛が聞く。
「さあな、クロンギアに造られた存在なのか、あの星を偶然見つけて面白がり武装させたのか、とにかく迷惑な奴だ…」
「そうか…」
ソーは困った顔をしていた。
「さあ、皆、もう諦めよう! クロンギアが復活するまでの間、人生を謳歌しようではないか!」
魔王は自分ではどうにもならないと既に諦めていた…
「魔王、良いの? 皆んな死んじゃうのよ?」
ギアが言う。
「仕方がないだろう? お前も見ていただろう? あのまま、加減して戦っていたらどうなっていたと思う?
仮に何も気にせず全力で戦って兵隊を全て倒したとしても、グロンギアに勝てる気はしない…」
魔王が言うと…
「そうね… ヤバかったものね、絶対死んじゃうと思ったわ…」
ギアが思い出して青い顔をする。
「人間の分際で、そんな偉い神に太刀打ち出来る訳はない… ソー、復活したら良い世界になったと説得出来ないのか?」
魔王が、そう提案すると…
「無理じゃ、ワシの話など聞かぬ…」
ソーも顔を左右に振った。
「おじい様、こうスーパーなんとかみたいに、パワーアップ出来ないの?」
愛はアニメオタクだった…
「ああ、随分と前から、何かが開放される兆しはあるんだがな…」
そう残念そうに言う。
「ほら、エッチしまくって進化していたじゃん! なんで最近はしないの?」
ゆきみが聞く…
「さあ、夫婦生活はうまくいっているし、そういえば、20年前ぐらいから全然だな…」
魔王が、そう考えていると…
「あの… 妻を増やさなくなったからじゃないのですか? よく言っていたじゃないですか? 俺は女神達から、何か進化に繋がる物を貰っていると…」
エルザが思い出す。
「そんなのは冗談で言っていたんじゃないのか?」
魔王はすっかりと忘れていた…
「最後に進化したときも、戦闘中なのに私達を連れ出し、ヤりまくって進化していましたよ?」
ミャーダが思い出す。
「ミャーダ、余計な事を言わなくて大丈夫だから…」
ミャーダと話ていると…
「仕方がありません、私が妻に…」
ギアが言い掛けるが…
「あっ、お前はないから…」
魔王は食い気味に断る。
「なんで! いろいろしたじゃん!」
ギアが怒るが…
「なんだろうな、確かに凄く美人で可愛い、そして巨乳だ… 気が強いがミキや愛、ゆきみと比べれば可愛いものだ…
だが、どうしても好きになれないんだ。
何かこう、近づくと嫌悪感を感じる… 生理的に嫌いと言うやつかな?」
魔王が言うとギアがガッカリしている…
「魔王様、それ私達のときと同じじゃないですか?」
エルフィルが言う…
「絶対にそうです! あのときの様に何か呪いにかかっているんじゃありませんか?」
ドーリも言う…
「俺に呪いを掛けれる者などいるのか?」
ついつい聞いてしまう。
「いませんよね…」
ギアがガッカリする。
「ギア、ちょっと来い!」
ギアを呼び抱きしめる。
「ああ、苦しくなるな… 妻になったらエッチをさせてくれるか?」
魔王が聞く。
「当然、好きなだけ…」
ギアが答える。やっぱり可愛いとムラムラし…
「あっ! 気分が良い! あのときと同じだ! 誰だ! 俺にこんな呪いを掛けた奴は! まさかまたヤマトの仕業か?」
「まさか、ギア様の存在すら知らないわよ…」
愛が呆れる…
「まさかソー、姪っ子可愛さに…」
驚きソーを見る!
「そんな事せん、嫁に欲しいならすれば良い、じゃが、気になるな…」
ソーが、魔王をガン見するが…
「お主は何故かよく見えんのじゃ…」
そう言った…
「しちゃいましょう!」
ギアが言うが…
「いや、止めておこう、パワーアップするかも知れない、なんて理由で好きでもない女と結婚なんて出来ない…」
魔王が、そう言うとギアがガッカリしていた。
「あの子達は? オキとミサキ、物凄く懐いているし妻になりたがっているでしょう? 2人の事も好きでしょう? 何かエロい事をしているようだし…」
愛が言う。
「パップ様とルルちゃんも待っていますよ…」
デーテも言う。
「ルマンド様達も…」
「ラキシスちゃん達も…」
次々と言うが…
「止めろ、もう妻は増やさない… 仮にパワーアップするとしても、そんな理由で妻にするのは相手に失礼だろう? それにちょっとぐらいパワーアップしたところで何も変わらない…」
魔王が説明すると、全員がなんともいえない顔をしていた。
ソーは何か考えると帰って言った…
「ギア、お前も帰れ!」
「嫌!」
即答しやがった…
「カリス、エリカ達、もう使い道がないかも知れないが一応直して欲しい… 軍に行くぞ!」
カリス達を連れ転移する。
軍の倉庫に着くと…
「なんで置いて行くのよ!」
ギアが付いて来た…
「だから、呪いみたいなもんだと解っただろう? 風呂に入ってから一段と酷くなった気がする… 何故か寒気が止まらないんだ…」
そう言うと…
「確かに顔色が悪いわね… もー何よ! せっかく好きになったのにー! 酷ーい!」
ギアが号泣し出した…
「あっ! 魔王様、顔色が良くなっていきます!」
エリカが気づく!
「本当だな… 何故、ギアが号泣すると呪いが引く…」
魔王は不思議でならなかった…
「とりあえず…」
ボロボロになったグレートデスターマークXと究極雷神を出す…
「これは、新型を造った方がいいですね…」
カリスがため息を吐く…
「こっちも溶かして素材にするしかないですね…」
エリカも同じだった。
「貴方のケイコが新型を造ります…」
ケイコが抱きしめて言う。
「フランソワがもっと良いのを造ります…」
フランソワがケイコを押し退けて抱きしめる…
「はいはい! 2人とも問題は急務です! 最高の新型を造らないと、今度は盾にもならないかも知れません!」
ジェーンが真面目に言った。
「私も頑張ります!」
カリスも気合いの入った顔をしていた…
司令室にも行きザマ達にも状況を説明する。
皆、驚きを隠せなかった…
そして何時もの様に食堂に行く。
「魔王様ー!」
熟女達が集まって来る。
熟女にチヤホヤされ喜んでいると…
「私の事を忘れていませんか?」
ギアが言った…
「やはり、お前が号泣しているかエロい事を考えていないと、ギアを普通に見れないんだ、お前もソーの元に戻って何か策を考えて来い…」
「嫌!」
即答だった。
仕方がなくギアを連れ創造神界に行く。
「ほれ、姪っ子を返す」
そう言って、帰ろうとすると…
「先程は皆がいたから言えんかったがのう…
結界はいつ壊れてもおかしくない…
数日か1、2年なのか… もって数十年じゃろう…」
ソーが残念そうに、魔王に教えた…
「そうか、残りの人生、妻と楽しく暮らそう…」
魔王は、そう呟き転移で家に帰る…
「あら、ギア様は?」
エルザが聞く。
「ああ、ソーのところに置いてきた…」
「なら食事は、必要そうですね…」
転移して戻って来たギアを見てエルザが言った…
「付き纏うなよ…」
ガッカリしながら呟いた… だが面倒なのでスルーだ…
リビングで寛ぎ夕食を待つ…
「ギア、居てもいいが、もう少し離れろ… 呪いがきつい…」
一定の距離を保つ必要があった。
飯を食い風呂に行く。
「シナモン、風呂だ!」
「はーい! 直ぐに行きまーす! 先に入っていてくださーい!」
シナモンに言われ、先に入っていると…
「失礼します…」
ギアが入って来た…
「シナモンを買収したのか…」
「買収だなんてお願いしただけです…」
ギアが困った様に言う…
「今度は私が洗います! さあ、こちらに…」
「まあ、それくらいなら… っておい! 触っちゃ駄目だ! くっ、苦しい…」
「ほら、大好きな巨乳ですよ?触って、触って! なかなか良いでしょう?」
「ああ、最高だ、少し吸っても…」
ギアの巨乳を揉み、呪いなどエロパワーでかき消していた…
「あっ、ギア、抱きつきて乗っちゃ駄目だ… 先っぽが入って… そんなに深く腰を落とすと… あっ…」
手遅れだった、ズッポリと入っていた… 思いっきり深く突き刺さっていた…
「ああー、魔王、突いて…」
もうエロ魔王は止まらない、激しく突いていた… 1回ヤってしまえば後は一緒だ… 寝室に連れ込みヤりまくる!
ギアは好きなタイプだった。呪いの様な物がなければ、巨乳だと解った時から優しくして可愛がっていただろう。
そんな思いが爆発しヤりまくっていた!




