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ジジイの異世界記  作者: パパちゃん
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エロ魔王7

「ジュディー、リアナ、付いて来い! お前達の星… なんだっけ?」


魔王が2人を誘う。


「スイ星ですか?」


ジュディーが答えた。


「ああ、そのスイ星に行く…」


「今更、何か用があるの?」


愛が不思議そうに聞く。


「送り返した連中が再び奴隷になっていないか心配でな…」


「そういうところはマメで面倒みがいいわよね…」


愛が複雑な顔をしていた…


メアリも連れて3人でスイ星に転移する。


紫電改に乗って各国を回って行く…

もういちいち隠す必要もなく、紫電改で直接国に入る。

我が物顔で街を歩き、様子を見る。


「ぐおっ!」


襲って来た男が、うめき声を上げて倒れた…


「メアリ、ほどほどにな…」


「はい…」


街で国の暗部が暗殺を企てて襲って来るが、メアリに返り討ちにされていた…


「メアリ様、すごーい!」


リアナがキラキラした眼差しでメアリを見ていた。


「魔王様、軍隊で向かってきますが…」


アレはお仕置きが必要だ!


「魔王の波動! 強制転移!」


軍隊を行動不能にして、貴族や大臣達を全て転移させる。


「ヘルファイア!」


貴族街を黒炎で焼き尽くす。家も財産も全てが消し炭となった…

王や大臣達はエクストラヒールを掛けながら、心臓を握り潰したり、真っ二つに斬り裂いたり… お仕置きをする。

街に帰り冷遇を受けている者、再び奴隷として売られた者達は庇護を求めて集まって来る。


「魔王様、私をまた連れて行ってください…」


1人の女の子が話し掛けてきた。


「親の元に送った子じゃないか?」


「はい、ですが、また親に売られました… もう親の顔も見たくありません…」


その子や似たような境遇の奴隷をギガンティスに転移させる。

中には適当な嘘をつき、手配者が逃亡先にと寄って来るのもいたが、真実の言霊で暴き、罰を与えた。

そんな訳で作業は時間が掛かっていた。


「メアリ様は料理もお上手ですね…」


ジュディーが褒める。


「ジュディー様もエルザ様に教えてもらうと、魔王様好みの物が作れる様になります…」


皆でゆっくりと食事をして風呂に入る。


「魔王様、どうですか?」


ジュディーが聞く…


「ああ、2人とも良い形だ!」


ジュディーとリアナの胸を見て、ニンマリと笑う変態魔王がいた…


「では、今日はジュディー様、明日はリアナちゃん、2人とも可愛がってもらうと良いですよ…」


メアリが提案した。


「メアリ、何を…」


魔王は困る。


「嫌ですか…」


ジュディーが寂しそうな顔をした。


「ジュディー… 嫌じゃない… だがジュディーはともかく…」


「魔王様…私、リアナちゃんと1つしか変わりません… 出会ったときは同じ歳でした…」


メアリがトドメを刺す。

だが、スケベ魔王は内心嬉しかった…


「魔王様、お願いします…」


「2人が良ければ…」


困った様に言うが、それは、ただのフリだ。

ジュディーを寝室に連れ込みヤってしまう…

好かれていただけあって、すぐに女神となっていた。


「あっ、また…」


「駄目か?」


「大丈夫です…」


たっぷりと可愛がった…


翌日も各街を回り、前日と同じ事を繰り返す。


「ハルマゲドン!」


昨日訪れた国の情報もあるはずなのに、人は懲りない生き物だった…


「魔王様、疲れましたね… 充電です…」


メアリが優しく充電する。休憩を挟みつつ作業をこなしていく。

その日も1日作業をこなした。


「魔王様、よろしくお願いします… あん…」


「ああ、頼む…」


と言いながら既に触っていた。

リアナを可愛がりヤってしまう、もれなく女神の誕生だ。

そしてヤりまくりながらふと思う…


(俺はいつからこんな、エロ魔王になったんだ… こんな少女にまで手を出して…)


ちょっとした自己嫌悪に陥ったが…


「魔王様… もっと…」


「よしよし、もっとだな…」


どこまでもエロかった…


翌日、作業を終えて帰る…


「魔王様、お疲れ様でした」


「シンリーの方も大変だっただろう…」


ギガンティスに送った者達を保護しそれぞれの場所に振り分けていた。


「こっちはスタッフも多く、前回来られた方達にも手伝っていただきましたから… 落ち着いたら皆さんに加護をお与えください」


シンリーが説明する。


「さて、明日は… マリアンヌ、サーラ、少し付き合え…」


「良いですけど…」


マリアンヌは不思議そうだ。


「何処へまいられるのですの?」


サーラが聞いた。


「孤島の牢獄だ… 会いたくなければ待っているがいい…」


そう2人に言うと…


「大丈夫です。付いて行きます」


マリアンヌが言い。


「もちろんですわ!」


サーラも言った…


翌日、パイン星孤島の牢獄に2人とパチーナを連れて転移する。


「久しぶりだなバーリン、カラミル… 馬鹿王子も元気そうじゃないか!」


「魔王様、私を許して連れて帰ってください… 毎夜毎夜、父に掘られて…ケダモノなんです…」


何故か女物の服を着た馬鹿王子が泣きながら言った…


「しっ、仕方がないだろう… 女がいないんだから…」


マリアンヌの父、バーリンが赤い顔でそっぽを向いて言う。


「パチーナ、その姿は…」


カラミルが物凄く驚いている。


「いろいろあって死んでしまって… 魔王様のおかげでこの姿で生きているんです…」


パチーナが泣きながら父に話ていた…


「そんな事より、お前達は会心したのか?」


「はい…」


カラミルは申し訳なさそうに言う…


「ワシが悪かった… 男だけの世界は辛すぎる…」


バーリンも元気なく言った…


「とりあえず、サーラ女王の温情で、先に帰った女達の村に移動させてやる… 社会復帰はまだ先だが、ここよりはマシだろう…」


魔王が説明する。


「魔王様、ありがとうございます…」


カラミルが言うと…


「感謝する…」


バーリンも言う。


「まあ、俺も人の事は言えないが女好きは、ほどほどにして、村で待っている妻達を大事にしてやれ…」


魔王がそう言った。


「ああ、待っている妻がいるなら、その者の為に頑張る!」


今だけかも知れないが、バーリンも変わっていた。


「私はどうなるのです」


馬鹿王子だ。


「とりあえず、その村に移動して罪の軽い者から自由にするが、村もかなり自由だ、知らない街に行くよりか、その村にいた方が幸せかも知れないぞ?

この星の国は全て一新した、お前達の知っている街は一つもないからな…」


魔王が説明した。


「そうですか… でも、掘られなくなるだけましです… お礼に1回、掘ってもらっても良いですよ?」


馬鹿王子は馬鹿だった。


「いや、気を使わなくていいから…」


「妹の旦那様ですし遠慮なさらなくても…」


馬鹿王子の所作は女っぽくなっていた。掘られて目覚めたのかも知れない…


「マリアンヌ、サーラちゃん、お化粧品の持ち合わせはないかしら…」


「兄様、何に使うのですか?」


マリアンヌが不思議そうな顔で聞いた…


「魔王様に綺麗な私を見てもらいたくて…」


馬鹿王子が頬を赤らめて頼んだ。

どうやら、バーリンに着せられていると思った女物の服は趣味だったようだ…


「私は家に沢山ありますから、差し上げます…」


マリアンヌがボソボソと言い、化粧ポーチを渡していた。


「ありがとう!」


馬鹿王子はポーチを受け取り、嬉しそうに住んでいる小屋に駆けて行った…


そして…


「魔王様…これからは、マリアンヌの姉、ミッツと呼んでください。いつでも大丈夫ですから…」


完全なオネェとして戻ってきた…


「ミッツさん、後で村に可愛い服と下着を差し入れさせます…」


サーラが何とも言えない表情で言うと…


「サーラちゃん、いえ、サーラ女王、ありがとうございます…」


もう心は女性のようだった…

島の人間を全て集め、村に転移する。


「バーリン様、待っていました…」


10人の妻が待っていた。


「お前達…」


バーリンは泣いていた…


「良かったな待っていた妻がいて…」


「ありがたい事だ…」


バーリンが呟いた…


「とりあえずはここの村で住んでくださいな… 何か皆さんで出来る産業を考えますわ。

それを元にここを街にしてもいいですし、お金を稼いでどこかの街に引っ越してもいいですの…」


サーラがそう言うと皆が頭を下げていた。


「後な、カラミル、少し魂を分けてくれ…」


魔王が唐突に頼む。


「たっ、魂をですかっ⁉︎」


めっちゃ驚いていた。


「ああ、ほんの少しだ、生きていく上でも輪廻転生する上でも問題無い程度でいい…

パチーナは一生懸命に働いてくれているから出来るだけ早く人にしてやりたくてな、魂の破片でも有れば徳が溜まり魂が育ち肉体を得れる日も近づく…」


魔王はそう説明した。


「娘の為ならいくらでも持っていってください…」


カラミルも人の親だった。

魂を問題無いだけ斬りとりパチーナの中に移す。


「パチーナ、もう少し頑張れな…」


「はい、頑張ります… お父様、魔王様ありがとうございます」


父に魂を分けてもらい、より一層やる気を出していた。


「魔王様、ワシはこれで…」


「ああ、妻達とゆっくりするが良い」


そう言うと妻達を連れ足早に消えて行った…

久々でヤりたくて仕方がないんだろう…

その気持ちはエロ魔王には凄く良く解っていた。

とりあえず思い出したパイン星の面倒事を終わらせた…

パチーナを送りがてら研究所に寄る。


「魔王様…」


「フランソワ、どうした?」


「魔王様、すみません… 私、ジョーに魔王様の彼女だと言ってしまって…」


フランソワが困った顔で説明する。、


「違うのか? 別に妻でも良いんだぞ?」


「本当ですか?」


フランソワが驚く。


「実験だの天敵だの、変な言い訳を愛にしているが、皆等しく愛している。フランソワも俺の可愛い女神じゃないか? 違うか?」


「違いません… 魔王様、愛しています…」


フランソワは抱きつき満足そうだった。


「で、何があったんだ?」


「ジョーにしつこく復縁を迫られまして… もう私は魔王様の彼女ですから貴方とは無理ですと言いました」


フランソワが説明すると…


「ジョーさんはガンガーディア軍に転勤になってパチーナさんと引っ越しいたしました。

勇猛な魔王軍を見たパチーナさんは一瞬で虜になって、食い散らかしているそうです…

魔王様の可愛がっているケーン君の童貞も狙っているともっぱらの噂です…

浮気をしまくる、エミリアさんに嫌気がさし、従順なフランソワさんが良いとやり直したかったようです」


情報通のジェーンが教えてくれた。


「私達がいるのに、ここで一生懸命に復縁を迫っていましたよ?」


エリカが言う。


「フランソワさんが魔王様の彼女だと知るとガッカリしていました…

フランソワさんにフラれたあと、ジェーンさんが少し慰めたら僕と結婚してくださいとプロポーズしていました。

知らなかったのですかね、呆れて物が言えませんでした…」


ケイコがため息を吐きながら言った。


「フランソワ、良かったのか?」


「私はもう魔王様の物ですよ?」


「だな…」


フランソワをもう一度抱きしめてその話は終わった…


家に帰ると…


「おじい様、大変よ! 魔王軍が!」


愛が騒いでいる。


「もしかしてエミリアか?」


「なんで知っているの?」


「おーい、エルフィル!」


「はーい、なんですか?」


とりあえず抱きしめ… フランソワの事を話て教えた。


「よく、解ったけど、なんでエルフィルを抱きしめているの?」


「可愛いだろう?」


「そっ、そうね…天敵の筈だけど…」


愛が呆れている。


「魔王様、嬉しいです…」


ラブラブだった。


「で、どんな風に大変なんだ?」


「皆んなで取り合いよ… ほらエミリアは見た目だけは凄く美人じゃない… どこか儚げで可憐な感じで… だけど中身はね…」


愛が困った様に言う。


「あの… クッキーがコゲます…」


「すまんな…」


エルフィルを解放する。


「メアリ!」


「はい、魔王様…」


手を広げ抱きしめられる準備は万端だった。


「ねぇ、可愛い子を抱きしめないと話せないの?」


愛が呆れて言うが…


「お前だってメイを抱きしめているだろう! せっかく美少女がいるんだ、抱きしめずにはいられないだろう?」


「同感ね! 珍しく意見があったわね…」


ジジイと孫は似た物同士だった。


「ケーンの童貞が狙われているとか、聞いたが…」


「あのー、良いですか?」


「はい、ミサ君! メアリ、交代だ…」


「はい、また呼んでください…」


メアリを解放し、ミサを抱きしめる。


「ありがとうございます。

でもなんで君なんですか?」


「そこは気にしなくていいわ?」


愛がミサにくだらない事は気にしないように言う。


「ケーンは魔王様を凄く尊敬していまして… 妻も沢山もらおうと、あっちこっちに彼女がいまして…」


ミサがバツが悪そうに教える…


「あちこちでヤりまくっているって事?」


愛が聞くと…


「たぶん…」


困り顔で答えた…


「あの、私、手伝いに…」


「すまんなミサ… ジュディー!」


ミサを解放して、ジュディーを抱きしめる。


「よりどりみどりね…」


愛が呆れる。


「仕方がないだろう? 皆、忙しいから… 今日も良い形だぞ?」


オッパイを触りながらジュディーを褒める。


「ありがとうございます」


ジュディーは嬉しそうだ。


「もはや変態ね…」


愛が気持ち悪い物を見る目をしている…


「お前だって、たまにメイのを触っているだろう!」


「しっ、知っていたの!」


「ああ、もちろん!」


「ふよふよして気持ちいいのよ…」


「それを知っているのなら、俺の事をとやかく言うな…」


「そうね…」


愛はぐうの音も出なかった。


「愛ちゃん、貴方、全く話が進みませんが…」


エルザやカリン、女王ーズが呆れていた。


「あの、リアナちゃんが待っていますから変わりますね…」


ジュディーがリアナと交代した。


「えへへ、魔王様…」


最年少のリアナはやたらと可愛い。


「で、何が問題なんだ…」


「だから、エミリアさんを取り合ってギクシャクして…」


「そんなの極一部の事だろう? さすがにエミリアでも何万人といる魔王軍全員には手を出せないだろう?」


魔王は放っておけばいいと思っている。


「そうね…」


愛も納得する。


「私、お手伝いに行って来ます」


リアナが行ってしまった。


「サナリー」


「はい、魔王様」


「愛から一度エミリアに言ってやればいいじゃないか?」


「何をよ…」


「食い散らかすなと…」


「おじい様言ってよ!」


「俺が言えた義理じゃないだろう?」


「そうね…」


「マリアンヌちゃんと変わりまーす」


「お願いします」


サナリーが気を使かいマリアンヌと変わった。


「でも恋愛は自由じゃない…」


愛はそんな注意はしたく無さそうだった。


「ルルシュ様が待っていますから変わりますね」


マリアンヌが気を使い。


「魔王様ー!」


「ルルシュ!」


ルルシュを抱きしめる。


「アモンが食われると面白いんだがな…」


魔王は悪い笑みを浮かべる。


「エルフィーさんが激怒する姿が目に浮かぶわ…」


愛が呆れている。


ルルシュを離し…


「ミナ!」


「はーい!」


ミナを抱きしめると…


「おじい様、さっきから妻達の首の匂いを嗅いでいるけど、それどうかと思うわよ?」


「いいだろう? 皆それぞれ良い匂いがするんだから! メイのを嗅いでみろ、癖になるから…」


「ほっ、ほんとだわ!」


愛が驚いている。


「ピーチちゃん、変わるわ!」


「ミナちゃんありがとう。

魔王様お願いします」


ミナなルームメイトのピーチと変わった。


「ガイやシュシュー、ウーが食われて、四天王が揉めると面白いんだがな」


嫌らしく笑うと…


「全く他人事ね… くだらない苦情を受けるのは私なのよ?」


「そんな事、女王に報告するなー! と一喝してやればいいだろう? お前、暴君だし…」


「誰が暴君よ!」


「ありがとうございました、変わります…」


ピーチが抜ける。


「ラサラ」


「お父様…」


「誰が暴君よ!」


ラサラをギューっと抱きしめ…


「ヒトラー、ギレンザビ、愛が俺の中での三大暴君だが?」


言ってやる。


「それ相当酷い人達じゃないの! 私は優しい女王様で通っているのよ!」


愛がキレている。


「貴方、本当ですよ? 愛ちゃんは凄く人気のある女王様なんですから。悪く言う人は1人もいません」


「エルちゃん…」


エルザにホローされ愛がエルザをウルウルした目で見ていた。


「変わりますね…」


ラサラが小声で言い、サーラと変わる。


「外面良し子さんか… 暴君なのは家の中だけか、なっ、サーラ?」


「お父様、私を巻き込まないでくださいまし… ただでさえ、娘のくせにお父様に手を出して肩身が狭いですの…」


サーラが困った顔で言う。


「サーラ、そんな事を気にしなくて良いのよ? ラサラもエルフィルやドーリも変な言われ方をしているけど、妻や彼女と一緒よ? ジュディーやリアナもそうよ? もちろんフランソワさんとケイコさんもよ?

まあ、マリセラも今となってはね…. 全員、誰かに聞かれたら妻と答えて良いからね…」


「「「「「「「「「「愛様、ありがとうございます」」」」」」」」」


言われた全員が愛を尊敬の眼差しで見ていた。


サーラかそっとシーリアに変わる。

無言でシーリアを抱きしめ撫でる。


「愛、良い人キャンペーンか?」


「違うわよ! 素よ! スっ!」


愛が心外とばかりに睨んでいた。


「えっ、とあと年少組はドーリか… ドーリは膝だな…」


「魔王様なんで…」


「俺と背の高さが変わらないからだ…」


そう8頭身の長身美少女、座って抱くのはイマイチだった…

ドーリが悲しそうな顔をする。


「じょ、冗談だ… ドーリ、さあ、おいで…」


「はい…」


ドーリをギューっと抱きしめる。


「おじい様は最後にやらかしたわね… 好感度爆下がりよ!」


愛がニヤニヤ笑う。


「そっ、そんな事はないよな…」


「魔王様、魔法で背を低くしてください…」


「気にしなくていいから… そんな魔法ないし…」


「マーリン様、何か薬を作ってください!」


思いっきり気にしていた。


「ドーリはその長身がチャームポイントなんだ… 小さくなってはいけない…」


「また長身って言う… 小さな頃から長身、長身とバカにされ続けて気にしているんです!

小さくて可愛いマーリン様やメアリ様、マージ様みたいな感じになりたいんです…」


ドーリが涙ながらに抗議する。


「ドワーフは皆んな3、4頭身で小さいからね…」


愛も同情していた…


「家の中でも極小な子達を… とにかくだ、それも個性だ… マリアンヌやサナリーが背が高くてカッコ良いな。って憧れていたぞ?」


マリアンヌやサナリー達が頷いていた。


皆で一生懸命にドーリを慰めエミリアの話は忘れてしまった…


「ドーリちゃん、自信を持ちましょう! 貴方の様な長身の方が、どれだけ皆さんの憧れか証明してあげます」


アコが自信満々に言う。


「アコ、なんだ?」


「私は身長が足りず、ついに参加する事の出来なかった… ミスコスモです。

連合星全土から、スーパーモデル級の美女が集まります。それは皆さん、すらっと背が高くそして美人で、私も憧れました…」


アコが寂しそうに言う…


「宇宙1番のアイドルのアコ様がですか?」


ドーリが不思議に聞く。


「私は身長も中ぐらい… いえ、少し低めですし、自分で言うのもなんですが、皆さん私の事を可愛い系と褒めてくれますが、美人の部類ではないそうです…

魔王様は凄く可愛い顔だと言いスタイルも気に入ってくれていますが、自分ではずんぐりむっくりしている気がして…

おへそが出るようなピッタリした服を着ないとデブに見えますし…

セシリーさんみたいなすらっとした美人に強い憧れを持っています…」


アコがガッカリしながら説明する…


「それこそない物ねだりだわ! 連合でどれだけ人気があって憧れられてると思っているの?」


愛が怪訝な顔で言う。


「それでも私にはコンプレックスなんです…」


アコは悲しそうに言った。


「まだ魔王様の正式な妻ではありません。ミスの資格はあります。ドーリちゃんなら絶対に良いところまで行けます! 私はミスコスモになれると思っています」


「そうね… あとあとおじい様の所にいるのが解ると問題にならないかしら…」


愛が心配していると。


「大丈夫ですよ? 毎年、私にも出場のオファーが来ますから… 魔王様の妻なら構わないとか言って… ドーリちゃんはまだ正式な妻ではないですし、問題ありませんよ? 出るなら私から主催者に事情を説明し参加させていただきます」


「えっ、セシリーにもオファーがあったの?」


愛が驚く。


「はい1回目からずーっとです、子供を産んだ今でもきています。

でも私、そう言うのに興味がないので… 魔王様だけに愛されれば、他の人にどう思われようがどうでも良いです。

それに私でも、ミスコスモのなかではおチビ扱いです。ドーリちゃんなら問題無く戦えますよ?」


「そうよね、セシリーなら世間の目は気にならないわよね… おじい様の選んだ服をいつも着ているし…」


愛が納得する。


「皆さんがそうおっしゃるのなら出てみたいです!」


ドーリが立ち直り燃えていた。


セシリーが主催者と連絡を取り問題無く参加が決まった。

魔王の妻候補は伏せての参加とした。


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