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ジジイの異世界記  作者: パパちゃん
208/546

主役は魔王29

「2人ともおめでとう!」


イーシャが子供を産み。数日後にナツが子供を産んだ。

2人が入院している産婦人科に来ていた。

ゲンキーとは顔を合わせていない。


「2人とも可愛い男の子か! 良かったな!」


イーシャとナツに言うと…


「ゲンキーは女の子じゃなくてガッカリしていました…」


ナツが言い、イーシャも悲しそうな顔で頷いていた…


「そうなのか… まだ、そんな感じなのか…」


怒りしかなかった。


「あの子は馬鹿ですね、こんなに可愛いのに…」


エルザは孫を抱きご満悦だった。


「お父さん、連れて帰りましょう?」


アンもゲンキーに怒っていた。


孫を沢山抱き満足して帰る。


「本当に困ったものですわ…」


「本当に… サーラさん次は私の番です!」


サーラとラサラが付いて来て、魔王はサーラを抱きしめていた。


「まあでも、赤ちゃんなんて見ているとすぐに可愛くなるから大丈夫だろう?」


「だといいんですけど…」


ラサラが心配している。


「あの2人はどうしている?」


「ナタリーさんとララさんの事ですの?」


「ああ」


「お2人とも凄く甘いのでゲンキーはべったりですわ… なんでしょうウチは… 子供達6人とメイドさん1人、お母さん2人みたいな感じですわ?」


サーラがビミョーな顔で説明する。


「ゲンキーは若くて可愛い巨乳が良かったんじゃないのか?」


魔王は不思議に思い尋ねる。


「はい、でもお2人に巨乳丸を飲ませました。お父さんに加護を貰えば、そのうち若返るかと… お2人ともお顔立ちは綺麗なので僕好みになりますと喜んでいました…」


ラサラがため息を吐きながら答えた。


「ナタリーさんとララさんは冒険者ギルドに勤められていて、自分達がいると迷惑だろうと、家を出ようと思っているみたいなんですけど… ゲンキーも付いて出て行っちゃう勢いで…」


ラサラが残念そうに言う。


「俺の熟女好きの遺伝子が覚醒したのか?」


魔王は困惑する。


「そんな感じですわよ? 最近では、加護をもらって若返る事も言わなくなり、この崩れかけたボディがたまらないとか、だらしない身体の良さが解ったとか言っていますわ…」


サーラが教える。やはり魔王の息子だった…


「ご主人様は熟女好きなのですか? メアリも頑張って熟女になります」


「メアリは熟女にはなれないし、ならなくていいから! いつまでも今のままの可愛いメアリでいてくれ」


「はい、ご主人様…」


メアリは従順で可愛いやつだった。

その後、2人にいろいろ聞き、仕事や生活は安定している事を知り安心した…


数日が経ち…


「魔王様、駄目ですね… 戦艦と戦ったとき、仲間達に連絡したようで、邪神教の連中が雲隠れいたしました。

今まで行った星も調べましたし近くの星々と調べましたが全く痕跡がなくて…」


アモンが報告する。

魔王はガンガーディア軍、魔王室に来ている。


「そうか、闇雲に探しても意味は無い。しばらく様子見だな、邪神以上の物を作られると厄介なんだがな…」


魔王は警戒する。


「邪神以上ですか?」


アモンは不思議な顔をする。


「奴らは今の持ち駒で勝てないだろう? さらに強い武器が必要なんじゃないのか? そのために潜伏していると思うが…」


魔王が推測を口にすると…


「そうですね! 望むところです!」


アモンが嬉しそうな顔をしていた… しばらく静観する事とした。


家に帰ると…


「さあ、温泉会よ!」


愛が張り切っていた。

面倒くさいがエメラーダの温泉に転移する。

皆が来る前に温泉だ!


「魔王様ー! うりうり」


「サナリー、オッパイを擦り付けるのはやめろ…」


天真爛漫なサナリーは困ったやつだった。


「私も…」


「エリカ、私もじゃない!」


「当たっています… 押し込んじゃっても良いですよ…」


「おっ、押し込まないから…」


さっさと湯船に…


「ご主人様、先に洗いましょうね… あっ、こんなになっていますが… なんとした方がいいですか?」


メアリはすっかりお世話係になっている。


「何にもしなくていいから…後で頼むから…」


「はい、後で可愛がってくださいませ…」


湯船に浸かっているとリリ達も入ってくる。


「だいぶ目立ってきたな!」


「「はい」」


リリとミキが、大きくなってきたお腹を触り嬉しそうに返事をした。


「子供ですか…」


エリカが寂しそうに見ている。


「エリカ、どうした?」


「ホムンクルスになると産めないなと思って…」


エリカが寂しそうな顔をしている。


「ほら、こっちに来い」


ギューっと抱きしめてやる。魔王は美女の寂しそうな顔に弱かった…


「魔王様…」


エリカもギューっと抱きついていた。


風呂から出ると…


「魔王! 呑ませてもらうぜ!」


ヨシヒデ達がやって来た。


「いいな、ワシもそんな可愛いメイドが欲しいなー」


ヤマトがメアリを見て羨ましがっていた。


そして主役は遅れてやって来る。


「やっ、やあ…」


ナオトの歯切れが悪い。


「皆様、ごきげんよう…」


ホムンクルスパチーナがゴスロリの服装でやって来た。


「凄く可愛いわね!」


愛が喜んでいる。


「ありがとうございます」


パチーナも凄く嬉しそうだ。

ヤマト達も初めて見るようで驚いていた。


「凄い!」


エミリアもビックリしている。


「いやいや、それより! エミリア、お腹ペッタンコじゃないか?」


「産まれたからじゃぞ?」


ヤマトが当然とばかりに言った。


「なんで連絡しない!」


「嬉しくて忘れとったのじゃ…」


「赤ちゃんは?」


「可愛い男の子じゃ! 今はミーナが家で面倒を見ておる」


ヤマトがドヤ顔で言った。


「それは良かったな、おめでとう!」


皆からもお祝いの言葉をもらっていた。


「パチーナさん、困った事や不具合はありますか?」


エリカがパチーナに聞いた。


「寝れない事です…」


パチーナが困った顔で言う。


「寝る必要ってありますか? 私、永遠に研究する事を考えていましたから寝る事は考えていませんでした…」


エリカは不思議そうな顔をする。

極端な性格をしていて、イマイチ一般人の気持ちが解っていない…


「ナオトさんが寝ているときが暇で暇で…」


パチーナが嫌そうな顔をしている。


「そのせいで寝不足だよ… 寂しいからと徹夜で付き合ったり… 遅く寝て早く起こされたり…」


ナオトがうんざりした顔で言った。


「ナオト、アッチの方はどうだ?」


ヨシヒデがチャチャを入れる。


「それは凄いよ! とんでもない性能だよ… なっ、何を言わすんだよ…」


どんな風に凄いんだろう。


「私もその辺りは満足です…」


にパチーナも照れながら言い、満足なようだ。


「魔王様、試したいですか?」


「試さなくていいから…」


パチーナと試すわけがない!


「他には何かありますか?」


エリカが再び聞く。


「やはり、食事ですね、何か食べたり飲んだりしたいですし味覚も欲しいですね…」


パチーナが言うと…


「そうなんだよ! おかげで、僕の食事はパンと牛乳だけだよ…」


ナオトが文句を言いながら、宴会料理をがっついている。


「他には?」


「今のところそれだけですね…」


パチーナがそう答えた。


「解りました善処いたします」


エリカがやる気を出していた。


「エリカ、あとオッパイミサイルと目からビームが出るようにしてやってくれ、出来ればロケットパンチも…」


「いりません!」


パチーナが怒っていた。


「ねえ、ちょと見せて、触らせて!」


愛は興味津々でパチーナに絡んでいた。

パチーナは自慢のボディを褒められ嬉しそうにしていた。


その日はホムンクルスの話で持ちきりだった。


翌日は…


「託児所ね…」


そう言いながら愛がデレていた。


セシル、リリンの2人がもうすぐ2歳、ラミラ、ノイン、サランの3人がもうすぐ1歳

イーシャとナツが0歳児を1人ずつ連れて来ていた。


「リリとミキがまた産むでしょう? ベビーラッシュもいいところよね… 次は少し開けた方がいいんじゃない?」


愛が心配している。


「そうだな… でもカリンは早く産みたいだろう?」


「若返ったから大丈夫です。でも、落ち着いたら欲しいですね」


カリンが嬉しそうに言う。


「私はまだ先でいいですよ?」


サナリーが言う。


「サナリーはまだ自分が子供だからな!」


「そんな事はありません! いえ、やっぱり少しそうかも知れません…」


サナリーが恥ずかしそうに言う。


「私もまだ子供ですから…」


マリアンヌが言うと、ルルシュとメアリも頷いていた。


「魔王様が気にしなくても大丈夫ですよ? 上手くいきますから」


シンリーが笑っていた。

シンリーが言うなら気にしなくて良いんだろう。


家の妻達は楽しげだが… ゲンキー嫁ーズが元気がない。

ハル達4姉妹とラサラ、サーラがイーシャが子供を連れ遊びに来ている。


「名前はまだ付けていないのか?」


ナツとイーシャに話を振る。


「ゲンキーに名付けてもらおうと思っていますが…」


ナツが困ったように言う。


「興味が無さそうなんですよ…」


ハルが悲しそうに言う…


「最近、私達にも冷たいですから…」


アキがため息を吐きながら言う。


「ナタリーさんとララさんの息子みたいになっちゃいましたからね…」


フユも困ったように言う。


「もう駄目かもしれません…」


ラサラが言う。


「私も限界ですわ…」


サーラもだ。


イーシャは終始黙っていた。


話を聞いていてエルザはオロオロとしている。

義理の娘達は暗い顔のまま帰っていった。


「そんな訳でな… ミーラから見てどうだ?」


「サーラは悩んでいるようですよ? でも子供達の事ですから… それより、魔王様、どうですか…」


「ああ、セクシーだ… 黒い下着が似合っている…」


ミーラにサーラの本当のところの気持ちを聞きに来たんだが、それどころではなかった…


ただただ愛人とエッチを楽しむだけだった。


「ゲンキー君も小さい頃は可愛かったんですけどね… それより魔王様…」


「メール…」


なんとなくメールに愚痴をこぼしに来たが、誘われてヤってしまう。

部屋から出ると…


「あっ、メールさんだけずるいです…」


ピーチに見つかってしまう。


シャワーしてピーチと第2ラウンドだ! 部屋を出ると…


「私もいるんですけど…」


ミナも帰っていた…


第3ラウンドに突入する…


「カミラ、どう思う…」


「私も可愛かってもらおうかしら…」


「カミラ…」


カミラの色気には勝てなかった。


「どこに行ってもエロい方にいってしまう。その辺ミランは上品だから…」


「そんな事はありませんよ? はい、生乳充電です」


「ミランまで…」


「いいじゃないですか…」


「だな…」


生乳充電だけで我慢出来る訳はなくヤってしまう。


「レイン、まだ何も言っていないぞ?」


「可愛がってください…」


「せっかくだからな…」


妻の誘いは断れない… とうぜん可愛がる。


「マーリン、皆が…」


「魔王様ー!」


いきなり襲われてしまった。


「セシリー聞いてくれ…」


「はいアナタ、脱いでくださいね…」


「セシリー、そんな事をすると…」


セシリーに勝てる訳がない…


「ルルシュ…」


「魔王様、なんですかいきなり…」


もうこっちからヤってしまう。


駄目だ、精力剤を飲もうが癒しの光を使おうがこれ以上は無理だ…


「あっ、カリン… ちょっといいか?」


「まっ、魔王様…」


カリンを見たらヤりたくなってしまった。


「貴方、何か疲れてませんか? 肩でもお揉みしましょうか?」


「肩はいいから、な、な、」


「もー、仕方がありませんね… 可愛がってください…」


「おうよ!」


エルザを可愛がってしまう。

既に限界だった。


「魔王様ー」


「アコ、明日にしてくれ…」


「何をです?」


「いや、なんでもない…」


「明日、お願いしますねー」


結局それだった…


(俺は何をしたかったんだ?)


魔王は当初の目的を忘れていた…


「本日の〆は私ですよ? 楽しみしていますから頑張ってくださいね! ママさんとサナリー、メアリちゃん、マリアンヌちゃんにはナイショにしておきます。

リリとミキが妊娠していて良かったですね」


シンリーが楽しそうに笑っていた。

その夜はシンリーをたっぷり可愛がったのを言うまでもない…


数日が経ち…


「おじい様、今日は温泉会よ…」


「メアリ、こっちに…」


魔王はメアリを呼び、ギューっと抱きしめる。


「どうされました?」


「何か嫌な予感がしてな…」


「心配しないでください…」


メアリがギューっと抱きしめ返してくれる。


「私もさせてください」


マリアンヌも抱きしめてくれる。


「魔王様…」


サナリーもだ。


皆で買い物に行ったり、お茶を飲んだりして温泉旅館に向かう。


皆が来る前に温泉だ。脱衣所で服を脱いでいると…


「お父様…」


「ラサラ、お前は駄目だ…」


ラサラがマッパで抱きついて来た。


「お父様…」


「サーラ… お前も…」


「もういいんですの…」


サーラが寂しそうに言った。

重苦しい空気の中… 湯船に行く。


「ご主人様、嫌な予感が当たりそうですね…」


メアリが魔王の身体を洗いながら声を掛ける。


湯船に浸かると、リリ達も入って来る。

ただならぬ気配に皆、黙っていた。


「サーラもラサラも凄くスタイルが良いな! 息子の妻じゃなかったら放っておかないのにな!」


魔王はふざけて言うが…


「お父様、もう大丈夫ですよ? 私達を愛人にでもしてくれませんか?」


ラサラがとんでもない事を言い出す…


「もう、ゲンキーとはお別れいたしましたの…」


サーラが寂しげに告げる…


「そんな…皆さんですか?」


エルザが驚き聞く。


「私とサーラさん、ハルさん、アキさん、フユさんです…」


ラサラが説明すると…


「「「お父様ー!」」」


3人が泣きながら入ってくる。


「お前達まで…」


「ゲンキーは、もう私達に興味が無く…ナタリーさんとララさんに依存していて… イーシャさんはゲンキーを育てた使命感からナツは子供のために残ると言って…」


ハルが泣きながら言う。


「私達は、少しでいいから私達にも興味を持ってと頼んだのですが… 僕がいっぺんに愛せるのは2人が限界だと…

お父さんのようにはなれませんね…と言って、でも、去る者は追わずの精神は受け継いでいるので、どうぞご自由にと…」


アキも泣きながら説明した…


「それで私達5人はお別れして家を出て来ました…」


フユがしょんぼりして言った。


「シンリー、どうだ?」


「はい、大丈夫です」


妊娠していないか気になりシンリーに確認した。


「お前達は、それでいいのか?」


「はい、ただ2人が心配なだけで…」


「そうか… とりあえず5人は家に来るか?」


魔王が誘う。


「それには及びませんわ… パイン星の母の家は大きくて、部屋が沢山余っていますわ。そこに5人でお世話になろうかと…」


サーラが提案する。


「大丈夫です。皆さん住んでください」


ミーラも承諾する。


「まあ、ミーラの家なら、家と繋がっているし… ラサラが通うためにグレート星への次元の扉を造らないとな… お前達には苦労ばかりかけるな…

俺に出来る事は力になる。なんでも言ってくれ… エルザ、ゲンキーが使い込んだ金も返してやってくれな…」


魔王がエルザに頼む。


「はい、解りました… 1度会いに行った方がいいですかね…」


エルザは承諾して、ゲンキーを叱りに行こうかと考えている。


「やめておけ、調子の良い言い訳をするだけだ… 少しでも関わりを持って当てにされるだけだ!

サーラ達はナツやイーシャと時々連絡を取って欲しいんだが…」


「はい、駄目そうなら2人も連れて来ます」


ハルがそう言った。


「魔王様、落ち着いてください… 娘達の前でそんなに怖い顔をしては駄目です…」


シンリーが優しく諭し…


「お父様に1度充電してみたかったんです…」


ラサラがそっと抱きしめて充電してくれる。


「私もいつものお礼ですわ!」


サーラ、ハル、アキ、フユと順番に生乳充電をしてもらい落ち着きを取り戻す。

その場の全員が魔王の腹ワタが煮えくり返っているのを知っていた。


宴会場に行き愛達にも説明する。


「そう…」


愛やアン、カコも悲しそうにしていた。


「おじい様は怒らないでいてよ? 星が吹き飛ぶのはゴメンだからね…」


愛が言った。


「お父様、ゲンキーと別れても娘でいさせてくれますか?」


アキが悲しそうな顔で言い、4人も不安な顔をしていた。


「アキ、当たり前だろう? 愛、5人を養女にしたと連合星全てに発表しろ! ついでだ、ゲンキーは魔王家から絶縁したと付け加えておけ!」


魔王は愛に頼んだ。


「わかったわ!」


愛も納得する。


「「「「「お父様、ありがとうございます」」」」」


5人は少し安心していた。


「エルザ、よかったか?」


「貴方の思うようにしてください」


エルザも納得していた。


「魔王! 呑ませてもらうぜ! なんか大変そうだな…」


ヨシヒデにも聞こえていたようだ。


「男の子って大変なのかのうぉ?」


ヤマトが不安げな顔をしている。


「ウチの長男は優秀だから!」


「そうですね、ナオトさんより頼りになりますね…」


ナオトが言うと、シンリーに言い返えされていた。


「困ったもんですな…」


アモンも渋い顔で入って来た。


「魔王様…」


「エリカ、なぜ抱きつく?」


「せっかくなんで…」


とりあえず皆席に着き宴会を始める。


「パチーナ、調子はどうだ?」


「はい、コレと言って不具合はないんですけど… やっぱり人間が恋しいです。

ヨボヨボのお婆さんになってからホムンクルスになればよかったと後悔してます… エリカさん、人間に戻してもらえませんか?」


パチーナが泣き言を言っていた。


「戻すなんて無理です… 何が不満なんですか?」


エリカが問うと…


「人間ではない事です…」


身も蓋もない答えだった。


「人の魂や心は脆弱なんだ…人ではなくなり永遠に生きる重圧に耐えられないのだろう…」


「でも魔王様達は…」


エリカが不思議に思っているようだ。


「俺達は人間のままだ、まあ神寄りに進化もしているがな…」


俺が言うと…


「私達には神にも等しい魔王様がいて、その庇護下のもと生きていますからなんの問題もありません」


シンリーも言う。


「そういうもんなのですか…」


そう言いながらもエリカが納得いかない顔をしている…


「パチーナにはナオトが付いているから大丈夫だと思ったんだがな…

エリカは特にホムンクルスになると支えがない、深い孤独と寂しさに苛まれ、自分で自分を停止する事にもなるかも知れない…よく考える事だな…

パチーナはもう取り返しが付かないホムンクルスを受け入れて生きていくしかない。

ナオトに支えてもらえ…」


「「そんな…」」


2人はガッカリして、エリカは青い顔をしていた。


「ほら、エリカちょっと来い!」


そっと抱きしめてやる。


「癒しの光!」


光に包まれエリカは癒される。


「ほら、少しは楽になっただろう?」


「なぜ?」


「魔法の自慢をしてやろうと思ってな…」


エリカにドヤ顔で言ってやる。


「魔王様は気にいっている人しか抱きしめませんよ?」


シンリーがそう言って笑っていた。


「魔王、なんとかならないか?」


ナオトが心配な顔をしている。


「魂を触る事は危険だらけだ… 妻達なら自分の責任でやれるが他人のは無理だ… それに俺は戦う魔法以外は苦手だ… その手の魔法はお前やヤマトの方が得意だろう?」


「そうだけど…」


ナオトがビミョーな顔をする。


「ナオトさん、魔王様ばかりに頼らず自分でなんとかする方法を考えなさい?

魔王様はホムンクルスになる事を止めていましたよね? それを聞かずホムンクルスになったのはパチーナさんであり、止められなかったナオトさんのせいでもありますからね…」


シンリーが優しく苦言を言ってた…


「はい…」


ナオトはぐうのねも出なかった。


「エリカ、席に戻っていいから…」


いつまでも抱きついている、エリカに言ってやる。


トボトボと下を向いて歩いて行く。


「エリカ、隣に座っていろ…」


少し可哀想になり呼び戻すと嬉しそうな顔をして隣に座り考え込んでいた。


「パチーナ、生き甲斐がないから駄目なのではないのか?

オッパイにミサイルを搭載して目からビーム出をせるようにして、腕はパンチが伸びるようにしてはどうだ? 魔王軍で魔改造して戦う兵器になってみろ、きっと楽しいぞ?」


アモンは魔王と発想が同じだった…


「さすが右腕ですね」


シンリーが笑っていた。


「そんなの嫌です…」


ゴスロリの美少女が嫌そうな顔で言った…


「ご主人様、お食事が進んでませんよ?あーんしてください…」


メアリに食べさせてもらう。


「良いわね、おじい様は…私もそんな可愛い専属のメイドが欲しいわ…」


愛が羨ましそうにメアリを見ている。


「愛ちゃん、あーん」


「メールじゃ萌えないわ…」


愛の非情な言葉にメールがガッカリしていた。


宴はビミョーなまま続いた。


翌日。


娘達と買い物に行き生活に必要な物を揃え、ミーラの家に行く。

ラサラ用の次元の扉を造ったりする。


そして5人が養女になりゲンキーを絶縁した事が発表される。


サーラとラサラは女王を続け、ハルはサーラをアキとフユはラサラの手伝いをする事にした。


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