魔王と女神47
「ピーチ!」
「魔王様ー!」
がっしりと抱きしめ合う。
「どうされたのですか?」
「妻達が皆仕事でな、暇だったんで顔を見に来た」
「嬉しいです」
抱きしめている手に、更に力を込めてギューっと抱きしめてくれる。
「よし、また来るな」
「暇でしたらどこか連れて行ってください…」
「ああいいぞ? デートだ!」
そう言って、魔王島に連れて行く。
「お父さんと、このお姉さんにジュースをくれ!」
カコにココナッツジュースを頼む。
「はーい!」
まだ、飽きていないようで楽しそうだ。
「アコ、何をしている?」
「愛様の代わりに店番です…」
アコがガッカリしている。
(女王が自分の国でジュースの売り子をしているとは…)
魔王は内心呆れているが、可愛い娘の手前、口に出しては言えなかった。
「お父さん、その方は新しいママですか?」
アンがジュースを運びながら聞く。
「違うぞ? 最近、助けた子だ。名前がなくてなお父さんが付けたら喜んでくれたんだ!」
「なんて名前?」
「ピーチだ!」
「あっ! ちょっと可愛いかも!」
「そうだろう? なのに女王ーズの3人は渋い顔をしていたんだぞ?」
アンに愚痴をこぼす。
「あっ、凄く美味しい!」
ピーチが喜ぶ。
「ほんとうですか? 頑張って作っているんで嬉しいです! また飲みに来てください!」
アンはご機嫌だった。
「魔王様ー!」
パトロール中のミナ達だ。
「熱いだろう? ジュースを飲んでいけ! アン、ミナ達にジュースを頼む!」
皆でジュースを飲む。
「魔王様、いつもすみません… また娘さんのいないところでオッパイを触らせてあげますね!」
ミナが耳元で囁く。
「ああ、ありがとう…」
「せっかくだからデートに連れていってください」
ミキが頼んだ。
「そっ、そうだな…」
部下だろうがなんだろうが、魔王は巨乳美人の誘いを断る度量は持ち合わせていなかった…
「お父さんって、モテるんですか?」
「そうです。物凄くモテます! カコのおかげでお泊まりから外されましたから、お母さんは捨てられるかも知れません…
私の代わりに入る、あのママ達に可愛がってもらいなさいね…」
カコに聞かれ、アコが嫌味を言って、カコをイジメている。
「お父さん…」
カコが困った顔をする。
「大丈夫だ、カコ、アコが出て行っても、カコは大事な娘だ。お父さんが守ってやる!」
カコがますます青い顔をしていた。
「さあ、ピーチ行くぞ」
ピーチを連れて転移で移動し、あっちこっちに遊びに行く。
「へー、そこのがピーチ? また、可愛い子を連れて来たわね!」
家の夕食に連れて来て愛にも紹介した。
「だろう? セシリーも妊娠中だし連れ回せない。それに皆、仕事で忙しくてな… ピーチに1日付き合ってもらった。明日はミナに遊んでもらう」
「おじい様、どれだけ寂しがりやなの…」
愛が呆れる。
「まあ、寂しがりやなのは否定しないが、1人だと巻き込まれ体質が加速するからな…
どこかに飛ばされて、5年とか帰って来られないと産まれてくる子の顔が見られないじゃないか…」
それは切実な悩みだった…
「そうよね、カコが産まれた日に見て次に見られたのは4歳になってからだったものね…」
「ああ、そして束の間の再会を喜ぶ暇もなく、悪女王アイーンに1年半も、カコはおろか、妻達からも隔離された… もうそんなのはゴメンなんだ…」
愛が気まずそうな顔をしている。
「良かったじゃない、可愛い彼女が2人も出来て!」
愛が適当な事を言って誤魔化している。
「お父さん、ミナさんまでですか? そのピーチさんと言いミナさんと言い、物凄い美人巨乳じゃないですか? 僕にも出会うコツを教えてください!」
ゲンキーだ…
「世界のために働けば自然とモテます! 魔王軍かナオトさんに鍛えてもらいなさい!」
エルザがゲンキーに珍しく強く言う…
「僕の辞書に努力や勉強と言う言葉は存在しません… そして1番嫌いな言葉は根性です…」
ゲンキーが泣きそうな顔で部屋を出て行った…
「すまんなピーチ、騒がしい家で…」
「楽しいですよ…」
そう言いながらも、少し困っていた。
顔見知りの女王ーズの3人がピーチを気遣い声を掛けていた。
「遊び相手は、ピーチとミナだけ?」
愛が聞く。
「いや、明後日はチェリーとナンパだ…」
「なっ、ナンパ?」
愛が驚く…
「ああ、俺が種付けを邪魔したと怨まれていてな… チェリーの彼女を探すんだ…
なんで俺が、この歳になってナンパなんかしなきゃいけないんだ… 昔からナンパなんかほとんど成功した事がないのに…」
魔王が愚痴る。
「たっ、大変そうね… ナオトさんを誘ったら? あの人、得意みたいよ? おじい様はピーチかミナを連れて行ってよ?」
愛が言う。
「なんで、ナンパに女連れで行くんだ?」
「チャラい変な女に落とされると困るのよ? そういうのに免疫がないでしょう? アコが良い例じゃない? 嫌いだったくせに、エロパワーだけで落とされて…」
愛の話に、アコとカコがビミョーな顔をしている…
「お母さん…」
カコが心配している…
「はい、ほんとうです… 捨てられる可能性が1番高いです」
アコが残念そうに言う。
「お父さん…」
カコが心配そうに呟く。
「うん? 出て行かなければ大丈夫だぞ? 俺は嫌いになっても追い出す事はしないから…」
カコがビミョーな顔をしていた。
「お母さんとお出掛けしても…」
カコが心配そうに言うが…
「カコ、気を使わなくていい! お前からお母さんを取ったりしないから安心しろ! デートはピーチやミナ、それにママ達も暇なら付き合ってくれるからな」
実は精力増強剤を飲むのが嫌で、アコはカコに独占されていて欲しい… 魔王はそう思っていた。
アコとカコがビミョーな顔をしている。
「私、付いて行きたいです…」
ピーチが思い立ったように言い出す。
「チェリーと出掛けるやつか? やっぱり好きなのか?」
「すっ、好きじゃありません!」
ピーチが赤い顔で怒っていた。女神ーズが呆れた顔で見ていた。
翌日は…
「ミナー!」
「魔王様ー!」
がっしり抱き合う。
ミナとデートだ! 職場ではつまらないし、エメラーダはちょくちょく行くと言う事なので、メタル星にやってきた。
「魔王様、久しぶりです!」
久しぶりにチェリーの顔を見に店に来店した。
実はチェリーの名前で思い出しで久しぶりに会いたくなった。
「魔王様、お久しぶりです…」
ミミも、まだ勤めていた…
「2人とも元気だったか? 彼氏はできたか?」
会うのは6〜7年ぶりだった。
「元気ですけど…彼氏は… 魔王様、もらってくれます?」
チェリーが期待を込めて聞く。
「冗談はよせ、チェリーは可愛いんだ、理想のハードルを下げ引くて数多だろう?」
魔王の言葉にチェリーは寂しそうな顔をしていた。
「私も、1人です…」
ミミも独身のままだった。
「2人ともナオトを振った女だ。ナオトはミミを振ったと思っているがな…」
ミナに教えてやると驚いていて、訓練を受けていたときナオトは凄く人気があり女子達が群がっていたと教えてくれた。
「ミナもか?」
「私は魔王様、一筋ですからー!」
「そんな可愛い事を言っても騙されないぞ?」
そう言いながら、ギューっと抱きしめている。ちょっと嬉しいようだ。
「それと、エミリア様が不気味で…」
ミナの言葉を聞き、
「アイツな…」
魔王が嫌そうな顔をした。
「なんかあったんですかー?」
ただならぬ雰囲気だったのか、ミナが聞き返すと、チェリーとミミも興味津々だった。
あまり話たくない事だったが、魔王は話た。その内容に3人が絶句していた…
「なんですか! そのめちゃくちゃな話は!」
ミナはエミリアに怒り。
「師匠が間男だなんてガッカリです…」
チェリーはガッカリして…
「魔王様の妻の座を捨てるなんてもったいない…」
ミミは損得を考えていた。
ちょっと嫌な事を思い出してしまった。
そのあとはミナと遊び回り… 家の夕食に誘った。
「おじい様、良いわね! 毎日可愛い子に囲まれて…」
「まーな、だが、明日を思うとな… 俺、へい彼女!とか声を掛けられないんだが…」
「魔王様、なにをするんですか?」
ミナにナンパに行く事を説明する。
「私も付いて行きます!」
「それ、おかしくねー? ピーチも付いて来るし…」
「いいじゃん! ナオトさんに連絡したから、そのチェリーと2人を連れて、ヤザンの店に行って夜はいつもの温泉ね…」
「ええ、やだよー!」
「2人にお礼をしなきゃ駄目でしょう?」
「仕方がない…」
愛に良いように利用されている気がする。
翌日。
「魔王様、なんで女連れなんですか? しかもワ1321… 嫌味ですか!」
チェリーが怒っている!
「私、ワ1321じゃありません! でも貴方には魔王様に付けてもらった名前を呼んでほしくありません!」
ピーチも負けていない!
「チェリーもピーチも落ち着け… どうせ俺は役には立たん… プロのナンパ師を用意した」
喧嘩する2人を魔王が止め、ナオトを紹介する。
「なんか酷い紹介だね…」
ナオトがガッカリしている…
「ミナが睨んでいるんだけど…」
ナオトが訳が分からず呟く…
「気にしなくていい…」
魔王は既に疲れていた。
「なんか大変そうですね…」
キミが呆れている。
ナオト、チェリーがビーチに向かう。魔王は少し離れ付いて行く。
両脇に美女を連れた男がいてはナンパにならないからだ。
愛に言われたからか? 2人が両腕を組み離れない…
チェリーが女の子に声を掛けるが、思いっきり無視されている…
「駄目ですね。あんなのにナンパされる人はいませんよ…」
ピーチは辛辣だった。
「魔王、彼をイメチェンさせるよ… 夕方まで時間をくれないか?」
「構わないが? チェリー、モテるチャラ男にしてもらえ…」
「はい、立派なモテ男になってみせます」
2人はその場を後にする!
「どうします?」
ミナが聞く…
「3人で遊びに行こう」
2人とエメラーダで遊び時間を潰す。戻ってみると… チェリーはサーファーになっていた。
「魔王様! 俺、立派なサーファーになって世界を目指します!」
チェリーが胸を張って言う。
「あっ、ああ、チェリーがそれで良いなら問題ないが…」
「大丈夫! サーフィンが上手くなれば絶対にモテるから!」
ナオトが自信満々に言う。
「モテるのか? 俺もサーファーになろうかな…」
「充分モテているじゃないですか?」
ミナがそう言った。
「そうか?」
魔王は全然実感がなかった…
温泉旅館に行く。
女神ーズが揃っていた。
「どうだった?」
愛が聞く。
「ああ、全く女の子に相手にされないからイメチェンさせると言い出してな、しばらくして見に行ったらサーファーになっていた…」
「そっ、そう… 訳が分からないわね…」
「まあ面倒くさくなくてよかったがな…」
妻達と家族風呂に行く。エルザとアコは娘や愛達と女湯だ。
「なぜ2人ともこっちに来る?」
魔王は困った感じだ…
「前も、一緒に入ったじゃないですかー!」
ミナが元気よく言う。
「私は… 魔王様と一緒がいいので…」
ピーチだ。
「2人が恥ずかしくないならいいか…」
2人も連れ温泉だ!
「魔王様!」
「ミナ、裸ハグは駄目だ…」
「なんでですか?」
「理由は聞かないでくれ…」
「魔王様!」
「ピーチも駄目だ…」
「なぜですか?」
「なぜもなにも、2人は… いや、早く風呂に行こう…」
魔王は少し腰を引きながら、脱衣所から逃げるように歩いて行く… 恥ずかしさはMAXだった…
湯船に浸かり落ち着く…
「お久しぶりです」
リリがそう言うと…
「魔王様、また可愛い彼女を2人も連れて…」
ミキとリリ、メールが湯船に入って来る!
「よう! 寂しん坊3人組み、元気か?」
「寂しくはありませんよ…」
リリが言う。
「若そうな方達ですね…」
メールだ!
「ああ、お前達、いくつなんだ?」
「私、18歳です」
ミナが元気に答える。
「私は16歳です」
ピーチが言う。
「魔王様はお若い子が苦手だったんじゃないですか?」
ミキだ…
「苦手もなにも、ミナは部下でピーチは助けた子だ? この3日、遊んでもらっただけだ、しかも今日のメインはチェリーと言う男の子だ…」
「へー、そうなんですか…」
ミキが納得のいかない顔で言う…
やたらと絡んでくるミキ達を、ミナとピーチが不思議そうな顔をする。
「元嫁だ、いつまでも彼氏も出来ずにいる、可哀想な3人なんだ…」
哀れみを込めて言った。
宴会場に戻る。
直ぐにヨシヒデとヤマト御一行、ナオトとチェリー、エミリアが到着し入ってきた。
「チェリー! 楽しんだか?」
魔王がチェリーに声を掛ける。
「はい!」
「おっ、おい、お前チェリーって言うのか?」
返事をしたチェリーに、ヨシヒデがビックリしている。
「はい、名前がなかったので魔王様に付けてもらいました!」
「魔王、いい加減にしろよ? チェリーはないだろう? で、チェリーなのか?」
「名付けた訳じゃない! チェリーなのか? って聞いたら皆が名前だと勘違いしてな、本人も気に入って名前をチェリーと登録してしまったんだ… ちなみに本物のチェリーだ…」
「なっ、なんですか? チェリーってどんな意味ですか?」
チェリーが慌てている。
「まだヤった事が無いって意味だ! 卒業したら改名しろ!」
そう言ったヨシヒデが豪快に笑っていため。
チェリーはなんとも言えない顔をしていた。
「アレが噂のチェリーね!」
愛も笑っていた。
「お前達がもう少し若ければチェリーを彼氏に出来たのに…」
「「「必要ありません!」」」
3人が怒って答えた…
「お前達、寂しいんだろう? 見ているだけで悲しさが伝わってくる… そうだな、夕食ぐらいなら、家に食べに来てもいいぞ? アコ以外の妻達は皆優しい癒し系の女王だ、3人も癒してもらえ…」
「お父さん、お母さんは癒し系じゃないのですか?」
カコが悲しそうに聞く…
「ええーっと、えっ、ちがうな、おっ、これも…かっ、可愛い系だ!」
可愛い娘の母をエロ女神とか言える訳がない…
「魔王様、いいんです。お母さんはエロ女神なのです…」
アコがため息を吐きながら教えていた…
「おじい様本当に良いの?」
愛が焦って話を変える。
「ああ、俺のいるときなら大丈夫だぞ?」
「ミナとピーチもいつでも来ていいからな、家は無駄にデカいからな、ガハハハハハ!」
「魔王! 聞き捨てならねーな! 誰が苦労して建てたと思っているんだ! 無駄とはなんだー!」
ヨシヒデが怒っている。
「すまん… 言葉のあやで…」
ヨシヒデに謝り。アース星の竜泉を1樽出す!
「気が聞くじゃねーか! なんでも言ってくれ! 俺がじゃんじゃん建ててやるからよ!」
既にご機嫌だった。
宴会は続く…
「あれ? チェリーはどうした?」
「はっ! ヤバい!」
ナオトが立ち上がり、魔法を使って感知している。シュッと転移で消えた…
程なくし、パンツ1枚の姿で座り込み泣いているチェリーと、そっぽを向くエミリアが転移で戻ってきた。
「なっ、何が?」
驚く魔王に…
「すまない… なんとか間に合った…」
そう言ってナオトがエミリアを連れ転移で帰って行った…
「チェリー、泣くな! 何があったんだ?」
「ナオトさんの奥さんに付いて来いといわれ、部屋に行くとキスされてベッドに押し倒され、抵抗したんですが服を脱がされて… 女の人があんな事するなんて、怖いです… 魔王様ー!」
チェリーはトラウマになったようでオンオン泣いていた…
「あの噂は本当だったんですね…」
ミキが呟く。
「ミキ、どんな噂だ?」
「ナオトさんの奥さんが童貞キラーだと、ガンガイア軍の若手が何人も食われたと言う話です…」
「アイツはサキュバスなのか?」
魔王は困惑する。
「まあでも、ヤバかったわね… 危うくエロ女神がもう1人増えるところだったわ…」
愛が感慨深く呟く…
「おっ、お母さん…」
カコがアコを疑惑の目で見ていた… 6歳児に言っている意味が解るのか?
「わっ、私は違います! 魔王様だけのエロ女神です。他の人とした事はありません…」
アコが叫んだ!
子供になんの言い訳をしているんだと思うが…
「ええー! 嘘でしょー!」
愛が叫び! 女神ーズと元嫁ーズ全員が驚いていた!
「ほんとですよね、魔王様!」
「ああ、本当だ」
アコに同意を求められ、魔王も肯定した。
「ヤっちゃった本人が1番良く知っているわよね…」
愛が言うと…
「でも、言い張れば騙せますよ? 魔王様って鈍感だから」
ミキが辛辣な事を言う。
「それとな可能性だかな、女神の条件の1つなんじゃないかと思うんだが…
ルルシュは魂を洗われようが輪廻転生しようが、忘れないぐらい好きでいてくれたが、自力で女神になる事はなかった…
転移した今回はすんなりとなった。
それで思い当たる事といえば、当時のルルシュは元人妻だし、エミリアも女神にならなかった…と思ってな…」
「マーリンはどうなの?」
魔王の説明を聞き、愛がマーリンに聞いた。
「愛様、妻の中で私だけ疑うなんて、いくらなんでも失礼ですよ? 私も魔王様だけです!」
マーリンはムッとした。
「そっ、そう、怪しい精力剤を沢山作れるから経験が豊富なのかと思って…ごめんなさい…」
愛は素直に謝る。
「わかってもらえれば良いです。精力増強剤は魔女や薬師の間で古くから物凄く研究されているものなのです、それが各星でも同じで、その資料を連合星全土から沢山集め参考にして開発しただけです。実験は魔王様がしてくれていますしね」
「そうなのね、沢山売れて儲かっているから感謝しているわ…」
愛はマーリンには頭が上がらないほど儲けさせてもらっていた。
「それな! ワシらも愛用しておるぞ! な、ミーナ!」
ミーナが真っ赤な顔でヤマトを殴っていた。
「すまないな、変な話ばかりで…」
魔王はミナとピーチに謝った。
「私、資格はありますよ!」
ミナが嬉しそうに言うと…
「私も大丈夫です…」
ピーチも言う。何が大丈夫なんだ?
「魔王様、それより私を彼女にしてください!」
ミナが言えば…
「私も、彼女になりたいです…」
ピーチも言った。
「彼女⁉︎ それは…」
「「駄目ですか?」」
2人の声がハモる…
「いいんじゃない? 妻達はしばらく忙しいから、2人に遊んでもらえば?」
愛が言う。
「じゃあ、2人は魔王様の彼女だ!」
2人をギューっと抱きしめる。
「もう私、お払い箱行きですかね…」
アコがため息を吐き、カコが心配そうにしていた。
「2人が付いていたら変な女性に引っ掛からなくて安心です…」
カミラが言うと、女王ーズが全員頷く。
「若いからって孫や娘扱いすると2人が傷つきますからね!」
ミキがムッとして言い。リリとメールが頷く!
「そうですよ貴方! 見るからに子供扱いして可愛がっていますから、今日つけください!」
エルザにまで念を押された… 宴会は遅くまで続いた。




