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弥勒の拳  作者: 真桑瓜
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犬神


犬神




「そうか、佐竹がやられたか。少々起倒流を甘く見ておったようだな」

ガラス張りの部屋で、源蔵は東郷に呟いた。

「いかさま・・・」

「作戦を変更せねばならん」

「犬神を使っては?」

「と言うと・・・?」

「奴を、正面からぶつけます」

「どうやって?」

「飯沼良一だけを警察道場に呼び出して、尋常の勝負を挑むのです。名目は何とでもつけられるのではありませんか?」

「そうだな。署長も嫌とは言うまい」

「犬神は手段を選ばない危険な男です、飯沼良一はすでに五十を過ぎている。体力的にも犬神には敵いますまい。一気に潰して実質的に指導ができないようにしてはいかがかと・・・」

「じゃが一人で来るかな?」源蔵が訝った。

「今あの神社にいるのは七名。そのうち女が二名、良民は病気で臥せっているようなので戦力にはならない。良一も呼び出すとなれば残りは少ない。三人ほどで神社を見張らせておけば、動きは取れないでしょう」

「無門平助がおる・・・」

「無門平助にしたところで、もう全盛期は過ぎておるのではないですか?恐るるに足りません」

「そうだな・・・良いだろう、お前に任せよう」

「はっ」





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