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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

時空 まほろの童話集

「青い魚」

昔々、広いどこかの大きな海に、一匹の青い魚がいました。


青い魚は孤独でした。

海の色に紛れてしまって、あまり注目してもらえなくて、

カラフルな他の魚たちが羨ましかったのです。


青い魚はある日思いました。

もしも、自分がカラフルなお魚だったらどうしただろうかと。


珊瑚(さんご)たちにみせびらかすでしょうか。

悠々とワカメの間を泳ぐでしょうか。


青い魚は孤独で、他の魚が羨ましくて、悶々(もんもん)としていました。

青い魚は、自分一匹で、寂しくて寂しくて、苦しかったのです。


そしてある日、青い魚は釣られました。


子どもが歓声を上げます。


「わあ、何てキレイな青いお魚なんだろう」と。


青い魚は、釣られて初めて思いました。


「自分のこの青い色は、キレイな色なんだ」と。


針の痛みで飛び跳ねたとき、

自分と同じ真っ青なお空を見ました。


「あ、自分と同じ色だ」と。



……青いお魚は、地球の色が何色か、知りません。

でも、地球も青い青い惑星(ホシ)なんだと。

これは、神様がくれた色なんだと。

もう孤独に思わなくていいんだと。


一つの命なんだと。


食べられながら、思いました。



ちょっと訳が分からないかもしれませんが、伝えたかったメッセージは以下のものです。


・人間は、同じように見えても、個性がある

・命の大切さ

・孤独についても



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― 新着の感想 ―
[良い点]  食べられてしまったのは悲しいですが、人間と一つの命となって、これからも生きてゆくのですね。だからこそ人間は自分たちが生きていくために犠牲にしている小さな命を大切にしなければならないのだと…
[良い点] けっこう好きなお話。 短いながらしっかりしたメッセージが伝わります。 食べた人間の中で地球の中にいるみたいに生きていくのでしょうかね。命は(*´-`) きれいで詩的な雰囲気も好きです。
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