第75話 イースト街 PvP大会 表彰式 と お約束(笑)
第75話です。
イースト街PVP大会の表彰式です………え、誰?
な~んだGバカか(笑)
そして始まるお約束♥
第75話
イースト街PvP大会(FWO PvP大会 予選)会場特設実況ブース
実況:ヴォルフ
解説:龍さん
ゲスト:ズームSGM、ケインズ、東雲本部長
でお送りしていました。
現在、ヴォルフ、ズームSGM、ケインズの三人でオフレコで会話中(笑)
試合場では表彰式の準備が進む中、ブース内に残された3人は………
「プハ~! ビールも旨いけどこのツマミも旨いね。これ何のジャーキーかな? 」
「ズームSGM、それは高級品のサンドワームのジャーキーですよ。良く手に入ったよな? 」
「え、そうなのか? ケインズさん。これ高級品なの? 」
「知らないで食ってたのか、ヴォルフさん? これは滅多に出回らない品でドワーフ族のみで消費されてるという代物ですよ。何せドワーフ族は飲んべえだらけですからね(笑) 」
「そのジャーキーを獣魔達のおやつに与えてるの龍さん位だねぇ。しかも定期的に仕入れてるのは龍さんの所位でしょうね(笑) 」
「………マジですか? ズームSGM。龍さんの資金力はどうなってるんだ? 」
「う~ん、あんまり詳しくは教えられないけどね。ケインズの方が詳しいかもね(笑) 」
「ま、はっきり言って異常だね(笑)。結構知られていない事で実はポーションの改良版の特許が凄いかな? 先ず[初級HPポーション++](HP+50回復)だろ。[中級HPポーション改++](HP+150回復)だろ。最近だと[初級HMP回復ポーション++](HP+100 MP+100 回復)も彼が開発して生産ギルドにデータを売って特許料が凄い事になってるらしいね? それにたまに卸してくれる武具も異常な人気があって実際入荷待ちって所なんだよね、謎のPC製品って事でね 」
「………凄いですね。彼は一体何者なんですかね、ズームSGM? 」
「………詳しくは教えられないけど俺の知り合いなんだよね。彼は昔から物作りに関しては凄いからね、リアルでは。だからさっきリアル経験の話をしたんだよ 」
「なるほどね。………あ、準備ができたようですね。では、会場に行きましょう 」
「では、行きましょうか、ケインズ、ヴォルフ 」
「「はい! 」」
そして三人で会場に向かう。
『それではイースト街PVP大会の表彰式を行います! 』
"ウワァァァァァ♪ "っと喚声が上がっていた。
『それでは順番にお呼びしましょう。先ずは第三位、デルタ選手の入場です! 』
"ウオォォォ♪ "と歓声の中入場してくるデルタさん。
"よ、大剣使い! "とか"破壊王! "とか"容赦無し! "とか聞こえていた!
〔ん、何か言われているね? 〕
「続きましては第二位、マグロ選手の入場です! 」
次にマグロが入場してきた。
"ウォォォ♪ "と一緒に"キャァァァ! こっち見てぇぇぇ! "とか"よ、スピードキング! "とか"もっと優しくしろよ! "とか聞こえていた。
〔何か関係ない事を言ってる奴がいるね? 〕
「そして今大会の優勝者、与作選手の入場です! 」
"ウオォォォォォォ♪ "と拍手喝采の中、与作が入場してきた。
"キャァァァ与作さ~ん♪ "とか"かっこいいぞ! デストロイヤー♪ "とか"破壊神降臨♪ "とか聴こえていた。
〔何か悪口にも聞こえるね? 〕
今回は恙無く表彰式が進む。
ちなみに今回の賞品は、
優勝者:トロフィー(台座に剣が3本刺さっているデザイン)と賞金1,000,000,000G
第二位:トロフィー(台座に剣が2本刺さっているデザイン)と賞金100,000,000G
第三位:トロフィー(台座に剣が1本刺さっているデザイン)と賞金10,000,000G
特別賞:賞金1,000,000G
だった。
特別賞は勿論、ブリジットさんになった。
次にFWO PvP大会の第1サーバー代表出場者が発表された
FWO PvP大会第1サーバー出場者
予選1位:与作
予選2位:マグロ
予選3位:デルタ
運営推薦:龍さん(sin)
正式なトーナメント表は明日発表となった。
『これにてイースト街PvP大会表彰式を終了します! 』
『ちょっと待ったぁぁぁ! 』
何処からか声が聞こえた……………?
『"最強"の私の許可もなくこのような試合を行うとは何事だ 』
「なに言ってるんだ? Gバカさんは? 」
会場はザワザワしだした。
『我が親愛なるGをこよなく愛するプレーヤー達よ! イースト卿である! 』
「………なんだ?何が始まるのかな(笑) 何か聞いてるか? ヴォルフ?? 」
「いえ、何も聞いてません、ズームSGM 」
『今やこの世界のGバカは、GM秘書率いる親衛隊、OSIOKI部隊によって95%が表舞台から消えた! ………何故だ! 』
「………(う~ん、確かこの場合は……) 坊やだからさ(笑) か? 」
「ズームSGM、それ言っちゃ駄目なネタですよ、もう! 」
『………この状況こそ我々、我が親愛なるG軍団の屈辱の証し、屈辱の歴史である! 』
「え~と、そんなに居たっけ? ヴォルフ、わかるか? 」
「知りませんよ。私に聞かないでGM秘書さんに聞いて下さいよ! 」
『………私も捕まっては精神的(仕事で缶詰等)、肉体的(勿論、OSIOKI)に打撃を受け続けた! 』
「あいつドMだから問題ないよな? 」
「イヤイヤ、そういう問題では無いでしょう? 」
『………私に如何程の戦力(気力? )が残っていようとも、それは既に形骸化している。敢えて言おう! Gカスであると!! 』
「そう言えば、あいつちゃんと仕事してるのか? 」
「その辺は、東雲本部長に確認してください! 」
『………それら軟弱者の集団では、このGの楽園、いや理想郷を実現出来ないと私は断言する! 』
「ま、流石に無理だよ。作らせるわけないだろうに? 」
「それを聞いて安心しますよ、ズームSGM 」
『………我々は、"龍さん達"のような選ばれた優良種(スキル[ゴーレム生成術]や[オートマトン・コントロール]を持っている人々の事)たる生産職にGを製作してもらい初めて永遠に生き延びる事が出きる! 』
「龍さんが怒るぞ! 勝手なこと言って! 」
「私は無関係ですよ。何せゴーレム出すの反対してましたからね! 」
『………これ以上戦い続けては、プレーヤーが、いや 人類そのものの存亡に関わるのだ! 』
「え~と、そうなのか、ヴォルフ? 」
「そんな事有るわけ無いですよね、ズームSGM? 」
『………Gの魅力に逆らう無能なる者どもに思い知らせ、明日の未来の為に我等G馬鹿プレイヤーは立ち上がる! イヤ、立たねばならんのである! 』
「何か突っ込むのが面倒臭くなってきたよ(ハァ~) 」
「今更感が有りますしね(笑) 」
『………立てよ、国民よ! 我らこそ選ばれたプレイヤーであることを忘れないでほしいのだ! 』
そして何故か感動した? プレーヤー達が立ち上がり"イースト卿! イースト卿! イースト卿! "とコールが始まっていた?
〔これって洗脳? その場のノリ? それともマジボケ? 〕
"パシン! ""パシン! ""パシン! ""パシン! ""パシン! "………………………………"パシン! ""パシン !" !?
会場中に響き渡るハリセンの音………親衛隊がハリセンツッコミをしてプレーヤーを正気に戻していた。
『………あの~、Gバカさん? どこで何をしてるのかな? オフザケは、程ほどにお願いしますね? 』
『ヴォルフ黙れ! 私はGバカではない、イースト卿だ! 文句あるか! 』
『よお、Gバカ。SGMのズームだ。お前今何やってるんだ? はよ出てこいや! 』
『ちょっと待て。何故ここにSGMがいるんだよ? あぁ、もう出るぞ! ゲートオープン! G軍団出陣! 』
地面からホ〇イトベー〇の格納庫を模した箱状の物が迫り出てきて前のふたが上下に開いた。
中からは例のGバカ鎧? ん、改良版のGM鎧? に身を通したGバカと何故か一緒に出てきたのは黄色いア・クマこと はいくま と、ロリコン執事のセバス だった!
「おい、GMさん、本当にGM秘書さんとキャッハウフフができるんだろうな! 」
「私の方もお仕えできる幼女神様を紹介してくれるんだろうな! 」
勿論、Gバカに騙されていた(笑)
「任せなさい! 先ずは前の三人を倒さないと駄目ですよ。では突撃! 」
ガシャン、ガシャン、と音をたてて走り出す三人だったが目茶苦茶遅い歩みだった。
周りのみんな………いや、会場全てがあきれて固まっていた!
〔何あれ状態だった? 〕
"ドドドン!"
その時! 東入場門から何かが飛び出してきて突撃中の三バカを突き飛ばしていた?
いや、ひき逃げアタックを決めていた!
〔本当に誰だよ! 名前つけたの? 〕
そう、突撃したのは[アルファ]に載ってきた龍さんと愉快な娘達だった。
[アルファ]後ろの扉が開いてSWASとKWASに乗ったスノウちゃん&クーちゃんのコンビが降りてきた。
〔勿論、Cアームを付けた状態で! 衣装はお気に入りの巫女服姿? で! 〕
キュポラから龍さんが顔を出して一言。
「おい、Gバカ! その鎧、はどうしたんだ? 」
「あいたたた………、偶々前に作ってもらった工房に行ったら3体分有ったから買ったんだよ。前のG型鎧の改良版だったらしくて結構良い物だったぞ! 前の弱点も改良されてるしね 」
「ほう、アレを買ったんだ(笑) ほんとに良く見て買ったのか? ちゃんと誰が作ったか確認した? 」
「(あ、ヤバイ! ) すまん、これにて失礼致します………アレ? 鎧が脱げないぞ! 何で? 」
「(ナニ~! ) 私も幼女様の用が有るので………脱げないぞ! おい、どうなってるんだ? 」
「おい、お前らな! こうなったら前に進まないと駄目だろう!! 行くぞ! 」
「甘いわ! 鎧ロック施錠! 」
「何を言ってる…………アレ、なんだ? 動けないぞ! 」
「「こっちも動けないぞ! GMさん、どうなってるんだ! 」」
それもそのはず、この鎧は………
[GM型鎧 (対Gバカ対応型 シム型全身鎧風拘束器セット)]
防御力30
魔防力30
衝撃耐性(小)
魔法耐性(小)
重量軽減(小)
耐久値150/150
重量6
品質:S
製作:NPC&PC(実はsin)
解説:NPC(ガンコ師匠)とPC(龍さん)が作った
鎧型拘束具
装甲は初期の龍式装甲で製作
前作の弱点も改良済
(のように偽装)
鎧の関節には特殊なワイヤーが仕込んであり
背中のバックパックに繋がっていてキーワー
ドを叫ぶとバックパックに仕込んでいた魔核
(オーク E級 1個)が反応してワイヤーを巻き
取り関節をロックして拘束状態にする
(直立不動状態になる)
(今回のキーワードは"鎧ロック施錠"と言う)
後はされるがままになる(笑)
注意:この鎧はGバカ以外も使えますので気をつけま
しょう
価格:6,000,000G
「イヤ~保険は大事だね(笑)。3機分作って置いといたけどまさかモロに引っ掛かるとはね、GM秘書様 」
「そんな事ありませんわ。まさか本当に、しかも全部買うとは思いませんでしたわ(笑) 」
「待てい? そうすると俺はまんまと罠にかかったって事なのか……… 」
「「俺達は、そこのGバカに騙されてたんだよ。無罪だから助けてぇぇ! 」」
「あなた達は次いでにOSIOKIです。覚悟しなさい! 」
「「なんてこった! 俺は無実だぁぁぁぁ! 」(ん、これはラッキーか♪ ) 」
「一応実験終了後はセバスは衛兵の刑、くまは教会の刑ですからね(笑) 」
「え、それだけはご勘弁を! ちびっ子怖い怖い……… ((ガクガク))) 」
「なんだその刑は! 私も教会の刑がいい! 門の前で立ってるのは嫌だ! 」
「セバスは教会に近付くと吸血鬼は死にますよ(笑) くまはいつもの赤ベストでね♪ 」
「「何てこった! あの時Gバカに騙されなかったら……… 」」
「さて、最終準備を始めますか(笑)。GM秘書様、よろしくお願いいたします 」
「はい任されました。AD達、お仕事始め♪ レッド達も、お願いね♪ 」
AD達「「「「「「「「「「イエス・マム! 」」」」」」」」」」
OSIOKI戦隊「「「「「「「ピ♪ (イエス・マム♪ と言っている? ) 」」」」」」」
「……………よろしくお願いします。しかし凄いね。GM秘書様の統率力(笑) 」
その様子を遠巻きに見ていたズームSGM達は………
「さて、次はイベントですか? 何をするのかな、龍さんとGM秘書さんは? 」
「え、ケインズさん聞いて無かったんですか? 龍さんの鎧の耐久試験の公開実験ですよ! エキシビションとしてね 」
「そうなんだ! 知らなかったよヴォルフさん。これは見ていかないとね♪ 」
「それじゃ近くで参加しますか? ケインズさん、ヴォルフも? 」
「え、参加ですか、ズームSGM? 何をするんですか? 」
「しまった、図られたぞケインズさん! 」
「何がですか? ン、なんだいつの間に? この緑のR〇D〇は? オイ、やめろ、何故捕まえる? ズームさん、助けてぇぇぇ!? 」
「何で俺まで捕まるんだ! 俺は無実だぁぁぁ! 」
「………無理。先ずケインズ、お前オークションの司会な、アレは不味いぞ!! ただでさえ龍さんに無茶な依頼しているのに更にむちゃくちゃ無理させてた自覚あるか? 俺も庇えんぞ! あとヴォルフは次いでだ(笑) 」
「え、あの無理させたって何の事ですか! 教えてくださいよ!? 誰か助けてぇぇ! 」
「何で次いでなんだよ? 俺は無実だぁぁぁぁ! 」
「私は特等席で見学させてもらうわ。二人ともガンバレ(笑) 」
「「裏切者! 」」
そして始まった準備作業の様子はすごかった。
生けに……ゲフン、被験者5人が磔にされた場所の回りに土嚢の壁が出来ていく。
〔AD(NPC)達の仕事ぶりが優秀ですね 〕
結局、一切の反対もなく準備も完了。
そして始まるOSI………ゲフン、鎧の耐久試験の公開実験が始まった。
FWO PVP大会第1サーバー出場者名簿
予選1位:与作
予選2位:マグロ
予選3位:デルタ
運営推薦:龍さん(sin)
変質者コンビ? がGバカチームに何故参加したのか? の裏話(笑)
何故、二人はGバカと一緒に現れたか?
セバスの場合
はいくまとの試合に破れて控え室に戻って外に出た時に声を掛けたのがGバカ。
「一緒に革命を起こさないか? 」
「Gには興味ない。他を当たれ! 」
「ち、そうか………((ボソッと小声で)せっかく金持ち妖女のお嬢様紹介してやろうとしたのに……… ) 」
「おい、ちょっと待て! 今、主(幼女)を紹介すると言ったのか? 」
「え、何の事かな? 妖女のお嬢様を紹介するとは言ってないが? どうした! 」
「まぁ、協力しないわけでも無いぞ! 主(幼女)を紹介して頂ければな♥ 」
「取り合えず成功したらな。では参加で良いな? 」
という事でセバスは参加することになった。
〔完全に騙されていた(笑) 字が違うのに……… 〕
はいくまの場合。
ブリジットさんとの試合に敗北、OSIOKI戦隊に簀巻きにされて会場の外にポイ捨てされた時に声を掛けたのがGバカだった。
「一緒に革命を起こさないか? 」
「Gには全く興味はないが………これほどいて……… 」
「お前な………((ボソッと小声で)秘書に好かれる方法が有るのに残念な奴だよ) 」
「ちょっと待った。今、GM秘書様に好かれる方法が有ると言ったな? 」
「え、何の事かな? 秘書に好かれる方法なんか有るのかな? どうした? 」
「………いいだろう。協力しないでも無いぞ! 好かれる方法を教えてくれればな! 」
「取り合えず成功したらな。では参加で良いな? 」
と、いう事ではいくまは参加することになった。
〔完全に騙されていた(笑) 秘書トハ言ッタケドネ……… 〕
こうして二人は"Gは凄いんだぞ! 大作戦"に参加することになったとさ(笑)
まさか、龍さんのトラップ鎧だと思わずに着てしまったのでした。
75話
表彰式です。
龍さん→与作達、おめでとう(笑)
ズームSGM→本選もガンバレよ♪
ケインズ→頑張って下さいね♪
ヴォルフ→本選の実況は誰がやるのかな?
茶番劇終了後………
龍さん→ヤッパリ出てきたね、GM秘書さんの予想は凄いね(笑)
GM秘書→そうでも無いですよ(照) Gバカが読みやすいしね(笑)
Gバカ→何でばれた? それに何故読まれたんだ!?
はいくま→Gバカに騙されてたんだよ!!俺は無実だぁぁぁ!
セバス→Gバカに騙されてたんだよ!! 俺は無実だぁぁぁ!
親衛隊→全員ギルティ!
ケインズ→待て待て! 俺は無実だぁぁぁ! 何でだよ!
ヴォルフ→何で俺までなんだよ! 俺は無実だぁぁぁぁ!
こうして耐久試験の準備は整いました(笑)
こんな扱いで良いのでしょうか?
なお、元々Gバカの演説シーンは入っていませんでした!
みかそん氏よりのアイデアで面白かったので入れてみる事にしました
結構様にはなっていると思いますが如何でしょうか?
〔これってあの演説のミックスだよね………たぶん大丈夫だよね? 〕
さていかかでしたか?
お知らせです。
次の水曜日投稿は予定通り6話ほどの予定ですがその次の土曜日投稿はリアルが忙しく申し訳ありませんがお休みさせて下さい。
次の水曜日には何とか投稿しますのでよろしくお願い申し上げます。




