第74話 イースト街 PvP大会 決勝戦
第74話です。
決勝戦が始まります。
どっちが勝つかな?
第74話
イースト街PvP大会(FWO PvP大会 予選)会場特設実況ブース
実況:ヴォルフ
解説:龍さん
ゲスト:ズームSGM、ケインズ、東雲本部長
でお送りしています。
『さぁ、残す所は決勝戦だけです! 会場内はいやがおうにも 盛り上がります! 』
『会場の盛り上がりが凄すぎるっていうかこのブースの周りが凄いのは何で? 』
『それは龍さんが大盤振る舞いでおごったからだろう! 既に数人、酔死体になってるぞ! 』
『そこは自己責任でね。そうだろ、ヴォルフ? 』
『ウグ、ソ、そうですね。サテト、決勝戦はこの二人だ! 第1サーバー最強の大斧使いで みんなの盾 与作選手と、第1サーバー最速王で瞬神 マグロ選手だぁぁ! 』
"ウォォォォォォォォォ! "と叫び声が聞こえて会場が震えているようだった。
『さぁ時間です。東西の入場門から 与作選手 と マグロ選手 が登場しました! 』
観客席からの拍手の中を与作とマグロが入場してくる。
そして中央で握手をしてから離れてそれぞれ武器を構えた。
『双方とも準備は良いかな? それでは30秒前…………… 』
カウントダウンが始まる………緊張の為か与作は大斧と大盾を、マグロはククリナイフを1、2回素振りして構える。
『さぁ、皆さんご一緒に! ………5、4、3、2、1、FIGHT! 』
"ドン! "
"ガァキン! "
開始と同時に物凄い音がしていた。
見ると与作が盾でマグロのククリを防いでいた。
『ホゥ、与作選手は見切って[縮地]攻撃を盾で受けたな。マグロ選手は読まれていたのに驚いているね? 』
『ま、当然だろうね。初撃を狙って来るのを与作君が予想するのは。マグロ君はマダマダだね! 』
『それはそうだろう、ズーム。マグロはまだ大学生だぞ! オレたちみたいなオッサンと一緒にしたら駄目だろう。それに与作はその辺は戦い慣れてるしね。結構有名なネット戦士らしいしね 』
『おっと、与作選手は斧を降り下ろしたがマグロは即下がったので当たらない! 』
『やはりスピード特化は伊達じゃないね。こうなると双方決定打がないね? 』
『打撃戦にはならないだろうね。マグロ君はヒット&アウェイをしてもあの盾で交わされて効きそうもないし、与作君は攻撃が当たらないと無理だし………どうするんだ、これ? 』
『マグロしだいだな。与作は基本動かなくて良いはずだし、完全にカウンター狙いだしね? 』
会場は静まり帰っていた…………
その静けさの中"ドン! ""ガキィン! ""ドン!" と音がするだけだった。
『今はその手しか無いわな、マグロ。与作が隙を見せれたら良いけどな! 』
『龍さんならどうする? 対与作 戦? マグロ君側だったらどう攻める? 』
『ん、AMRで盾を吹き飛ばしは? 』
『『『駄目だろう! 却下、次! 』』』
"ドン! "
"ガキィン! "
"ドン! "
『お前らな! マグロだったらだろう……… う~ん、(チラ)もしかしたら本選で当たるかも知れないからパス! 』
『『『サッサトハケ♪ 』』』
『あ、お前ら酔ってるな! これでも喰らえ!! "パン、パン、パン" ………目が覚めたか? 』
"ドン! "
"ガキィン! "
"ドン! "
『………ハ、お前! 何時の間にハリセン作った! 』
ハリセンで3人を殴った龍さんだった。
[量産型突っ込みハリセン]
攻撃力0 基本音だけ派手
叩くと相手がおとなしくなる? (怯む? )
耐久値300/300
重量0
品質:S
製作:sin
解説:突っ込み用ハリセン
sinが師匠達の現状(物理突っ込み?)
を危ぶみ製作
無駄にFスパイダーの反物改やミスリ
ル板、トレント材等を使用して製作
ダメージは無いが凄い音がするため騒
いでいても大人しくなる
なお、GM秘書様と親衛隊には配備済
価格:500,000G
『良いだろう、Gバカがナゼか持っていたから作ってみました。それが何か? 』
"ドン! "
"ガキィン! "
"ドン! "
『あぁ、あれね。それは良いものだな。私にもくれないかい? 』
『良いですよ、東雲さん。これをどうぞ♪ 』
『ほう、これは良いものだね。Gバカを叩くのに良いな(笑) 』
『いや、アレには鞭で良いのでは? 』
『『『イヤイヤイヤ、何か違うだろう! 』』』
"ドン! "
"ガキィン! "
"ドン! "
『そろそろかな? 』
『エ、何が? 』
"ドン! "
"ガシャァァァン! "
何度目かの突撃をしていたマグロだが、突撃した瞬間、与作に[シールドバッシュ]を決められていた!
『マグロ、単調な攻撃だと読まれるぞ! 』
『エェ~ト、龍さん? 今一体何が起きたのですか? 』
『ん、マグロが[縮地]で突入したタイミングで与作が[シールドバッシュ]を決めて突き飛ばした! ………かな? 』
『『『どう言うことだ? 』』』
『だから、マグロが同じタイミングで[縮地]で突入していたから、与作に読まれたって事だよ! 』
『なるほど、そう言う事か! あ~と、マグロ選手が立ち上がったがHPゲージがレッドに近いイエローゾーンだ! これは大ダメージだ! 』
『突撃の勢いとシールドバッシュのパワーが合わさったかな? 行きなりHPが全損しないだけましか? 』
『マグロ選手立ち上がりましたが満身創痍だ! だが武器を構えてる。与作選手は、盾を前に構えている。両者睨み合っている……… 』
『マグロはこれからどうするんだ? ………ん、そう言う事か。さて、どうなるやら? 』
『どういう意味です? 龍さん 』
『マァ、見ていろよ! 』
"ドン! "
"ガキィィィン! "
"ガシャァァァン! "
マグロが動いて、何と盾に攻撃をしていた。
そして与作の盾は破壊された!
『アァ~ト、与作選手の盾が破壊したぁぁ! ってどう言う事だ! 龍さん何で? 』
『マグロの狙いは盾の破壊だったんだろうね。盾のある一点を集中攻撃して盾の耐久値を落としていく作戦だね。やるね、マグロ君♪ 』
『そんな事できるんですか、龍さん? 』
『そう、盾をつかむ場所付近を集中攻撃してそこを破壊できれば最低、盾を持てなくなりますしね。今回は盾が全損しましたけどね 』
『なるほど! 確かに持てなければ盾は使えないな。そこまで考えてたか、マグロ君は? 』
『さぁ、どうするのか。与作選手は! 』
『………ただねぇ。代償はでかいぞ、マグロ! 』
「「「エ? 」」」
マグロが持っていた[龍式魔鋼ククリナイフ改]の一本が破壊され、崩れ落ちていた。
『アレを破壊するとは流石だね、与作! 』
『も、もしかしてあのナイフは……… 』
『あぁ、例の魔玉鋼製のククリナイフだよ。まさか破壊するとはね……… もう一本の方も怪しいね? 』
『さぁ、どうするのか? マグロ選手。このままだとじり貧だぞ!! 』
与作は大斧を構えてゆっくり近づいて行く。
『後は右か左かどっちだ! 』
『『え、どう言う事だよ? 』』
『つまり攻撃がどっちに来るか? って所か、龍さん? 』
『ズーム正解。ま、そうとも限らないけどね。さぁどうする、マグロ? 』
与作がゆっくりと間合いを詰めていたその時!
"ドン! ドン! "
"ガキィィィン! "
"ドシャァ! "
"ズサァァァー! "
『………え、一体何が起きた? マグロ選手が吹き飛んでるぞ! 龍さん、これは一体? 』
『今回はマグロが[縮地]で与作の後ろ……… 今回の場合は与作の左後方から奇襲したのだが、読まれて大斧でナイフごと吹き飛ばされて倒れた? って所かな。おいヴォルフ、コールは? 』
『あ、はい。マグロ選手はHP全損の為、与作選手の勝利です! そしてこの瞬間、イースト街PvP大会優勝者は、与作選手に決まりました! おめでとうございます♪ 』
"ウォォォォォォォ! " と会場が沸き上がる!
そして闘い終った与作は座り込んでいたマグロの所まで行き、二言声を掛けて握手し、立たせて一緒に退場していった。
会場の割れんばかりの拍手の中を!
『イヤ~与作選手とマグロ選手、良い勝負でしたね! 』
『まぁ、マグロは後で修行かな? 与作は武具の見直しするか? デルタさんの装備も用意した方が良いのかな? その辺はどうなんだよ、ヴォルフ君? 』
『エ、どう言う事? あ、明日の本選の事かな? 』
『そうだよ! 一応出場者が与作、マグロ、デルタさん、で俺だろ! 組合せとかはどうなっているの。ズームSGMさん? 』
『ああ、それに関しては簡単だよ。丁度各サーバーから4人だろ。16人だから実力順にこうしたよ(笑) 』
FWO PVP大会 組合せ表(予定)
1.与作① ┓
[ ]┓
2.2S2位 ┛ ┃
[ ]┓
3.3S3位┓ ┃ ┃
[ ]┛ ┃
4.4S推薦 ┛ ┃
[ ] ┓
5.4S1位 ┓ ┃ ┃
[ ]┓ ┃ ┃
6.マグロ② ┛ ┃ ┃ ┃
[ ]┛ ┃
7.2S3位 ┓ ┃ ┃
[ ]┛ ┃
8.3S推薦 ┛ ┃
優勝[ ]
9.3S1位 ┓ ┃
[ ]┓ ┃
10.デルタ③┛ ┃ ┃
[ ]┓ ┃
11.4S2位┓ ┃ ┃ ┃
[ ]┛ ┃ ┃
12.2S推薦┛ ┃ ┃
[ ] ┛
13.2S1位┓ ┃
[ ]┓ ┃
14.4S3位┛ ┃ ┃
[ ]┛
15.3S2位┓ ┃
[ ]┛
16.龍さん ┛
『へぇ~、考えたな! これなら均等に別れたかな? ………おいまて! 行きなりゴーストと殺らすのかよ!? ズーム君! 』
『な、何の事かな? それにゴーストって誰? ………(汗タラタラ……… ) 』
『オークションで俺の装備を買った奴だよ、第2サーバーの白い狼男だよ! 』
『あぁ、月狼族の彼ね。確かにゴーストさんだったわ。知り合いかい? 』
『ワーワー! 言っちゃ駄目だよケインズさん! って遅かったか! 彼の事は内緒だったのに………って良く気付いたな? 』
『最初は気付かなかったよ。デルタさんが気が付いてわかったんだよ! 恐らく奴なら予選は間違いなく1位にはなるからな! だからだよ! 』
『やっぱりそうか………ま、頑張って倒してくださいな(笑) 別に瞬殺してもじっくり遊んでも良いぞ! 』
『彼で遊べる奴がいるかよ! ズーム、貸しが増えるな、貸し11だからな! 』
『ウグ、そんなに増やすな! ま、適当に勝ってくれよ? 』
『勝てたらな(笑) で、この後はどうなるんだよ? ヴォルフ 』
『この後は表彰式をしますので準備が終わり次第始めますよ 』
『その後は例のイベントですよ、龍さんの? 』
『東雲さん? そうですね、では準備でもしようかね 』
"ポーン♪"
おや、メールだね……………
何々、ほうほう。
〔………しょうがないね? 〕
『ウ~ン、東雲さん? 』
『わかってる。こっちにも来てる。良いぞ、殺っても! 』
『ただ殺るのもね……… イベント前に余興でもしますかね? 』
『あの~龍さん? 何するのかな? 何か凄い事になるような……… 』
『じゃ、東雲さん、準備がありますので後よろしくね。あ、後これ飲んでください。効きますよ(笑) 』
『あぁ、コレが例の………ありがとう♪ 』
そして二人でポーションを飲んでから準備のため、控え室に向かう事に。
そして始まる………第1サーバーの"祭"2日目、最大の騒ぎ(茶番劇)がおこる事に(笑)
イースト街PVP大会(FWO PVP大会 予選)の結果
1.与作 ┓
[与作 ]┓
2.敏腕弁護士┛ ┃
[与作 ]┓
3.クロト ┓ ┃ ┃
[カジキ ]┛ ┃
4.カジキ ┛ ┃
[与作 ]┓
5.きんに君 ┓ ┃ ┃
[村碁宮 ]┓ ┃ ┃
6.村碁宮 ┛ ┃ ┃ ┃
[デルタ ]┛ ┃
7.カルビ ┓ ┃ ┃
[デルタ ]┛ ┃
8.デルタ ┛ ┃
優勝[与作 ]
9.マグロ ┓ ┃
[マグロ ]┓ ┃
10.ラガー ┛ ┃ ┃
[マグロ ]┓ ┃
11.蕎麦屋 ┓ ┃ ┃ ┃
[白菜 ]┛ ┃ ┃
12.白菜 ┛ ┃ ┃
[マグロ]┛
13.はいくま┓ ┃
[はいくま]┓ ┃
14.セバス ┛ ┃ ┃
[ブリジット]┛
15.零像 ┓ ┃
[ブリジット]┛
16.ブリジット┛
[デルタ ]┓
┃
第3位決定戦[デルタ ]
┃
[ブリジット]┛
FWO PVP大会第1サーバー出場者名簿
予選1位:与作
予選2位:マグロ
予選3位:デルタ
運営推薦:龍さん(sin)
74話
試合が終わって………
龍さん→イヤ~凄い試合だったな♪
ズームSGM→見に来て正解だな♪
ヴォルフ→凄い試合になったな!
ケインズ→イヤ~良い勝負を見せていただきありがとうございます♪
東雲部長→ま、この後も面白いよ(笑)
龍さん→GM秘書様、準備は?
GM秘書→準備はOKよ♥
ケインズ→何をするのかな?
Gバカ→ク、ク、ク! さぁ、我が覇業を始めようか!
Gバカさんは何をやらかすのか?
ま、予想は付くよね♪




