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自由すぎる人たち 〔freedom world Online〕   作者: 親戚のおっさん
8月10日
62/266

第45話 オートマトンの修行♪

第45話です。


さぁ、楽しい修行を始めましょう♪


アレ、ダイバーさん大丈夫かな?


第45話


《マーリン魔導工房店》に着くと何やら店の中が騒がしかった。


「マーリン師匠、コンニ………何の騒ぎですか? 」


中では師匠と女性が言い争っていた。


「いい加減にうるさいぞ! この行き遅れのバカ娘! 」


「何よ、こっちは心配してるのに何やらかしてるんだバカ禿げオヤジ! 」


どうやら親子喧嘩らしい………

おや、やっとこっちに気がついたらしい。


「おぉ、sinすまんのう。今立て込んでての 」


「いえいえ、何か問題でも有りましたか? それとも困りごとですか? 後、此方の女性はどなたですか? 」


「まぁ大したことじゃないがの。それとこっちのバカ娘はワシの不肖の娘での名前はメルサだ 」


「初めまして。私はこの胡散臭い魔導具店主の娘でメルサと申します。仕事は輸送ギルドで旅客部門の統括をしています。以後お見知りおきを 」


「私はクランFICA代表兼龍さん工房主兼マリック師匠の弟子のsinと申します。よろしくお願いします。お噂は色々聞いてますよ 」


まさかの師匠の娘が輸送ギルドの幹部だとわね。


「ワシの弟子が抜けとるぞ! 」


「あなたが噂の龍さんね。何でも馬車より速い鉄の塊を走らせているって 」 メルサ


「どうゆう噂かは知りませんが、あれは種類上はゴーレム馬車になるのかな? マァ、確かに作りましたし使ってますよ 」


「ゴーレムが早く走れる訳もないし、基本無理でしょう。大方中に馬でも入れて押してるんでしょ? 」 メルサ


「だから違うと言っとるじゃないか! 彼の作ったゴーレムは従来のゴーレムとは違うと! 」 マーリン


「馬を中にの発想は無かったですけど……… 師匠、これがゴーレムエンジンの見本です。お納め下さい。メルサさん、これがそのゴーレムの心臓部ですよ。鑑定してみて下さい」


二人の前にゴーレムエンジンを置いた。



[量産型ゴーレムエンジン(小型車用)]

品質:S

製作:sin

解説:sinが作ったゴーレム車両専用エ

   ンジン

   制御用にオークM(D級)の魔核を1

   個使用

   魔力タンクにはオークR(E級)の魔

   核を2個使用

   小型車用だが、馬力はそこそこある

   基本は試作ゴーレム軽トラの[トラ]

   に積んだエンジンと同じ物

価格:5,000,000G



「師匠、どうですか? 」


「おぉ、これだこれだ。これでバカ娘にギャーギャー言われんで済むわ 」 マーリン


「何よ、ただの棒が出た鉄の箱でしょう? 何処がすごいのよ? 」 メルサ


あ、この人は説明しても理解出来ない事は信じないタイプの人らしい?

しょうがないので魔力を少しチャージして回して見せる。


「何でこの棒が回っているの? これの何処がすごいのよ? 」


「どこまで理解してもらえるか不安ですが分かりやすく言うとこの回転している軸に車輪が付いたらどうなります? しかも魔力切れるまで回ってるんですよ。その意味は分かりますか? 」


「え、え~と魔力が切れるまで回り続ける……は、走り続けるって事ですよね? 」


「そうですね。じゃ馬車に付けたら? 」


「あ、馬がいらない……でもそんなに早く走れる訳も無いわよね? 」


「そうかな? 実際にイースト街からアクアビレッジ街の間なら何も無ければ3時間位で行くことが出来たな。戦闘が無ければね 」


「あぁ、どうしようもない盗賊とかがいなければ特にな 」


「どういう意味よ! 私は関わっていません。それにあんなのと一緒にしないで! 」


「確かに"あんなの"と一緒にしたら可哀想ですよ、師匠 」


「あんなのって………まさか、あなたが取り押さえた冒険者だったの? 」


「そうですよ。私が護衛中の生産ギルドマスターの命を狙って襲って来たので返り討ちにしましたけど何か? 」


「貴方は冒険者なのか生産者なのかわからない人ね? 」


「ウ~ン、最近手広くやりたい事やってるからよく分からないな? 」


「それで今日来たのはオートマトンの件だろ。良いぞ、すぐにでもはじめられるぞ。こいつも貰ったしな 」


「ちょっと、こっちの話が終わってないでしょ! 禿げオヤジ! 」


「うるさいぞ、バカ娘! 馬車より速いゴーレムならすでに存在してるからワシの勝ちじゃ! しかも戦闘までできるしの 」


「ヴ~、部下の報告がただしければそうなんですけど……… 納得がいかないわ? 」


「そろそろよろしいですかね? メルサさん。納得がいかないならばイースト街に戻る時に乗っていきますか? それで判断してくださいませんか? 」


「ウ~ン、わかりました。それではその時にはよろしくお願いします。所でいつイースト街に戻りますので? 」


「ここの修行次第ですね。ですよね師匠? 」


「まぁ、修行自体はすぐにも終わりそうだがな? まぁ、明日の朝一からで良いんじゃないか? 」


「そういう事で終わりましたら連絡しますよ 」


「わかりました。連絡を待ちますわ。禿げオヤジ、終わったらすぐに連絡してよね! 」


「ワシの何処が禿げてる! ふさふさなのに変なこと言うな! 所でsin、後ろのちびっ子はお前の子か? 」 マーリン


スノウちゃん「キュイ♪ 」


クーちゃん「キュン♪ 」


「あ、起きたか。まぁそんなもんですね。スノウちゃんとクーちゃんですね。二人とも私の獣魔ですね 」


「あら、カワイイ子ね…………あ、それでは連絡を待ってるわ 」 メルサ


メルサさんは店を出ていった。


「師匠、まさか輸送ギルドの幹部が娘さんだとは思わなかったですよ。まさかそれが親子喧嘩の原因なんですか? 」


「まぁそんな所だな。今日は遅いから明日の朝一から始めるぞ 」


師匠の店を出て待ち合わせの宿に向かう。

宿は前回泊まった宿で予約していたので部屋は取ってあった。

〔ゲストの分は取ってた訳では無かったが何とか確保したようだ 〕


宿にはすでに全員揃っていた。そして獣魔の見せっこをしていた。


女性陣「「「「「「「龍さんお帰り! どう、カワイイでしょう♪ 」」」」」」」


あえて突っ込みませんよ。

結局、皆さんが選んだ獣魔は………



パートナー:名前 :獣魔(状態) 性別:属性


クック  :こんろ:火狐(幼体)  ♀:火

ブリジット:ユニー:白馬(ホワイトホース)(子馬)♂:光

ら・ぱん :ベガ :白馬(ホワイトホース)(子馬)♂:光

あやや  :しろろ:白梟(幼体)  ♂:光

まやや  :くろろ:闇黒猫(幼体) ♀:闇


ダイバー :アイス:氷アシカ(幼体)♂:氷


………だった。

〔またわかりやすいチョイスだな。わざとか運営? いや、ザンネンかな? 〕


「卵は選ばなかったのかな? 」


「この子は私を見てすぐに寄ってきて私私って言ってるみたいでね。かわいいから頭を撫でたらテイムできました。後で聞いたら火属性の子で料理も手伝ってくれそうなのよ 」クック


「私はこの子を見て一目惚れして見ていたらこの子の方から寄ってきてお願いしたらテイムできました。すっごくうれしいです♪ 」ブリジット


「私もいいなぁって見てたらこの子が来てくれてテイムできました。聞いたら双子の弟だそうです 」ら・ぱん


「私は魔法使いなら梟かなと店員さんに聞いたらこの子はどうかなって紹介してもらったらこの子に飛び付かれてテイムしました。気に入られて良かったです 」あやや


「魔法使いなら黒猫でしょうって私は思ったけどね。それでこの子がいたので私と一緒に来ない? と聞いたらニャーって鳴いてテイムできたのよ。もうカワイイ♪ 」まやや


「一応鑑定してみる? 」


「「「「「お断りします。楽しみが無くなりますから♪ 」」」」」


5人曰く成長過程を見るのも楽しみらしい。

特に姫騎士コンビはおそらくユニコーンかペガサスになると思っているような気がするが………

〔タブン違ウダロウカラ黙ッテヨウ。文句ハ運営トザンネンニ 〕


「で、ダイバーさんの子はオットセイ? 」


「アシカの様ですね? 一緒にダイビングをやりたいのでそんな子いませんかってザンネンさんに聞いたらこの子を紹介してくれまして"一緒にダイビングをしない? "って聞いたら"オゥ♪"って鳴いてテイムできました。しかしあのザンネンさんの店だったのは驚きましたよ! 」


「「「「「え、あの店ザンネン妖精の店だったの? 」」」」」


「あれ、気づかなかった? 」


「え~と、リンゴさん説明しなかったの? 」


「別に変な獣魔紹介してる訳でも無かったしね。それにみんな納得してるしね♪ 」


シリウスちゃん「ワン♪ 」



「一応明日の予定なんだが、私はクエストの関係で1日修行かな。みんなはどうするの? 」


「私達は街の散策します。何か発見が有りそうなので♪ 」リンゴ&女性陣


「ワシは生産ギルドでレベルあげついでに鉄剣作って売ってみるよ 」岩鉄


「私はそうですね……龍さんの見学ってできます? 」


「ダイバーさん、またどうして? 」


「僕もオートマトンやゴーレムには興味が有るとゆうか……… 」


「自分で作ろうとするのに止める理由は無いぞ! 良いけどダイバーさんは、生産系のスキルは何を持ってます? 」


「一応[中級鍛治]、[彫金]、[中級木工]を持ってますね。船作ってダイビングスポットを探せる様になりたいので 」


「それなら問題無いが師匠次第だからな。行ってみるか。6時過ぎに食堂に集合で 」


予定は決まったのでみんなで食事を取り部屋に戻って休息となった。

スノウちゃんクーちゃんコンビが眠そうです。

〔しかし梟や猫は良いが馬が普通に人間と同じ食事を取るのは違和感があるな? うちの子は………やっぱかわいいわ♪ 〕


宿の食事を美味しくいただき部屋に戻っておちびさん達のお世話をする。

そして一緒にベッドで休憩する事に。


  


23日、朝6時前です。


いつもの様にスノウちゃんとクーちゃんに起こされます。

ペチペチ叩かれ起こされてから魔力を吸われます。

〔この子達は賢い!? 許可を取ってから? 吸うって……… 〕


そして食堂に行くとダイバーさん一家が食事中だった。

随分と待ちきれなさそうな雰囲気だった。

〔早いな……どんだけ嬉しいのやら……そしてアイスちゃんも良く食べる……… 〕


「ダイバーさん、アイスちゃんお早うございます。早いね 」


スノウちゃん「キュイ♪ 」


クーちゃん「キュ~ン♪ 」


「お早うございます。興奮して中々休めませんでしたよ 」


アイスちゃん「オウ♪ 」


みんなで楽しく食事をしてると岩鉄さん達も来て食事をしながら獣魔の話をしていた。

〔やはり皆良く食べるらしい。これって………運営の罠? 〕


食事も終わって入れ違いでリンゴさん達が入って来たので挨拶してテーブルを交換。


岩鉄さんは生産ギルド、私とダイバーさんはマーリン師匠の店に向かう事に。




師匠の店《マーリン魔法工房店》に着くと師匠が待っていた。


「待ってたぞ。ン、後ろの若いのは誰だ? 」


「彼は………ま、私の友人でダイバーさんって言います。今日は見学がしたいと一緒に来ました 」


「ダイバーと申します。龍さんには世話になってます。それでマーリンさんの事を聞きまして見学できればと龍さんに無理を言って付いて来た次第です 」


「はっきり言え! オートマトンの技術がほしいとな! 違うか、ダイバーとやら? 」


「はい、ほしいです。マーリンさん、弟子にして下さい。お願いします 」


「私からもお願いできますか? 」


「まぁ良いだろう。ダイバーとやら、これから試験を始めるぞ。ある素材を持ってきてもらう。その素材はこのメモに書いてある。全部揃ったらここに来なさい。あとsinには頼ってはダメだぞ! 頼った時点で失格だぞ! 」


「素材は渡しませんが情報は渡しても? 」


「まぁ、良いぞ。ただし、手伝いは無しだぞ! 」


メモを見せて貰うと


鉄のインゴット×10個

ミスリルインゴット×5個以上

ワーム系の皮×10枚

トレントの丸太×5本

魔核(E級以上)×5個

をすべて品質:A 以上で


見せてもらって気になる事を聞く。


「師匠、確認ですけどトレントの丸太は師匠がほしいからじゃないですよね? 」


「な、何の事だ………キ、気ノセイダロウ? 」


なんだ、図星か!


「そうですよね。丸太が足りなくなってチャッカリもらおうとしてる訳ないですよね。師匠、すみませんでした 」


「わ、わかれば良いのだよ、弟子よ。で、ダイバーとやら………行けるか? 」


「えぇ、持って無いのはミスリルインゴットとワームの皮………ですね 」


ミスリルとワームの皮ねぇ………


「ダイバーさん、ヒントいくよ。ミスリルインゴットは生産ギルドに行った岩鉄さんに10個売ったばっかりだから急げば間に合うよ。たぶん鉄剣作ってからミスリルでレベリングする予定だから。後で岩鉄さんに売った分譲るって龍さんが言ってたって言えばいいから 」


「それでワームの皮は? 」


「ここから南に向かって1時間の所から砂漠になっていてそこにいるぞ。デザートワームがな。ただ、一人では危険だよなぁ~ 」


「sin、お前さんは何が言いたいのだ? 」


「街の中に専門店が有れば便利かなと。例えばこれを作ってる専門店とか……… 」


ワームジャーキーを出して見せる。

後ろのちびっ子が興味が有るのかクンクンしていた。


「そ、それはサンドワームのジャーキーだと! そんな高級品を持ってるとは流石じゃなsin。で、ワシの分はあぁぁぁぁ! 」


手に持っていた3本のジャーキーはパクパククシャクシャとちびっ子姉妹とアイスちゃんが食していた。


スノウちゃん「キュイ♪ 」


クーちゃん「キュ~ン♪ 」


アイスちゃん「オウ♪ 」


"ポーン♪"

【[龍種召喚魔法]がレベル25になりました。】


流石に遅くなったがやっぱり龍種の好感度の絡みだなこれは。

後でおやつ用に買い込みに行こうかな?


「………お、お、お、お、お前それを何故獣魔に与えて師匠に渡さん? すぐに渡しなさい! 」


「良いですけどここの街のデザートワームのジャーキーをマリック師匠の土産にしたいので店の場所教えて下さい。お願いします 」


マーリン「…………ク.ク.ク、ワシの負けじゃ。…………これが店の場所の地図だ。持ってけ 」


「流石師匠、大酒のみ。それではこれをどうぞ、ダイバーさん。材料探し次いでで良いのでデザートワームのジャーキー買ってきて下さい。肉のジャーキーをね♪ 」


師匠にデザートワームのジャーキーを渡して、ダイバーさんに地図と金貨1枚渡しておく。


ダイバー「わ、わかりました。お任せを。ではマーリン師匠、行ってきます 」


ダイバーさんは走って行った。


「sin、お前は良い奴だの。ダガ、あやつは大丈夫かの? 」


「問題が無ければ買えるでしょう。では師匠、よろしくお願いします 」


"ポーン"

【特殊クエスト[オートマトン技術を覚えよう(初級編)]が発生しました。

 このクエストを初めますか? yes/no 】


yesをポチっと。


【sin様はすでに初級編をクリアしています。なのでスキップします 】


マーリン「sin、お前さんはマリックに基礎は教わっているから初級編は飛ばすぞ」


"ポーン"

【特殊クエスト[オートマトン技術を覚えよう(中級編)]が発生しました。

 このクエストを初めますか? yes/no 】


yesをポチッとな。


【特殊クエスト[オートマトン技術を覚えよう(中級編)]が始まりました 】


この世界の師匠と言われる方々は皆スパルタなのは気のせいかな?


オートマトンも基本がゴーレム技術と似ている………この場合はゴーレム技術が似ているか……

オートマトンの基礎学としては………


オートマトンの構造学

(初級編):魔法筋肉の製造方法、骨格フレー

     ムの製造方法

(中級編):魔法神経の加工方法 魔法外装の製

     造方法

(上級編):制御盤の加工方法 その他応用


………らしい。


作業場の隅ではちびっ子達が桶の中でおとなしくじゃれていた。

ちょっとホッコリするよね。

〔スノウちゃんとクーちゃんとアイスちゃん三人がパシャパシャ遊んでいた? 〕


"ポーン"

【特殊クエスト[オートマトン技術を覚えよう(中級編)]がクリアしました。

 報酬は(上級編)の指導になります 】


"ポーン"

【特殊クエスト[オートマトン技術を覚えよう(上級編)]が発生しました。

 このクエストを初めますか? yes/no 】


yesをポチッとな。


【特殊クエスト[オートマトン技術を覚えよう(上級編)]が始まりました 】


「師匠、用意できました。よろしくお願いします 」


お、帰って来たようだな。


「皮は買えたかい? あと、ジャーキーは? 」


「何とか買えました。後、ジャーキーはこれです。どうぞ 」


大量のジャーキーを受けとる。


「おう、ありがとう。それとミスリルは、間に合ったかい? 」


「丁度始める所でギリギリでしたよ。岩鉄さんに理由を言って分けてもらいました 」


「じゃ、後でミスリルインゴット持っていかないとね 」


「よし、揃ってるな。それでは修行を始める。sinはすまんが賄いを頼む。腹が減ってきたぞ 」


スノウちゃん「キュイ! 」


クーちゃん「キュ~ン! 」


アイスちゃん「オウ! 」


ダイバーさんに初級編を仕込んでいるあいだに賄いを作りますか。

先ずは向かいにパン屋が在ったのでパンを買いましょう。

〔ついでに岩鉄さんの所(生産ギルド工房)にミスリルインゴットを届けに行ってくる 〕


師匠の店に戻り台所は………ろくな材料がないな?

仕方が無いのでマジックバックから大きめの箱を出す。



[試作クーラーBOX]

防御力10 魔防力10

食品保存延長 保冷 冷却強化

耐久値200/200 重量2

品質:A

製作:sin

解説:食品の長期保存を狙って作った保冷

   BOX

   ミスリル板二重構造で真空にして熱の

   伝導を阻害した仕様

   外側にはトレント素材を使いコンテナ

   BOX風の見た目に作った

   (見た目は某メーカーの冷凍庫風かな?)

   氷達磨の魔核(E級)を使用し氷が溶け

   ない様にしている

   マジックバック仕様にはなっていない

   為、そのままマジックバックに入れる

   事ができる

価格:試作品の為未設定

   (5,200,000G位になるかな?)



中の食材を出して作りますか。

〔中は源さんファーム謹製の冷凍野菜と最近狩った下処理済オーク豚肉の冷凍肉 〕


調味料は台所のと無いのはマジックバックから出して早速作りましょう。

取りあえずシチューかな♪

〔鍋が有ったのは幸いだな〕



飯ができたので呼びに行くとやはりダイバーさんは頭を抱えていた。


「師匠、用意出来ましたので昼食にしましょう。ダイバーさんも 」


皆で食堂に移動(チビッ子達も抱えて)テーブルに座る。


「師匠、食材位買い置きしてくださいよ。マァ、パン屋が向かいに有って良かったですね 」


「そこのパン屋は旨いからな。夕飯は酒場で摂れば良いしな 」


「だから娘さんが心配してるのか。師匠、少しは考えた方が良いよ 」


スノウちゃん「キュイ! 」


「聖獣にまで言われたらしょうがないの 」


「え、スノウちゃんは聖獣? 」


「あ、ダイバーさんには言ってなかったか。スノウちゃんは親のリヴァイアサンから預かってる子だからね。誘拐なんかしたら街の一つ二つ簡単に更地になるから注意ね。無論、私からもキツいOSIOKI位しますよ。でもあれ? 師匠に話しましたか? 」


「ん、昔チョーっと世話になってな。だから知っとった♪ 」


「あえて聞きませんよ。恐らく僕と同じパターンですね。今回は冒険ギルドが混乱してましたけどね 」


「まぁそんな所だな 」


「さぁ、スープが冷める前に頂きましょう 」


そして食事会が始まった。




45話

オートマトンは難しい!


龍さん→ウ~ン、ムズい?

ダイバー→龍さんが難しいなら私はどうなるの?

マーリン師匠→ほれ、しっかりせい!

ちびっ子達→キュイ! キューン! オウ!

龍さん→あ、もうお昼か……… じゃ作るかな♪


こうして楽しい修行が始まった………かな?



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