第3話 チュートリアルは真剣に?
第3話です。
チュートリアルは真剣にやりましょう。
オフザケは危険が一杯です。
第3話
扉を抜けるとそこは、………(ゴクリ)………見渡す限りの草原………の中の一本道だった。
遠くに城壁の様な物が見えている。
〔あそこが目的地の街なのかな……… しかし凄いな、このリアル感は! 〕
「あの~、チュートリアルを始めます。………始めますよ? 」
あ、まずい、景色に見とれてた。
「………すみません。景色に見とれてました。思ってたよりリアルで綺麗だったもので………… 」
「ま、しょうがないかなぁ。ほとんどの人は「再現度すごい!!」って固まってるらしいですし 」
案内人であるはずのアイちゃんは、いろんな人を案内しているところなのでは?
と思ったが一応スルーする。
「何か変なこと考えていませんか? まぁ良いでしょう。それではチュートリアル始めます♪ 」
「まずは情報画面ウインドを出しましょう。一言「メニューオープン」と声又は右手を斜めに上から振ってください」
右手を振って見たら目の前に[メニュー]と書かれた透明な板のような物がでた。
「[メニュー]画面が出ましたらまず[装備]を指定タッチし武器、防具等を装備してみましょう」
早速[装備]をタッチし装備を見る。
[初心者の刀]
攻撃力+5
耐久値∞ 重量2
解説:チュートリアル時にもらえる刀
攻撃力は低いが壊れない
注意:種族レベルが、レベル10以上に
なると使用不可になります
[初心者の鉢巻き]
防御力+2
耐久値∞ 重量0
解説:チュートリアル時にもらえる鉢巻
防御力は低いが壊れない
注意:種族レベルが、レベル10以上に
なると使用不可になります
[初心者の胸当]
防御力+5
耐久値∞ 重量2
解説:チュートリアル時にもらえる胸当
防御力は低いが壊れない
注意:種族レベルが、レベル10以上に
なると使用不可になります
[初心者のシャツ]
防御力+1
耐久値∞ 重量0
解説:チュートリアル時にもらえる上着
防御力は低いが壊れない
注意:種族レベルが、レベル10以上に
なると使用不可になります
[初心者のズボン]
防御力+1
耐久値∞ 重量0
解説:チュートリアル時にもらえる下着
防御力は低いが壊れない
注意:種族レベルが、レベル10以上に
なると使用不可になります
[初心者の靴]
防御力+2
耐久値∞ 重量1
解説:チュートリアル時にもらえる靴
防御力は低いが壊れない
注意:種族レベルが、レベル10以上に
なると使用不可になります
[初心者のアイテム鞄]
耐久値∞ 重量0
解説:チュートリアル時にもらえるマジ
ックバッグ
防御力は低いが壊れない
内容量最大20(種類)×99(個)
注意:種族レベルが、レベル10以上に
なると使用不可になります
へ〜これを装備すればいいのかな? それではポチっとね。
瞬く間に装備される。
〔へ〜こうなるのか? 〕
「[装備]ができたようなので次にアイテムを確認しましょう。[アイテム]の所を押してみましょう♪ 」
[アイテム]をポチっと!
すると、[初心者のアイテム鞄]と表示が出る。
この世界〔 freedom world Online 〕では、俗に言う"インベントリ"とか"アイテムBOX"とかの機能、スキルは無い事にしたらしい?
全ての収納関係は、魔法の鞄で通す予定とのことらしいけど?
〔何か他に収納方法が有るのかな? 〕
それに、種族レベル10迄には[初心者のアイテム鞄]が使えなくなるんだよね。
新しい鞄を手に入れないと使えなくなるからね。
「[初心者のアイテム鞄]と表示が出ましたら、押してみて下さい」
ポチっとね。
すると、アイテム一覧が出てきた。
空き容量 6/20種
[初級HPポーション]×6
解説:HPを20ポイント回復 青汁味
傷に掛けても良いが効果は薄い
飲むのを推奨!
[初級MPポーション]×5
解説:MPを20ポイント回復 せんぶり茶味
飲まないと効果はない!
[初級鍛治セット]
解説:鍛治をするための必要最低限の道具が
入っている道具箱
[初級革加工セット]
解説:革製品を作るための必要最低限の道具
が入っている道具箱
[初級錬金術セット]
解説:錬金術をするための必要最低限の道具
が入っている道具箱
[初級調理セット]
解説:料理をするための必要最低限の道具が
入っている道具箱
うん、結構入っていた。
「初級セットは最初にスキルを選んだ時に生産系スキルを選んだ場合のみ付いてくるそうです 」
へ〜、後からスキル選んでいたら買わなきゃいけないのか?
………危ないな!
「確認は済みましたか? [初級HPポーション]を出して見ましょう。メニューから[初級HPポーション]を押して、アイテム鞄の所に手を当てて下さい 」
すると濃緑色のアヤシイ液体が入ったリ〇ビタ〇Dの様な入れ物が出てきた?
「では、初級HPポーションを飲んで見ましょう。ささ、グイット♪ 」
青汁味って書いてあったし、たぶん不味いよねぇ〜。
と思って何気に妖精アイちゃんを見たら、何故かHPゲージみたいのが見えた。
〔しかも、お誂え向きに僅かにHPバーが減っていた? 〕
これは………多分運営が………ゲフンゲフン!
………運営さんの要望には答えなければいけない。
〔決してイラッとした事の鬱憤晴らしではないのだ♪ 〕
「あれ? アイちゃん、アイちゃん? 頭の後ろに糸屑が付いてるよ。取ってあげるね 」
「え! ……どこどこ? 取ってえ〜! 」
動かないでと言って後に周りすかさず蓋を開けて頭から掛けた。
「ワ〜何するのよ! ……ん、ペッペ口に入った! ……ウェ〜不味い~! 」
確かに不味いようだ。お、回復したようだ。
「何するのよ! 私何かしました? 」
「いや〜HPゲージが減っていたから回復をしてあげたんだけども余計だったかな? 」
「え!……私にHPゲージは無いはずなのに? 」
その時"ピコン"と音が鳴り目の前にメッセージが出てきた。
【隠しクエスト[妖精さんを癒やそう]をクリアしました。チュートリアル修了後報酬をお渡しします 】
え、チュートリアル中にクエスト在るの?とおもっていたら"ポーン"と音が鳴り目の前ウインドに"メールが届きました"とメッセージが出てきた。
[メール]の所を押して見たら[運営よりのお知らせ]と入っていた。
確認のため[運営よりのお知らせ]をポチっと押す。
【この度〔freedom world Online〕βテストに参加して頂きありがとうございます。さてこの隠しクエストですが余りにもそこの妖精の普段の勤務タ・・・ゲフンゲフン、イタズラが酷いのでOSIOKIついでにした隠しクエストのテストでした。今の所誰も気づかず困っていたところsinさんが気づき第1号となりました。ありがとうございました。報酬は良い物を用意しています。お楽しみに。引き続き〔freedom world Online〕をお楽しみください。………追記:おい妖精、後でお話が有るからちゃんと統括本部長室に来るように! 】
へぇ〜隠しクエストか。何気に当りを引いたみたいだな。
あ、妖精ザンネンがガクブルしているし?
〔あれ、メールが見えてるの? 〕
"ガクガクブルブル……… "
「お〜い、アイちゃん、仕事しようか? 」
「………は、今私はナニヲシテ……? さて次は[ステータス]を確認してみましょう」
あ、あの妖精スルーしたよ。
だから色々残念なのか。
「……何か変なこと考えていませんか? 」
「気のせいです。気にしすぎデスヨ! 」
これ以上は藪蛇なのでとっとと[ステータス]をポチっと押す。
[ステータス]
プレーヤー名:sin
種族 :龍人族(水)
職業 :
レベル :1
HP :250/250
MP :100/100
状態 :〈種族ペナルティー1/4弱体中〉
固有スキル :[部分龍化]レベル1(1ヶ所)
[龍魔法]レベル1
(水1.火1.風1.土1.氷1.雷1.光1.闇1)
[龍眼]レベル1
(鑑定1.千里眼1.威圧1)
[龍剣術]レベル1
(刀1)
[龍砲撃]レベル1
(氷.水)
メインスキル:[鍛治]レベル1
[革加工]レベル1
[錬金術]レベル1
[陰隠]レベル1
[料理]レベル1
サブスキル :ーーー
装備 [頭]:初心者の鉢巻き
[防具上]:初心者の胸当て
[防具下]:
[防具腕]:
[防具足]:
[防具靴]:初心者の靴
[中着上]:初心者のシャツ
[中着下]:初心者のズボン
[防具他]:
[鞄]:初心者のアイテム鞄(6種/20個)
[アクセサリー]:
[武器1]:初心者の刀
G :1,000G
「あれ、攻撃力とかはわからないのかな? 」
「それは最初の内はわからない方が面白い! と私が提案したら通っちゃった。テヘぺろ☆ 」
かなりめんどい事になってるようだった!
妖精を捕まえ残っていた初級HPポーションを口の中に流し込んだ!
〔ベツニモンダイナイヨネ? 〕
「ウグッ………ペッペッペ! ウゲェ〜〜不味い~、気持ち悪い~! 」
足下であっちこっちに妖精が転げ回っている。
「………この面白動画撮りたかったなぁ! 」
ポツリと言ってそんな機能無いかなとウインドを見ていたら"ポーン"とまたメール。
【一応記録してますが欲しいですか。必要でしたら後でデータを部屋のPCに送って置きますよ。なおスクリーンショットの機能は調整中です。後日付けますのでしばらくお待ち下さい。運営 】
さすが運営さん。
色々と解ってマスネ♥
〔監視されてるみたいだけどね? 〕
お、妖精ザンネンが起きた?
「もお〜いきなり何するのですか! 味覚が死んじゃうじゃないですか! 」
怒っている妖精にさっきのメールを見せてみた。
「坂元さん、何やってるのよ! 」
"ポーン"とまたメール?ん、今度は妖精に届いたようだ。
ん、妖精が、"ガクブル"しだしたな。
〔何が書いてあるのかな? 〕
「………おーい、アイちゃん戻って来い。仕事は? 」
「………は、今私ハナニヲシテイ………? さて次は戦闘をしてみましょう 」
妖精アイちゃんはブレナカッタ?
「次は戦闘です。頑張って行きましょう♪ 」
妖精の後に続く。
しかしよりにもよって何故妖精に当たったのだろう?
「ねぇ、アイちゃん。何故私の担当になったの? 」
「え〜と………実は面白い人が入るよと教えてもらったの。見てる分には楽しいよって♪ 」
フ〜〜ン、誰だろう? 気になるね。
「で、誰かな? その人は……… (ニッコリ) 」
「え〜と~………ドクターKです。ごめんなさい 」
奴か………面倒臭いことをしおってからに………よし、後で OSIOKI しよう。
「………あの〜何か凄いこと考えていませんか? そろそろモンスターが現れますよ 」
「あぁわかった………ってちょっと待て! 確認だがもしかして今私は弱体状態では ナイデスカ? 」
「え? あぁチュートリアル中は大丈夫なハズですけど、弱体状態にしますか? 」
当たり前だろ!
知らないで最高状態でチュートリアルやって弱体状態でスタートしたらえらいことになるじゃないか。
「弱体状態でお願いします」
「わかりました。今確認します…………」
妖精が何か操作? している?
………念話?
「はい、………えぇ! ………わかりました? 」
お、念話? が終わったみたい。
「sinさん既に弱体状態だそうです!? ………変ですね、何故さっき私捕まったのかな? 」
残念だからじゃないの?
とは思っても、顔には出さないでいるとモンスターが現れた。
「あ、モンスターが現れました。まずは、鑑定しましょう! 」
スキル[龍眼]の[鑑定]を使って見た。
モンスター名:ホーンアンゴララビット
名前 :モフコ(仮)
性別 : ♀
レベル :1
HP :60
MP :15
スキル :[突撃][蹴る][ジャンプ][危険予知]
[モフモフ][光属性]
状態 :ノンアクティブ(怒り、妖精に秘匿されています)
解説 :妖精が運営に内緒で育て飼
っていたホーンラビットの上位種
最近発覚し運営が保護、野生フィー
ルドに戻そうとしたが無理だった!
注意 :現在、妖精に対して敵意を
持っています!
何だろう。垂れ耳ウサギかぁ。
カワイイじゃないかモフモフで。
"ミュ? "
しかし、妖精は何やらかした?
運営さん、ソレをバラしていいんですか?
〔普通は隠しません? 〕
あの妖精の中の人がますますダメダメ人間に見える。
いったい何をしたのやら?
〔モウイマサラカナ………〕
「え!……FM-HAR/P-002………何で "モフちゃん" がチュートリアルに出てきたの? 」
どうやらRPGお馴染みのホーンラビットの 上位種? らしい。
しかも妖精が内緒で育て上げた子みたいだな。
〔何をしてるのやら? 〕
お、こっちに気づいたな走り出した!
↓
妖精が「モフちゃ〜〜ん、逢いたかったよ〜〜〜 」って言いながら両手を上げて前に出た!
↓
あれ? あのウサギ[突撃]スキル使ってないか?
妖精に突っ込んだ!
↓
あ、妖精が吹き飛んだ!
↓
妖精★星になる!
↓
ウサギがサムズアップしている様に見える?
"ミュ♪ "
↓
あ、こっちに気づいた! コッチミテル?
"ミュ? "
↓
真っ直ぐ[突撃]してきた! ←今ココ
「よし、モフろう♪」
私は突撃してきたウサギをヒョイとよけ、横から捕まえた。
あとはひたすら、
モフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフしていった。
最初は抵抗していたウサギだったが、モフっている内にアキラメタ様でぐったりしてなすがままの状態に?
アレ、何だか気持ちよさげにしてないか?
〔………目が心なしかヤバくなってきた様な気が? 〕
"ミュ~♪ "
モフり終えた時、突然目の前にスーツを着たオッサン(俺と同じ歳位か? )とヒモに縛られた(何故、亀甲縛り状態? )妖精が現れた。
「やぁ、はじめまして新井さん。あ、此方ではsinさんでしたね。私はこの第1サーバー担当GM、ゲームマスターをしている坂元です。宜しくお願いします」
「GMさんと呼んだ方が宜しいですかね? 他で名前がバレると色々と不味いでしょうから 」
「気を使ってもらいありがとうございます。そこの妖精があっちこっちで色々やらかしていまして。ご迷惑をかけて申し訳ございません 」
「まぁそんな事だと思いました。因みに被害者(笑)は何人ですか? 」
「各サーバーに1人づつ、4人ですね。4人目がsinさんです。何でも特定の人達を狙って迷惑していたようですね 」
特定の人達?
まさかねぇ、と思って聞いて見る事に。
「もしかして他にも迷惑な人又は黒幕とかがいませんか?」
「よくわかりましたね? この第1サーバーでは妖精のリアル兄であなたの担当主治医の人、此方ではドクターKと名乗っているはずなんですが? ………ただ、黒幕は他にいるみたいで………」
何だって!
担当医が絡んでいるだと?
〔一体何やっているんだドクターは。しかも黒幕が他にいるだと? 〕
「間違いなく絡んでいるはずなんですが。もっともあの主治医も黒幕に操られているみたいでして、妖精の証言以外の証拠も物証も無いんですよ? 」
やっぱりか!
まさかあのドクターが、リアル兄だとは。
〔しかし世の中狭いな? 〕
しかし、あのドクターをも操ってる黒幕って誰だろう?
よく、あのドクターをコントロールできるな?
〔まぁ後で、話合いは決定かな? 〕
「獣魔モンスター関連と特殊種族も元々妖精の担当で、色々鬼畜……ゲフンゲフン、難しいキャラがあった方が面白くなるんじゃないか? と私(GM)や運営に内緒で色々とやらかしていました 」
あの妖精色々暴走していたみたいだな。
これでつまらなかったら"ピチュン! "しようソウシヨウ。
「色々考えた結果sinさん、もしご希望ならばキャラメイクからやり直しできますけどどうされますか? 」
ん、う〜ん。ここは悩む所なんだけど?
「面倒臭いからこのままでいいや! 」
「え!……よろしいのですか?色々と鬼畜仕様デスヨ? 」
「他のサーバーの人達は替えましたか? 」
「替えてませんね。あ、名前替えた人やメインスキル変更した人とかいましたね? 」
「じゃあスキルだけ変更しても良い? 」
「どのようなスキルが欲しいのですか? 」
「動きやすくなるスキルって有りますか? 」
「[アクロバット]と言うスキルが有りますよ 」
「それでは[アクロバット]と[料理]を交換できますか? 」
「そんなんで良いの? まぁ良いなら交換……サブスキルに追加しましょう 」
「え! ……良いのですか? 」
「GM権限でサブスキルに追加しときますよ!おもしろ映像のお礼で(妖精の醜態映像の件)。あと、この話は他のPCにはご内密に 」
まぁ、ちょっとは動きを良くしたいからね。
どの位良くなるやら?
「そういえば、この毛玉角兎どうします?」
ウサギの様子が変だ。何故かうっとりした目でこっちを見てる。
"ミュゥ~♪ "
「あぁ、この子[テイム]できる状態になっているねぇ。まだ[テイム]は第1層を突破してからだからねぇ〜。どうしよう? 」
GMさん困っているねぇ………
そうだ、頭の中でひらめいた!
「GMさん、ちょいと聞きますけどこの毛玉角兎っ子は、他のVR機にコンバートできます? 」
「他のVRって? 」
「私の諸事情は知ってますよね。私の入院している病院にもVR機器有りますよね? 」
「病院? あぁ、αテストをした所ですね。」
「まだそこ、リハビリで使っているはずなのですがその中に放ってみては良いのでは? 」
「え~と、それ良いですね。小児科の子供たちが喜びますね♪ 」
子供の笑顔は癒されますからね。
「ついでに妖精が飼っていた他の獣魔? も送って置きますよ。確かあと3~4匹いたから 」
「いや~~~! 何で私の癒しペットを連れて"パシン! "……… 」
あれ、GMさんいつの間にハリセン持ってた?
そして妖精はもん絶してる。
〔アレ、ハリセンどこから出した? 〕
「まぁ妖精の戯言はほっといて要望には答えましょう。1週間以内には贈りますね。あとは何かないですか? 」
「それでドクターKはどうするの? 」
「とりあえずは放置で(笑)。ログ見て決めます。何か話し合いするならお手伝いしますよ 」
そのあとちゃんと普通のホーンラビットと戦闘×5回(こっちの方が強くないか?)してチュートリアルが終了した。
ちなみに、チュートリアルクリア報酬はごくごく普通で、
チュートリアルで狩ったウサギ素材(革、角、肉の3点セット×5)、HPとMPのポーション各5本、資金1,000Gだった。
後は妖精のクエスト報酬の[妖精のマント]をもらった。
[妖精のマント]
魔法防御+10
知力値+10 スピード+10 幸運値+10
耐久値自動回復
耐久値200/200 重量0
他人に譲渡不可(登録:sin)
製作:NPC
解説:シークレットチュートリアルクエスト報酬の
マント
魔法関係の防御力と補助が有る
妖精の加護がある
注意:けして妖精アイちゃんの加護ではないよ!
このマント、初期装備ではかなりヤバク、マズクナイカ?
登場人物紹介
PC名:アイちゃん? →ザンネン?
本名 :福村 愛子
年齢 :3?歳
役職 :獣魔デザイン担当(乾物女)
解説 :一応運営の人?
獣魔の設定等をしている担当者の1人
裏で色々とやらかしていた、いたずら
妖精?
ドクターKの実の妹でドクターに情報
をリークしていたらしい?
GMさんに色々とばれてどうするか運営
サイドでOSIOKI会議が行われる予定!
PC名:GMさん
本名 :坂本〇〇
役職 :運営第1サーバーのゲームマスター
解説 :この〔freedom world online〕の
第1サーバーゲームマスター
一応運営側の偉いさんの一人?
第1サーバーでのシステムの統括、街
町村の管理監視、犯罪等の取り締まり
などの第1サーバー担当責任者?
ザンネンのいたずらの対応に追われて
いる運営の人?
もっともそれぐらい平気な人でもある
裏の顔もあるちょいワルおやじ?
今回はザンネン妖精の後始末で忙しい
が、後に…………
3話
sin→ほう、この残念な妖精はそんなことをねぇ………。
GMさん→ほんとすみません。
残念な妖精→あぁ、私の癒し達が………。
結局、残念な妖精はOSIOKIが決定になりました。
何かフラグが………?