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自由すぎる人たち 〔freedom world Online〕   作者: 親戚のおっさん
8月3日
12/266

第10話 源さんと愉快な仲間達♪

第10話です。


入院仲間の最後の一人、源さん登場!


そして源さんと愉快な仲間達も登場(笑)

第10話


8日目です。

まだ暗いです。

〔朝の3時位ですね 〕


おかしいですね。二日酔いが軽いですね?

おや、新しいスキルが有効可してるな?

〔どれどれ……… エ? 〕


[状態異常耐性(酔い)]

解説:お酒を飲み過ぎて[状態異常(酔い:重)]に

   なるほど飲んでもホロ酔い程度(顔がちょっ

   と赤くなる位)に押さえてしまう

   レベルは無い

取得条件:NPCドワーフと7日間毎晩酒を飲む



なんだこれ、誰得スキルだよ?

まぁいいけど、作業するには二日酔いでは危険だからな。

〔酔って腕を……… ってヤバイよね 〕


いつものように机の上に有る状態異常回復ポーション(酒酔い)を飲んで宿を出る。

ちなみにポーションはトマリさんが酔い潰れた宿泊客用に用意してあるそうです。

〔クリン師匠製らしい。常連用だそうです! 〕


生産ギルドに向かい、材料を買い込み小工房を借りて、ボウガンを組み立て仕上げる。

弓の部分を折り畳めるようにして……本体は鉄製の内部機構を木材で挟んで……スコープもどきを付けて……よし! 完成かな?



[イースト式ボウガン]

攻撃力25 防御力5

命中精度向上(大) 射程延長

弓術アーツ使用不可 専用矢ボルトのみ使用可

耐久値150/150 重量2

製作:sin

解説:sinが異界の知識と試作の末、完成させ

   た武器

   便宜上弓の部類だが弓アーツの使用はで

   きない

   一応盾代わりに出来るが気休め程度

   連射はできない

   専用のボルトが必要

価格:100,000G


[イースト式ボウガン専用矢(ボルト)]

攻撃力+10

命中率向上(大) 貫通力大

耐久値50/50 重量0

製作:sin

解説:sinが製作した[イースト式ボウガン]

   専用矢ボルト

   発射後高速回転する付与がかかってい

   るため直進精度が良くなった!

   鉄製の為再利用可(ただし耐久値依存)

価格:100G



やっとできた………予備含めて2丁と矢ボルトも50本作ったよ。

さて時間は………もうすぐ9時か……採取に行きますか。

〔今日は北の森に行こうかな? 〕


工房を片付けて出ると受付カウンターにトアさんがいる。

ア、手招きしてる。


「トアさんおはようございます。昨日はどうも 」


「あら、sinさん早いわね。早速工房使ったのね? 」


「えぇ、良い工房ですね。24時間使えるのは良いですね 」


「ここの自慢でもあるからね。所で何作ってたの? 」


「気になりますか? 自分用の武器ですけど 」


「見せてもらっても良い? 」


良いですよとトアさんにイースト式ボウガンを見せてみる。


「これは変わった弓? ねぇ……え、何この性能! 普通の弓よりすごい威力! どうしたのこの性能! 」


「落ち着いて、トアさん! これは私が作ったボウガンと言う武器です 」


「そうじゃなくてこの攻撃力が25て何? いま出回っている弓より強いって! 」


「そうなんですか! 」


「今出回っている弓、ウットが作った物でも+15なのに……… 」


「え~と何かすみません。それとこの専用矢がないと使えませんけど……… 」


「何これ、鉄の矢……+10て何?え、再利用可なんてあり得ない……… 」


ボウガンとボルトを持ってガン見してるよ!


「トアさ~ん、戻って来て~」


「なんで再利用が出来るの? 」


「多分鉄製の矢(ボルト)だからだと。投げナイフ(スローイングダガー)と同じ扱いになっているのでは? 」


「そうかもね。それじゃ早速査定しましょう♪」


え、テストしてませんよ、と言ったが早めに登録した方がいいと査定をすることに。

そして査定の結果は登録となりました。


この性能で登録しないと後々問題になる、とトアさんに叱られました。

この後トアさんに朝飯をゴチになった。

〔なぜかトアさんニコニコしていた? 〕


後で聞いた話では登録の際は担当者の名も載るらしい。

その為、担当者のギルド内査定(給料)も良くなるらしいです。

〔トアさんって意外にチャッカリですよ(笑) 〕



ボーガンも完成したので生産ギルドを出て、冒険ギルドに寄ってみた。

受付でもみじさんに挨拶をして何か北門方面の依頼がないか聞いてみる。

〔ヴォルフギルマスに言われたからね 〕


すると常設依頼では角ウサギと森林狼、森鶏等の依頼があるとの事。

ただし、森の奥に行くとトレントが居るので注意しなさいと言われてしまった。

〔トレントって木の魔物だよね? 〕


何でも擬態していて襲われるまで気が付かないで殺られる人がいるらしかった。

そんなに奥には行きませんよと言って依頼を受けて冒険ギルドを出た。

〔トレントはあまり相手にしたくないね 〕


早速、北門に向かおう。



イースト街の北側は農業地区らしく農地とか果樹園とかが混在していた。

流石に田んぼは無いね。

〔結構のどかだね……… 〕


さらに門に近いほど空き地が有り、格安で貸し出していた。

約100㎡が3日で銀貨2枚=200G で借りられるらしい。

〔確か商業ギルドが仕切っているんだよね? 〕


北門の方に歩いていると荒れ地を耕しているナイスミドルなおっさんがいた。

あれ? あの人は!


「源さん! ここで何してるの? 」


「お前さんは誰じゃ」


「私ですよ、新新ですよ。」


「おお、新新さんか。久しぶりじゃのぉ。何してた? 」


「ここではsinで。適当に先生(ドクター)から逃げてましたよ。源さんは早速農業ですか? 」


「そうじゃよ。総合ギルドに紹介してもらい、ここでは野菜を作って八百屋に卸しているぞ! 」


それじゃもうすぐ生産か商業ギルドに行けるかな?


「へぇ~それじゃ儲かってますよね? 」


「それがそうでも無いの。ゲームだから野菜は何故か3日で育つのだが土のせいか育ちがイマイチでな 」


要約すると………


・初日~3日の3日間は普通に育ったが源さんに言わせると今一のでき。

・4日~6日の3日間は源さんは肥料を買って撒き他の人はそのままで耕してみたら源さんの所だけ収穫が多く他の人の所は逆に減ったり枯れたらしい。

〔それでも源さん的にはイマイチらしい? 〕

・7日~は資金繰りが怪しい人達はパーティー組んで兎狩り、源さんは畑の管理だそうな。


肥料を買うので収支がトントンらしい。


「収穫量を増やすには畑を増やせば良いがその分肥料を買うので結局資金がな? 」


かなり難しいらしい。


「まぁ気長に畑を耕すよ。それに体を動かせるのは嬉しいしな? 」


何とかしてあげたいが、今の所思い付かないし………

暫く源さんと色々話をした後、フレンド登録して北門に向かう。



北門では門番さんに挨拶するとなぜか「キーパー隊長の呑み友達の方ですか? 」と聞かれて驚いた。

全くキーパーさんは何て教えてるのやら?

〔今晩にでも聞いてみるかな? 〕


挨拶もそこそこ門を出ると目の前には林が広がり奥の方に行くほど森が濃くなっていた。

少し森の奥の方に行ってから狩を始めよう。

〔結構鬱蒼としてるね 〕


「まずはボウガン(こいつ)の性能試験かな? 」


まずは[龍眼(千里眼)]で辺りを確認……よし誰もいないな。

的は・・・うん、約200m先のあの木で良いや。

〔見た目、何かやな感じな木だな? 〕


私はボウガンを展開して弦を引き矢ボルトをセットして木を狙って……引き金を引く。

パシュッ と音と共にボルトが飛び出し 木に命中し貫通する。


「よし、命中した!……… え? 」


なんとボルトが当たった木? がくねくねと動き出した。

なんだあれ? と思って[龍眼(鑑定)]したら、あれがトレントらしかった。



モンスター名:トレント

名前    :ーーー

性別    :無し

レベル   :9

HP    :10/180

MP    :50/50

スキル   :[光合成][擬態][巻つき]

状態    :混乱

解説:長年魔力を吸収したため魔物化した植物(木)

   動きは鈍い

   トレントから取れる木材で杖を作ると魔法の

   威力が上がりやすい



ん、擬態だと!

冒険ギルドの情報通りだったな!

〔しかし見事な擬態だよね 〕


するとトレントは、奇襲専門かな?

逆に奇襲食らって混乱してるね。

〔今がチャンスかな? 〕


動きは鈍いので今の内とボウガンでボルトを放つ。

顔に命中してポリゴンになりドロップが出た。


「なになに、トレントの丸太、トレントの枝、トレントの魔核? 」


魔核って何?

………と、とりあえず[龍眼(鑑定)]


[トレントの魔核]

解説:トレントからたまに取れる魔核

   杖の素材や????の素材にもなる

価格:10,000G


へぇ~魔核出るんだ……丸太もいいねぇ……よし! トレント祭りだ(トレントの刈り取りだ)


  :

  :


あれ~? トレントいないなぁ~

あれからトレント2本? 刈ったが探しているがいない!

魔核も出ない!

〔物欲センサーが働いてるのかな? 〕


一応、何とか見分けがつくから奇襲は受けないけど………

顔が付いているから意外に分かりやすいけど………

〔元々少ないのかな? 〕


しかし落ち葉が多くて歩き難いな?

結構堆積してないか?

〔落ち葉か……… 〕


森には他にお馴染みの角兎ホーンラビット森林狼シンリンオオカミ、お初の森鶏モリトリ(烏骨鶏?)等がいた。


一応狩ってはいるが(ボウガンではオーバーキル? )トレントが見つからない!

一体何処で擬態して居るのやら?

〔本当に居ないなぁ……… 〕


………ア、もしかしたらトレントの居る近くには他の魔物がいないかも?

他の魔物も襲っているかも?

〔食っているから? 〕


それならと[龍眼(千里眼)]で余り魔物のいない所を探して行ってみる。

……………いた!ちょうどお食事中でした。

〔兎の丸かじりって……… 運営さん、グロいよ! 〕


ボウガンをセットしてボルトで顔面を狙い撃ち抜く

よしクリティカルヒットだ。

その一撃でトレントが倒せた!

〔クリティカルだと威力が上がるのかな? 〕


さてドロップは……よし!

魔核ゲット! これで2個目だ♪

〔魔核は攻撃回数で出やすくなるのかな? 〕



さて、もうそろそろ昼かな?

北門まで戻るか。


え~と今回の収穫は……


角兎の角 ×10

角兎の皮 ×10

角兎の肉 ×10

森林狼の牙 ×5

森林狼の皮 ×5

森林狼の肉 ×5

森鶏の嘴×5

森鶏の羽×5(10枚1セット)

森鶏の肉×5

森鶏の卵×3

トレントの丸太 ×4

トレントの枝 ×4

トレントの魔核 ×2

元気草 ×99×3

傷生草キズキソウ ×99×2

魔力草×45

毒草×90

毒消草(ドクケソウ)×46

麻痺草 ×92

麻痺治草×52

眠り草×38

目覚草×28

……………だった。



北門まで戻ると源さんがいた?


「源さんどうしました? 」


「いや~昼でも一緒にどうかと思ってな。まっとった♪ 」


「それじゃそこの日陰でどうですか? 」


門の近くに木の木陰があったのでそこに移動し買っておいたマットを広げた。


私はギルドで買ったサンドイッチを源さんはキャベツ? 人参? 大根? を出してかじり始めた。

源さんって結構ワイルドだね(笑)


「源さん、料理しないの? 」


「sinさんや、こうやって生で丸かじりするのが良いんじゃないか! 生野菜は良いぞ、生は♪ 」


「「「源さん、料理できないのを誤魔化さなくても(ね) 」」」


振り向くと源さんと似た同じつなぎを着た3人の男女がいた。


「源さん、お友達ですか? 」


「そうじゃぞ。ワシの農業仲間だ! 」


「はじめまして。私はコイツらのリーダーしてますプレーヤーネームリンゴです。見ての通り猫人族やってます 」


「コイツらって! ………はじめましてプレーヤーネーム白菜(ハクサイ)です。ドワーフで戦闘ではタンクでジョブは農民です」


「まぁまぁ……… はじめましてプレーヤーネームninzin(ニンジン)です。エルフの魔法職です。一応農民で薬師です。リンゴ姉さんはリアル姉です! 」


「はじめまして。私は源さんの友人でプレーヤーネームsinです。まぁ生産関係やってます 」


「あ、昨日総合ギルドで噂になってたドラゴニュートの人? ですか? 」


「そうかもね! 因みにどんな噂だった? 」


「何でもウサギさんを大量に刈ってきた強者だ! とか、やり過ぎてイベントフラグを早く踏んだからギルドマスターに怒られたザンネンな人? とか、狐っ子受付嬢をテイムした勇者だ! とか色々ですね……… 」


確かに色々身に覚えが有るが最後のは無いわと思った。


「色々言いたいことは有るが最後の以外はおおよそ合ってるような合ってないようなだな? 」


「へぇ~sinさんはすごい人? 、やドラゴンだからドラさんだね♪ 」


「白菜くん、そんなカッコいいもんじゃないよ。ただの偶然(ランダム)の結果だよ! 」


「それよりもどうやってウサギさんを狩ってるのですか? 」


「え、角兎は簡単だろう、ninzinくん。あんなの? 」


「「「いえいえ、強いですよ」」」


「あんなもん突撃して来たら避けて剣を合わせるだけだろ! 」


「「「そんな事出きるのsinさん位ですよ!」」」


おや?と思い色々聞いてみると変な事になっているようだ。


ウサギの仕留め方

パーティー編(基本の倒し方? )


その①

ウサギを見つける

  ↓

タンク役が盾で受け止める

  ↓

剣士役が切りつける

  ↓

倒すまで繰り返す


その②

ウサギを見つける

  ↓

魔法職が魔法で遠距離攻撃

  ↓

向かって来たらタンクが止め剣士が攻撃


がパーティー戦闘の基本らしい。


ソロ編(基本の倒し方? )


①戦闘職の場合

ウサギを見つける

  ↓

盾で防いで殴る(切る)

  ↓

以後繰り返す


②魔法職の場合

ウサギを見つける

  ↓

魔法で兎に角遠距離攻撃

  ↓

近づく前に魔法で倒しきる



………が、ソロでの戦闘だそうな。

なんか効率悪そうだね。


「あれ、弓は? 」


「弓は矢を放つとウサギが避けて当たらないって事で不遇職じゃないかと騒ぎになってましたね。私はリアルで弓道やっていたのですがやっぱり当たらないので今は小剣を使ってますね」


「確かにリンゴ姉さんの弓が外れてたね。弟の僕から見ても信じられないけど」


当たらないね………

一応、源さんとの関係を聞いておくか。


「所で皆さんと源さんとの関係は? 」


「実は私たちリアルで農大の大学生で大学のゼミが一緒で今回の募集にこの3人が当たったんです 」


「それでリンゴさんとninzinくん、この3人でチームを組んでプレーする事になりまして 」


「それで初日に街中を姉さん達と散策した時 農作物が売ってるのを見て作って売れないかと総合ギルドで相談したんですよ 」


「そしたらここで畑のレンタルしてると教えてもらって試しにと野菜の種を蒔いてみたの 」


「最初は良かったの収穫できてのう 」


「えぇ、源さんの言った通りで最初の収穫は良かったのよ。所が2順目の時に作物が育たず枯れたのよ! 」


「それでリンゴ姉さんが切れて大変でした……… 」


「そうそう姉さん切れると何するかわかんないから……… 」


「ナニよ、キレて無いわよ! 運営に対して怒ってただけよ! 仕様ですって何よ! 」


「「いやいや! GMコールした後で……… 」」


「何かな? ………ほほう、OSIOKIが必要かな? 」


「「スミマセンデシタ! 」」


何か運営の罠臭がするな?


「それで源さんとは? 」


「リンゴ達が騒いでいる所をたまたま通りかかってのう、話を聞いてみたんじゃよ 」


「それで源さんに話を聞いてもらったら……… 当たり前だ! と叱られまして……… 」


「「それでリンゴ姉さん共々源さんに弟子入りしたんです! 」」


「まぁ今時珍しく真面目な連中だから面倒を見てやろうと思ってな 」


「それで弟子は資金集めで師匠は畑の整備をしていたと? 」


「「「「そうです(じゃ) 」」」」


う~んこのままでは綱渡り状態だよねぇ?

う~ん、………そうだ!

〔さっきの()()が使えそうだな? 〕


よし、一つ協力してやるか。


「一つ提案がある。ただし確実に改善する! とは言えないがどうする? 」


「う~ん………このままではいずれ詰みそうだし話を聞きたいわね……… 」


「「そうそう! オワタはやだし! 」」


「まぁsinさんなら信頼できるしな。話を聞こうじゃないか! 」


「ま、気楽に聞いて下さい。私、sinが提案する改善案をね 」


私はさっき思い付いた方法を説明した。


  :

  :

  :


「「「え、そんな方法が……… 」」」


「まさかのう? リアルでは可能………いや、実際にやってるしのう! 」


「確かに目から鱗ですね! 」


「ほんとさすがドラさんですね! 」


「ドラさんはやめて! ninzinくん。ただこの世界ゲーム内はかなりリアルな事が出来るみたいだしね。リアルと同じ事をすればどうなるかだよ? 」


「それでsinさんにお願いがあるんですが………私達とパーティー いや、クラン組みませんか? 」


「そうですよ。まだクランは組めないですけどドラさんとならやっていけそうだし 」


「それに源さんのお友達なんでしょ? 一緒に組めば最高じゃないんですか 」


「そうじゃのう。sinさんには色々世話になっているからのう。お返し したいしの 」


「源さんお返し したいのは私の方ですよ。源さんに励まされたからこうして楽しくすごせてますし……ありがたいですよ 」


「しんみりしてる所ですみませんけど源さん達は何者なんですか? 源さんは農業の達人ですしsinさんは物作りと戦闘の達人みたいだし? あ、マナー違反だけど知りたい……… 」


「「確かに知りたい! 」」


「う~ん……どうするかのう? ………sinさんに任す! 」


「も~丸投げですか、源さん! 一応説明しますが合ってない時は言って下さいね 」


そして源さんと私の諸事情をぼかして話す。


  :

  :


「「「え、お二人とも交通事故で? 」」」


「私は左半身マヒかな? 」


「ワシは下半身マヒだがね 」


「「「じゃ何で動けるんですか? 」」」


「「ゲームだからじゃない(のう)? 」」


………ワハハハハハハハハと皆で大笑いしていた。


「じゃ、リーダーはsinさんでよろしくね♪」


「え、ここは言い出しっぺの法則でリンゴ姉さんでは? 」


「「いやいや、ここはドラさんでしょう。強いしその工夫の凄さからリーダーにうってつけでしょう? 」」


「そうじゃのう。sinさんならやれるだろう 」


「源さんまでそんなこと言う。う~んどうするかね? ………わかったよ やるよ。しょうがないなぁ~(ハァ~) 」


「「「やったー! これでなんとかなりそうよ(だ) 」」」


「ただし、条件が有るが! 」


「「「え! なんでしょうか? 」」」


「お前らの装備関係は全て面倒はみてやる。後で希望は聞くが此方で決める。代金はちゃんともらうからな! 」


「「「えぇ~くださいよ! 」」」


「ただでやると駄目人間一直線になるからな。ちゃんと身内価格にしてやるから 」


「なんじゃ、不満か? 」


「「「いえ、不満はありません、サー! 」」」


「源さんすごいな。後 素材集めも手伝ってもらう 」


「「「サー・イエス・サー! 」」」


「ノリがいいね! それでは明日の朝9時の鐘がなるまでに北門前に集合。先程話した事を実施する。源さんは畑の方をお願いします 」


「わかった。畑は任しとけ♪ 」


「「「サー・イエス・サー(笑) 」」」


結構、ノリが良い三人組みたいだな。


「あれ、リーダーはどうなさるので? 」


「今から冒険ギルドで納品してから全員の装備を作りに生産ギルドのレンタル工房かな♪ 」


「「「生産ギルドって何? 」」」


この後源さんと3人組に生産ギルドの説明をしてから、全員の戦闘スタイルを聞き、装備と農機具を作る為冒険ギルド経由で生産ギルドに向かった。






ここでスキルの取得条件を説明しときます。


スキルをとるには

①各訓練所に通いNPC教官に教えてもらう。

②NPCの親方に師事し師弟関係を築き教えてもらう。

③自分で練習して覚える。

④取得条件を満たした場合。


①は、(戦闘関係)は、基本道場で取得可能。

②は、(生産関係)は、その工房の親方に教えてもらわなければ取得できない。

③は、自分でアクションを起こして覚える。ただし簡単な物とかなり面倒な物と有る。(現実経験リアルスキル有るとそうでもない)

④は、クエストなどで覚える場合とスキルリンクが有ると統合スキルが生える。



マァ、がんばれば結構、色々とスキルは取れるけどね。






登場人物紹介


PC名:源

本名 :林源一郎 58才 

職業 :専業農家(入院中)

解説 :一緒にβテストに来た入院仲間

    生粋の農家で旨い野菜を作って食べた

    いと2才の孫と遊びたい、が口癖のお

    茶目な若いお爺ちゃん?

    配送途中で軽トラを運転中にダンプに

    突っ込まれて下半身不随に。

    意識不明の時に、孫に「ジィジ、おっ

    きして♪」と言われて覚醒して周りを

    驚かせた孫バカ?

    農林業無双な人で多趣味が有る人

    (農林関係は特に強い人!)


PC名:リンゴ、白菜、ninzin

職業 :全員農業大学生

解説 :3年生のリンゴ、2年生の白菜、1年

    生のninzinの大学生3人組

    某関東地方に有る農業系大学のゼミの

    先輩後輩チーム

    リンゴさんとninzin君はリアルに

    姉弟

    白菜君はリンゴさんの後輩だが………

    これ以上は言えない♪




10話

農業に関しては源さんにかかれば運営さんもタジタジ?


sin→しかし運営の悪意を感じるのは何でだろう?

源さん→そうかのう? これぐらい普通だろう?

3人組→え、そうですか??

運営(農業担当)→そうですよ♪


運営さんは、普通に耕せば生える何て仕様にはしていなかっただけです。

肥料を与えなければ畑は荒れ地になるだけです。

やっぱりリアルに農業はしないとね♪




いかがでしたか?

後、フラグっぽくいろんな人がいたけど気にしないでね。


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― 新着の感想 ―
[気になる点] 細かな指摘になります、気になったので書かせていただきます、 登場人物紹介の源さんの本名の所が本名林源一郎になっています、ミスでなければすいません! [一言] 楽しく読ませていただいてま…
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