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天才設計士の小劇場  作者: 滝神龍二
13/34

9/24 『クジラは何で』

☆★☆★


 斂侍電志れんじでんし:青みがかった黒の長髪に眼鏡の少年。鋭い目つきでよく怖がられる。超論理思考。


 倉朋愛佳くらともあいか:背中まで伸びた茶の髪に垂れ眉と切れ長の目を持つ少女。一人称はボク。感情の赴くままに生きる。


〈DDCF〉:宇宙戦闘機設計部でその名の通り設計士が集まる部署。室内は広大で、棚と机が雑多に並ぶ研究所風の空間。壁や天井は木目調で、床は靴音を吸収するカーペットが敷き詰められている。部屋の一角、宇宙がよく見える大窓の傍に電志と愛佳の机がある。


☆★☆★

〈DDCF〉は今日も平常運転。

 愛佳が作業の手を止めて話し出した。

「さあ電志、そろそろボクたちのトークショーの時間だ」

 それを受け電志も作業を中断し、応じる。

「ああもうそんな時間か」


「今日の執筆状況は、カクヨムの最新話は書けなかったみたいだよ」

「今日は休みじゃなかったのか?」

「作者はカードゲームをやってきたって言ってたよ」

「ほう、カードゲームが趣味なのか」

「みたいだね。そして作者がカードゲームに興じている間に、今日もなろうの方ではブックマークしてくれた人が増えたらしい」

「ここのところどんどん増えてきているな、本当にありがたいことだ」

「嬉しいよね! PVも増えてきているし、ボク達の活躍がけっこう読まれているみたいだよ」

「嬉しいことづくめだな。これからもこの調子で伸びてくれると良いな」


「ねえ電志、今日は電志がネタ出してよ」

「ネタ切れか?」

「チガウヨソンナコトナイヨ」

「…………まあいいや。俺はクジラに興味を持ったんだが、クジラって一度陸に上がってから海に戻った種族なんだろ。何で海に戻ったんだろうな」

「そこに海があるからさ」

「それだと全部の種族が海に行っちゃうだろ。しかもそれ登山家のセリフじゃないか」

「使いまわしができるセリフって名言だよね」

「セリフはいいよ。クジラだよ、クジラ」

「ああそれって、最近」

「『映画で話題になった』とか言うなよ?」

「えい……ドリアンって叫んだのは何だっけ」

「苦し過ぎる方向転換だな。てかそれも映画だし」

「たぶんね、海にいればダイエットする必要が無いからだよ」

「何だその珍説……だが、確かに海ならその必要がないな……」

「くふふ、今日はこの辺で締めようか」

「そうだな、また明日だ」

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