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実験6日目
敬語姉っていいよね。
そのジャンルで1作品書きたい。
7月3日
人間の皮膚は、ある程度なら再生する。
今回の実験は、それに関するものとした。
ガスコンロ、取っ手のある鉄の棒を数本、刺身包丁を用意。
鉄の棒を熱している間、包丁で皮膚に傷をつけていく。
深く切り過ぎ、再生が遅くなるのには、気を付けなければならなかった。
血が線をつくり床に落ちていく様は、絵の具で絵を書いているようだった。
追加でカミソリを持ってきて、皮膚を薄く剃ることにした。
左腕を擦り傷みたいに傷をつけたところで、熱しておいた鉄の棒を、そこに押し当てる。
肉が焼けていく匂いが、食欲をそそった。
熱した他の棒で、体に文字を焼き込んでいく。
『実験体』と焼印をしておいた。
その他数か所、軽い焼きをいれて終了。
深い火傷を負わすと、後々の楽しみがなくなるため、軽度で済ませておく。
保存環境については、未だ変わっていない。
そろそろ本格的にダメージを与えていこうか。