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実験10日目
七夕ということで虫責め。
7月7日
実験体が眠たそうな、疲れた顔をしていた。
そういった顔を楽しむのもいいのだが、私欲は我慢しておいた。
今回は肉体的ダメージではなく、精神的ダメージを主とした実験を行った。
実験体を隣の小部屋に移動させ、扉には二重の鍵をしておく。
部屋には、死角がない程度の監視カメラを設置してある。
しっかりと扉が閉まったことを確認し、別の壁の小窓から、大量の虫を部屋に放った。
使用した虫は、蚊、ハエ、ゴキブリ、クモ、ムカデ、蛾。
全て死ぬような毒をもってない、安全なものを使用した。
放ち始めるとすぐに、扉を叩くのを確認。
痛そうな足と手で必死に助けを求める姿に、思わず虫を追加したくなった。
しかし、これ以上の虫は確保してなかったために断念。
今日はこのまま一晩過ごしてもらおう。
作者はMですが虫は嫌いです。
特にクモとか見ると発狂しそうになります。