異世界でオカしなセイ者と称えられてイケ若オジに恋をするなんて

　生きた心地のしない世の中に辟易(へきえき)していた青年。その青年は、ある大地震の日に、大津波にのみ込まれるところだったが、急に光りに包まれて、聖者として異世界に召喚される。
　そして、聖者だと思われていた彼は、"精者"だと言われる。
　その役割りが、王の閨を共にすると言うことで…。
　青年の運命の歯車が、狂い出してくる。