表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/31

プロローグー① 言霊ラップ戦闘曲~阿吽の呼吸

『転生ラッパー』(転ラ)をお読みいただきありがとうございます!▼

本日は合計10話を連続投稿予定ですので、サクサクと読みにいらしてください!▼

それではお楽しみください!▼


※本日の投稿予定の時間帯:午前0時台×2、早朝×2、お昼×2、夕方~夜×4

「「うん」」


僕とチャラガは目配せし、頷いた。

次の瞬間、二人は目前に立ちはだかる怪物に向かって、疾駆しっくし始めていた。


怪物の名はアラクネ。

巨大な蜘蛛の肉体に人間の美女の顔が生えた、おぞましい姿の怪物である。

この迷いの森の主だ。


こいつを討伐して、奥に捕らわれている「生贄候補」の村人たちを救出しようとしてるってワケ。


『あらァ、活きのいい生贄が2匹も追加だなんて嬉しいわァ~!!』

アラクネは、今まで喰らってきた生贄たちのすすり泣きが混ざったような、気色の悪い声色を発した。


チャラガが先頭を突っ走る。

暗闇の中で、ボブヘアの紅毛が陽炎かげろうのごとく鮮やかに揺らめく。

引き締まった薄褐色の肌。

さすがは踊り子の華麗なステップ。


これで口を開かなければ、見惚みとれるくらい美しいのだが…。


「よっしゃ~!ガルバンゾ☆」


能天気を絵に描いたような彼女は口火を切った。


〽「はいは~い!そこのデカい ()()

アタシの火の球 浴びせて ()()

無数の炎弾えんだんが ()()()

そのキモいボディに ()()()()!」


アラクネに炎の弾丸が連続でヒットした。

『アガァッ!!このアマァ!!!』


まずまずの韻撃ライミングのようだ。

オーソドックスな韻の踏み方だが、敵の痛いところを突いている。

さっすが我が愛弟子まなでし…。鼻の下が伸びそうだ。


しかし、次の瞬間、チャラガの悲鳴が迷宮に響き渡った。


「ぎゃーーー!!!」


やっぱりアホだった。

後先考えず敵に突っ込んでいったのだ。


「アストラ助げで~~~!!!」


アラクネが荒れ狂う。

『このガキぃ!一番苦しい方法で殺す!!一番苦しい方法で殺す!!!』


目を凝らすと蜘蛛の糸グルグルで、おでんの小巻き白滝しらたきみたいになって捕獲されている。

やれやれ…素質はあるんだがどうも跳ねっ返りなところがある。


それじゃ「師匠ぼく」の腕前をしっかりと目と耳に刻んでおけよ!


僕は韻を編み始めた。


〽「所詮は ()()(せっそく) ()()

()()(せっそく) じゃ ()()

四つん這いで ()()()()(せっそくさらい)」


アラクネの上半身が地面に叩きつけられる!


『グギィ!』


〽「()() ()()

()() ()()

目に見えてるぜ ()()()退()


チャラガの放った火の玉の余燼よじんを再利用した炎撃がアラクネにヒット!

『ぐふぅッ!!』


手応えあり!

しかし炎撃は得意スキルじゃないから、一撃必殺とはいかなかったか。


「きゃっ!」

でも、チャラガの束縛は解放できたみたい。

「あっ!アストラ危ないっ!」


『お~の~れ~!!!小童コワッパァァァ!!!』

アラクネが粘稠ねんちゅうな糸を、僕の足首に絡ませてきた!


「面白いかも!」


「もうちょっと読んでみようかな」


「続きを書いてくれ!」


と、ほんの少しでも思っていただけましたら、


下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします!


面白かったら星5つ、

「なんだかようわからん!」でしたら星1つ、と

率直な気持ちでもちろん大丈夫ですので

ぜひ評価をお願いします!


さらに!

ブックマークもいただけると本当に励みになります。


アニメ化して、声優さんたちの異世界ファンタジーラップを聴くのが夢ですので、

ぜひとも応援お願いします!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ