第78話 魔女系VTuberその名もウィッチューバー
登場人物
新堂あかり:第2章の主人公
第1章の主人公の市川匠の彼女であり幼馴染
とても優しく可愛げのある娘
しかしながら天然もちょっぴり入っている
魔女名アカリとして冒険の旅にでる。
ヴィーナス:この世界で人気の配信系インフルエンサー
魔女:ある目的のために物語を創る人、執筆者。
神出鬼没で何を考えているかわからない。
本編【物語の先にあるものは】の総主人公。
四大天使魔女
ミカ:四大天使魔女の長。血の気が多い。イメージカラーは赤
ウル:四大天使魔女の一人。イメージカラーは黄色
その他
ゼウス:ウルに眠っていた人格。まだ謎な事が多い。
クロノ:女神魔女。アカリが冒険している世界の長。女子高生という設定
大和姫:巫女、その正体は卑弥呼の末裔。魔物退治を目的としている。アカリとは一度出会っている。彼氏をゼウスに奪われたためゼウスに恨みをもっている。
「という事で急遽始まりました!ゲリラ配信!みんな~元気してます~?」
喋っているこの娘。
天使魔女のヴィーナス。
この世界で人気の配信系インフルエンサーだ。
私のいた元の世界でもVTuberというのが活躍しているこの世界でも都合よくVTuberがいる。
それを気にしていてはダメですが。
配信画面には、沢山のコメントが流れる。
【さっきぶりw】
【急にどうした!?】
【酒決める!】
【ちょーたのしみ!】
私は、カメラに向けて話しているヴィーナスさんを横でみている。
一体何が目的なのか、今の私には分からない。
「さっき、可愛い人に会ってねその人とコラボしようと思ったの!」
【すご】
【コミュ力のお化け】
【早くみたい】
「慌てるな、君たち〜すぐ呼ぶから」
そう言うとこっち来てという手招きをする。
もしもの時ようにだが構える。
「ふふっ」
「……」
な、なんだろう......このプレッシャー。
違うこれはもしかして……意識せずに動かされている?
気づいた時には私は、彼女の手のひらに動かされていた。
「こ、こんにちは〜」
私は、カメラに向けて手を振る。
【おお!!】
【可愛い!】
【魔女っぽい!】
「そんな感じで、私と同じ魔女の新堂あかりちゃんです!」
「と、どもです…ヴィーナスさんの配信を見ていたら捕まりました」
間違ってはいない。
彼女の姿に見惚れた。
「いや~可愛いよね!」
「あ、えっと」
【めちゃ可愛い!!】
【あかりちゃん!】
【ヴィーナスより可愛い】
「ちょっと~やめて!まぁそんな事はどうでもいいんだけどね…あはは」
明るく振舞うヴィーナスさん、これが…インフルエンサーなのか。
「そんな感じで、ユニットを組むことにしました」
「えっ??」
待って、そんな事聞いてないんだけど。
「ユニット名は......」
「ちよっと待ってください!」
私は、慌てて止める。
「あっ、ごめんごめん!先走っちゃった」
「はぁ......」
「じゃあ、またにしようか!そんな感じで、配信終わります!」
【はやっ】
【お疲れ様】
【まさに緊急で動画回してるみたいな】
「ではでは〜」
配信を切るヴィーナスさん。
「これも演出のひとつって事」
「えっ」
先程の明るい雰囲気から変わった。
「魔女」
「………」
「私は、目標の為に魔女になった。そしてその目標の為の条件....」
「急に何を......」
「ま、いずれわかると思うし、多分あなたも怒ると思う」
「私は、別に」
「いいや、1人の女性として怒ると思うよ」
意図がわからない。ただ、彼女は真っ直ぐに自分の意思を貫く姿はとても見惚れてしまった。
ピロン。
ヴィーナスさんのスマホが鳴った
「ん?んんえへへへへ」
「え、なんかあったんですか」
「ん」
スマホを私にかざしてくる。
そこには男性の名前らしいものが映っていた。
「えーと、これは」
「私の好きな人!!」
あー。
これは俗に言う人気アイドルに彼氏がいたパターン...いや好きな人って言っていたからセーフか。
よくある言葉で締めよう。
この時の、私はあんな風になるとは思わなかったと。




