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物語の先にあるものは  作者: 峰尾ゆい
第2章 ショウジョノ冒険
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第71話 魔女は神様に提案をする

登場人物

新堂あかり:第2章の主人公。第1章の主人公の市川匠の彼女であり幼馴染。とても優しく可愛げのある娘しかしながら天然もちょっぴり入っている。魔女名アカリとして冒険の旅にでる。


リエル:四大天使魔女の一人。イメージカラーは緑。今回のメインキャラ。


イザナギ:リエルの幼なじみ。ナギとみんなから呼ばれている。リエルの家の前で隠れているところをアカリに発見された。


エル:リエルの妹。魔女ではない。


魔女:ある目的のために物語を創る人、執筆者。神出鬼没で何を考えているかわからない。本編、物語の先にあるものはの総主人公。


四大天使魔女


ミカ:四大天使魔女の長。血の気が多い。イメージカラーは赤


ウル:四大天使魔女の一人。イメージカラーは黄色


「アカリさん~お久しぶりです~お元気してます?」

「ま、魔女……」


そこには、魔女がいた。

私の幼馴染であり彼氏である…市川匠を奪った魔女だ。


「ん~とそこの2人の天使魔女‥‥ここは、私が止めとくからそこのアイギスの盾の娘…助けてあげて」

「だれ‥‥?」


警戒を強める、ウル。

ウルを含む四大天使魔女達は、イレギュラーな形だが魔女と一戦を交えている、結果は敗北。

1人対4人で圧倒的に四大天使魔女の有利と思われたが、魔女のあまりにも強すぎる魔力に手も足もでなかった。

しかし魔女の《RESET》という時戻しの魔法で時を戻され戦闘をした記憶がない。


「ウル!!気持ちはわかるけど……エルを……あっちは、あの魔女に任せましょう」


ウルを落ち着かせるリエル。


「うわあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!あああああ!!!」


するとタイミングを見計らったかのように大声をだし暴れるエルさん。


「っ……まずい‥‥暴走してる……」


魔女への警戒がいつの間にか消えていたウル、どうやら魔女よりも優先すべきものがあるとわかりそちらに集中する。


「暴走……まさか……!?」

「あぁ、まさかだ……黒が生まれる……その前に阻止するしかない。もう黒をみたくない……私は、その場にいなかったけど、()()()……四大天使魔女の意思はここにある」


その言葉にリエルは応える。


「どうやら、ウルに先に大人になられちゃったかもね‥‥姉ポジションとして失態だわ」

「ミカはいないけど……私達には四大天使魔女という誇りがある。足をひっぱらないでねウル」

「うるさい……さっさと片づけてナギさんを助けるよ……リエルが結婚する所早く見たいから」


リエルとウルの魔力の質があがった。


「あっちは、なんとかなるか‥‥‥さてと‥‥…イザナギ、改めて久しぶりだね‥‥?」


魔女は、イザナギに声をかける。


「……っく」

「天地開闢とかやめてよね……私の物語が台無しになっちゃうじゃないですか」


どすっ!

魔女は、地面に叩きつけられているイザナギを足で踏んだ。


「ぐああ!!」

「いやぁ……惨めだね~女に……それも位の低いただの魔女に踏まれる気分は?」

「調子にのるな!!!ぐはっ!」


魔女は、イザナギに重力魔法をかける。


「うるさいな……あ、そうだ…アカリさん、分離魔法ってできます?」

「分離魔法?」

「このイザナギとナギさんの身体を分離しようかなと」

「お、お前?」

「今回だけサービスですよ……と言いたい所ですが……」


魔女は、イザナギの耳元で囁く。

私は、聞こうとするが魔女が聞かれないように何かを張っていた。


「四大天使魔女の上の存在の事を教えてほしいんだけど」

「……それだけでいいのか?」

「あの3人をなんとかしないと‥‥その上の存在がでてこないじゃないですか」

「っな……お前……あいつに喧嘩を吹っ掛けるつもりか?」

「……そうですね……彼女とはちょっと色々と、それに……」


魔女は、身体をイザナギに見せる。


「……お前……()()()()()()()じゃないか」

「そうですね……見せるもんじゃないですけど一応あなたは神ですし見ても問題ないかと……そして状況としては良くないですね、さっさと物語を進めてほしいのですがね」

「あの3人もかませ犬になるのか」

「私が負ける姿を想像しないんですか?」

「微塵もない」

「ふふっ」

「はぁ……あの3人だが――」


イザナギは、魔女に情報を教えた。

ぱりんっ!


「あっ」


魔女とイザナギを包んでいた結果が解けたようだ。

一瞬の時間だった、恐らく魔女は時を遅くする魔法でも使いながら結界を張ったのだろう。


「よっと!アカリさんごめんなさいね」

「いや…謝る事じゃないので……えっと……」

「分離魔法ですね……とりあえず」


どすっ。

魔女は、イザナギの腹を躊躇なく殴った。


「うっ」

「ちょっと何してるんですか!!」


私は、焦った。

この魔女……なんか殴りすぎじゃないですか!?


「え、だって……うるさくない?」


確かにナギさんの時は物静かな青年かと思ったけどイザナギとわかった瞬間結構うるさかったような。

いやいや……そんな事思ってないから!


「ノーコメントで」

「思ってることは同じで私に似てきて嬉しいですよ!っとこんな事してる場合じゃないですね、分離魔法も役に立つかもしれないので、やってみましょう」


魔女は、イザナギを地面に置くそして、何やら色々と空中で何かを書く。


「分離魔法……みたいな系統魔法は、詠唱ではなくて術式魔法というもので行います。まぁ通常の魔法も術式魔法で発動できるんですけどね」

「そうなんですね」

「私も詠唱魔法はしますが詠唱魔法より術式の方をおすすめします」

「なんでですか?」

「詠唱魔法って……長くないですか……かっこよさはありますが」


術式もなんか書いたりするのめんどくさいでしょというのは言わないでおこうと思った。


「あっ………そういうこと」

「それに、術式魔法の方が色々と融通がききます。まぁ術式書くのめんどくさいって思うかもしれませんが」


相変わらず魔女は、私が何を思っているかわかるように話した。

心情を、読み取られるのは厄介すぎる。

そして、縦に線をなぞるように動かした。


「これだけで……」


魔女が見る方向に落雷が落ちる。

というかこの話してる時間、ウルとエル何してんだろうか損なメタ的な事も考えてしまった。


「……なんか漫画とかで見た事ある」

「イメージそんな感じかもですね。でも何度かやれば早く発動できるので。それに設置もできるので時間差で魔法を発動できたり。まぁ、頭の片隅にでも置いといてください、アカリさんならできると思うので」

「はい……」


その後、しっかりレクチャーをされ魔女の言う通りに分離魔法の術式の準備をする。

……そういえば、なんで魔女がやらないのだろうか。

少し疑問に思ってしまったが私がやった方が今後都合がいいのかもしれない…さっきも魔女は術式は覚えたたほうがいいような言いぐさでいっていたから。


「は〜これでいいのかな?」


何とか完成した初めての術式。


「いいと思います」


「えーと……それじゃあ分離してー!」


よくわからないけど適当にそれっぽいことを言う。

すると、イザナギの魂のようなものがナギさんの身体から出てくる、表現としては煙と言っていいのかそのようなものだ。


「回収します」


魔女は瓶の様なものを持ち出しそこに吸い込まれるようにイザナギの魂が吸い込まれる。


「これでよし!」

「魔女なにやってんの!?」

「魂ってすぐどっかに行っちゃうのでこういう風に入れとくんですよ」

「……変な事を考えてないでしょうね?」

「考えてないですよ。このまま、瓶を燃やしたり一生閉めたままとかそんな事するわけないじゃないですか」

「その言葉、信じますからね」

「ふふ……さて、こちらのナギさんの身体も回収と」

「‥‥‥ねぇ魔女?一つ聞いていい?」

「はい。良いですよ」


私は、ふと浮かび上がった疑問を魔女になげる。


「エルさんってもしかしてさ……イザナミ?」

「そうですよ」

「そうなんだ‥‥‥」


私は、薄々気づいてた。

エルさんがイザナミである事を…。


「まぁ、あの指輪が見える時点で察しはついたとおもいますが」

「……はい」

「あれは、元々黄泉の国の代物なのでそれを見れるのは黄泉の国に居たものだけ」

「待って!そうなると史実どおりになるの?」


私の世界の中でのイザナミは死後、黄泉の国に祀られた、そしてイザナギは妻のイザナミに逢いに黄泉の国に行ったが‥‥イザナミはイザナギを拒んだ。そして、イザナギを殺そうとした。


「……さぁ?それは、あの2人の天使次第でしょうね」



魔女は2人の天使魔女とエルさんを見る。

彼女達の戦いは佳境に入ったようだ。

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