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物語の先にあるものは  作者: 峰尾ゆい
第2章 ショウジョノ冒険
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第68話 始 天使魔女だってお見合いも結婚もする

登場人物


新堂あかり:第2章の主人公。第1章の主人公の市川匠の彼女であり幼馴染。とても優しく可愛げのある娘しかしながら天然もちょっぴり入っている。魔女名アカリとして冒険の旅にでる。


魔女:ある目的のために物語を創る人、執筆者。神出鬼没で何を考えているかわからない。本編、物語の先にあるものはの総主人公。


四大天使魔女

ミカ:四大天使魔女の長。血の気が多い。イメージカラーは赤

ウル:四大天使魔女の一人。イメージカラーは黄色

リエル:四大天使魔女の一人。イメージカラーは緑

「ミカ、リエルの居場所ってわかる?」

「知らないわよ」


四大天使魔女の‥‥‥元四大天使魔女のウルが寝っ転がり少し退屈そうに聞く。


「‥‥‥あなた、暇なの?」

「うん、暇」


私達、元四大天使魔女は上司にあたるクロノ様に天使魔女の任を解かれ本来の魔女としての目的果たすという状態になっている。


「‥‥‥といいつつも私も暇を持て余しているが」

「‥‥っあ!そういえばリエル、お見合いするって言ってた!」

「ほう、お見合いか」

「私達もいい年頃だし‥‥‥」

「あんたがそんな事言う?」

「私は、結婚とかに憧れるな~でも私は若いけど天才だし強いしそれに見合う相手がいるかどうか」

「はぁ」

「ミカよりは、弱いけどね」


そんな事を言うウルだがこの娘の潜在能力はとてつもなくある、ただウルが言ったようにまだ若いまだ成人していなく9歳の子供だ。


「もうちょっと、私の力が制御できればな~」

「年を重ねていけばいづれ制御できるさ」

「うーん、やっぱりそうか~だってまだ私、9歳だもんな~」


どんな理由で魔女になったかわからないが、私と初めて出会った時は大暴れをしていた。

私は、止めに入ったが太刀打ちができなかった、あまりにも強すぎて‥‥しかし止めたのはクロノ様だった。


「クロノ様みたいに可憐な女性になりたいな」

「なれるさ」

「そうかな?でもお世辞でもありがとうミカ!」

「よ~し」

「ん?」

「暇だから、リエルの所行ってくる!」

「‥‥‥邪魔にならないように」

「あいあい~」


箒にまたがりウルは飛んでいく。


「‥‥‥まったく、まぁいい」


――――――――――――――――――――――――――――――――

「はい、着いた」

「‥‥‥遠いんですね‥‥‥」


私、魔女アカリは、ひょんなことから‥‥いえ、ひょんな事でもなんでもないですね……事の経緯を簡単に説明してるとどうやら、私は緋色の髪の毛になって暴れていたらしい。


「遠いね~でもこの世界も別の世界でもそう、帰る場所があるでしょ?」

「……私は、どうだろう‥‥‥帰りたいのもあるけど私は、助けたい人がいるってそれだけで」

「好きなんだね……その人が」

「はい」

「ごめんね、魔女は基本的に他人の魔女の事に干渉しちゃいけないのに」

「……改めて聞くんですがなんでダメなんですか?」

「うーん……私にもわからないだよね‥‥なんか魔女になった瞬間にそう刷り込みがされていたってのが回答になるのかな?」

「結構曖昧な答えですね‥‥」

「そうね、でも今は、干渉されてる状態なのよね」

「‥‥?」

「私とあなたお互い魔女同士で、私はこれから目的のために動こうとしてる」

「なるほど‥‥」

「どこが干渉していいかわからないのよね、まぁ私はどうだっていいんだけど」

「結構、適当なんですね」

「ふふっそうね、四大天使魔女は私が言うのもなんだけど少し外れた人がいるのよ」

「あぁ…‥」

「ミカは、あれはちょっと異常だけどね」


ミカは四大天使魔女の長の事だ。


「そういえば……黄色の‥‥ちっちゃい子がいらっしゃいましたけど……あの子も」

「そう、あの子……ウルも天使魔女」

「そうなんだ‥‥」

「魔女になる基準も私はわからない、どこからか声がしてそれに導かれるだけ」

「…‥‥」

「もちろん私もそう、私は‥‥‥一度でいいから幸せになりなかった、結婚をしたかったのそれだけが私の心残りだった」

「‥‥‥」

「こんな変な理由でも私は魔女になれる資格を得てここにいる‥‥‥」

「‥‥‥いえ、変な理由なんて何ひとつないと思いますよ」

「っ!あなた……やっぱり不思議な娘ね」

「そうですか?」

「流石、別世界から来た魔女だ……」

「……」

「一応、四大天使魔女やってたからね、少しくらいの情報はあるけど今、あなたを殺るつもりもないし今は同じ魔女だから」

「ありがとうございます」

「さて、話してるうちに、家についたけど」

「わー、でっか!」


絵に書いたようなお城の様な家だった。


「まさか、お嬢様?」

「うーん、多分お嬢様かも」

「なんですかそれ」

「なんちゃって、お嬢様かも‥‥」


リエルは、インターホンの様なものを押す。

すると、奥から‥‥誰かがくる。


「おねええええさまあああああ!!」

「久しぶり!エル!」


エルと呼ばれた女性はリエルに抱き着く。


「はいはい、可愛い可愛い」

「えへへ……お姉様~っと取り乱しました‥‥お帰りなさい」

「ただいま」

「それと‥‥魔女、アカリようこそ」

「こんにちわ」


どうやら、私の名前を知っているようだ。


「お姉様、さっそくですが‥‥」

「……もう来てるの‥‥?」

「いえ、まだ来てはいないですが」


リエルは嫌な顔をする。


「ごめん、アカリちょっと私これから、お相手の人と会わなきゃいけないから終わったらね」

「わかりました私は、散策するので良い結果になる事を祈っています」

「ありがとう!エル行こう」

「はい!お姉様!アカリさんもまた後程……」


エルは、丁寧にお辞儀をして、リエルと一緒に相手がいる場所に向かった。


「あぁ……何しよう……」


1人になってしまった私。


「まぁ、でも……こうならなきゃ物語は進まないよね」


私は、ゆっくりと深呼吸した。


「彼女達はもう行ったので、でてきていいですよ」


私は、静かに言う。


「……バレてましたか」


物陰から、青年が現れる。


「単刀直入きくけど、あなたは?」

「‥‥リエルの幼馴染です」

「そ、そうですか…私は、魔女やってますアカリです」


また、幼馴染ですか‥‥。


「私は、イザナギです、みんなからはナギって呼ばれています」

「あ、えっと‥‥ナギさんよろしくお願いします」


終わった。

やってしまった、絶対に一波乱ありますね、私は確信した。

そして、この青年の名前…‥‥私達のいる世界での神様……イザナギという神様と名前が同じだ。


「こちらこそよろしくお願いします」

「で、ナギさん……ここで何をしてたんですか?」

「私は、リエルに告白をしようと思ってここにきました」


私は、頭を抱えた。





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