第54話 男の魔女を目指して
登場人物
新堂あかり:第2章の主人公。第1章の主人公の市川匠の彼女であり幼馴染。とても優しく可愛げのある娘しかしながら天然もちょっぴり入っている。魔女名アカリとして冒険の旅にでる。
魔女:ある目的のために物語を創る人、執筆者。神出鬼没で何を考えているかわからない。本編、物語の先にあるものはの総主人公。
昔から、魔女になる事が夢だった。
そう、僕が魔女に殺されそうになった時に助けてくれた魔女みたいに。
この世界では魔女、いや男性での呼び名はウォーロック。
ウォーロックなれる人はごくわずかだった。
元々、魔法というのは女性だけが使える特別なものだった。
男性はバカにされたそれが悔しかったでもその中でもウォーロックになった男性もいた、だが魔女には劣った。
そしてまたバカにされた。
それでも、僕はウォーロックになりたかった。
僕は素質がある、そう信じていた。
だから、この命の恩人の魔女を倒して‥‥‥ウォーロックになって見返してやるんだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「運が良かったとはいえあの主さまから見つからない場所へ遠くへ遠くへ早く逃げなきゃ‥‥‥」
天界での騒動から一日が経ち、魔力が尽きるまでできるだけ遠くへ遠くへ、一つの山を越え、そしてまた一つの海を越え‥‥。
「‥‥‥ここまで来れば大丈夫かな‥‥‥むしろ‥‥‥この世界に感謝をするしかない‥‥‥」
恐らく、この世界に終点はない。私が、旅を続ける度に広がっていくのだと思う。
そしてゴールは‥‥‥‥。
「ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
ドンンンンンンンンンンン!!
「ちょっ今度はなに‥‥‥?」
爆発音そして。
「魔力を感じる‥‥‥だれか魔女達がやりやってんのかな?」
私は、興味もち音が鳴る方へ向かった。
「このおおおお」
「あまいよ!」
そこに居たのは、私より年上な魔女の帽子を被った美しい女性とそして小柄な男性の人だった。
(おー‥‥‥男の人が魔女か~珍しい)
「もう終わりにしようか‥‥‥《ラミエル式》発動!!」
(ラミエル式?ラミエルと言えば雷の天使と呼ばれ‥‥‥)
彼女が、そう詠唱すると雷が発生し彼をめがけて向かっていく。
「危ない!!!」
私は、彼の前に立ちバリアを張る。
「え!っちょ!?どこから!それにあの人の魔法を止めてる!?」
彼は困惑をしているようだが。
「話は後です。一旦ひきますよ!」
「逃がすか!!!」
逃がさまいと彼女も雷魔法を打つ。
「しつこいですね‥‥!これでもくらってください!」
私は、手で振り払うように彼女の放つ雷を利用した。
「っ!!」
「よし、今です!脱出!!」
「わああああああああ!!!」
私達は、この場から脱出した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
静まり返った空、私はだけ残る。
「やれやれ、危なかったですね。ラミ」
「まさか‥‥あの大天使魔女のラファさんがバリアを張ってくれたのですね。珍しい‥‥‥」
「仲間を失う事は辛い事だよラミ」
「ちょっと待ってよあの程度で私が死ぬとでも?」
「保険だよ天使魔法の使い手が1人いなくなったら私達の四大天使魔女の名が汚れます」
「申し訳ないです」
彼女の目は笑っていなかった。
この方はラファ、簡単に言うと私の上司だ。
魔女というのは基本、一人で行動するのだが集団で行動する魔女もいる。
そしてそれが私達である。それを束ねているのがラファさんを含め後3人、ウリ・ガブ・そして長のミカ、私も天使魔女の一人だがこの方達には及ばない。
「それとバッドニュースだ‥‥あの元人間が主になっていた天界がなくなった」
「なんだって!?あそこの主は元は人間でも、他の天界の主と1位2位争う強さだぞ!」
「原因はわからないけど、何者かに襲撃されたらしい。それも100万の兵が一瞬で消え、主は、人間になった」
「そんなバカな‥‥‥」
「こちらとしても他の三人の天使も警戒は強めている。それに‥‥‥あの魔女‥‥‥」
「私の天使魔法を利用されましたね」
「気になりますね」
「‥‥‥あの‥‥‥」
「?」
「アイス垂れてますよ」
ラファさんはアイス好きなのだ。
「にゃあああああ私のバニラアイスがぁぁ」
「何はともあれ‥‥‥あいつはまた私に挑んでくる‥‥恐らく私を超えてそれまでに私も鍛えなくては」
「‥‥‥良い師匠になりましたね」
「弟子なんてとってませんよ!!」
明日も更新します!




