第44話 第2章 プロローグ
初めに、【物語の先にあるものは】をお読みいただきありがとうございます。
今日から新章のスタートです!マイペースに更新できたらなと思いますよろしくお願いします!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
登場人物
魔女:ある目的のために物語を創る人、執筆者。神出鬼没で何を考えているかわからない。一応、主人公。
目を覚ますと周りは真っ暗だった。
ふと胸に違和感があったので、手を当てた、心臓の鼓動がなかった。
な、なんで…?
「こんにちわ~」
何もない無の空間で声が響いた。
「あなたは‥‥‥?」
「あらあら‥‥私の事を忘れたんですか?新堂あかりさん」
「っ!!!!!!」
魔女‥‥‥!?
なんで此処にいるの!?
「な、何ですか?」
怖い。
「いや、別に?」
「別にって‥‥‥いや‥‥そんなのはどうでもいいのです。たっくんは!?」
「え?匠さんは‥‥‥お星さまになりましたよ」
こ、この人‥‥‥。
「ふ、ふざけないで!!」
「っ!びっくり。まぁ、落ち着いてください」
「この‥‥」
私は、どうなるかわからないが魔女に向かって‥‥。
「はぁ‥‥‥作者に似るのは辛い事ですね。よっと」
魔女は杖を出し、私の首に向ける。
「匠さんと同じ結末になりたくないのなら、そして本当に助ける意思があるのなら、私のいう事を聞きなさい」
この人‥‥何が目的なの?
私は魔女の指示に従った。
「良い子ね‥‥‥」
「‥‥‥それで‥‥私は何をすればいいの」
「物語をつくってほしいんですよね」
何を言っているのでしょうかこの人は。
「うーん‥‥‥ごめんなさい。あなたが何を言っているか全く理解できない」
「掻い摘んで話すとね。私が物語にあまり関わらない方がいいのかなって思ったんですよ」
「物語?」
「そっか、あなたはまだわからないのでしたね。ちょっと長くなりますが良いですか?」
そう言うと魔女は、いままであった事、たっくんとの出会いや3つの掟の事を話してくれた。
「ねぇ‥‥‥あなたって最低ね」
「誉め言葉ありがとう」
この人に何を言ってもダメなような気がしてきた。
「わかった。あなたに協力してあげる。そして約束、たっくんを‥‥」
「そこまでは保証はできません、運命は自分の手で変えるものです。あなたの強い意志があれば匠さんを救えるのではないでしょうか」
「っ‥‥‥」
「じゃあ、本題に入りましょう。新堂あかりさんあなたには、冒険の物語を創ってほしいのです」
「冒険?」
「えぇ、色々な国に行って色々な体験をしてほしいんですよ」
「本でよくみるあんな感じで良いの?」
「そうですね!」
「それだったら良いの‥‥‥かな?」
「そして、あなたには魔女の能力をあげましょう」
「え、いらない」
「‥‥‥」
「なんで、あなたと同じにならなきゃいけないのよ」
「あかりさん。これ見てください‥‥‥」
魔女は杖を振り、カプセルのようなものをだした、その中には‥‥‥。
「なんか動いてる‥‥‥」
「はい、動いてますね。これあかりさんの心臓です」
「え?????」
「さっきあなた胸に手を当ててたじゃないですか」
たしかに手を当てた。鼓動はなかった。
「理解できました?やろうと思えばあなたなんて一瞬で‥‥‥」
「結局私は、逃げられないって事か‥‥‥あぁ…わかりました。魔女になりますよ!」
「ありがとうございます」
「でもなんで魔女なの?」
「楽じゃないですか?魔法使えるし何かあれば魔法でなにか解決できるじゃないですか?」
「巫女とか、剣士とか‥‥‥そういうのがいいんじゃないの?」
「え?そんなの魔女の方が可愛いじゃないですか」
「どんな理屈なんですか!」
「まぁ、良いでしょう。とりあえず、魔女服とか杖を‥‥‥」
魔女は、杖を置き今度は手で何か模様なものをつくる。魔女って、もしかして万能なの?
「はい、終わりました」
鏡をだし魔女は私にその姿をみせた。
「わ‥‥可愛い‥‥」
「魔女も案外良いでしょ?」
「う、うん」
「ふふっ」
「そ、そんな事はどうでもいいんですよ!それよりあなたが言う物語の冒険それは終わりはいつくるの?」
「そうですね‥‥‥わかりません」
「わかってよ!終わりが見えなきゃ意味ないじゃない」
「じゃあ、自然に冒険していて自分が本能的に終わりなんだろうなって所が終わりなんじゃないですか?」
「え?」
「でも今から終わらせようとしても終わらないですし経験を積んでください」
「‥‥‥わかりましたよ」
「ご理解早くて助かります。そういえば名前とか入ります?」
「名前?」
「通り名みたいな感じです○○の魔女みたいな」
「いらないです‥‥‥カタカナでアカリでいいですよ。めんどくさいですし」
「じゃあ、アカリさん。冒険の旅へゴー!」
「????????????????」
魔女は、手を叩くそして‥‥‥。
「ちょっ‥‥‥雲の上‥‥‥落ちるーー!!」
「頑張ってね~」
そんな感じで、私の冒険は始まった。
たっくんを取り戻す目標を抱えて。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ふぅ…なんか無理やりですが何とかなりましたか」
私は、本のページを開きこう書き足す。
『物語の先にあるものは。 第2章 ショウジョノ冒険』




