第43話 エピローグ 残された者
この度は、物語の先にあるものは第1章恋という名のパンドラノハコをお読みいただきありがとうございます。
私事ではございますが初投稿から再投稿まで期間約4年、ずっとこの第1章から抜け出せないままでした。形は不格好ですがようやく完結できた事、ほっとしております。
ただ、物語が終わったという事はまた始まります。そういえばこの作品一応3章だてなんですよね‥‥長い道のりです。
まだまだ終わりません。いつ力尽きるかわかりませんがまたみて下さるととても嬉しいです!
これからもよろしくお願いします!
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登場人物
魔女:ある目的のために物語を創る人、執筆者。神出鬼没で何を考えているかわからない。助言等で、今後でるキャラクターと関わっていく。本編、物語の先にあるものはの主人公。
最終節主要人物
市川匠:あかりを助けるためにやり直しをした。掟の全て終え最後の戦いに向かう。
新堂あかり:主人公の市川匠の彼女、現時点では幼なじみである。とても優しく可愛げのある娘しかしながら天然もちょっぴり入っている。二年生
生徒会メンバー
花宮さくら(咲良)、元魔女。誰とでも交流できる性格。三年生
篠原ゆき(由紀):天才と言われた少女であり元研究者。今は研究者を引退している。一年生
「な‥‥‥魔女、あいつ‥‥‥」
私達は、元いた世界に戻りこっそりと二人の後をつけていた。
そして、この状況になり花宮会長は、いままで見せた事ない表情をしていた。
私は、その結末を見ているしかなかった。
何もできなかった、いやできなかったのだ。
「‥‥‥緋色の悪魔‥‥‥」
私は、ボソっと魔女のその姿をみて呟いた。
緋色の髪の毛をした魔女は、そのまま匠さんの元に近づき‥‥手に持っていた杖でとどめを刺した。
血が飛ぶ。
「‥‥‥さて」
え?今こちらを向いた?
「っ‥‥‥」
魔女がこちらに気づき、杖をこちらに向ける。
「か、会長‥‥逃げないと」
「遅いよ、可愛い娘たち」
放たれた魔法、私は最期を悟り目を閉じた。
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「‥‥!?」
「ふむ。時の魔女が覚醒したか」
目をあけると、バリアのようなものが私を守っていた。
そして後ろには‥‥‥。
「か、会長?」
振り返ると、魔女服を着て杖を手に持っている会長だった。
「あかりちゃん!大丈夫?」
「は、はい‥‥‥」
「一旦、ひくよ‥‥《stop the time》」
そう言うと、私と会長の以外の時間が止まった。
「あかりちゃん、手を!」
「は、はいっ!」
「うまくいくかわからないけど・‥‥《teleport》」
そして私達は、この場から瞬間移動をした。
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「‥‥‥《カグツチ式》」
髪の毛が更に緋色になり時が止まった空間が燃え、元に戻る。
「逃げられましたか‥‥まぁ‥‥この物語は終わりを迎え、登場人物はこの物語から退場する、そして次の物語に足を踏み入れている、さて‥‥‥主人公は誰に‥‥‥なんてね‥‥もう決まっているんですよねうふふ」
私は、放っていた緋色のオーラを落ち着かせる。
そして、本を手に書き始める。
『それぞれの少女と少年は、恋をし泣き、笑い、真実を知り、絶望をする。恋というのは、愚かだ。人を狂わせる。だが、それを見ているのは楽しいのだ。だから開けてはいけないんだよパンドラノハコはーーー』
「中々の出来ではないのでしょうか、《Overwrite》は発動はしたものの‥‥あちらはどう動くか‥‥‥いや‥‥‥動かないか‥‥‥恐らく、私が3つの物語を完成させる時に動くでしょう」
すると、何かが来る気配がした。
身構えはするが、そんな事をしなくてもよかったようです。
「あわわ‥‥なんか思ったよりひどい有様になってます」
「あなた方ですか」
同じ魔女のフィーネさんとプリンスさんだった。
「‥‥やっと1つ目が終えたのね。強引に終わらせていますが」
フィーネさんはそういう。
「えぇ、やっとループから抜け出せましたよ。全体の内容がどうあれ、進む事に悪い事はありませんから」
「慢心はしない事ね」
「あら、褒めてくれないんですね」
「別に」
「けど、来てくれたんですよね」
私は、フィーネさんを見る。
「‥‥‥」
「あの‥‥‥私もいるんですが‥‥‥」
「‥‥‥」
「‥‥‥」
「ちょっちょっと無視しないでくださいよ~」
「あぁ、ごめんなさいプリンスさん」
「あなた、さっきちらって呟いてたけど今回の事であの人動くかもしれない‥‥それだけは注意してって言いたかっただけよ」
「そう。ありがとうございます。もしもそんな事があったら‥‥‥その時の私に懸けます」
「相変わらずね」
「ふふっ、ありがとうございます。さて、そろそろ戻りますか」
「そうね」
「2人でやっぱり盛り上がってる!ずるい~」
私は、転がっている匠さんの死骸に背をむけ、この物語のページを閉じた。
~第1章 恋という名のパンドラノハコ~ 完
キャラクターデザインをしてくれたS氏に感謝を。
そして、この作品を呼んでくださった皆様に、最大の感謝を、少しでも面白いって思ってくれたなら幸いです。




