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物語の先にあるものは  作者: 峰尾ゆい
最終節 恋という名のパンドラノハコ
42/87

第38話 再構築魔法

登場人物

フィーネ:魔女の1人。色々と謎深い人何を考えているかわからない。死という単語に敏感な魔女


プリンス・サーニ・アナニスト:同じく魔女の1人。明るく、他の魔女とは少し違う雰囲気をだしている。彼女もまたある目的のために物語の完成を目指している。


最終節主要人物

市川匠:あかりを助けるためにやり直しをした。掟の全て終え最後の戦いに向かう。

新堂あかり:主人公の市川匠の彼女とても優しく可愛げのある娘しかしながら天然もちょっぴり入っている。二年生


生徒会メンバー

花宮さくら(咲良)、元魔女。誰とでも交流できる性格。三年生

篠原ゆき(由紀):天才と言われた少女であり元研究者。今は研究者を引退している。一年生

ここは魔女の間。


「プリンさん、状況はどうなっています?」


私は、同じ魔女のプリンス・サーニ・アナニストさんに声をかける。


「‥‥あわわ、なんかすごい事になってますよ」

「彼女、相当焦ってるわね」

「焦ってるとはいえまだ一つ目で《Overwrite》なんか発動したらまずいでしょ。最後だからってぶっ飛ばしすぎでしょ」

「‥‥‥っ」

「まぁでも私は、関係ないしいいかな」

「しかし《Overwrite》を発動したという事は、すくなからず歪みできる、となると‥‥‥」


あの方に消されるって騒ぎではない。

ただ、あの魔女とあの方‥‥‥いやあのバケモノとは何かしら関係がある。


「フィーネ?どうしたの」

「ちょっとね。もしかしたらあのバケモノが動くかもしれないかと」

「げ‥‥‥()()()()()()様の事か‥‥‥それは勘弁してほしい、最初の魔女だからって‥‥‥」

「プリンスさん!」

「っう‥‥‥」

「それ以上は、いけませんよ」

「す、すいませんでした」

「彼女は、いつだって私達をみている。この秩序を守ってる、でも‥‥‥‥」

「でも?」

「あなたはきっと大丈夫だと思うわ」

「え?」

「アメノミナガは、自分の世界を変えられるのが嫌なんだよ。いい機会だしこれを」


私は、身にまとった服を脱いだ。


「あぁ‥‥それ‥‥身体が半分‥‥‥消えかかってる?」

「そうね消えかかってるけどまだ存在してるかな」

「な、なんで‥‥?」

「その昔、私も《Overwrite》を発動したのよ」

「‥‥‥」

「それで発動して少しこの世界が歪んじゃったんのよね。そしてアメノミナガにバレてそこでドカンった一発よ」

「うわぁ‥‥‥」

「そして、私は負けた。ただでさえ《Overwrite》で命と魔力を削れてるのそれにアメノミナガに》《Overwrite》返しされたわ」

「えっ」

「それがこの結果、身体を半分こんな状態にさせられた」

「‥‥でもあれなんですね。消されてはないんですね?」

「そうね、そこは運がよかったのかもしれないし、そう仕組まれたのかもしれない」

「まぁ、《Overwrite》は軽々しく使わない方がいいって事って言いたかったのよ」

「き、肝に銘じます」

「さてさて、久方ぶりの登場でいっぱい話しちゃったけど。物語の続きをみようか」

「フィーネさん一体誰に言っているんですか‥‥‥」

――――――――――――――――――――――――――――


生徒会室。


「すいません遅くなりました」

「も~遅いですよ匠さん!」

「ごめん由紀ちゃん」

「ん、気にしないで師走の時期だしバタバタするのは仕方がない」

「会長、師走で忙しいって言ってるわりには、私達生徒会役委員4人しかいないじゃないですか」

「あはは」


俺が所属している生徒会、役割的には結構人数がほしいのだが4人しかいない、募集はしているのだが好き好んで入る人はいなかった。


「あ~もうすぐで冬休み、そしてクリスマスが近いですね~」


由紀ちゃんは、カレンダーを見て呟く。


「確かに」

「匠さんはクリスマスに予定はあるんですか?」

「こらっ由紀ちゃん人のプライベー‥‥」

「ん?だってあかりさん付き合ってるんですよね?」

「え、あぁ‥‥‥」

「どうかしました?」

「いや‥‥‥クリスマス‥‥どうあかりと過ごそうかなと考えて」

「はぁ~贅沢悩みですね!」



「すいません。日直で遅れてしまって」


遅れてあかりがきた。


「あかりちゃん今日も可愛い」


会長が、あかりに抱き着く。


「ひゃっ、会長‥‥そんなことないですよ」

「‥‥‥良い」


カシャっ、カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ。

由紀ちゃんは、携帯で連写をしている。


「あかり!」

「ど、どうしたのたっくん」

「クリスマス、一緒にデートを行こう」

「え‥‥‥」


会長は、察したのかあかりを離した、そして由紀ちゃんと会長は言う。


「大胆」







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