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物語の先にあるものは  作者: 峰尾ゆい
第3節 始まりの場所
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第33話 ワタシハ誰、私のソン在トハ?

登場人物

魔女:ある目的のために物語を創る人、執筆者。神出鬼没で何を考えているかわからない。助言等で、今後でるキャラクターと関わっていく。本編、物語の先にあるものはの主人公。


第3節主要人物

柊えみ(恵美):篠原由紀につくられたアンドロイド。その見た目は、人間と変わらない。

篠原ゆき(由紀):天才少女と言われた少女であり研究者。今は研究者を引退している。



市川匠:第1章、恋という名のパンドラノハコの主人公 二年生

新堂あかり:主人公の市川匠の彼女、現時点では幼なじみである。とても優しく可愛げのある娘しかしながら天然もちょっぴり入っている。二年生


生徒会メンバー


生徒会長:花宮さくら(咲良)、三年生


新聞部

部長:時風さゆり:魔女から生まれた物語を進めるモノ。

彼女は、走り出した。

私はそれを止める事はしなかった。


「追いかけなくていいんですか?」


隣にいた魔女は、私の顔をみていう。


「だって、彼女の行く先には‥‥‥きっと」

「‥‥‥はじまりの場所ですかね」

「うん‥‥‥でも、本来なら研究室だけど何故?‥‥‥いや‥‥原因は掟‥‥」

「まぁ、掟には逆らえないですからね、仕方ないです。それに今回も篠原由紀さんには、重い選択をさせてしまった。今回はどうするのかまた心を閉ざすか、もしくは‥‥‥」


私は何も言えなかった。

前回の事はよく覚えている。

由紀ちゃんはそのまま心を閉ざし、命を絶った。

おかしな事にその後の記憶がない。

ごっそりと持っていかれたように‥‥‥9割は魔女が何かをしたのだろうが。

今は、そんな事を考える余裕はないから今は前向くしかない、同じを事を繰り返そうとしている現状を変えるしか。

そして今さらながら全てを由紀ちゃんに話をしてしてよかったのかと自分に問う。

選択を間違えたと思いたくない。

次こそは、必ず。


「今回、匠さんはどうするんですかね」


魔女が妙な事を私に聞いた。


「今回は、彼は何もできないでしょう、それに私達には直接かかわりも本当にないし由紀ちゃんと彼女の問題なので」

「‥‥‥あなたがそういう考えなら、一応伝えときますよ」


相変わらずなにを考えているかわからない魔女。

しかし、魔女の事を考えてはいけない。

魔女の役割、それをどことなく覚えているからきっと彼女は。


「見届けますか」

「そうですね」


そして、私達は、始まりの場所に向かった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


市川匠view


「あの時と‥‥‥あの時と同じように私は、いなくなろうかなって思います」


その言葉と同時に、風が強く吹いた。

俺には、何もできないが進めないと始まらないそうしないとあかりが‥‥‥やらなくてはいけない。


「柊先輩‥‥‥また逃げるんですか?」

「えっ」


不意をつく俺の発言に少々驚く柊先輩。


「それって‥‥‥どういう意味‥‥‥」 

「そのままの意味ですよ。また何も言わずにどこかに行くんですか?」

「そ、そんな事は私は‥‥‥」

「ちゃんと‥‥‥向かいあって話あった方が良いと思いますよ」

「‥‥‥それで許してくれるなら‥‥‥良いですよ‥‥‥!」

「っ‥‥‥!」


そして、柊先輩は俺の裾を掴むとその後、腕をつかんだ。


「所詮私は、機械なんだ!汎用って言っても人の心はわからない!感情をうえられた?ふざけないで、自分がなにをしたいのかわからないの!人の気持ちがわからないの!」


必死に言葉紡ぐ、柊先輩。


「じゃあ‥‥‥由紀ちゃんに思っている事を全部、全部伝えた方が良いと思いますよ」

「‥‥‥どんなにひどい事を言っても?」

「えぇ‥‥‥大丈夫だとおもいますよ。由紀ちゃんにひどい言葉言うんですよね?それを認識しているなら大丈夫ですよ」

「っ!意味がわからない」


先輩は、俺の腕を掴むのやめ、涙を拭いた。

そして。


「わかりました。失敗したら全力であなたを恨みます‥‥‥」

「それは嫌ですね。でもいってらっしゃい」

「ありがとう‥‥‥いってきます」


俺は、最後であろう彼女の後ろ姿を見送った。

多分、今回は俺が居なくても決着がつくだろう。

だから、きっと次は俺の番だ‥‥‥。


「あかり…‥‥」


あの時から後悔をした。

ようやく、たどり着こうとしている。

このまま、無事に終わってくれればと願いながら。

補足:人工知能について。実際の人工知能とは異なるため多少表現違いがあるかと思います、この世界での人工知能の表現ですのでご了承ください。

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