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物語の先にあるものは  作者: 峰尾ゆい
第3節 始まりの場所
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第30話 最後の掟 始まりの場所、伝えべからず

登場人物

魔女:ある目的のために物語を創る人、執筆者。神出鬼没で何を考えているかわからない。助言等で、今後でるキャラクターと関わっていく。本編、物語の先にあるものはの主人公。


市川匠:第1章、恋という名のパンドラノハコの主人公 二年生

新堂あかり:主人公の市川匠の彼女、現時点では幼なじみである。とても優しく可愛げのある娘しかしながら天然もちょっぴり入っている。二年生


生徒会メンバー


生徒会長:花宮さくら(咲良)、三年生

広報:柊えみ(恵美)、三年生・篠原ゆき(由紀)、一年生


新聞部

部長:時風さゆり:魔女から生まれた物語を進めるモノ。

「それで、内容は?」


明るい話から一転。私は、真面目モードになった。


「今、伝えても大丈夫なのですか?」

「あかりちゃんと匠くんには、後で伝えときます」

「分かりました」


時風さんは文書を読み始めた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ここの文書を、読んでいるということは霊の少年の掟がおわったということだな。

そして同時にそれに関わった人が消えてしまった。

最後の掟、始まりの場所、忘れてはいけないもの…‥それを思いだせ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「と書いてあります」


そして時風さんはその文書をポケットにしまった。

時風さんは魔女が生み出した進めるモノの一人だ、だけど特に何もしてこなく進めるだけで警戒をする必要もないので今でもこうして付き合ってくれている。

さて、まず気になった点として霊の少年と関わった人が、消えたという所。

そして、始まりの場所か。


「あの‥‥‥霊の少年って私の知っている人でしたか?」


すると、横で聞いていた由紀ちゃんがその事を聞いてきた。


「‥‥‥二人いたのよこの生徒会に」


私は、ありのままの事実を伝えた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「嘘でしょ」


会長から、二人の生徒会役員が消えたとだけ伝えられ動揺を隠せなかった。

ただ、誰が居なくなったかは教えてくれなかった。

何か考えあるようだが意図はわからなく気になって仕方なかった。

私には、何故か記憶がごっそりと持ってかれたたかのように記憶がなかった。

記憶には自信があったはずなのに。

そしてあの時の図書館の記憶もない‥‥‥一体全体どうなっているんだ。


「私も記憶にはないわね」


同じく記憶になかったのは柊先輩だった。


「そう‥‥‥まぁしょうがないか」


会長はないのは当たり前のような雰囲気で言った。そして、悲しい雰囲気を出しながら。

彼女は喜怒哀楽がとてもわかりやすい人なのだが。

ここ最近は哀が多いような気がして。


「それはそうと、由紀さんなにか最近変わった事はありませんか?」

「え?」


急に、時風さんが質問をしてきた。


「いえ、特には‥‥‥」

「そうですか」


時風さんは、少しの変化も逃さない人だった、こんな感じに直接聞いてくるのも珍しくもない。

会長も、時風さんも何を考えているのだろう。


「そうですか、では同じく聞きます。柊さんあなたの方は?」

「これは言うべき事なのか言わないべきかわからないんだけど不思議な夢をみたの」

「夢、ですか」

「そう夢、なにか誰かと過ごしていたような夢で、だけどその誰かはわからないの」

「そうですか」

「でも、この掟とは全然、関係ないと思うし」


柊先輩はそういうと、いつものように本を読み始めた。


「まだ進展はなしか‥‥‥時風さんありがとう」

「はい。またなにかありましたら。失礼します」


時風さんはお辞儀をすると生徒会室から出た。


「まぁ‥‥‥今は、掟の事は一旦置いといて本来あるべき姿の学校行事に目を向けましょう」

「そうですね」


会長の一言でぱっと切り替わる。

この人は私以上にすごい。

なにもかも先を読んでいる。


「なんかそういう能力でもあるのかな‥‥‥」

「ん?由紀ちゃんどうしたの?」

「あ、いや!なんでもありません」

「そう、それならいいけど」


また、思った事を口にしてしまった。

これが私の悪いところ、いや直らないところなのかもしれないな。


「よし。じゃあ、文化祭のお話その事について‥‥‥」


そう季節は、夏を過ぎ文化祭の時期がある秋になっていた。

文化祭も大事だが、ちょっと気になった事があった。

時の少女は春の事だった。

霊の少年は夏の事だった。

後期が始まり、秋に文書が現れた、これは何か法則性があるのか。

そして掟の対象が、私ではない事を祈るばかりであった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ヤバイ‥‥‥。もうこんな時間になってしまった」


クラスでの文化祭の出し物のクラス会議が予想以上に伸び生徒会活動終わる時間になっていた。


「たっくん急いで急いで」

「うん」


ガチャっ。


「すいません会長!遅れました!」

「え?」


そこには呆然と立ち尽くす会長と、そして‥‥大泣きをしている柊先輩がいた。

そして会長は俺とあかりに言った。


「‥‥‥私は‥‥‥もう心が折れそうだ‥‥‥」


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