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物語の先にあるものは  作者: 峰尾ゆい
第3節 始まりの場所
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第3節 第28話 魔女から彼女へそして動き出す

登場人物

魔女:ある目的のために物語を創る人、執筆者。神出鬼没で何を考えているかわからない。助言等で、今後でるキャラクターと関わっていく。一応、物語の主人公ポジション


市川匠:第1章の主人公 二年生

新堂あかり:主人公の市川匠の彼女、現時点では幼なじみである。とても優しく可愛げのある娘しかしながら天然もちょっぴり入っている。二年生


生徒会メンバー


生徒会長:花宮さくら(咲良)、三年生

広報:柊えみ(恵美)、三年生・篠原ゆき(由紀)、一年生


新聞部

部長:時風さゆり。三年生

まず初めにすべての事を回収してから次の話を始めようじゃないか。

何故、彼女が霊の少年の元に行けたのか‥‥‥。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


屋上。

霊の少年が消え、静けさが広がる。


「うっ‥‥‥何で‥‥‥私を置いてかないで‥‥‥」


大原さんはずっとずっと泣き叫んでいる本当なら寄り添うべきなのかもしれないが、俺にはその資格はない。

俺は、大原さんの彼女ではないから。


「っ‥‥‥そ、そこに‥‥‥そこにいるんでしょ‥‥‥魔女」

「はい。なんでしょうか」

「私の命を捧げるから私を‥‥‥私を‥‥‥彼の所に」


魔女は、少し考えそして。


「いいですよ。だって、元々あなたも消える運命ですし。どうせ後で消そうかなとおもったんですが」


魔女は、本を出しなにかを上書きをして書いていた。


「な、魔女おまえなにしてんだ」


俺は、反射的に叫んでしまった。コイツ一体何を考えている。

手を伸ばし、手に持っている本を奪い取ろうとした瞬間。


「匠さん落ち着いてくださいよ~。サービスタイムですよ。少し眠っていてください」

「おい!待て‥‥‥うっ‥‥‥」


魔女が何か魔法的なものを発動し。

意識が‥‥‥。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


「さて、邪魔な人は消えました」

「こ、これは‥‥‥」


私の身体が強く輝きはじめている。


「たまにはこういうの良いかもしれませんね。最後ですし、彼を頼みましたよ」

「あ、ありがとう‥‥‥魔女‥‥いや‥‥‥私の神様‥‥‥」


先輩、今行きます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「神様か‥‥‥久しぶりに呼ばれましたね」


消えた彼女を見送り私は、眠らせた匠さんの記憶の一部を消す。


「匠さん!!起きてください!」

「ん‥‥‥俺は‥‥‥どうしてたんだ‥‥‥」

「審判の時が終わったと同時に倒れてしまって‥‥‥」

「え‥‥‥塚田先輩と大原さんは!?」

「‥‥‥少年はいなくなりその後、大原さんも‥‥‥」

「なんて‥‥‥事をしてしまったんだ‥‥‥」

「気に病むことではないです。消えてしまっても彼らは一緒なのですよ」

「本当に良かったのか?」

「匠さんの判断は正しかったじゃないのですかね?これで一歩進めたのなら」

「そうか・‥‥魔女がそう言うなら」


時の少女の時もそうだったが、納得のいかない終わり方であって何かに気づきそうで気づかない思いもした。

そして塚田先輩に言われた事もなんだったか忘れてしまったのであった。


「匠さん。あと一つですね」

「‥‥‥あぁ」


力のない返事をする俺。


「‥‥‥お疲れですか?」

「そうだな‥‥‥ちょっと疲れたかもしれない、でもあかりのために俺は、進まなきゃいけないからな、やるしかない」

「そうですね。二度と後悔しないようにしなければなりませんね」


魔女はそう言うとまた何か動きがあった時にと言い残しフラフラと、どっか行ってしまった。

そうこれはもう次の掟の始まりの合図でもあったその時の俺は、なにも知らなかったのだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


魔女の間。


「後、ひとつの掟を終えたら主人公、市川匠さんの物語になりそれを見届ける」


それが私の目的の一つであり、最初の物語の完成だった。


ただ、気がかりの事があった。霊の少年の最期の時の話についてだ、いつもは最期を見る時干渉をするのだが時の少女の時はできなかった。

前回はできたのに‥‥‥。


「‥‥‥一体誰だ‥‥‥私より上の存在?」


ただ、その力が働いてるという事は‥‥‥アイツが?‥‥‥いや‥‥‥アイツが私たちの事を干渉するはずがない。

謎の深まるばかりであったが、時が来た時にでも問いただしいてやろうと今はそう思う事しかできなかった。



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