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物語の先にあるものは  作者: 峰尾ゆい
第2節 霊の少年
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第27話 第2節 エピローグ 霊の少年の物語の先にあるものは

登場人物

魔女:ある目的のために物語を創る人、執筆者。神出鬼没で何を考えているかわからない。助言等で、今後でるキャラクターと関わっていく。一応、物語の主人公ポジション


第2節主要人物

副会長:塚田まさき、三年生。2節の主要キャラ。掟における霊の少年。

書記:大原かえで(楓) 二年生 2節の主要キャラ。真面目ちゃん。



市川匠:第1章の主人公 二年生

新堂あかり:主人公の市川匠の彼女、現時点では幼なじみである。とても優しく可愛げのある娘しかしながら天然もちょっぴり入っている。二年生


生徒会メンバー


生徒会長:花宮咲良、三年生

広報:柊えみ(恵美)、三年生・篠原ゆき(由紀)、一年生


新聞部

部長:時風さゆり。三年生

「うっ‥‥‥ここは‥‥‥」


俺は、目が覚めた。

ここは何処だろうか俺は、消えたはず。

それとも俺は天国にでも向かっているのか?

ふと下をみると学園の屋上が見えるそしてうっすらだが、彼とそしてかえでが見える。


「そういえば‥‥‥忘れていた。今、力はつかえるかな」


ぐっと拳に力を入れるが、力はでなかった。


「やはり‥‥‥だめか‥‥‥戻すことができない‥‥‥となると、自分は他人から忘れられるって事になるんだなでも‥‥‥」


魔女曰く、掟に関わっている人は覚えているらしいが。

かえでは俺の事を‥‥‥でも仕方ないか。

でも、まぁ選ばれし者を次のステップに進められた事、かえでを救う事ができた。

何かしらの役には立てたと思う。

それだけで十分じゃないか。

だんだんと遠くなっていく。

意外と天にのぼるのは早いんだな。

‥‥‥。

‥‥‥‥‥‥。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。

完全に消えるのって結構焦らしがある天にのぼりはじめてから大分、時間も経っている、いつのまにか学園も、見えなくなっている。

かえでは今、なにをしているのだろう。


「気分はどうですか?」


誰かの声が聞こえる‥‥‥いや‥‥‥この声は‥‥‥。


「魔女‥‥‥」

「いや、まぁこういうのってなんか見送らなきゃいけないじゃないですかいつも入れたんですが前回、何故か如月つぼみ先輩の時は、誰かから干渉されていて入れなかったんですよ」

「え‥‥‥それは本当なのか?」

「えぇ‥‥‥」

「お前ほどの能力持っていてそれで干渉されて入れなかったってそれはまずくはないか‥‥‥」

「えぇ、わかってます。ただ私が知っている魔女ではないはずです。()()()()達はまだ完全じゃないですからね。恐らくは別の存在でその干渉能力に特化している‥‥‥魔女‥‥‥」

「お前も大変だな‥‥‥」

「まぁ、魔女業を始めてから、色々と大変ですよ」


ふふふと笑う魔女。何もしゃべっていなければ。とても可愛いのになと‥‥‥。


「あら、私を見つめてどうしました?私に惚れました?」

「あぁ惚れたよ。お前が魔女じゃなかったらな」

「あはは、嬉しいです」


魔女は少し嬉しそうにしている。


「そうだ、完全に消える前に聞きたい事があったんだがいいか?」

「ええ、どうぞ」

「魔女‥‥‥お前はなんでこんな事をしているんだ」

「‥‥‥」


沈黙が続く、そして続くと同時に、だんだん意識が遠のいているのを感じる。


「‥‥‥からです‥‥‥」

「え‥‥‥それって嘘だろ」

「本当ですよ。今回は、ちゃんと教えました。もうこれで最後ですからね。そしてこれ以上話せません」

「嘘だろ‥‥‥そんな‥‥‥そんなのってありかよ‥‥‥」


魔女の目的。そして誰もわからなく明かされない魔女の過去を知り、今の俺の脳内では処理しきれなかった。

こんな事あって‥‥‥。


「魔女、お前‥‥‥」

「そうですね、私にとって、まだまだ出発地点にも過ぎないですよこの物語」

「‥‥‥」

「おっと忘れてたこれをかえでさんに渡すよう言われてました」


魔女は、あの本をしまっているポケットの逆をごそごそし、レコードプレイヤーを差し出した。


「ん?なんだこれは」

「かえでさんのものです」

「え、かえでの?」

「実は、審判の時の前日、かえでさんの呼ぶ声がきこえて、行ったんですよそしたら、かえでさんはこう言いました。信じたくないけどまさき先輩が消えるのであれば‥‥‥その時はこれを渡してほしいと、多分消えるってなったら、うまく話せないと思うから。ずっと泣いてると思うから‥‥‥と」

「‥‥‥」

「かえでさんから渡されたものそれがそのレコードプレイヤーです。今時レコードプレイヤーってふふっロマンティックですね」

「かえで‥‥‥」

「さて、私はこの辺で‥‥‥。お元気で霊の少年‥‥‥」

「あ、待て魔女!!!!!」


呼び止めようとしたが魔女は、いつの間にか消えていた。


「‥‥‥来るときも突然‥‥消える時も突然って‥‥‥まぁ良いもらったものだ聞いてみるか・‥‥」


俺は、レコードプレイヤーの再生ボタンを押した。



‥‥‥まさき先輩‥‥‥聞こえてるかな?


「かえでの声だ!」


もし‥‥‥もし‥‥‥このレコードプレイヤーを聞いているのだとしたら。もう私の隣には、まさき先輩がいないと思う。

それと何を言おうかまだ何も決まってない状態で、これを録音しているからなにかたどたどしいと思うけど、許してね。

あのね、私はうれしかった、あなたと恋人になれて、とても短かったのかもしれないけど。一緒に笑ったり泣いたり、そして色々と大人になったり。

本当に好きだった。初めはなんだろうこいつって思ったんだけど、いつの頃からだろう。あなたに恋をしていた。理由はわからないけど恋をした。ドキドキしたの。

それもあってね、だからね、ずっと一緒にいたかった。

でも思ったの、あなたが霊の少年だった。それを聞いた時、だめなのかなって思った。

役目を終えたらいなくなっちゃうってそう思ってたの‥‥‥。

だからね、まさき先輩とお別れすることになっても‥‥‥私は‥‥‥私は‥‥‥前をみるよ!

会えなくてもずっとずっと思っているよ!絶対に忘れなんかしない!

それと‥‥‥私だけじゃなくて他の人も!!


え~こんにちは、塚田君あまりにも退場がはやいんじゃないか。まだ、君と彼女のイチャイチャの日常がみたかったよ。

まぁしょうがないね来世会おうじゃないか、ははは。


「こ、この声は柊!」


今度は私の番ですね!塚田先輩!なに、可愛い彼女を残してどっか行っちゃうんですか!ツインテールかましますよ!

まったく‥‥‥でも、っでもやっぱり寂しいですよ‥‥‥先輩‥‥‥またどこかで会ってバカな事をしましょう。


「由紀ちゃん‥‥‥」


新聞部の時風です。ご無沙汰してます。

塚田副会長‥‥‥。まだ色々と取材たりないので早く生き返ってくださいなまぁ、待ってますよ。


「時風さん‥‥‥ありがとう」


塚田先輩!かえでちゃん待ってますよ‥‥‥あなたがいるおかげで生徒会もバランスがとれていた事、感謝しています。

そして、たっくんが来た時に誰よりも喜んでくれてありがとうございます。

あっちの世界‥‥‥でいいのかな?元気にやってください。


「あかりちゃん‥‥‥」


ほら!たっくんはやく!

おいおい‥‥‥ちょっと待っててば‥‥‥。


「‥‥‥」


まだ、この時点で確定じゃないのに話すのもあれなんですが、ごめんなさい‥‥‥。責任は俺にあります。

ただ、必ずこの掟を終わらせます。どうか、見守っててください。


「ありがとう‥‥‥」


あーえーきこえてる副会長!

私はなにも言わないからね。まぁ、言ってるんだけども。

‥‥‥。

‥‥‥まったくバカなんだから。


「花宮会長‥‥‥」


まさき先輩!みんなの声きこえた?

みんなあなたの事を思っている伝わった?


「あぁ、聞こえてるよ伝わってるよ!」


最後に‥‥‥さよならは言わないまたね!

あぁぁぁ猫さんボタン押さないで!!!!!


何かあったらしく。

プツンっと再生が終わった。


「みんな‥‥‥ありがとう‥‥‥俺は‥‥‥幸せ者だ‥‥‥」


‥‥‥そして、ついにきたか終わりが近い。


カチっ


「え?」


レコードプレイヤーの再生ボタンを押していないのにまた再生された。


「な。なんだろう」


あーあー!

きこえますか!ってデジャブみたいですが。こんにちは魔女です。さっきぶりですね!ふふふ!


「ま、魔女‥‥‥」


えー、本当の本当の最後にですね。プレゼントをあげます。

さぁ目をつぶってね


「‥‥‥目をつぶってって‥‥‥」


俺は、言われるがままに目をつむった。


いくよー3、2、1!はい開けて!


「‥‥‥っな、なんで」


これは私からのサービス。もともと、そういう運命なのよ!それじゃあ!改めて幸せになってね!

ばいばい!

プツンっ

再生がおわった。でも、そんな事はどうでもいい‥‥だって、だって目の前には。


「まさき先輩!来ちゃった」

「あぁ‥‥‥あぁ‥‥‥か‥‥‥」


そこには‥‥‥愛する彼女がいたのだった!


「先輩!私はずっと!あなたのそばにいるよ!大好き!」

「俺も‥‥‥好きだ!かえで!」


俺の‥‥‥霊の少年の物語の先にあるものは彼女がいたーーーーー。

第2節 霊の少年編これにて終了です‥‥。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

次は、第3節でお会いしましょう by魔女

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