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物語の先にあるものは  作者: 峰尾ゆい
第2節 霊の少年
23/87

第19話 幸せな日々を過ごさせて

あけましておめでとうございます

期間空いてしまい申し訳ございません。

今年もよろしくお願いします


登場人物

魔女:ある目的のために物語を創る人、執筆者。神出鬼没で何を考えているかわからない。助言等で、今後でるキャラクターと、関わっていく。一応、物語の主人公ポジション


第2節主要人物

副会長:塚田まさき、三年生。2節の主要キャラ

書記:大原かえで(楓) 二年生 2節の主要キャラ



市川匠:第1章の主人公 二年生

新堂あかり:主人公の市川匠の彼女、現時点では幼なじみである。とても優しく可愛げのある娘しかしながら天然もちょっぴり入っている。二年生


生徒会メンバー


生徒会長:花宮咲良、三年生

広報:柊えみ(恵美)、三年生・篠原ゆき(由紀)、一年生


新聞部

部長:時風さゆり。三年生


保健室の一件から付き合い始めた私こと、大原かえでそして彼氏の塚田まさき先輩。

今回はそんな幸せの日々をお送りしようかなと思う。

次の日放課後、何となく恥ずかしさがあったがみんなにバレないような感じで生徒会室の扉を開いた。


「おはようこざいま‥‥‥」

「おめでとう!」


その声と同時に、クラッカーが鳴らされる。

そこには会長含め、生徒会メンバーそれに新聞部の時風さんもいた。


「うっ‥‥‥」


そして会長のいつも座っている席をみると腕を縛られた塚田くんがいた。


「この状況は‥‥‥一体」

「いやー塚田君が朝からうきうきだったから良いことがあったのかなと思って縛ったり煮たりしてたら吐いてくれたのよ!」

「な、なるほど」

「そんな感じでおめでとう!いや‥‥‥お母さんはうれしいよ」

「会長はお母さんじゃないでしょ!」


ついツッコミをしてしまう私。

そして会長は塚田先輩の所へ行き縛ったロープを外した。


「今日の活動はなし!二人とも今日だけは、何もかも忘れて遊んできなさい!」

「え!」

「いいの!いいの!後は私達に任せて」


ずりずりと押される私。すると塚田先輩が手を握った。


「会長があぁ言ってるんだ行こう!」

「う、うん!」


そして私と塚田君は生徒会室を出た。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

彼と彼女を送りだし途端に静かになる生徒会室。


「これで‥‥‥良いんだよね時風さん」


静かにつぶやく会長。


「はい。こうしなければ、次には進めないのです。そうしないと‥‥‥」


時風さんは、彼、匠くんを見ながら言う。

この先二人がどうなるか真実を知ってしまった私は、その時がくるのを待っているしかなかったのだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


隣には、私の彼氏の塚田先輩、手をつないでいる。

そして校門前で立ち止まる私。


「あ、あの先輩」

「ん、どうしたの?」

「せ、せっかく‥‥‥付き合って‥‥‥、先輩の事・‥‥し、下の名前でよ、呼んでも‥‥‥」


私は、あまり分からないけどよくあるシチュエーション、この一連の流れを言うこんな勇気がいるとしたらすべての女性に花丸をあげたい。

むしろなんで男はこういう事に気が向かないのか‥‥‥。


「いいでしゅか!」


しまったぁ!しゅかってなによ!しゅかって!最悪だ!

急に身体が熱くなり頭から湯気がでそうだ。

穴があったら入りたいというのはこういうことを言うのだと改めて知った。

だけど、先輩は。


「もちろん。大丈夫だよ。じゃあ、俺も下の名前で」

「あぁぁ!もちろんですもちろんいいです!」

「じゃあ‥‥‥改めてよろしく。かえで」


はぁぁぁぁ。嬉しい!恥ずかしい‥‥‥好きな人に呼ばれるってこんなに幸せな事なんだ。


「こ、こちらこそ‥‥‥まさきくん‥‥‥まさき先輩」

「先輩って‥‥‥」

「す、すいません!こ、こっちの方が呼びやすくて!」

「かえでがそれでいいならいいよ!」

「ふぁぁ‥‥‥ありがとう」


自分の名前が呼ばれる度にとろけそうになるくらいに熱くなっていく。

ただ、私は彼の秘密をここで知ることになってしまった。


「先輩どこにいきましょうか」


私は校門を出て後ろを振り向く。そこにはまさき先輩はいなかった。


「ん、あれ?まさき先輩は‥‥‥一体なにしてるんですか?」


なんだかおかしいと思い。私は、学園の中にもう一度入った。


「こ、これは‥‥‥何がどうなって」


瞬きをした瞬間。そこには、悲しそうに私のことを見つめるまさき先輩がいた。


「最初に謝っておくね。ごめん、かえで。色々と目まぐるしく日常が過ぎていって俺も急なことになって驚いている」

「は、はい」


語り出すまさき先輩。私はそれに耳を傾けた。


「頭が良いかえでなら分かるかもしれないけど今、見たように。俺はこの学園から出れないんだ」

「え、そんなことって」

「あるんだよ‥‥‥ほらみて」


まさき先輩は、校門前に手をかざすすると。見えない壁のようなもので塞がれていた。


「な、なんで‥‥‥」

「3つの掟、その2つ目、霊の少年に関わるな。隠しててごめん。その霊の少年は俺のことなんだ」


う、うそだ‥‥‥そんなことって。


「嘘だ!先輩いつものように私をからかっているんですよね私は分かってますよ!!」

「本当だよ」


すると、まさき先輩の身体が少し光消えかかかっているのがみえた。


「こ、これって‥‥‥光?一体なんなの‥‥‥」


もうなにがなんだかわからない‥‥‥展開が目紛るしい変わる。


「消滅光って言った方がいいのかな」

「消滅って‥‥‥消え‥‥‥なんで」

「近いんだよ終わりがでも‥‥‥でも消えなんかはしない!俺は絶対に消えなんかしない!」


大きな声を出すまさき先輩。


「解決方法分かっているんだ。いずれくる約束の時。いや審判の時まで‥‥‥俺とかえでがしっかりと愛し合う事だ」


審判の時‥‥‥。

どこかで聞いたような‥‥‥まさか‥‥‥あの夢!!

あの夢が現実になるということ‥‥‥それを考えるとあの時、私は泣いていて先輩は消えていた。

ということはあまり愛し合わなかったせいで消えたってことなの?なんで???

てことは、その時の私達はそれ以上のことをしなきゃ‥‥‥。


「‥‥‥///」

「だから‥‥‥かえで‥‥‥もっと‥‥‥一緒に」

「い‥‥‥いいですよ‥‥‥私は、私の‥‥‥あげます」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


夜、学園が消灯するまで隠れていた私達。そして生徒会室にはいる。

私は会長に信頼されていたので予備の鍵をもっていた。


「生徒会室で‥‥‥するんですよね」


そう言った瞬間。


「‥‥‥かえで!」


押し倒すまさき先輩。力がつよいでも私は全てを上げると覚悟したので、抵抗はしない。


「ひゃっ。いいですよ‥‥‥先輩の全てを下さい!まさきくんのモノになりたい」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


私達は、その後何度も身体重ねあった。

何度も何度も何度も。そして私は染められ、今まで以上にまさき先輩が好きになり愛おしくなった。

もっと欲しい欲しい。私は彼に欲しいと伝えた。

彼は、うなずき再び身体を重ねた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


日付が変わろうとする。生徒会室。


「まさき先輩、私そろそろ‥‥‥」


お互いに力をつきているのだがそれでさえ愛し続けたくなる‥‥‥。

ずっと一緒にいたい。しかし、家に帰っておかないと両親にいわれるため帰らないといけない。


「そうだね‥‥‥ごめん。こんなことになっちゃつもて」

「いや‥‥‥そんなことはないです。嬉しいです。もう私のモノはまさき先輩のしか受け付けない身体になってしまいました」

私は冗談のようにいう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「じゃあまた明日ね」

「はい」


私は、校門でで先輩がみえなくなるのをみて歩いた。

すると急に風がやみ。時が止まったようにみえた。


「いや、止まっている‥‥‥」


嫌な予感がする。


「こんばんわ。可愛らしい娘がこんな時間に歩いてるのは珍しいね。ふふ‥‥‥いや、殻を破った少女と言うべきかな」

そこにはいたのは、黒色の服、魔女のような帽子を被っていて手には本を持っていた。


「あ、あ、あ‥‥‥」


見たことがある、この人は‥‥‥この人は‥‥‥。


「おや?顔が真っ青ですか大丈夫ですか」

「ま、魔女?」

「あらら、初対面なのですが私のことを知ってくださってるのですね!私も有名になってきましたね。そろそろサインの準備をしてゆくゆくはハ○ウッドスターに....」

「ど、どうして‥‥‥あなたがここに」

「いやぁ彼の、秘密を知ってしまった人にお仕置き‥‥‥したいって思ったんだけど別にする程でもないしあなたに伝えたい事があるんですよね、あなたの秘密の事」

「秘密‥‥‥?私に秘密なんて、待って‥‥‥ま、まさか‥‥‥」


誰にも知られてない秘密。家族と一部の学園の人しか知らない秘密。カノジョは知っているというの?


そして口を開く魔女。


「時間がないんですよね」

「うっ」


そう言われた瞬間、私の身体が光はじめた。


「こ、これは‥‥‥消滅光、でも私は‥‥‥」

「死ぬのはいやなのはみんな知ってるので。この世界では消滅光で死ぬ方が楽でしょって思って、そう書き換えました」


身体があつい。そして意識が。


「ちょっと大丈夫ですか!」


魔女はもうひとつの手にもっているつえをくるっと振った。

すると何故だろう急に楽になった。


「まぁ、残りの時間そして、審判の時まで楽しみなさい。どちらが生き残るかわ彼次第だけど」


そう言うと魔女は消え。風が再び吹きはじめた。

私は、その場で立ち尽くすことしかできなかった。

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