第15話 もう一つのエピローグ時の少女の物語の先にあるものは
登場人物
如月つぼみ:元魔女。花宮さくらと対になる存在。アメノミナガに復讐をするため物語を紡いでいったが魔女によって、それは阻止されてしまった。
そして彼女は力を失いこの世から消滅した。
目の前が真っ白になりとうとう私は消える運命なのだと悟った。
何度も何度も、繰り返した。魔女が他の魔女の物語にはいてはいけないそんな事初めからわかっていたのに何故かいつもそれが抜けてしまう。そして消えるこの時になると私は、残りの力を振り絞って時の魔法をかける。
ただ今はもうその力が、なくなってしまった。
そしてどんどんと消滅光が強くなり私は、最後に花宮さくらをみてこの世から消滅した。
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・・・・・・
・・・
目に光が当たる。身体が天に昇っている感覚がする。
「おっ!やっと起きましたねー」
そこには、あの化け者がいた。
「お、お前は・・・・・・」
「お久しぶりでーす!」
化け物は何故かテンションが上がっており元気に返事する。
「調子はどうですか?」
「見てわからない?最悪な気分だよ」
「そっかーまぁでも、見てよ!目の前の景色を」
アメノミナガに言われるがままに景色を見たそこに広がっていたのは、私が魔女になってから創り出した、物語の世界の風景が広がっていた
「っち‥‥‥これを見せて何になるんだ」
私は、ポツリと呟いた。
「世界は広いが、私達魔女が生み出す物語はもっと広かったりするし狭かったりする。だから魔女業は面白い。如月つぼみ・・・・・・あなたの物語の先には何があった?」
「・・・・・・私の」
唐突な事を言われ唖然とした私、私の物語の先にはか・・・・・・。
「私の物語の先にあったのは・・・・・・」
「無謀な挑戦でそれは叶わぬもの・・・・・・だったかな」
「なるほど。あなたの物語受け止めました。さて、私が見送れるのもここまです」
そういうとアメノミナガは一冊の本を取り出したそしてとあるページに魔法で火をつけた。
「お、お前・・・・・・そ、それは。その本は嘘だろ・・・・・・。う・・・あああああ・・・・」
「さようなら。元気で。そして二度と関わるな。ゴミが。わらわに逆らおうなど死と同等だ」
「クソ…ぜった‥‥‥い‥‥‥ゆる‥‥‥」
言葉言い切る事もなく如月つぼみは完全に消えた。
「これは序章にも過ぎないそしていつかあなたは忘れさられるのよ。どんなに印象に残っていても必ず忘れられるそれはこの世界の掟だからさ」
そう、これは始まりにすぎない秩序維持のためなら邪魔な者は排除しなければならない誰であろうと。
私はその為に。
「はぁ‥‥疲れた。アメノミナガちゃんは疲れたから!ひと眠りしてこよっと!」
一節END




