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【ヨアケマエ】世界の兵器紹介  作者: うにシルフ
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第7.2c3回:【ヨアケマエ】世界の日本戦艦『扶桑』型後編その3

前回からかなりの期間あいてしまい申し訳ございません。

ようやく『扶桑』型強襲揚陸艦の続きを公開できます。

本来ならここで一区切りつけるつもりだったのですが、思った以上に話が膨らんだのと流石に間をこれ以上あけられないと思い「大発格納庫」の説明だけで投稿いたしました。

次回の投稿はもう少し早く行いますのでご容赦ください。

第7.2c3回:【ヨアケマエ】世界の日本戦艦『扶桑』型後編その3



ガ:前回は途中で『扶桑』型の説明を打ち切ってしまい申し訳ありませんでした。

ム:今回は多少長くなってもできる限り最後まで紹介するからみんなも付き合ってね。

ガ:それではまずはいつものように全体的な画像を見てもらってから細部の説明を行っていきたいと思います。今回は灰色線Verの画像にしてみましたので黒地に緑線Verのものと見比べてみて下さい。




挿絵(By みてみん)

/扶桑型強襲揚陸艦




ム:前回は飛行甲板の説明をするところで終わったんだよねえ。だったらそこから話を始めてもいい? 聞きたい事はたくさんあるし。

ガ:もちろんいいけど、何を聞きたいの?

ム:なにってツッコミどころ満載じゃん、あの飛行甲板。まずはアングルドデッキじゃない。改造開始は32年だよねえ。工事が終わるには数年かかるだろうけど、あの子開戦前に完成しちゃうんだよねえ。それなのにアングルドデッキって採用できるの? 発想的にもそうだけど、当時の技術で作れるのホントに(疑いのジト目)。

ガ:むしろ技術的には問題ないのではないかしら。丈夫な梁を作っておけば多少重い甲板を支える事はできるはずよ。まあ重い事で傾きだしたら止まらない可能性はあるだろうけどね。発想的なところについては現在アングルドデッキが用いられている理由ではなく、「船体中心線と平行に飛行甲板を作ったら張り出す部分が大きくなって転覆しやすくなるから斜めにする事により張り出す部分を最小限にした」とすれば問題ないのじゃない?

ム:むぅ。完全に納得した訳じゃないけどif戦記だもんね。ある程度ムチャな設定があった方が面白くなるだろうから、とりあえずは認めよう(何故か上から目線)。それじゃ続いてサイズ的な問題。図で見るとだいたい120x20mくらいだよね。このサイズで離着艦は可能なの? 図にはカタパルトが描かれてるけど『1式射出機』って事は、完成時には絶対ないよね。なら完成した頃はどうやって艦上機を飛ばしたの?

ガ:工事終了は36年中頃くらいかな。確かにその時には『1式射出機』は存在しないでしょうね。でも当時搭載されていたのは複葉の『95式艦上戦闘機』だろうから、カタパルトがなくても充分離艦できたはずよ。その後『98式射出機』や『99式射出機』を飛行甲板向けに改造したものを試験的に搭載して、『96式艦上戦闘機』などの射出実験は行ったはずよ。着艦の方はアレスティングワイヤがあるから問題ないのは分かるわね。

※『98式射出機』『99式射出機』についてはそれぞれ「火薬式:燃焼ガス圧型」「火薬式:蒸気発生型」に分類されるカタパルトです。[【ヨアケマエ】世界の兵器紹介]の第8回でそれぞれの方式について紹介しておりますのでそちらをご覧下さい。ただし『98式射出機』『99式射出機』個々についての性能などはまだ確定しておりませんので、詳細に関しては公開されるまでお待ち下さい。

ム:それくらいは分かるよぉ(ちょっとご立腹)。でもわざわざそういうって事は結構実験艦的に使われてたって事だよね。それで空母の運用能力が上がるのならいいのか。こんなおかしな艦でちゃんと運用できれば、大っきくて真っ直ぐな飛行甲板の正規空母ならもっと安全に離着艦できる証明になるしね。

ガ:そこまで言わなくても(自分の事のように悲しい)……その頃普通の空母でもカタパルトの試験は行われていたみたいよ。同型艦があるなら一方に装備してね。

ム:史実と違って日本の方がカタパルト先進国だったという設定がビックリなんですけど(本気で驚いている)。if戦記ならではのトンデモギミックっぽいけどね。あと右舷後端には舷側エレベータまであるんだ。ホントどんだけ時代先行ってんだよって感じだね。

ガ:それは流石に否定できないわ(頬をポリポリ)。いわゆる「超兵器」はなるべく出したくないと言っている作者でも、少しは時代先取りのアイテムを取り入れたいみたいでね、それで史実世界の10年先を目安に当時の日本(及び全世界も含む)にはなかった技術を投入しているみたいなの。この『扶桑』型では基本的に飛行甲板だけみたいだけどね。

ム:そして右舷側は現代ならヘリの駐機場所的な水上機甲板。ホント「強襲揚陸艦」というジャンルに偽りなしだねぇ。

ガ:なんか水上機用甲板の説明を割愛するような流れだけど、ページ数を増やさないためには仕方ないわね(いいのか?)。後作者から訂正というかお詫びのコメントが。「後部艦橋に関して、戦艦時代のものをそのまま使用してしまったために航空機運用には必要ない装備が描かれています。いずれ機会がありましたら訂正したものを公開してみたいと考えておりますので、それまでは想像の目でご覧になって下さい」だって。ちゃんと考えてから描いて、そして公開しなさいよ、って感じよね、全く(呆れている)。

ム:確かにね。それじゃ飛行甲板に関してはこれくらいでいいかな。その下にちょっと気になるものを見つけちゃったから。飛行甲板の下で真っ直ぐ伸びている棒みたいなヤツ。

ガ:それは大発などの揚陸艇を収容するためのガントリークレーンね。

ム:ガントリークレーンって港でコンテナなんかを持ち上げてるヤツ?

ガ:そう。でも厳密には少し構造が違うから「ガントリークレーン」的な、と言った方が正しいかも知れないけど、役割は同じだし、ややこしくなるから「ガントリークレーン」と言わせてもらうわね。装備する目的は最初に述べた通り、大発等揚陸艇を収容するためのクレーンよ。その能力は結構高くて、25mの特大発(約30t)に『2式中戦車』(約30t)を載せた状態で収容する事ができるのよ。バランスに気をつければね。

ム:合計60t超持ち上げられるってすごい能力じゃない? パッと見かなり華奢なのに、それだけのものを持ち上げられるなんて。

ガ:確かに厳しそうだけど大目に見て(懇願)。普通のクレーン(デリック含む)ならもっと重いものを持ち上げられるものもあるのだから、重さが分散される分何とか持ち上げられる事ができるって。

ム:まあここでリアルを求めても仕方ないしね。それに軍艦だから商用のコンテナを扱う港湾のガントリークレーンより無理が利くって考える事もできるから問題なし。それよりブームの間にあるしましまとかバッテンの所がハッチって事でいいの?

ガ:その通り。左舷側の縞になっている方が閉じている状態で、右舷の方が開いている状態を表しているわ。そのハッチから直接「大発格納庫」にエントリーできるようになっているのだけど、これ以上の説明は「大発格納庫」の説明時にした方がいいわね。

ム:それについてはりょーかいっ。でもさっきガンちゃん「厳密には…」って言ってたけど、何が違うの? 細部まで見れば違いはいくらでも探せるけど、パッと見ただけでは普通にガントリークレーンじゃない?

ガ:実はこのクレーン、艦首側のブームが後方に折りたためるようになっているの。主砲の射界を少しでも広くするためにね。そういう「本物の」ガントリークレーンにない機能が備わっているから「厳密には…」という言葉が出てくるのよ。

ム:そのくらいなら問題ないんじゃない? たいていの人ならガントリークレーンに見えればガントリークレーンと呼ぶだろうし。詳しい人でもない限り「クレーン」と「デリック」の見分けがつかないのと同じで(結構乱暴な意見を言ってるし…)。

ガ:そういうものなの? それならばこの装置はちょっと変則的なガントリークレーンという事で話を続けさせていただきます(あっ、流された)。次は話の流れ上「大発格納庫」といきたいところだけど、その前に格納庫や兵員室がどのような階層になっているか見てもらった方が良さそうね。という事でまずは下の画像をご覧下さい。



挿絵(By みてみん)

/扶桑側面



ム:へぇ~、こういう風になってるんだ~。色分けしてくれてると分かりやすいねっ。

ガ:でしょう。よくよく見ると修正が必要な所もあるようだけど、だいたいこのような配置である事が読者の皆様に分かっていただけたら充分なので、今のところはこのままいくらしいわ。

ム:確かにもう少し細かな説明がないとそこがなんなのか分からないし、同系の色でも濃いところと薄いところを用意した意味が分からないねぇ。それに上から見た図もないと重なっているところがどうなってるか分からないよ。

ガ:そのあたりについてはこれから行う各フロアごとの説明で詳しく話すから、それまで待ってて。読者の皆様もそのようにお願いします。

ム:だったら早く説明プリーズっ! 我々は情報を切に求めているっ(どういうノリ?)

ガ:はいはい、分かったから。ではまず揚陸艦のキモともいえる「大発格納庫」説明しましょう。とりあえずは下の画像を見てね(と言って図面を取り出す)。




挿絵(By みてみん)

/大発格納庫


挿絵(By みてみん)

/大発格納庫側面


ム:ああっ、これなら分かりやすいっ……って言いたいところだけど、まだまだ分かりにくいって言うか聞いた事ない単語もあるからちゃんと説明もしてっ。この『中発』って何なの? 『小発』『大発』なら知ってるけど。

ガ:まずはそこから説明しないといけないわね。『中発』は史実の『大発』とほぼ同じものよ。多分この辺の小型艇についてはまとめて解説する機会があると思うから、詳細についてはそれまで待っていただくとして、『中発』と名前を変更したのはより大きいものが存在しているからね。【ヨアケマエ】世界では史実より強力な戦車を登場させるみたいだから、それらを揚陸させるために揚陸艇も大型化する必要があったのよ。それで史実の『大発』を『中発』としないといけなくなったのね。同じ図の中にある『特大発』などを普通に登場させるためにね。

ム:その『特大発』と比べると『中発』が子供に見えるね。でも史実『大発』=『中発』でも戦車は揚陸できたはずじゃない? それなのにそこまで大きくする必要ってあるの?

ガ:史実の『大発』は13tの『八九式中戦車』をかろうじて搭載して揚陸できる程度の能力しかないわ。だから【ヨアケマエ】オリジナルである20t級の『1式中戦車』どころか史実の『九七式中戦車』(16t)すら運べないみたいなの。それで史実でも『97式』が運べる『特大発動艇』が作られたり、『四式中戦車』のための『試製大型発動艇』が作られたのだから。そう考えれば大きな揚陸艇は考えておいた方がいいでしょ。

ム:(頭をかきかき)そう言われちゃうと何も言えないなぁ……これらの小型揚陸艇の詳細はいずれ紹介されるんでしょ? でも大雑把でもいいから少しは説明して欲しいな。でないとイメージできないよ。

ガ:あくまで最小限の事だけね。『扶桑』型強襲揚陸艦に搭載されていた『中発』は全長15m全幅3.5mで搭載量は武装兵員70人か貨物12t、『89式中戦車』か軽戦車なら1両。エンジンは統制型か統規型ディーゼルエンジン1基120hpで9kt。『特大発』は全長25m全幅4.5mで搭載量は武装兵員120人か貨物25t、車両は最大『2式中戦車』1両か中型トラック2両。エンジンは統規型ディーゼルエンジン2基400hpで11ktってところかな。もっとも『扶桑』型は他の発動艇を作戦に応じて搭載する事ができるようになっているけどね。いざとなったら魚雷艇や特殊潜航艇も運搬可能よ。

ム:って事は敵艦隊の近くで魚雷艇とかばら撒く事もできるねっ。太平洋のド真ん中はキツそうだけど、ソロモン海戦とかなら面白くなりそうじゃないっ?(目がキラキラ)

ガ:それはちょっと危なそうだから運搬だけになるでしょ。むしろ敵艦隊の前に機雷をばら撒く敷設艦として運用した方が安全かつ有効だと思うわ。狭い海峡の真ん中に機雷原作られたら厄介だろうし。それよりもしかしたら作者がそういう話の流れを作っているかも知れないから、ネタバレになりそうな事をポロッと言うのは止めてあげて。

※作者的にはそこまで細かな事は21/10/11現在考えておりません。

ム:はーい。

ガ:それじゃあ「大発格納庫」の話を進めるけど、平面図を見てもらえば分かるように格納庫内には『中発』が14隻、『特大発』が8隻搭載されているわね。もちろんこれは一例だけど、この編成が基本となるらしいわ。何故なら『特大発』には主力中戦車が搭載できるのだから8隻で2個小隊8両の揚陸が可能になるの。しかも『扶桑』と『山城』は2隻1組で運用されるから1個中隊16両の戦車を揚陸できるのよね。これだけ戦車があれば橋頭堡を築くのもやりやすくなるでしょうね。想定している『2式中戦車』は75㎜砲を搭載しているから敵陣地の破壊も可能だし、万が一撃破されても歩兵の隠れる壁になってくれるのだから。『2式中戦車』でない、それこそ改造された当初の『89式中戦車改』であっても効果はあったでしょうし。

ム:なら全部『特大発』と『2式中戦車』の組み合わせにすればいいのに。開口部…つまり搬入口の下にも入れておけるならギリギリ16組載るんじゃない?

ガ:あくまで無理をすればね。それに戦車って接近戦に弱いから歩兵に守ってもらわないと簡単に撃破されてしまう事もあるのよ。むしろ戦車は戦車専用の揚陸艦に任せて『扶桑』型は兵員の揚陸に専念した方がいいくらい。14隻の『中発』では一度に運べる歩兵の半数しか揚陸させられないんだから。それでもこの組み合わせを基本としたのは『扶桑』型だけでも作戦を実施できるようにするため。『中発』だってトラックなどの車両は載せられるから、上陸作戦の第一陣は『扶桑』型2隻だけでもなるのよ。もちろんすぐに本格的な部隊の投入が必要でしょうけど。

ム:そっかぁ(納得した様子)。この『扶桑』型はムチャクチャ強力な「露払い」って事だね。戦艦並みの火力と軽空母並みの制空力で道を切り開きながら防御の手薄な敵陣地を叩くには最適な兵器って…

ガ:ムラリン、い・い・か・たぁっ!(軽ギレ) ちょっと食い気味にツッコんじゃったけど、流石に少しは表現に気を遣って。でないと『扶桑』型に関わる人達に失礼じゃないっ。

ム:そうだね、ゴメン…(反省してる)…そういえば『中発』とかって作戦によって自由に搭載する種類を選べるんだよね? 特殊潜航艇なんかも積めるくらいだし。でもそうなると格納庫の床ってどうなってるの? 『中発』なんかをスムースに動かすためのレールとか必要だと思うんだけど、『小発』と『特大発』じゃ大きさが違いすぎてレール同士の間隔やカーブなどが合わないんじゃない?

ガ:それについては心配ご無用。滑り台とかでも使われているローラーが甲板全面に敷き詰められているから縦方向には「ころころ~」って簡単に動かせるわ。そして複数本用意されている可動式エンドレス・ワイヤーで引っ張る事で発動艇達を連続泛水可能。これは史実の『神州丸』などと同じね。ただちょっと違うのは最後のところが反転台ではなくてスリップウェイ方式な事かしら。傾斜を工夫すれば反転台より衝撃を小さくできると考えたのではないかしら、作者。

ム:ガンちゃんの「ころころ~」ってカワイイ~(はぁと)

ガ:(まんざらでもなさそうに)茶化さないでっ…ってのはおいといて、搬入口から格納庫までもちゃんとワイヤーがあるし、格納庫内には横に動かすための装置もある。それに時化ても発動艇がズレないようにしっかり固定できるポイントも複数ある。発動艇の格納庫としてはケチの付けようがないくらいしっかりしてるわ。ただ兵士用の通路は壁際にしかないから、歩兵さんにはあまり優しくないかも知れないわね(申し訳なさそうな笑み)。

ム:コロコロ回るパイプの上は歩きにくそうだね(こっちは面白がってる)。それより潜航艇や機雷はどう積むの? 潜航艇は船底が丸いだろうし機雷はトゲトゲしぃしだし、ローラーには向いてないと思う形だよねぇ。

ガ:(少し考えるように)その場合は一時的にレールを敷く方が楽かしらね。そうすれば台車が使えるし、そもそも機雷には係維器側に車輪が付いているからレールの方が都合いいだろうし…

ム:ま、色々工夫できそうだね。レールと干渉しないようにローラーを敷いておけば、余計な手間がいらなくなるだろうし。

ガ:ムラリン、それ使えるっ。早速作者に教えてあげましょ。

ム:流石に作者もそれくらい考えてるよぉ。多分先に完成した『神州丸』で色々試すだろうからね。そうでなくても陸軍への対抗心からより良いものを作ろうと頑張るだろうし。

ガ:それはそうね。なら「大発格納庫」の説明はそろそろ終わりでいいかしらね…って最後に1つ肝心なものを忘れるところだったわ。発動艇などを発進させるための門扉なんだけど、『神州丸』などと異なり観音開きでなく現代の強襲揚陸艦のように下に開くようになっているわ。最初は上にスライドさせる方法を考えていたようだけど、万が一を考えると、ね。

ム:なんで観音開きじゃダメなの? それが一番パワーがいらないような気がするんだけど。

ガ:確かにそうなんだけど喫水線より下の部分にかかる水圧を考えたら結構力が必要でしょ。なら下開きでもいいかなって思ったみたいなの。だけど現代のエアクッション艇と違って泛水のタイミングで水没しない程度に沈み込むと思うから、もう少し考えてみる必要があるかも知れないわね。なのでもしかしたらこの部分は変更されるかも知れませんのでご了承ください(ペコリ)。

※作者からもお願いいたします。

ム:それじゃこれで「大発格納庫」の説明はホントに終わり? じゃ次は何を説明してくれるの?

ガ:次は陸軍兵士達を運ぶ兵員室の説明ね。丁度格納庫の上にある訳だし…といきたいところだけど今回はこの辺で一区切りしたいと思うわ。前回からかなり間が開いてしまったから作者としても修正したいところはあるだろうから。

ム:でもサボって間が開いてしまったのは作者のせいでしょ? もうちょっと頑張らせたら?(ちょっとムッとしながら)

ガ:私だってそうしたいけど、あまり無理させるとあの作者、また長期休載に入るわよ。だったら今回はこの辺りで一旦休ませてあげましょ。

ム:ホント、ガンちゃんは作者に甘いんだから。でも私も早く次を見たいから大目に見てあげましょうか。【ヨアケマエ】世界だけでなく、別の名前で他のお話書いてるみたいだし。

ガ:私的には【ヨアケマエ】に集中して欲しいのだけど、書く能力と考えつくスピードが一致してない人だからね…思いついてしまった事を形にしないのはもったいないと思うから仕方なく許してるのだけど…(とても淋しそうに)だけどあの内容はちょっと許せないかなあ……ホント浮気者なんだからっ(ぷぅっとほっぺ膨らましている)。

ム:ガンちゃん、それ完全にダメな夫に言う言葉(かなり生温かい目で)。

ガ:べっ別にあんな駄目な奴の嫁になったつもりわないけどっ(顔真っ赤)……ともかくっ、今日はこの辺でおしまいっ! いいわねっ!(何かを誤魔化すかのように)

ム:はいはい(肩を竦めながら)。それじゃあみんな、続きはなるべく早く書かせるから待っててねーっ♥(手をブンブン)

ガ:ホント続きは早く書かせなきゃ(不穏当な笑みを浮かべて)。



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