女神と木こり
偉い人からとある泉の管理を任されたわたくしは、泉の底で待機していました。
「どこも似たような番組ね~つまんないわー」
すると突然わたくしの頭上に斧が落下してきたのです。
ギリギリ避けられたものの地面に刺さる斧に戦慄が走りました。
「いったい誰よ!!危ないじゃないの!!」
女神だから死なないけど、とにかく斧を落とした奴の顔を拝みにいきました。
「すいません!!すいません!!」
するとそこには頭を垂れながら必死に謝る男がおりました。
「顔をあげてください」
さっき云った通り顔を拝んでやろう―――
「あの…その汚い斧僕のなんですけど返しても…やっぱりダメですよね、はは」
あげられた木こりの顔は美しい、わたくしは驚きのあまり目が飛び出そうになりました。
「普通の斧と金の斧と銀の斧とわたくしのメアド…受け取とるなら明日も来てね」
なんといっても木こりはすさまじいイケメンだったので普通の斧に特典を付けて返してあげることにしました。
次の日、木こりはわたくしにに会いに来てくれたのか―――それはまた別のお話