ヒロインになれない七伏冬子はヒロインになりたい
北崎稲荷は新進気鋭の高校生ラノベ作家。この世の何よりもラノベを愛する稲荷は、作家としての成功を目指す他にもう一つの夢を抱いていた。それは笑いあり涙ありエッチなハプニングありの「ラノベのような青春を送る」こと。だが現実はキモオタに甘くなく、稲荷は学校中の女子からキモ崎と蔑まれる悲しみの毎日を送っていた。だがある日、真夜中の学校を訪れた稲荷は偶然にも一人の少女の秘密を知る。世界の全てを拒絶するかのごとく、どんな時でも氷のように冷たい表情を浮かべていることから『雪女』と呼ばれ敬遠されている銀髪の美少女、七伏冬子。そんな彼女の心に秘められた本当の願いとは――――。夢を追いかける少年と現実に絶望した少女が原稿用紙の上に紡ぎ出す、学園青春ヒロイックコメディ。
プロローグ
『WORLD=P2』第四章・百八十五~百九十二ページ
2014/12/03 09:06
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一話:その日、空からパンツが降ってきた
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2014/12/03 09:22
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2014/12/07 06:17
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2014/12/20 20:15